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トホシテントウ
/ OLYMPUS OM-D E-M1, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro 深度合成モード.

カラスウリの葉にその姿が目立ち始めたトホシテントウ。ウリ科の野菜を食い荒らす害虫としても知られますが、カラスウリならいくら食べても文句を言う人はいないでしょう。

テントウムシは小さく厚みのある昆虫なので、相当に絞り込まないと全身にピントを合わせることは難しいのですが、こんなときこそ深度合成の出番。風で揺れさえしなければ、前後のボケを生かしながらも虫の体にはキッチリとピントの合った写真が撮れます。

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アマガエル
/ OLYMPUS OM-D E-M1, M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro 深度合成モード.

近くでお昼寝中だった、アマガエルさんも深度合成で。深度合成で撮影すると、どんなものでもその質感描写に驚かされます。このアマガエルも皮ふの微小な凹凸からシワの1本まで、まるで今目の前あるかのように写しとることができました。

これに慣れてしまうと、普通の撮影では物足りなくなってしまうから困りもの。やがて技術が進化すると、飛んでいる虫、走り回る虫も深度合成できるようになるのでしょうか。カメラメーカー各社には、深度合成に限らず、我々が思いつきもしないようなあっと驚く新技術、期待したいものです。

2016年5月14日撮影 神奈川県藤沢市
[昆虫の深度合成は・・・]