2019年10月08日

時間

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オオキトンボ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 40-150 mm F2.8 PRO.

日本最大のアカトンボ、オオキトンボ。かつては全国に広く分布しましたが、いまや8府県に残るのみ。それもごくわずかな生息地で細々と世代をつないでいる状態。

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オオキトンボ 連結産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 40-150 mm F2.8 PRO.

もともと沿海部の大湿原や大河川の三日月湖などに住んでいたであろう彼らですが、現在の日本ではおもに平野から丘陵地の浅く大きな池に生息し、特に秋に水を抜いて岸辺の泥が露出するような環境を好みます。この愛媛北部のように雨が少ない地域で稲作が行われている所では、ため池が多く、かつ水を入れたり抜いたりといった管理がちょうどオオキトンボの生活史に合っていたため、繁栄できたのでしょう。

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オオキトンボ 連結産卵
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 7-14 mm F2.8 PRO.

しかしこの地域のため池もずっと安泰というわけでもありません。ため池の改修やそれに伴う管理の変化、水質の悪化などオオキトンボをとりまく環境は年々悪化しているように感じます。

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オオキトンボ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 7-14 mm F2.8 PRO.

オオキトンボの最後の砦となりそうな愛媛県北部のため池群。この先いつまでも人とオオキトンボが共存していくには、どうすればいいのでしょうか。考える時間はあまり残っていない、かもしれません。

2019年10月4日-7日 愛媛県

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photombo at 22:50│ トンボ | 国内遠征
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