2020年01月12日

伊豆山中の長い夜 後編

P1110035
ベニヒラタムシ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

昨晩の撮影行から、フユシャク以外の虫たちを。

木肌を這っていたベニヒタラムシ。山間部でフユシャクを撮影していると、しばしば出会う美しい甲虫。このときの気温は約4℃。この仲間は成虫・幼虫ともに肉食性だと言いますから、あるいは餌となる小さな虫でも探しているのかもしれません。しかしこの真冬に・・・

P1110023
クチキウマの一種
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

こちらは林さんが「ここにいますよ!」と教えてくれたクチキウマ。久々に見ましたが、独特の存在感があっていい虫です。しばらく撮影しているとライトやストロボを嫌がったのかゆっくりと歩いて樹洞の中に消えて行きました。もうすこし撮りたかったのですが。

P1110224
マダラカマドウマ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

今度は僕の方から「またクチキウマがいました!」と林さんに声をかけると、近くで確認して一言「ケッ、こんなのタダのマダラカマドウマですわ!」(笑)。あ、ほんとだ・・・先入観はいかんなぁと思いつつ一応撮影しておきました。

P1110221
シンジュサン 繭
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

クロガネモチと思しき木の枝に、鉛銀色に輝くシンジュサンの繭がぶらさがっていました。中身の蛹が入っているのではと期待しましたが、林さんが確認したところ、空っぽだったようです。残念。

P1110085
ウスタビガ 繭
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

こちらは時期的に空っぽで当たり前のウスガタビガの繭。ライトを当てるとよく反射して輝いて見えました。葉の落ちる冬場はともかく、シーズン中は周囲に溶け込んで保護色になる昼間より、夜に探した方が効率がいいかもしれません。

P1110096
コブハサミムシ
/ OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II, M. ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro. マクロフラッシュ STF-8.

街灯に複数の個体が飛来していたコブハサミムシ。冬季に繁殖するだけあって寒さには強いようです。それにしても、真冬の夜に活動する虫が少なくないことに驚かされます。しばしば「冬は撮影はお休みですよね?」と尋ねられるのですが、昆虫写真家も冬休みはないのです・・・。

2020年1月11日〜12日 静岡県・伊豆半島

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photombo at 22:55│ 昆虫いろいろ 
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