2020年01月24日

正しいのはボク

サンドイッチをご馳走になったボク達はきっと彼が家に招待して
くれるのかもしれないと考えるようになった とにかくグイグイと
引っ張りまわされてはいるけど親切一杯だ それでこれからチャイを
飲みに行くとカフェに移動する そこで知り合いが2人合流した 一人は
警察でもう一人は軍人という 現金のやり取りがあって
事実が発覚した ボク達をもてなしてくれた男の家は今親戚が
集まっていて泊めたいのだけど眠れる場所がないということ

となると野宿するのにどこかいい場所はないかと尋ねるとウィリアムが言った
「オレ達今日はホテルに泊まった方がいいと思う」
ボク「え?なんで」
ウィリアム「明日のカウチサーフィンホストと連絡取りたいしゆっくりしようぜ」
ボク「ゆっくりって今何時だ?もう11時になるところだぞ こんな時間にチェックイン
して数時間眠るだけになんで金払わなきゃならない?ボクは嫌だね 寝るだけなんだ
どこかキャンプできる場所があるはず」
ウィリアム「こんな都会の中で寝れる場所なんかないよ」

ボクは事情を説明してキャンプ場まで連れて行ってもらえることに
なったのだけどウィリアムは気に入らないようだ ブツブツと文句ばかり
言いやがる

ボク達が連れてこられたところは湖の砂浜があるわりかし静かな場所だった
運転手はこんな場所しか提供できなくてすまないと言って別れた
ウィリアム「あぁぁ何だよここ オレ達何キロ中心から離れちまったんだ
あしたはカウチサーフィンのホストが住んでる中心までここからまた
戻らなきゃならないなんて‥‥賢い人間のすることじゃないぜ
ボク「何が言いたいんだよ 静かで人もいない 一晩眠って明日の朝ここから
ヒッチハイクすりゃいいだけの話じゃないか」
ウィリアム「オレは連絡したかったんだ ひょっとしたら前日だけど
泊めてくれるかもしれない」
ボク「あぁそうかもしれないがもう遅い時間だ」

ウィリアムはそれでも文句を言っていた
その日は風もなく空にはもうすぐ満月になる月が湖面を
明るく照らしていた

つづく

ケチって言うなよ
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