神様の話
2021年09月25日
ギリシャの風に乗る 中編
歩いてギリシャを抜けてやると決めた矢先のボクを拾ってくれたのはジョージ
ギリシャ人だが先祖を辿っていくとコーカサス地方の出身らしい
ボクが旅してきたアルメニアやジョージア アブハジアの辺りで心優しい山の民だ
仕事は農業で綿花を育てて輸出しているそうだ あと熱狂的なサッカーファンで地元のチームを応援するために週末はテッサロキニまで車で移動するほどその運営にも関わっているみたい
今日は木曜日で土曜日だったらテッサロキニまで乗せて行ってやれるのにと親切に話してくれた ボクは残念だと言いながらも気持ちは乗せてくれただけでもう一杯だった
真っ白で小さな家できれいに手入れされていてジョージはそこに一人で住んでいるようだった 年齢は訊かなかったけど60歳くらいか いや意外とボクより少し上の50代中くらいかもしれない····愛犬と愛ネコの写真ばかりで子供や奥さんの写真は見ることが出来なかった
つづく
ギリシャ人だが先祖を辿っていくとコーカサス地方の出身らしい
ボクが旅してきたアルメニアやジョージア アブハジアの辺りで心優しい山の民だ

今日は木曜日で土曜日だったらテッサロキニまで乗せて行ってやれるのにと親切に話してくれた ボクは残念だと言いながらも気持ちは乗せてくれただけでもう一杯だった

コモティニに行ってどうするのかと訊かれたからテッサロキニまで少しずつ近づいてくだけで今はカバラという港町を次の目的地にしてると答えたらジョージは少し考えてスバラキは食べたかと言った ボクがないと答えるとそれを食べてカバラに行こうと言い出した
ジョージはコモティニの事務所に寄って書類を手にするのだけでその後は自宅に帰るだけだから連れて行ってやると言うのだ カバラっていったらコモティニからさらに45㌔先の街だ
ボク「ちょっと待ってくれよジョージ 君はカバラに何か用事でもあるというのかい?」

ボク「ちょっと待ってくれよジョージ 君はカバラに何か用事でもあるというのかい?」
ジョージ「別に何もない いいじゃないかどうせ自宅に帰るだけで何もする事がないのだから2人でカバラまでドライブしよう」
ボク「でも····なんでそんなに親切なの
」

ジョージ「····オレも昔はよく旅したんだよお前みたいに荷物担いであちこち出かけてた そこで沢山の親切な人達と出会った 沢山助けてもらったんだ」
ドライブ中ジョージは今亡きオヤジさんが18歳の時に自力で建てたというその自宅の写真を見せてくれた
真っ白で小さな家できれいに手入れされていてジョージはそこに一人で住んでいるようだった 年齢は訊かなかったけど60歳くらいか いや意外とボクより少し上の50代中くらいかもしれない····愛犬と愛ネコの写真ばかりで子供や奥さんの写真は見ることが出来なかった
その代わりジョージには天使と呼んでる女性がいる 恋人なのかと訊いたら違うと言い切った ただ一緒にいるだけで幸せな気分になれる女性なのだそうだ
途中クサンチという町で食後のコーヒーまでご馳走してれたジョージは車を走らせながらちょっとした観光案内もしてくれて1時間後車はカバラの中心街に到着した
ボク「本当にどうもありがとう なんて言ったらいいのかお礼の言葉がみつからないよ 君のような親切な人と出会えて楽しい時間を過ごせてボクは本当に幸せだ」
ジョージ「オレも楽しかった 道中気を付けて楽しい旅を続けてくれよ」
連絡先を交換して別れ走り去るジョージの車を見送りながらボクは神様は信じないと言った彼の言葉を思い出していた でもジョージが言いたかったのは神様を信じて足しげく教会に通い祈っている暇があるならもっと人間同士で助け合えと言う意味だ 人を信じ尊敬し分かち合う事の方が神様よりも大事だという事を彼は言っていたのだ 教会に行かず神に祈らずボクを見つけて拾って時間をかけてカバラまで乗せてくれたジョージはきっと神様に違いない 神様だから教会に行き祈る必要もない ボクは遠ざかるジョージの車を見ながらまた神様に感謝した
つづく
photon_5d at 12:08|Permalink│Comments(0)
2020年02月09日
神様からのメッセージ 後編
ガスステーションは出来たばかりの清潔感で夜中近くにもかかわらず割と多めの従業員が働いていると思った 多分親戚家族で経営しているのだろう
みんな暑苦しいほどのハイテンションでビデオチャットに付き合わされた
多分100人の知らない人に愛想笑いを振りまいた
スター気分で手を振るたび嬌声と質問が画面に現れた でもボクたちは今夜の寝場所を提供してもらえた
それはガスステーションのすぐ隣に建っているこ汚い(とは失礼だ
)けどちゃんとしたプレハブだった
だけど荷物を置くために中を覗いて驚いた
人生において深く刻まれる衝撃を受けた
そこはイスラム教徒が1日5回の祈りを捧げる空間でボクはやっぱり暑苦しい感じを持った(と言ったら失礼だ
)
だってこの国の人達は1日沢山お祈りして時には絶食もしてそれを当たり前と考えてるのが殆どでその力は長年この場所に集まって溜まっているのだよ そんな場所が当たり前のようにガスステーションに併設されているのだよ 思えばインドも宗教色の強い国だけど寺で眠った事もあったけど これまで感じたことの無い圧迫感がボクにはあった
心の深くで本当にここで眠ってもいいのかい
という圧迫感だった 決して悪い気持ちじゃなくて エーなんで初めて会う人なのに親切なの お菓子くれて水も店の商品で夜は冷えると案じて奥からストーブ出してきてくれて理由なしでよく来たな大歓迎だいつまででもここに居ろっていう気持ちが集まって固まっていたんだこのプレハブの中に
義務をこなした気分でプレハブに入った時ウィリアムはすでに横になって部屋の端っこに横たわっていた 反対の端っこに寝ようと思ったのだけどそこは引き戸に最も近く隙間風も入り込むから真ん中にしようとしてハタと思った
ココは祈りを捧げる場所
眠ってる間に誰かやってくる可能性は十分ある(実際来た)から仕方ないけどウィリアムの隣にくっついた
ウィリアム「なんでこんなに広いのにくっついてる?」
ボク「お前に興味はないからな
」
ウィリアム「俺だって
何してたずいぶん遅かったじゃないか」
寝袋に包まっている奴の声だけを聞きながらボクはハリウッドのレッドカーペットを歩いている気分だった話をしながら意識がなくなった
ウィリアムがボクを揺り起こしたので目が覚めた どのくらい意識が飛んでいたのか分からない
ウィリアム「起きろ雨がお前の所に落ちてるだろ」
雨? 次第に音が聞こえてきて外が嵐になっていることが分かってこの部屋が雨漏りしていて確かに雨粒が4秒に一滴の間隔でボクの寝袋を濡らしていた
ウィリアム「俺んとこも落ちてんだ」
辺りはまだ暗くボクらは寝場所を移動して雨漏りしない場所を探すのだけど不思議な気持ちがしていた 雨漏りはピンポイントでボクとウィリアムの頭上めがけて落ちていて他のどこも濡れていない
再び目を覚ましたら辺りは明るくなっていたけど雨と暴風は止んでいなかった ボクはウィリアムに言ったんだ オレたちラッキーだったテントじゃとてもこの雨風は凌げないと
ウィリアム「それもそうだけどそれ以上のものがある」と言って天井を指していった「もう雨漏りしてない
」
つづく
熱狂おしく押していい
↓

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みんな暑苦しいほどのハイテンションでビデオチャットに付き合わされた








だってこの国の人達は1日沢山お祈りして時には絶食もしてそれを当たり前と考えてるのが殆どでその力は長年この場所に集まって溜まっているのだよ そんな場所が当たり前のようにガスステーションに併設されているのだよ 思えばインドも宗教色の強い国だけど寺で眠った事もあったけど これまで感じたことの無い圧迫感がボクにはあった



義務をこなした気分でプレハブに入った時ウィリアムはすでに横になって部屋の端っこに横たわっていた 反対の端っこに寝ようと思ったのだけどそこは引き戸に最も近く隙間風も入り込むから真ん中にしようとしてハタと思った


ウィリアム「なんでこんなに広いのにくっついてる?」
ボク「お前に興味はないからな

ウィリアム「俺だって

寝袋に包まっている奴の声だけを聞きながらボクはハリウッドのレッドカーペットを歩いている気分だった話をしながら意識がなくなった

ウィリアムがボクを揺り起こしたので目が覚めた どのくらい意識が飛んでいたのか分からない
ウィリアム「起きろ雨がお前の所に落ちてるだろ」
雨? 次第に音が聞こえてきて外が嵐になっていることが分かってこの部屋が雨漏りしていて確かに雨粒が4秒に一滴の間隔でボクの寝袋を濡らしていた

ウィリアム「俺んとこも落ちてんだ」
辺りはまだ暗くボクらは寝場所を移動して雨漏りしない場所を探すのだけど不思議な気持ちがしていた 雨漏りはピンポイントでボクとウィリアムの頭上めがけて落ちていて他のどこも濡れていない

再び目を覚ましたら辺りは明るくなっていたけど雨と暴風は止んでいなかった ボクはウィリアムに言ったんだ オレたちラッキーだったテントじゃとてもこの雨風は凌げないと
ウィリアム「それもそうだけどそれ以上のものがある」と言って天井を指していった「もう雨漏りしてない

つづく
熱狂おしく押していい
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photon_5d at 18:13|Permalink│Comments(0)
2020年01月31日
神様からのメッセージ 前編
ヴァンのような大きな街がヒッチハイクを難しくさせるのはみんな急いでいて忙しく仕事をしているからで車を脇に停めることさえ簡単にはいかない
だから街外れまで抜け出すのが好ましい だけどそこまで行くには距離にして10㌔あった
ウィリアムはココから40㌔の所から船で湖に突き出している小島に行ってそこに建つ教会を見たいんだそうだ でも朝から道路に立ってその船乗り場まで3台の車を乗り継いでやっと着いたときもう5時になっていて船はまだ出航するけど最低16人集まらないと動かないシステムで今から14人集まりそうには思えなかったから諦めて先を目指すことにして2台の乗り継いでバットマンという街を目指す事にした
湖の外周にはキャンプサイトがいくつもあって走る車から見る事ができた
ウィリアムはバットマンでもすでに受け入れてくれるホストを見つけていたけど今夜に関しては見つからなかったので外で眠ることになる 安宿に泊まる選択肢はない
そう考えていた所で2台目の車の運転手がバットマンまで30㌔の分岐点まで行くことが分かって野宿するなら湖から少しでも離れたほうが温度が全然違うと教えてくれてそれなら分かれ道まで乗せてもらおうと言うことでもうすっかり暗い夜10時 ボク達はよくわからない高速道路の出口で運転手にお礼を言って車を降り国道に出ると商店の灯りが見えてとりあえずそこを目指して歩き出すとすぐ 大型トラックがすぐに停まってバットマンまで乗せてやると声を掛けてきた
ボクは飛び乗りたくてウズウズしているウィリアムに言った「こんな時間に街に着いたところで寝場所をを見つけるのはほぼ無理だ 今夜はこの辺りでテントを張って寝た方がいい」 ウィリアムは何か言い返そうとするような顔をして言葉はなかった
ボク「かえって何もないこういう所の方が静かでバットマンは明日でいいじゃないか」
ウィリアム「それはそうだけど勝手にどこでも好きにテントを張って寝るわけにも行かないだろう 許可を取らないと知らないで他人の土地に勝手にテントを張って見つかって問題になるのはゴメンだからな あの商店の人に訊いてみるか」
奴の言い方にはトゲがあった せっかく親切な運転手がこの時間からヒッチハイクはもう無理だろうってタイミングで向こうから乗せてやると声を掛けてきたのに断ったんだ 乗るべきだったと奴は思っている がそこに絶対の自信がない自分に苛立っているのだ ボクの選択に従った自分に それが正しいのかもしれないと迷う奴の気持ちが手に取るように分かった ボクには自信がある 今から街に行って歩き回らなきゃならないのは目に見えてる アイツもそれをわかってるはず 乗ろうとした自分の選択の中で正当な要因を探してそいつを示し「それ見たことか ヤッパリあの時乗ればよかった」と言って自分の正当性や優等性を主張したいのだ でも奴の勝ち誇った顔は見ることがないだろう ボクの言葉はもっと重たい空から降りてきたメッセージなのだから
つづく
押しとけって言ったじゃないの
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そう考えていた所で2台目の車の運転手がバットマンまで30㌔の分岐点まで行くことが分かって野宿するなら湖から少しでも離れたほうが温度が全然違うと教えてくれてそれなら分かれ道まで乗せてもらおうと言うことでもうすっかり暗い夜10時 ボク達はよくわからない高速道路の出口で運転手にお礼を言って車を降り国道に出ると商店の灯りが見えてとりあえずそこを目指して歩き出すとすぐ 大型トラックがすぐに停まってバットマンまで乗せてやると声を掛けてきた

ボク「かえって何もないこういう所の方が静かでバットマンは明日でいいじゃないか」
ウィリアム「それはそうだけど勝手にどこでも好きにテントを張って寝るわけにも行かないだろう 許可を取らないと知らないで他人の土地に勝手にテントを張って見つかって問題になるのはゴメンだからな あの商店の人に訊いてみるか」
奴の言い方にはトゲがあった せっかく親切な運転手がこの時間からヒッチハイクはもう無理だろうってタイミングで向こうから乗せてやると声を掛けてきたのに断ったんだ 乗るべきだったと奴は思っている がそこに絶対の自信がない自分に苛立っているのだ ボクの選択に従った自分に それが正しいのかもしれないと迷う奴の気持ちが手に取るように分かった ボクには自信がある 今から街に行って歩き回らなきゃならないのは目に見えてる アイツもそれをわかってるはず 乗ろうとした自分の選択の中で正当な要因を探してそいつを示し「それ見たことか ヤッパリあの時乗ればよかった」と言って自分の正当性や優等性を主張したいのだ でも奴の勝ち誇った顔は見ることがないだろう ボクの言葉はもっと重たい空から降りてきたメッセージなのだから
つづく
押しとけって言ったじゃないの
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photon_5d at 17:06|Permalink│Comments(0)
2019年02月02日
その5 雨のち晴れ
走行中滑り落ちたのはイランから持ち込んできたガソリンで
1.5リットル容器のペットボトル2本のうちの1本だった
(石油産出国イランはガソリンがべらぼうに安い)
そいつを拾い上げた所で崩れ落ちたボクはちょっと休ませろと
険しい顔でへたりこみ奴はそんなボクを見てふざけた笑みを投げる
てめぇ何がおかしいんだ ヘラヘラするな オレを見て笑うな
っていいかけた所で 車がボクの前に停まった 日産のカッコいい車だった
大丈夫どうした 助けが必要か?
これは俗にいう引き寄せの法則が働いたというやつか?
高速道路みたいな道の上で神様助けてぇと願った直後だった
ウン もう死んじゃう イャラバンに行きたいの 金ないけどというと
その運転手の男は オッケーノープロブレムと言ってボクを乗せてくれたのだ
すげぇ超ラッキー いいぞカセイ
天はまたしても御使いを送ってよこした
車の助手席からメヘランを見ると口をぱっくり開けてバカ面してた
オレはどうしたらいいんだっていうから軽く打合せして
後ろから追いかけて来いと言ってやった
この日産車の運転手の名前はハッチ 確か30歳だ アルメニアという国は
元々ロシアの一部だったので英語を喋る人はあんまりいないけど
カタコトの会話をしながら超快適な車の中で移動する
真っ直ぐな道の向こうにトルコの霊峰アララト山を赤く染め
ながら夕日が沈んでいこうとしていた

聖書の一節 ノアの箱舟が漂着したと言われている霊峰アララト山
助かったぜハッチお前天使だろ?っていいながら
差し出されたフルーツをパクパク食べてるボク
袋の中にはアルメニアのブドウやベリー 小ぶりの桃なんかが
入っていて 全部平らげちゃいそう
お前イャラバンに行ってどうするつもりだ ってハッチが言うから
後ろの友達とグルジア(ジョージア)に行こうとしてるんだけど今日はもう遅いし
宿も予約しているからそこに泊まるつもりっていったら思いがけずハッチは
それなら家に泊まればいいじゃんってボク達を招待してくれた
ボク「ええっ いいの 本当?」
ハッチ「あぁ構わない 今晩は家に泊まって飯でも作って
みんなで食べようじゃないか」
トントン拍子に展開し ボクはハッチの車のサンシェイドに挟んで飾ってあった
イエスキリストの写真の前で十字を切って感謝し(キリスト教徒じゃないけどね)
車は猛スピードで高速道路を駆け抜け午後8時アルメニアの首都イャラバンに到着した

途中給油した時の1枚 左がハッチの車
つづく
神様いつもありがとう
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1.5リットル容器のペットボトル2本のうちの1本だった
(石油産出国イランはガソリンがべらぼうに安い)
そいつを拾い上げた所で崩れ落ちたボクはちょっと休ませろと
険しい顔でへたりこみ奴はそんなボクを見てふざけた笑みを投げる
てめぇ何がおかしいんだ ヘラヘラするな オレを見て笑うな

っていいかけた所で 車がボクの前に停まった 日産のカッコいい車だった

大丈夫どうした 助けが必要か?
これは俗にいう引き寄せの法則が働いたというやつか?
高速道路みたいな道の上で神様助けてぇと願った直後だった
ウン もう死んじゃう イャラバンに行きたいの 金ないけどというと
その運転手の男は オッケーノープロブレムと言ってボクを乗せてくれたのだ
すげぇ超ラッキー いいぞカセイ


車の助手席からメヘランを見ると口をぱっくり開けてバカ面してた
オレはどうしたらいいんだっていうから軽く打合せして
後ろから追いかけて来いと言ってやった

この日産車の運転手の名前はハッチ 確か30歳だ アルメニアという国は
元々ロシアの一部だったので英語を喋る人はあんまりいないけど
カタコトの会話をしながら超快適な車の中で移動する
真っ直ぐな道の向こうにトルコの霊峰アララト山を赤く染め
ながら夕日が沈んでいこうとしていた

聖書の一節 ノアの箱舟が漂着したと言われている霊峰アララト山
助かったぜハッチお前天使だろ?っていいながら
差し出されたフルーツをパクパク食べてるボク
袋の中にはアルメニアのブドウやベリー 小ぶりの桃なんかが
入っていて 全部平らげちゃいそう

お前イャラバンに行ってどうするつもりだ ってハッチが言うから
後ろの友達とグルジア(ジョージア)に行こうとしてるんだけど今日はもう遅いし
宿も予約しているからそこに泊まるつもりっていったら思いがけずハッチは
それなら家に泊まればいいじゃんってボク達を招待してくれた
ボク「ええっ いいの 本当?」
ハッチ「あぁ構わない 今晩は家に泊まって飯でも作って
みんなで食べようじゃないか」
トントン拍子に展開し ボクはハッチの車のサンシェイドに挟んで飾ってあった
イエスキリストの写真の前で十字を切って感謝し(キリスト教徒じゃないけどね)
車は猛スピードで高速道路を駆け抜け午後8時アルメニアの首都イャラバンに到着した

途中給油した時の1枚 左がハッチの車
つづく
神様いつもありがとう
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2017年05月27日
封印解除と龍神様
まっちゃんと一緒に封印解除に出かけると不思議な現象を目の当たりにする
事は確かに多い‥‥
二宮神社に導かれたその一週間後まっちゃんは変わらず光の地球に戻すお務めとして
とある古墳の上にどっかり封じ込めたような祠を解除した
そこはこんもりとした小山になっていてビルで行ったら4階くらいの高さがあった
坂道になってる階段を山肌に沿って登り てっぺんの鳥居までやってきたけど
ボクは鳥居の中に入るのは嫌だったからその手前でまっちゃんの背中を見ながら
待っていた モチロン何も起こらないとは思う だがしかしどんよりした雰囲気
が漂っているのは間違いない 防御策もないボクは結界の外側で待つことにした
終わった後でまっちゃんは随分体力の失われた 弱弱しい龍が出て行ったよ
ってボクに言った そして
「うん 久しぶりに やりがいのある仕事だった‥‥」と呟いた
ボクもふうぅぅんっと同時に安心して手を合わせて古墳を下りた

真ん中の道の向こうに小山のような古墳があった
そしてこの空から爽やかで精細な雨が降ってきた
その直後 全く晴れ渡った空から パラパラ雨粒が落ちてきて
暫くボク達の上に落ち続けた あれはまるで光のエネルギーの
シャワーが降り注いでいるみたいだった
きっとありがとう って言っているんだねってボクは思う
まっちゃんにもそう言ったけどわかんねぇそんなことはって全く関心を示さない
様子だった
男は自分のしている行いに対しての感謝にも賛辞にも関心せず
自分が特別な事をしているとか使命とか見返りとか執着せず
自慢もないし 余計な解釈も 想像も一切挟まないで行動していく事を
ボクに行動で示してくれる
でも確かに水を司る龍神様は感謝の雨を降らしてボク達(正確にはまっちゃんのみ)
にありがとうと言っていたのだ そこは譲らない
つづく
押しがいのあるボタン
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事は確かに多い‥‥
二宮神社に導かれたその一週間後まっちゃんは変わらず光の地球に戻すお務めとして
とある古墳の上にどっかり封じ込めたような祠を解除した

そこはこんもりとした小山になっていてビルで行ったら4階くらいの高さがあった
坂道になってる階段を山肌に沿って登り てっぺんの鳥居までやってきたけど
ボクは鳥居の中に入るのは嫌だったからその手前でまっちゃんの背中を見ながら
待っていた モチロン何も起こらないとは思う だがしかしどんよりした雰囲気
が漂っているのは間違いない 防御策もないボクは結界の外側で待つことにした
終わった後でまっちゃんは随分体力の失われた 弱弱しい龍が出て行ったよ
ってボクに言った そして
「うん 久しぶりに やりがいのある仕事だった‥‥」と呟いた
ボクもふうぅぅんっと同時に安心して手を合わせて古墳を下りた

真ん中の道の向こうに小山のような古墳があった
そしてこの空から爽やかで精細な雨が降ってきた
その直後 全く晴れ渡った空から パラパラ雨粒が落ちてきて
暫くボク達の上に落ち続けた あれはまるで光のエネルギーの
シャワーが降り注いでいるみたいだった

きっとありがとう って言っているんだねってボクは思う
まっちゃんにもそう言ったけどわかんねぇそんなことはって全く関心を示さない
様子だった
男は自分のしている行いに対しての感謝にも賛辞にも関心せず
自分が特別な事をしているとか使命とか見返りとか執着せず
自慢もないし 余計な解釈も 想像も一切挟まないで行動していく事を
ボクに行動で示してくれる
でも確かに水を司る龍神様は感謝の雨を降らしてボク達(正確にはまっちゃんのみ)
にありがとうと言っていたのだ そこは譲らない
つづく
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