夢
2019年07月06日
その7 ボク達の夢
バトゥミ4泊したボク達はトルコに向かって旅を始めたのだけど
一番近くの国境には向かわずトゥルグズボーダーというマイナーな国境を超えるために
海沿いから再び山側に向かっている 毎度わかりづらい地図で説明だ

緑の点がバトゥミ辺りでトルコへは青のラインに沿って簡単に行けるのだけど
ボク達は赤のルートを辿って黄色点のボーダーを目指し山の中へと向かった
全てウィリアムの計画した予定に沿ってボクは何も考えずくっついていくだけ
イランのビザを取得したと言っても1カ月猶予付きのビザだ 要するに1カ月以内に
イランに入ればそこからカウントが始まり丸々1カ月イランを旅行できるというわけだから
それを計算してもう少しジョージアを満喫しようと奴は企んだのだろう‥‥
ジョージアっていう国は手つかずの自然が残されたバックパッカーのための国と言えると思う
物価は安くテントさえあればどこでもキャンプできる(ごくたまにケーサツがキルジョイ)
森に入れば様々な種類のナッツやフルーツが季節ごとにたわわに実る

今は10月だから栗が取り放題だ
自然の中に身を置いて美味しい空気を吸って川のせせらぎを聴きながらたき火をして
炎を見つめていたり夜空の星を眺めたりするとちっぽけな一人の人間と向き合う
そんなちっちゃな人間の考える事なんて全く小っちゃい 明日のことも1年先の事も
そんなことは分からないから考えない 今が全てこの瞬間が未来を決めているのだ
とそんな風な気持ちになる心がほぐれて自分の弱さを隠している強がりがそっと力を抜く
人生50年生きてきたボクの未来なんてどうだっていいよ 先の事なんて考えなくなって
しまった 例え独りぼっちの最期を迎えたとしても未来のボクは大丈夫と言うに違いない
だってボクは毎日楽しんでいるのだもの 最後はきっと沢山の楽しかった日々を昨日のことの
ように思い出しながら息を吐き切るのだろう 残された人生に将来の夢があるとしたら
ボクはそんな事を考える いや夢なんかじゃなくボクはそこに向かって生きていると
大自然の中でそんな事を語っている
ウィリアムは大人びているけどまだ26歳だ両親は彼が生まれてすぐに離婚したらしい
母親に引き取られ母子家庭で育ったけど父親とは結構仲良くやっているようだ
でも実際は色々と問題があるとボクは思っている
13歳の時オヤジさんはイギリスからオーストラリアにやって来てビジネスを成功させた
お金持ちで建設会社の社長でレストランも経営しているそうだ 母ちゃんは生粋のイタリア人で
15歳の時に移って来たからウィリアムは半分イギリス人で半分イタリア人のオーストラリア人
というややこしい国籍だ(イタリアとオーストラリアのパスポートを持っている)
父親は離婚後すぐに再婚したので義理の母もいるし義兄妹もいる
母ちゃんは独りでウィリアムを育て目に入れても痛くないくらい溺愛している
愛情一杯もらって愛が何なのか知っているし心配性でもあり母性的な愛を受け継いでいる
のがウィリアムだ
沢山苦労もあったろうけどしかし母と子の絆は強力だ
その上で父親から十分な養育費がありオヤジさんはイギリスとオーストラリアを頻繁に
行き来しているからいつでも会えるし彼自身イギリスの父親の家にも何度も訪れて過ごしている
しかし他方でウィリアムは超保守派の大英帝国万歳主義の父親の偏見に異を唱えていた
要するにイギリスこそ世界一であとは簡単に言っちゃうとクズみたいな考えを大いに
持っている父親らしいのだ
でもそんな父親の支援で少年時代は俳優養成学校に通って
ダンスや芝居を勉強し楽器も習って短大では旅行経営学も修了させてもらった彼は
父親に頭が上がらない
この旅の資金だってオヤジさんの会社を手伝って貯金した
大人びた思考で折り合いをつけなければならなかった複雑な環境で生きてきたのだ
しかし今ウィリアムは変化の時期にいた 多分ヒッチハイクでボク達が出会うまで
7カ月色んな国を旅してきたせいだ 頭で考えるのかそれとも心で感じるのかウィリアムは
どっちつかずの状況の中にいる あいつの頭の中は便利で快適な生活だ
このまま山岳ガイドの資格をイギリスで取得し旅行業を経営する夢がある
それは何の心配もなく叶う夢だ だけど心の声も聞いていてそれは先の事なんかで
頭を悩ませないで今という瞬間に集中し毎日楽しい事だけを考え行動しフラフラと
気の向くまま誰にも指図されず支援もされず自由に遊牧民のように放浪する人生を生きる事
奴は今回の旅でそんな事を考えるようになったんだそうだ だから奴はボクの話を感心して
興味を持って聴いていた そしてボクに向かってお前はスゴイお前が羨ましいと息をついた
ケダという山の中の川辺でキャンプした夜の事だ 風のない静かな夜だった
温かい炎がボク達2人の心をほぐしていた ウィリアムは素直にお前の人生からオレは
何か学ぶべきことがあるようだと言うからいってやった

今宵のキャンプ地ケダでくつろぐウィル
「ボクから何かを学ぼうなんて思わない方がいい二度とまともな人生を生きれなくなるぞ」って
つづく
カセイカッコいいぞのボタン
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一番近くの国境には向かわずトゥルグズボーダーというマイナーな国境を超えるために
海沿いから再び山側に向かっている 毎度わかりづらい地図で説明だ


緑の点がバトゥミ辺りでトルコへは青のラインに沿って簡単に行けるのだけど
ボク達は赤のルートを辿って黄色点のボーダーを目指し山の中へと向かった
全てウィリアムの計画した予定に沿ってボクは何も考えずくっついていくだけ
イランのビザを取得したと言っても1カ月猶予付きのビザだ 要するに1カ月以内に
イランに入ればそこからカウントが始まり丸々1カ月イランを旅行できるというわけだから
それを計算してもう少しジョージアを満喫しようと奴は企んだのだろう‥‥
ジョージアっていう国は手つかずの自然が残されたバックパッカーのための国と言えると思う
物価は安くテントさえあればどこでもキャンプできる(ごくたまにケーサツがキルジョイ)
森に入れば様々な種類のナッツやフルーツが季節ごとにたわわに実る

今は10月だから栗が取り放題だ

自然の中に身を置いて美味しい空気を吸って川のせせらぎを聴きながらたき火をして
炎を見つめていたり夜空の星を眺めたりするとちっぽけな一人の人間と向き合う
そんなちっちゃな人間の考える事なんて全く小っちゃい 明日のことも1年先の事も
そんなことは分からないから考えない 今が全てこの瞬間が未来を決めているのだ
とそんな風な気持ちになる心がほぐれて自分の弱さを隠している強がりがそっと力を抜く
人生50年生きてきたボクの未来なんてどうだっていいよ 先の事なんて考えなくなって
しまった 例え独りぼっちの最期を迎えたとしても未来のボクは大丈夫と言うに違いない
だってボクは毎日楽しんでいるのだもの 最後はきっと沢山の楽しかった日々を昨日のことの
ように思い出しながら息を吐き切るのだろう 残された人生に将来の夢があるとしたら
ボクはそんな事を考える いや夢なんかじゃなくボクはそこに向かって生きていると
大自然の中でそんな事を語っている

ウィリアムは大人びているけどまだ26歳だ両親は彼が生まれてすぐに離婚したらしい
母親に引き取られ母子家庭で育ったけど父親とは結構仲良くやっているようだ
でも実際は色々と問題があるとボクは思っている
13歳の時オヤジさんはイギリスからオーストラリアにやって来てビジネスを成功させた
お金持ちで建設会社の社長でレストランも経営しているそうだ 母ちゃんは生粋のイタリア人で
15歳の時に移って来たからウィリアムは半分イギリス人で半分イタリア人のオーストラリア人
というややこしい国籍だ(イタリアとオーストラリアのパスポートを持っている)
父親は離婚後すぐに再婚したので義理の母もいるし義兄妹もいる
母ちゃんは独りでウィリアムを育て目に入れても痛くないくらい溺愛している
愛情一杯もらって愛が何なのか知っているし心配性でもあり母性的な愛を受け継いでいる
のがウィリアムだ


その上で父親から十分な養育費がありオヤジさんはイギリスとオーストラリアを頻繁に
行き来しているからいつでも会えるし彼自身イギリスの父親の家にも何度も訪れて過ごしている
しかし他方でウィリアムは超保守派の大英帝国万歳主義の父親の偏見に異を唱えていた
要するにイギリスこそ世界一であとは簡単に言っちゃうとクズみたいな考えを大いに
持っている父親らしいのだ

ダンスや芝居を勉強し楽器も習って短大では旅行経営学も修了させてもらった彼は
父親に頭が上がらない

大人びた思考で折り合いをつけなければならなかった複雑な環境で生きてきたのだ
しかし今ウィリアムは変化の時期にいた 多分ヒッチハイクでボク達が出会うまで
7カ月色んな国を旅してきたせいだ 頭で考えるのかそれとも心で感じるのかウィリアムは
どっちつかずの状況の中にいる あいつの頭の中は便利で快適な生活だ
このまま山岳ガイドの資格をイギリスで取得し旅行業を経営する夢がある
それは何の心配もなく叶う夢だ だけど心の声も聞いていてそれは先の事なんかで
頭を悩ませないで今という瞬間に集中し毎日楽しい事だけを考え行動しフラフラと
気の向くまま誰にも指図されず支援もされず自由に遊牧民のように放浪する人生を生きる事
奴は今回の旅でそんな事を考えるようになったんだそうだ だから奴はボクの話を感心して
興味を持って聴いていた そしてボクに向かってお前はスゴイお前が羨ましいと息をついた
ケダという山の中の川辺でキャンプした夜の事だ 風のない静かな夜だった
温かい炎がボク達2人の心をほぐしていた ウィリアムは素直にお前の人生からオレは
何か学ぶべきことがあるようだと言うからいってやった

今宵のキャンプ地ケダでくつろぐウィル
「ボクから何かを学ぼうなんて思わない方がいい二度とまともな人生を生きれなくなるぞ」って
つづく
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2019年06月12日
その16 ローマンの夢
ウィリアムとローマンはビールを飲んでいてボクはアメリカンコーヒーを飲んでいる
そろそろ寝場所を探そうよぉ‥‥
ボク達3人とも昨日と同じような廃墟で眠りたいなぁという事は一致していた
誰もいなくて眺めが良くて そこで火を起こせて星空を眺めて安眠できる廃墟が
アブハジアには沢山ある
しかしウィリアムは地図を見ながらキャンプ場が山の中腹にある事を発見してボク達に
仕方ないと言った感じで提案してきた
海辺は歩き回ったけど廃墟はどこにも見当たらなかったんだ ゲストハウスなら一杯
あったけど今晩は20分ほど山を登ったキャンプ場で過ごそうという
山の中だから先に水と食料と酒を買い込んで 火を起こすための紙くずなど拾いながら
少しずつ山を歩き始めたのだけど10分くらい登って大分見晴らしのいい場所まで来た時
海の近くに大きな建物が聳え立っているのが見えて3人ともあれは絶対廃墟に間違いない
と確信したからまた下ってそこを目指すことにした
近づくとやっぱり廃墟だった

中々寝心地の良さそうなビルディング(廃墟)

寝場所はここだと言ってるウィリアム
太陽がもうすぐ海に沈むという所でボク達は格好の寝場所を見つけることが出来た
3人で分担を決め 薪を集めたりテントを設置したり石を運んでかまどをこさえたり
効率よく働いて日が沈んだ時は食事の支度が始まった

美しいサンセット

くつろぐウィリアムとローマン
海辺の方から騒がしい音楽が聞こえていた 重低音を効かせたダンス調音楽はシーズンオフ
の静かな町に空しく響いていて夜中を過ぎても鳴りやまなかった ワインを飲み続けた
ウィリアムは一足先に就寝していて 火の傍でチビチビ飲み続けるボクはローマンの
話を聞いている 奴は吞み始めるとずっと喋り続けられる男だった もっとも
呑んでいなくても喋るのが好きな奴だ
見上げる夜空は透明で暖かな火とワインが気持ちをほぐしてくれる廃墟の一隅で
ローマンがしてきた旅の話はボクの心に柔らかさと温かさとそして勇気をもたらし
可能性を広げる光明となって届いている
彼はボクとほぼ同時期に旅を始めてる ベルギーからオーストラリアまで
ヒッチハイクで旅することを決めて国を出た アブハジアに来るまで1年 ボクも
日本を出てここまで来るのにおよそ1年だ 因縁めいたものを感じていた
ブルガリアの首都ソフィアに1カ月半いたという彼はタダでホテル暮らしをしていたそうだ
そこには友達の多いローマンならではの巧みな交渉術と名案が働いていた
頭の回転が滑らかなローマンはホテルにタダで泊めてくれる代わりにベルギーから沢山の友達を
呼んでそのホテルに滞在させる交渉を成立させた いわば自分で簡単なツアー会社を
ちょっとの間設立した ベルギーとブルガリア間の飛行機運賃は往復で100ユーロくらい
だそうだ 1週間くらいの旅行ならちょっと魅力的だと思う友達を沢山持っているローマンは
まず自分の足で観光名所を訪れ歴史を学び交通経路を把握してから声を掛けていった
友達の友達 その友達を無料で案内した 旅人がタダでホテルに泊まれたらそれはもう
十分な利益だ それでも満足してくれた人達は結構なチップをくれたそうだ
ホテル側としても満足でみんなハッピー 彼はそんな風に仕事を作って旅をし
終わったら自分の国に帰ってゲストハウスを始める夢を持っている
そのため世界各国の人気のある安宿に泊まり自分のゲストハウスのイメージを
膨らませてきたという できるだけ低予算で泊まれて消費を抑え空間を最大利用させ
居心地のいい宿にするそんな話をローマンはずっとボクに話している
「ボク達はこの物質消費社会に依存しながら生きているし生きていかなければならない
だけどゴミを減らし無駄遣いを減らしもっとこの星を汚さず暮らせるやり方は
沢山ある ボクは地球と人間に優しくしながら生きていきたいしそれが生き方だし
一人でも多くの旅行者達にボクが構想したゲストハウスに泊まることでそれを伝えて
いけるようにしたいと思っているんだ」
ボクは完成したら必ず君のゲストハウスに泊まりに行くよと言った
つづく
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そろそろ寝場所を探そうよぉ‥‥

ボク達3人とも昨日と同じような廃墟で眠りたいなぁという事は一致していた
誰もいなくて眺めが良くて そこで火を起こせて星空を眺めて安眠できる廃墟が
アブハジアには沢山ある
しかしウィリアムは地図を見ながらキャンプ場が山の中腹にある事を発見してボク達に
仕方ないと言った感じで提案してきた
海辺は歩き回ったけど廃墟はどこにも見当たらなかったんだ ゲストハウスなら一杯
あったけど今晩は20分ほど山を登ったキャンプ場で過ごそうという
山の中だから先に水と食料と酒を買い込んで 火を起こすための紙くずなど拾いながら
少しずつ山を歩き始めたのだけど10分くらい登って大分見晴らしのいい場所まで来た時
海の近くに大きな建物が聳え立っているのが見えて3人ともあれは絶対廃墟に間違いない
と確信したからまた下ってそこを目指すことにした


中々寝心地の良さそうなビルディング(廃墟)

寝場所はここだと言ってるウィリアム
太陽がもうすぐ海に沈むという所でボク達は格好の寝場所を見つけることが出来た
3人で分担を決め 薪を集めたりテントを設置したり石を運んでかまどをこさえたり
効率よく働いて日が沈んだ時は食事の支度が始まった

美しいサンセット

くつろぐウィリアムとローマン
海辺の方から騒がしい音楽が聞こえていた 重低音を効かせたダンス調音楽はシーズンオフ
の静かな町に空しく響いていて夜中を過ぎても鳴りやまなかった ワインを飲み続けた
ウィリアムは一足先に就寝していて 火の傍でチビチビ飲み続けるボクはローマンの
話を聞いている 奴は吞み始めるとずっと喋り続けられる男だった もっとも
呑んでいなくても喋るのが好きな奴だ

見上げる夜空は透明で暖かな火とワインが気持ちをほぐしてくれる廃墟の一隅で
ローマンがしてきた旅の話はボクの心に柔らかさと温かさとそして勇気をもたらし
可能性を広げる光明となって届いている
彼はボクとほぼ同時期に旅を始めてる ベルギーからオーストラリアまで
ヒッチハイクで旅することを決めて国を出た アブハジアに来るまで1年 ボクも
日本を出てここまで来るのにおよそ1年だ 因縁めいたものを感じていた
ブルガリアの首都ソフィアに1カ月半いたという彼はタダでホテル暮らしをしていたそうだ
そこには友達の多いローマンならではの巧みな交渉術と名案が働いていた
頭の回転が滑らかなローマンはホテルにタダで泊めてくれる代わりにベルギーから沢山の友達を
呼んでそのホテルに滞在させる交渉を成立させた いわば自分で簡単なツアー会社を
ちょっとの間設立した ベルギーとブルガリア間の飛行機運賃は往復で100ユーロくらい
だそうだ 1週間くらいの旅行ならちょっと魅力的だと思う友達を沢山持っているローマンは
まず自分の足で観光名所を訪れ歴史を学び交通経路を把握してから声を掛けていった
友達の友達 その友達を無料で案内した 旅人がタダでホテルに泊まれたらそれはもう
十分な利益だ それでも満足してくれた人達は結構なチップをくれたそうだ
ホテル側としても満足でみんなハッピー 彼はそんな風に仕事を作って旅をし
終わったら自分の国に帰ってゲストハウスを始める夢を持っている
そのため世界各国の人気のある安宿に泊まり自分のゲストハウスのイメージを
膨らませてきたという できるだけ低予算で泊まれて消費を抑え空間を最大利用させ
居心地のいい宿にするそんな話をローマンはずっとボクに話している
「ボク達はこの物質消費社会に依存しながら生きているし生きていかなければならない
だけどゴミを減らし無駄遣いを減らしもっとこの星を汚さず暮らせるやり方は
沢山ある ボクは地球と人間に優しくしながら生きていきたいしそれが生き方だし
一人でも多くの旅行者達にボクが構想したゲストハウスに泊まることでそれを伝えて
いけるようにしたいと思っているんだ」

ボクは完成したら必ず君のゲストハウスに泊まりに行くよと言った
つづく
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2012年04月05日
夢の向こう(妄想)
どうしてまた伊勢神宮の夢なんぞ見たのだろうか
夢なんて見たいものを選んでみることができない代物 だ
少なくともボクが見る夢の殆どは 望んでいない内容が多い
そしてチンプンカンプンだ
でっかい鳥に捕えられて空を飛んだり
宇宙船が襲来して来て逃げ回ったり
外国の地で秘密警察に追いかけられたり
にもかかわらず 夢の中のボクはそれが夢だと気づくことができない
ちなみに今日は 昔独り暮らししていた大阪のマンションで生活している夢だった
そこで女の子と暮らしている 部屋は全く同じなのだが
置いてある家具や小物が微妙に違う
そして女の子も 見たことないのにまるでずっと一緒にいたような親しさだ
それはそれは自然なものだった(多分並行宇宙に飛んだと思ってる)
運が良ければ なんとなく夢を見ていたということを思い出せるだろう
もっと運が良かったりすると お昼すぎてとか夕方近くになって突然思い出せたりする
もっともっと良ければ メッセージ的な何かを含ませて
ボクに知らせてくれる
‥‥伊勢神宮の夢がそうだった(はず)
運が悪いのは 思い出せそうで思い出せない夢だ(気になるぞ)そして
思い出せそうで出せない夢があるからには
全く思い出せないけど 見ていたという夢もあるに違いない
思い出せないからって
見ていなかったと済ませることはできないだろう
ちょっと気にしてみればわかることだ
見ていたけど覚えていないという方が正しいのだ
そういう夢は 深層心理に働いて
自分でも知らずに夢の中と同じ行動をとったりする
そうして何となくどっかで
繰り返したような気分にさせられているかもしれない
まるで生まれる前の出来事だったかのような錯覚を覚えたり‥‥
何しろこの現実世界の出来事だって何から何まで覚えちゃいない
年を取るごとに 楽しかったことも辛かったことも忘れてる
もしかしたら この現実世界といわれるフィールドこそ
夢なのかもしれないぞ
(あんまり気にするな)
見ていたけど 思い出せない夢というやつに
どれだけの意味があるというのだと考えるかもしれないが
覚えていないだけで 夢を見ていたかもしれないと
気づくところに意味はありそうだ‥‥
ところで先日家の前に停めておいた自転車を盗まれた
普通のママチャリっていうやつだが愛着があった もう2年以上は乗っていたんだ 色まで塗ってあんまり派手だから月に2度は必ずおまわりさんに捕まるほどだった
こんな感じ

白い部分は未完成
やつとの思い出は数えきれないほど‥‥
買ったばかりのボクと やつはどこまででも走ったもんだ
2時間3時間は平気で走った
気が付くと東京の端っこまで走ったボクとやつだったが‥忽然と姿を消した
しばらくは 何が起こったのか把握できなかったよ
毎朝通勤で使っていたからその日から歩いて仕事場へ行った
歩きながら次第に盗まれたと実感した
色塗りが未完成だったから 完成してから盗めと思ったし
よっぽどあの自転車が格好良かったから
盗人も手を出さずにいられなかったのだろうか
とか大切な友が先立つ悲しみに暮れた
結果として盗まれたことよりも
盗まれる前にしなければならなかった事を悔んだのだ
そして人生はやり残してはいけないものなのだとつくづく思った
やろうと思っていることボクのすぐ周りで手つかずの未読の書籍や
部屋の片づけとかくすぶってるアイディアなどまだいいやと放置していると
突然悔やんでも悔み切れない後悔と悲しみと 虚しさに襲われる日が必ず来るだろうし
生まれ変わっても 同じことを繰り返すカルマを背負うことにもなりかねないぜ
だからあんまり遠くを見つめたり手を広げたりするもんじゃないんだな
目の前に片づけなければならない問題があるならばそれを最優先するんだ
目の前にあるものこそ巡り合ったありがたいご縁なのだから
ボクはやつを通してそういうことを思い知らされた
それは死んだ
奴からのメッセージだった
‥‥ところが1か月後にやつは戻ってきた
警察から電話が来て 駆けつけると
何事もなかったかのようにケロッとしてる
どこも壊されていないし 汚れてもいない
色塗りもそのまんまだ ボクの祈りが通じたんだ
神様ありがとう 一件落着
と言いたいところだが
考えれば不思議な話だ
何故やつは盗まれたのだろうか
自転車をこぎながら帰り道にそう思った
確かに買ってから一度も鍵を掛けなかった
‥‥それにしても戻ってきたなら
盗まれた意味はどこにあったというのだろう
ハッ
これはまさに夢の話と重ねることが
できるのではないだろうか
盗まれなければ気付かなかったかもしれない大切な事
思い出せそうで思い出せない夢が気付かせる重大な真実‥‥
ところで
夢を見る仕組みは
体が眠って脳が起きている状態(レム睡眠)の時で
この期間が1時間とか2時間続いてその間
人間の眼球がキョロキョロと
早く動き回る所からこの名前が付いた
(英語でrapid eye movementと言う その頭文字を並べてREMとなっている)
きっと夢を見ているから動くんだね
このレム睡眠は 徐波睡眠と呼ばれる
ノンレム睡眠を経て 行きつく深い深い意識の底といってもいい
意識を沈めるということは
脳の活動を睡眠によって安静状態にさせること
すると リラックスしてきて
アルファ波を発生する ノンレム睡眠中は
アルファ波によって 脳がリラックスしている状態だ
だけど夢は見ないから目も動かない
瞑想やヨガでもこの波形が見られるそうだ
リラックスすると人は自己治癒力が高まると言われる
一方 人間が起きて活動中の脳は ベータ波を発生させている
ベータ波は考えている時や 計算しているときや
ストレスを感じる時に出る波形だ
この現実世界は ベータ波によって支配されているのだ
現実世界がベータ波なら
夢の世界はシータ波や デルタ波と呼ばれる世界だ
アルファ波を通り越すと
脳の活動はもっと安静状態になる 脳波で言うと デルタ波が
1ヘルツから3ヘルツの間で シータ波が4から7ヘルツだそうだ
要するに脳活動がゆる~くなってくる
1ヘルツとなると 殆ど脳が死んでる状態になり 0ヘルツで脳死に至る
つまりこうなると 意識は完全に現実世界にいなくなっている
意識が現実世界を離れるということは
肉体があると 行くことの出来ない世界があるということだ
瞑想とは 集中によって眠らずに夢の世界へ行く技なのだ
そこには きっと夢の世界へ通じる扉があるはず
或いはのぞき窓のような
2つの世界を結ぶ何かが そして集中することで
夢の扉を探し出す 夢の世界は もう一つの現実だと
フロイト博士もいっていたようないないような‥‥
でもここではないもう一つの並行宇宙が存在しているとしたら‥‥
並行宇宙ってのは A君が 朝起きて仕事に行く選択をした時
A君は仕事場に向かう世界で
新しい選択をしながら一つの宇宙を生きていくが
会社に行かなかった方を
選択したA君ダッシュなる別のA君が
生きる宇宙もどこかで並行するように存在しているとする説だ
しかしその説を支持すると 宇宙は無数にあることになる
人生には沢山の選択があるからだ
そして微妙に違う人生を 生きている沢山の自分が
どこかで生きているかもしれないということだ
えっ それってまさか夢で逢える無数のボク
巨大な鳥に捕まって空を飛んだり
秘密警察に追われたり 宇宙船の襲撃を受けたりする
世界がどこかに本当にあって
別の選択をした沢山のボクは そこで生きたり死んだり捕まったり
食べられちゃったりしている
そして伊勢神宮に向かって歩いていた別のボクが別の宇宙にもいた‥‥
夢ってなんだぁぁぁ
現実だと思っていたこの世界すら
並行宇宙の中では夢の世界の一つになっているのだ
日本人だと思っていたら外国人だったみたいな感じか
たしかブッダは 瞑想で悟りを開いたんだ‥‥
悟りっていったらもう全部わかっちゃったってことだろ
つまりこの宇宙の仕組みも全部わかっちゃったってことだ
瞑想したからには 夢の世界に行ってきたはずだ
仏教では8段階から10段階の
意識レベルがあると説いているっけ‥‥
10番目ともなると そうとう深い無意識の世界で
脳の活動はほとんど停止状態に違いない
肉体を離れて ブッダはどこに行ったのだろう‥‥
悟るためには10番目の 無意識界を超えなきゃならないそうだ‥‥
全部の世界を見てきたに違いないブッダ
全部見たから全部分っちゃったんだと思う
さまざまな選択と分かれ道で
無数の世界は微妙に違ったり 大きく違ったり
滅んだり 栄えたりしてたに違いない
そしてその中で 一番正しい選択の仕方を彼は知ったんだと思う
みんなが楽しく幸せに生きられる世界を作るための道
夢はそれを知らせに来るためのものなのか‥‥
考えれば考えるほど不思議
つづく
どこかの世界で押してくれ
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夢なんて見たいものを選んでみることができない代物 だ
少なくともボクが見る夢の殆どは 望んでいない内容が多い
そしてチンプンカンプンだ
でっかい鳥に捕えられて空を飛んだり
宇宙船が襲来して来て逃げ回ったり
外国の地で秘密警察に追いかけられたり
にもかかわらず 夢の中のボクはそれが夢だと気づくことができない
ちなみに今日は 昔独り暮らししていた大阪のマンションで生活している夢だった
そこで女の子と暮らしている 部屋は全く同じなのだが
置いてある家具や小物が微妙に違う
そして女の子も 見たことないのにまるでずっと一緒にいたような親しさだ
それはそれは自然なものだった(多分並行宇宙に飛んだと思ってる)
運が良ければ なんとなく夢を見ていたということを思い出せるだろう
もっと運が良かったりすると お昼すぎてとか夕方近くになって突然思い出せたりする
もっともっと良ければ メッセージ的な何かを含ませて
ボクに知らせてくれる

運が悪いのは 思い出せそうで思い出せない夢だ(気になるぞ)そして
思い出せそうで出せない夢があるからには
全く思い出せないけど 見ていたという夢もあるに違いない
思い出せないからって
見ていなかったと済ませることはできないだろう
ちょっと気にしてみればわかることだ
見ていたけど覚えていないという方が正しいのだ
そういう夢は 深層心理に働いて
自分でも知らずに夢の中と同じ行動をとったりする
そうして何となくどっかで
繰り返したような気分にさせられているかもしれない
まるで生まれる前の出来事だったかのような錯覚を覚えたり‥‥
何しろこの現実世界の出来事だって何から何まで覚えちゃいない
年を取るごとに 楽しかったことも辛かったことも忘れてる
もしかしたら この現実世界といわれるフィールドこそ
夢なのかもしれないぞ

見ていたけど 思い出せない夢というやつに
どれだけの意味があるというのだと考えるかもしれないが
覚えていないだけで 夢を見ていたかもしれないと
気づくところに意味はありそうだ‥‥
ところで先日家の前に停めておいた自転車を盗まれた
普通のママチャリっていうやつだが愛着があった もう2年以上は乗っていたんだ 色まで塗ってあんまり派手だから月に2度は必ずおまわりさんに捕まるほどだった



白い部分は未完成
やつとの思い出は数えきれないほど‥‥

買ったばかりのボクと やつはどこまででも走ったもんだ
2時間3時間は平気で走った
気が付くと東京の端っこまで走ったボクとやつだったが‥忽然と姿を消した

しばらくは 何が起こったのか把握できなかったよ
毎朝通勤で使っていたからその日から歩いて仕事場へ行った
歩きながら次第に盗まれたと実感した

色塗りが未完成だったから 完成してから盗めと思ったし
よっぽどあの自転車が格好良かったから
盗人も手を出さずにいられなかったのだろうか
とか大切な友が先立つ悲しみに暮れた
結果として盗まれたことよりも
盗まれる前にしなければならなかった事を悔んだのだ
そして人生はやり残してはいけないものなのだとつくづく思った
やろうと思っていることボクのすぐ周りで手つかずの未読の書籍や
部屋の片づけとかくすぶってるアイディアなどまだいいやと放置していると
突然悔やんでも悔み切れない後悔と悲しみと 虚しさに襲われる日が必ず来るだろうし
生まれ変わっても 同じことを繰り返すカルマを背負うことにもなりかねないぜ
だからあんまり遠くを見つめたり手を広げたりするもんじゃないんだな
目の前に片づけなければならない問題があるならばそれを最優先するんだ
目の前にあるものこそ巡り合ったありがたいご縁なのだから
ボクはやつを通してそういうことを思い知らされた
それは死んだ

‥‥ところが1か月後にやつは戻ってきた

警察から電話が来て 駆けつけると
何事もなかったかのようにケロッとしてる
どこも壊されていないし 汚れてもいない
色塗りもそのまんまだ ボクの祈りが通じたんだ
神様ありがとう 一件落着
と言いたいところだが

何故やつは盗まれたのだろうか
自転車をこぎながら帰り道にそう思った
確かに買ってから一度も鍵を掛けなかった
‥‥それにしても戻ってきたなら
盗まれた意味はどこにあったというのだろう
ハッ

できるのではないだろうか

盗まれなければ気付かなかったかもしれない大切な事
思い出せそうで思い出せない夢が気付かせる重大な真実‥‥

ところで

体が眠って脳が起きている状態(レム睡眠)の時で
この期間が1時間とか2時間続いてその間
人間の眼球がキョロキョロと
早く動き回る所からこの名前が付いた
(英語でrapid eye movementと言う その頭文字を並べてREMとなっている)
きっと夢を見ているから動くんだね
このレム睡眠は 徐波睡眠と呼ばれる
ノンレム睡眠を経て 行きつく深い深い意識の底といってもいい
意識を沈めるということは
脳の活動を睡眠によって安静状態にさせること
すると リラックスしてきて
アルファ波を発生する ノンレム睡眠中は
アルファ波によって 脳がリラックスしている状態だ
だけど夢は見ないから目も動かない
瞑想やヨガでもこの波形が見られるそうだ
リラックスすると人は自己治癒力が高まると言われる
一方 人間が起きて活動中の脳は ベータ波を発生させている
ベータ波は考えている時や 計算しているときや
ストレスを感じる時に出る波形だ
この現実世界は ベータ波によって支配されているのだ
現実世界がベータ波なら
夢の世界はシータ波や デルタ波と呼ばれる世界だ
アルファ波を通り越すと
脳の活動はもっと安静状態になる 脳波で言うと デルタ波が
1ヘルツから3ヘルツの間で シータ波が4から7ヘルツだそうだ
要するに脳活動がゆる~くなってくる
1ヘルツとなると 殆ど脳が死んでる状態になり 0ヘルツで脳死に至る
つまりこうなると 意識は完全に現実世界にいなくなっている
意識が現実世界を離れるということは
肉体があると 行くことの出来ない世界があるということだ
瞑想とは 集中によって眠らずに夢の世界へ行く技なのだ
そこには きっと夢の世界へ通じる扉があるはず
或いはのぞき窓のような
2つの世界を結ぶ何かが そして集中することで
夢の扉を探し出す 夢の世界は もう一つの現実だと
フロイト博士もいっていたようないないような‥‥
でもここではないもう一つの並行宇宙が存在しているとしたら‥‥
並行宇宙ってのは A君が 朝起きて仕事に行く選択をした時
A君は仕事場に向かう世界で
新しい選択をしながら一つの宇宙を生きていくが
会社に行かなかった方を
選択したA君ダッシュなる別のA君が
生きる宇宙もどこかで並行するように存在しているとする説だ
しかしその説を支持すると 宇宙は無数にあることになる
人生には沢山の選択があるからだ
そして微妙に違う人生を 生きている沢山の自分が
どこかで生きているかもしれないということだ
えっ それってまさか夢で逢える無数のボク

巨大な鳥に捕まって空を飛んだり
秘密警察に追われたり 宇宙船の襲撃を受けたりする
世界がどこかに本当にあって
別の選択をした沢山のボクは そこで生きたり死んだり捕まったり
食べられちゃったりしている
そして伊勢神宮に向かって歩いていた別のボクが別の宇宙にもいた‥‥
夢ってなんだぁぁぁ
現実だと思っていたこの世界すら
並行宇宙の中では夢の世界の一つになっているのだ
日本人だと思っていたら外国人だったみたいな感じか

たしかブッダは 瞑想で悟りを開いたんだ‥‥
悟りっていったらもう全部わかっちゃったってことだろ
つまりこの宇宙の仕組みも全部わかっちゃったってことだ
瞑想したからには 夢の世界に行ってきたはずだ
仏教では8段階から10段階の
意識レベルがあると説いているっけ‥‥
10番目ともなると そうとう深い無意識の世界で
脳の活動はほとんど停止状態に違いない
肉体を離れて ブッダはどこに行ったのだろう‥‥
悟るためには10番目の 無意識界を超えなきゃならないそうだ‥‥
全部の世界を見てきたに違いないブッダ
全部見たから全部分っちゃったんだと思う
さまざまな選択と分かれ道で
無数の世界は微妙に違ったり 大きく違ったり
滅んだり 栄えたりしてたに違いない
そしてその中で 一番正しい選択の仕方を彼は知ったんだと思う
みんなが楽しく幸せに生きられる世界を作るための道
夢はそれを知らせに来るためのものなのか‥‥
考えれば考えるほど不思議
つづく
どこかの世界で押してくれ
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photon_5d at 10:23|Permalink│Comments(1)
2012年03月16日
夢のお告げ
2009年4月1日に行こうと決めた徒歩による第1回伊勢神宮参詣は
振り返って見ると全て仕組まれていた事だった気がする‥‥
と ボクは話をややこしくする癖があるようだ
というのも2008年6月18日に不思議な夢を見た
振り返って見ると全て仕組まれていた事だった気がする‥‥

と ボクは話をややこしくする癖があるようだ
というのも2008年6月18日に不思議な夢を見た
それは第1回伊勢参詣の 10ヶ月前まで遡る
ハッキリ日付を覚えているのは 珍しく友達が夢の中で
友情出演してくれていたので
その内容を伝えるためメールを送っていて送信履歴から確認できた
夢は一体どこからやってくる
そいつは心の奥の 潜在意識の
奥の無意識の世界からやってくる
だけど 無意識の世界を 意識するのは
不可能だから そいつは推測の域を出ることはない‥‥
あるいは はるか宇宙の果ての 全ての出来事を記録している
ユニバーサルアーカイブスなる 精神世界で言うとこの
アカーシャ記録保管所が存在して
そこから発信される電波のようなメッセージを
受信装置である脳が眠っている間に受信して見る‥‥そんな推測もありだ
実際に 予知夢や未来の出来事を見てしまう人たちはいる
信じる信じないはその人次第だけど
彼らはそういう場所に アクセスして情報を持ち帰ってくるという
心理学者の カール・グスタフ・ユング博士も
集合的無意識と呼んでる元型の構造領域があると提唱する
インターネットみたいに情報の発信元と
パソコンのようなボク達が
URLを正確に打ち込むことさえできれば
アクセス可能となり 地球も宇宙も
個人も ネットワークで繋がっているというものだ
ボクが伊勢神宮を初めて知り 行こうと決めたのはこの夢が偶然か必然か
無意識で リラックス中に アクセスしたものに違いないようだ
(と 思い込んでいる話)
それは2008年の6月だから
日本に帰ってきて1か月半後の ある日の夜
夢の中でボクは神社のような場所へ向かうものだった
友達(夫婦で出演)も ボクも夢の中では古めかしい
日本古来の民族衣装のようなものを纏っていた
その彼らの 家らしき質素な建物から ボクは送り出される
言葉はなく ただ映像だけが流れている
時間の経過する感覚はなく 暗闇の中を歩いていくと
次第に 鬱蒼とした森の中であることが分かってくる
夜の森の中で 常夜灯のような 等間隔の 灯篭の明かりを頼りに
ボクは道を歩き続ける やがて明かりの数が増え

内宮参道の一風景

内宮正宮に続く階段
夢の中でボクは 写真のような石垣の横を通り 写真の階段をのぼり
鳥居をくぐり 本殿へ向かっていた
ちなみに夢の中では 階段の左右にもっと沢山の 松明があって
暗闇を明るくしていた
本殿(または正殿)とは 知っての通り神様を祀ってある建物
伊勢神宮の神様はアマテラス大御神で
そこには御神体と呼ばれる神様を表した何か
(多分ご神木と呼ばれる木)が埋まってあるらしいのだが
それは見ることは出来ない 天皇陛下ですら見れないという
(じゃあ誰がみたんだ?)
ボクらのような一般人といったら 内宮正殿の建物自体
見えないくらい広い敷地の ほんの端っこで参拝できるだけ
お賽銭を放って お辞儀して見れない神様を感じるだけが自由
だけど夢の中のボクは内宮正殿の中まで入っていけた
つづく
ハッキリ日付を覚えているのは 珍しく友達が夢の中で
友情出演してくれていたので
その内容を伝えるためメールを送っていて送信履歴から確認できた
夢は一体どこからやってくる

そいつは心の奥の 潜在意識の
奥の無意識の世界からやってくる
だけど 無意識の世界を 意識するのは
不可能だから そいつは推測の域を出ることはない‥‥
あるいは はるか宇宙の果ての 全ての出来事を記録している
ユニバーサルアーカイブスなる 精神世界で言うとこの
アカーシャ記録保管所が存在して
そこから発信される電波のようなメッセージを
受信装置である脳が眠っている間に受信して見る‥‥そんな推測もありだ
実際に 予知夢や未来の出来事を見てしまう人たちはいる
信じる信じないはその人次第だけど
彼らはそういう場所に アクセスして情報を持ち帰ってくるという
心理学者の カール・グスタフ・ユング博士も
集合的無意識と呼んでる元型の構造領域があると提唱する
インターネットみたいに情報の発信元と
パソコンのようなボク達が
URLを正確に打ち込むことさえできれば
アクセス可能となり 地球も宇宙も
個人も ネットワークで繋がっているというものだ
ボクが伊勢神宮を初めて知り 行こうと決めたのはこの夢が偶然か必然か
無意識で リラックス中に アクセスしたものに違いないようだ
(と 思い込んでいる話)

それは2008年の6月だから
日本に帰ってきて1か月半後の ある日の夜
夢の中でボクは神社のような場所へ向かうものだった
友達(夫婦で出演)も ボクも夢の中では古めかしい
日本古来の民族衣装のようなものを纏っていた
その彼らの 家らしき質素な建物から ボクは送り出される
言葉はなく ただ映像だけが流れている
時間の経過する感覚はなく 暗闇の中を歩いていくと
次第に 鬱蒼とした森の中であることが分かってくる
夜の森の中で 常夜灯のような 等間隔の 灯篭の明かりを頼りに
ボクは道を歩き続ける やがて明かりの数が増え

内宮参道の一風景

内宮正宮に続く階段
夢の中でボクは 写真のような石垣の横を通り 写真の階段をのぼり
鳥居をくぐり 本殿へ向かっていた
ちなみに夢の中では 階段の左右にもっと沢山の 松明があって
暗闇を明るくしていた
本殿(または正殿)とは 知っての通り神様を祀ってある建物
伊勢神宮の神様はアマテラス大御神で
そこには御神体と呼ばれる神様を表した何か
(多分ご神木と呼ばれる木)が埋まってあるらしいのだが
それは見ることは出来ない 天皇陛下ですら見れないという
(じゃあ誰がみたんだ?)
ボクらのような一般人といったら 内宮正殿の建物自体
見えないくらい広い敷地の ほんの端っこで参拝できるだけ
お賽銭を放って お辞儀して見れない神様を感じるだけが自由
だけど夢の中のボクは内宮正殿の中まで入っていけた
つづく
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photon_5d at 22:53|Permalink│Comments(0)