PHV研究所

トヨタの発売したPrius PHVを中心に、プラグイン・ハイブリッド車の現状、未来を考えてみたい

April 2019

  四月になっても天候不順で、雪がチラついた。タイヤ交換をためらっていたが、先日取り替えた。燃費は確実に良くなる。
  今まで、24 km 先まで行くのに、どんなに頑張っても、電池だけでは行けなかった。交換したら、何も考えなくても、行けた。5%は違う。

  乗り心地も良い。ステアリングの応答が数等良くなった。同じ公称サイズなのに、タイヤ径が違う。外す時、ぎりぎりで外れる高さまでジャッキで持ち上げるのだが、その高さでは、夏用タイヤは嵌まらない。速度計の読みも違う。 冬用タイヤは減っているわけでもないが、10%速く表示される。夏用なら7%だ。
   タイヤメーカーは何を考えているのか知りたい。

 タイヤを外した時に覗いてみたら、ブレーキパッドはまだ4.3 mmも残っている。ということはうまく行けば24万キロ(15万マイル)行けるということだ。これは素晴らしい。
 

   タイヤを替えると、長靴を脱いだような感じだ。遠くに行きたくなってきた。

 先月はほとんど日本に居なかったので、走行距離は300 kmほどだ。出発前に電池を空に近くしておいた。満充電で放置すると良くないらしいからだ。

 中南米方面に行っていた。このあたりの国に行くと、車が活き活きと走っているように感じる。日本では、いろいろな意味の規制があり、どの車も妙におとなしい。運転が下手な人も一応運転できるようになっているからだろう。
 訪問した国ではどこも、車の運転が下手な人はまずいない。狭い道でもかなりの速度で走り、すれ違いもきわどいが、ぶつからない。
 整備工場はそこかしこにあり、繁盛しているようだ。アメリカから安く輸入した中古車を、乗り潰すまで使うのだ。プリウスは1台も見なかった。この種の車は整備が難しいのだろう。単純な車が良いのだ。

 帰りにアメリカ西海岸をドライヴした。アメリカの高速道路はよく出来ていると感じる。日本では高速道路は非日常の世界だと感じる人が多いはずだ。アメリカでは日常生活なので、誰でも運転できるようになっている。渋滞もあるが、それも日常なのであろう。ランプの勾配、半径など実によく出来ている。土地の広さだけでは解決しない何かが、そこにある。日本の道路関係者はよく見るべきだ。

 4月になったが寒い。昨日は雪がぱらついた。タイヤを替えるのは1週間待とう。例によって、月が替わった瞬間に満充電時の数字が急に大きくなった。今まで17 km程度だったが20 kmになったのだ。子供だまし的である。

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