口笛奏者・柴田晶子 くちぶえ徒然日記

カテゴリ: 日々のブログ

いや〜、9月は怒涛の月だったので更新がすっかり遅れましたが、演奏記録をまとめて一気にご報告します!



9月3日(日)
小美玉アピオス
マダム語りが何と言っても目玉の企画!今年のマダムも最高でした〜(^ ^)昼も夜も満席!マダムとスタッフの皆さまのおかげです。




9月17日(日)
北茨城かつらぎ画廊コンサート
素敵なカフェの併設されたギャラリーにてアットホームなコンサート。満席のお客様に心から感謝いたします!




9月24日(日)
駅すぱあと(ヴァル研究所)
発車メロディをふんだんに取り入れたラストの曲が評判でした♬各界のエキスパートを招いての会、第2回に口笛を選んで頂き感謝です!研究所の皆さん、それぞれ個性的でとっても面白かった〜





9月30日(土)
宇部市文化会館
宇部音鑑さん主催のホールコンサート!先月の下見から、とってもお世話になったので、最後にはスタッフの皆さまが宇部の親戚のように思えました。。良くしてくださり本当にありがとうございました(T-T)また来たい!宇部!

お盆休みは六甲オルゴールミュージアムにて口笛演奏してきました。


六甲山の上、豊かな緑に囲まれた涼しい中庭に響くオルゴールの音色・・・


いや〜、究極の癒し空間!



屋外演奏だったので、虫の声や鳥の声とも共演できたし、口笛仲間の中田成実ちゃんも飛び入り参加してくれました!(ナルちゃんありがとう〜 )



演奏を聴いて下さった皆さま、本当にありがとうございました(^-^)



ナルちゃんとの口笛デュオ♫


オルゴールミュージアム入り口


 
入り口横の遊歩道は森の中まで続いていて、


行き着く先には高原植物園があります。
ブナの木のハンモックカフェ。
ハンモック最高・・・!


いやー、夏ですね


さて。演奏終わって帰る頃、、
ふと思い出しました。
今日は甲子園準々決勝だということを。
帰りの飛行機は伊丹発19:30、
球場と空港はバスで30分・・・
「いける!」ということで、
チラッと立ち寄ってきました!


初の生観戦!応援が迫力ある!
ちなみに外野席は無料です


「これぞ正しき夏の青春」という雰囲気
今度はちゃんと一試合見たいなぁ

楽しみにしてくださっていた方、すみません!!!(いると信じて。。)
すっかり時間が経ってしまいましたが、素晴らしき飛鳥IIの旅を振り返りたいと思います。


今回、私が演奏させて頂いたクルーズはこちら⬇︎⬇︎⬇︎

郵船トラベル特別企画
チャータークルーズ
2017/3/20〜25
【飛鳥IIで航く 春の新宮・高知・別府クルーズ】


去年の6月に『にっぽん丸』でも演奏させて頂きましたが、その時と同じ、郵船トラベルさん主催のクルーズです。
(その時の記事はこちら)


さてさて、今回はどんな旅だったのでしょうか。はじまりはじまり〜


【初日】3/20(月)
横浜大さん橋ターミナルにて乗船

午後2時にターミナルへ集合。今回は、共演の松田光弘さん(ピアノ)&カクエイさん(パチカ・パーカッション)に加えて、マネージャーとして姉も参加し、4人で乗りこむこととなりました。

ドキドキしながら憧れの飛鳥IIへ!
乗り込んで早々、部屋に荷物を置いたあとは、11階のパームコートにてウェルカムドリンクを楽しみます。


なんという贅沢!


船内放送にて出航セレモニーの開始が案内され、ワイワイと7階デッキへ。

横浜大さん橋からの出航は、お見送りの家族・友人のみならず、公園を散歩しているたくさんの人達も一緒に出航を見送ってくれて、とっても良い感じ。汽笛と共にゆっくり動き出す瞬間、これから始まるめくるめく船旅を想って、なんとも言えぬ幸せな気持ちになります(´∀`)


セレモニーを盛り上げてくれる生演奏♫


わぁ〜 行ってきまーす
誰にというわけではないですが、とにかく手を振りまくります!


出航セレモニーを終えたら、これからの夢の数日間を有意義に過ごすべく、姉と船内を隅々まで歩き回って構造を頭に入れました。うーむ、広い。。歩き回るだけでも楽しい!(//∇//)


船尾にあるマーメイド像


大浴場♨︎の入り口横の通路には、寄港した港ごとの記念盾がズラーッと。
日本全国、世界各国の港の特徴がわかって楽しい♫


飛鳥マークに重なる姉。この階段下にはプールがあります。


吹き抜けのエントランスロビー。春のクルーズ、ということで桜が綺麗に咲いていました。至る所に桜のモチーフや桜色があしらわれていてステキ〜


二引きのファンネルマーク


そして、松田さん・カクさんと合流してお楽しみの夕飯をば!松田さん、この段階で早くも感動しており、「おれ、船旅まじで好きだわ」と。ほんと、最高ですよね〜


桜色のデザートに喜ぶ姉☆
お隣の松田さんは恍惚の表情です


夕飯をお腹いっぱい食べたあとは、大浴場でゆっくりくつろぎ、さらに夜食(うどんとワカメご飯)までしっかり頂き、ぐっすり就寝。。。



【2日目】3/21(火)
さて、2日目は口笛パフォーマンスの日!会場となるギャラクシーラウンジの入り口には、、

うひゃー!私の顔が!・・・・緊張
飛鳥IIはお客様が多いので2回公演


お客様がラウンジを使わないお昼の時間に、スタッフの皆さまとみっちりリハーサルを行いました。なんだか雰囲気に飲まれてリハーサルから大変に緊張したものの、スタッフの方々の優しい笑顔や手際の良さに、少しずつ気持ちがほぐれるようでした。ありがとうございました。精神安定剤の姉の存在も大きい。ありがたや


円形のステージで客席とすごく近い感じです。


ステージ上ではわからなかったけど、照明がすごーく素敵!


わー!豪華ーー!曲の雰囲気に合わせて、スモークも焚いてくれたりと、念入りに作り込んでくださいました。


リハーサルを終えて、あとは本番まで、再びドキドキ緊張タイム。。いつもこの時間をどう過ごすかが重要なのですが、前回のクルーズ演奏で発見した素敵な方法をここでも実践することにしました。


それは・・・
船内のサロンにてメイクアップ!


ということで、最上階にあるAVEDAサロンへ。こちらのスタッフの皆さまもとっても良い方々で、衣装に合わせたメイク・ネイルは勿論、「ギャラクシーの華やかな照明に負けないように、ライトを受けると光るパウダーを髪に振りかけましょう!」と提案してくれたり、私もすっかりリラックスして楽しい時間を過ごせました。


サロンの仕事があるからステージを見に行けない、と残念がって下さったので、なんならここでちょっとだけ、と口笛を吹いたら、すごく喜んでもらえました(^з^)-☆こっちが嬉しい〜 口笛ってこういう時にほんと便利だなぁ


そしていよいよ本番!!
とにかく今自分ができる最高のものを!!





と、一生懸命やりまして(←小学生みたいな表現ですが、とにかく)2公演とも、集中して良いパフォーマンスができたのではないかなと思います。


後から聞いたのですが、やはり「口笛」のエンターテイメントは珍しかったのか、前半の回では、お客様の他に本船スタッフの方々も、なんとこっそりキャプテンまで聴きに来てくださっていたみたいで、幕間の控室に「口笛感動しました!キャプテンも喜んでましたよー!」と伝えに来てくださり、すごく嬉しく、なによりホッとしました。


そして、パフォーマンス後は、船内でお客様と会う度に「あ!口笛の!」と声をかけて感想を伝えてくださり、これがすごくすごーーく嬉しいです。


こうしてお客様とダイレクトに交流できることが、船上演奏の一番いいところだなぁ、と実感します。特に印象に残っているのは、2歳の可愛い女の子が1時間の演奏をしっかり聴いてくれて、さらに「あのおねーさんみたいになる」と言ってくれたんだとか( ;∀;) おねーさんって・・・(小さい子には男に間違われる率も高いのでそれも嬉しい)ありがとう〜


そしてもうひとつ、去年6月のにっぽん丸での口笛演奏を聴いてくださった方がこのクルーズにも乗船されていて、"船上での再会"というなんとも素敵な嬉しい経験もさせて頂きました!うーん、夢のよう。


しかし、、いろんな偶然も重なってこうして豪華客船で演奏させて頂ける運びとなったのですが、ここに至るまで協力してくれた沢山の方々や縁を繋いでくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです(T-T)


ご褒美のようなクルーズを味わいながら「これからも出会う人とのご縁を大切に、地道に真面目に頑張ろう!」と改めて思うのでした。


【3日目】3/22(水)

パフォーマンスが無事終わり、あとは全力でクルーズを満喫するのみ!近頃マラソンにはまっている姉は、憧れのデッキ朝ランを実施。


爽やか〜


ランの後は(私は走ってないけど)ひとっ風呂浴びてから朝ごはん。毎朝、洋食バイキングか和食が選べるのですが、今日は和食に決定。


うへへへへ


この日は高知へ寄港する日。高知といえば、坂本龍馬、桂浜。ということで、4人でブラブラと桂浜を探索してきました。


上陸!テンション高め


龍馬記念館入口「シェイクハンドぜよ!!」
龍馬の手紙がたくさん展示されてましたが、
特に乙女姉さん宛のものがおもしろい


記念館は高台の上にあるので眺めがいい


これは見ておかないとね。
龍馬像。大きい!!


桂浜は高波が来るため遊泳禁止。砂浜というより小石浜。
シャリシャリシャリ〜という波の音がすごく綺麗でした


おお!土佐犬パークとな!?


どどーーーん!横綱。つ、つよそう〜
(カクさんからもらった写真)


そして・・・出航!ありがとう高知!
出航シーンは毎回感動してしまいます


出航後はまた船内をウロウロ。いたるところでイベントが開かれているので飽きることはありません。ダーツ大会、デッキゲーム大会、映画、図書館、小腹が空けばいつでもお茶やケーキが食べられます。


(ふ。既に立派な二の腕・・・)


姉とお茶でも飲もうとパームコートに来てみると、ラッキーなことにステージではラズベリードリームさんの生ライブが今まさに始まるところでした!

ラズベリードリームさん
オフィシャルホームページ


前回のにっぽん丸乗船のときもエンターテイナー乗船で一緒になったのですが、パフォーマンスを見るのは今回が初めて!お客さんを上手に盛り上げつつ、オリジナル曲や、素敵なアレンジでのお馴染みの曲など、とっても楽しいステージでした。勉強になるなぁ〜


わぁーーー(^o^)と拍手をしていたら、昨夜の口笛ショーで舞台監督をしてくれたスタッフの立川さんに発見され、折しも次の曲は「上を向いて歩こう」だったこともあり、急遽ステージに飛び入りさせて頂くことに。。。迎え入れてくださったラズベリードリームさん( ;∀;)ほんと突然すみませんでした!ありがとうございます!


演奏を聴くチャンスはなかったけど、やはり同じくエンターテイナーで乗っていたギタリストKOJIさん&ボーカリストTAKAKOさん(親子)との出会いも楽しかったです(^^)船旅で出会うと、なんでしょう時間がゆっくり過ぎている気分のせいか、陸の上よりじっくりとお話できる気がします。どこかでまたお会いできそうな気もするし、次は演奏も是非お聴きしたいなぁ♫


そして、夜はダンスホールへ。社交界デビュー。私は全く踊れないのですが、先生がゆっくり親切に教えてくださるので、雰囲気を味わいに思い切って行ってみるのもオススメです。飛鳥バンドの生演奏で踊れるタイムもありますし(バンド激ウマ!)




ご夫婦で踊っている方も多く(あんな夫婦いいなぁ)、音楽聴きながらダンスを見ているだけでも優雅な気持ちになります。姉はといえば、三年前くらいから社交ダンスを習いに行っているので、基本的なステップなどはわかったらしく、より一層楽しそうでした。羨ましい〜!


(ちなみに、自分が先生と踊っている動画を、学生時代にダンス部部長だった母に見せたところ、「あははは!これじゃでかい人形(←ヒールを履いたら先生よりだいぶ大きくなってしまった)と踊ってるみたいだね!」と爆笑されましたが、まぁいいんだ。楽しかったから。。)


【4日目】3/23(木)
別府港にて下船の日

クルーズはまだ続きますが、私たちはここまで。別府にていよいよ下船です。今回も本当に楽しく素敵な経験をさせて頂きました。うう、名残惜しいけど、さようなら!飛鳥II!いつかまた乗船できる日を夢見てお別れです。




そんなわけで船からはおりましたが、せっかくここは別府だし、温泉に入ってから帰ろうと、飛行機の時間ギリギリまで別府の街を楽しむことにしました。


数多くある温泉の中から、どれに入ろうか、と迷ったとき(他にどのお店で食べようか、というケースもある)このトリオの場合は(今回は姉もいたので4人ですが)以下のような手段で決定することが多いです。


①私が現実的に行けそうな範囲を絞り、いくつかの候補を挙げる

②実際にそのエリアを歩いてみて、その場の雰囲気を確かめる

③カクさんのバイブスで決定する


※バイブス Vibes
言葉によらず伝わってくる雰囲気、心の中、考え方といったことを意味する英語。 レゲエやヒップホップ音楽では「ノリ」「気合い」「フィーリング」などを表す。 実際に使用される際の意味合いは漠然としており、「いいバイブス」(いい雰囲気、ノリがいい)、「バイブス上がってきた」(気分が高揚してきた)といったように使われる。(インターネット調べ)


そんなわけで、カクさんのバイブス頼り。松田さんは何もしない(笑)けど、実はそれが大事なポイントで、主張も反対もせず決まったところが何であれ楽しめるタイプ、私は企画を立てるのは好きだけど最終決定の責任は回避したいタイプ、カクさんは自分のバイブスを大事にするタイプ、という感じでそれぞれ違うのでバランスが取れているんだなぁと思います。


そんなこんなで決定した温泉はこちら!
別府八湯 明礬温泉 別府温泉保養ランド


ここが実はなかなか遠くて、しかも坂の上にあり(バスで行けば良かったのですが行きは乗らず)、小雨がだんだん本降りになるなか傘も無く、4人縦列でただ静かに傾斜を登る様はさながら登山隊のよう。。(最後の最後にようやくコンビニで傘を買ったけど)


いよいよ辿り着くと、、
おおー!これはなんだか昔から続く名湯の予感!




入口のコインロッカーにカメラを預けてしまったのでこの先の写真がないけど、とにかくこの独特な雰囲気が素晴らしかったです。木造の大きな湯船とドロドロの泥湯!パックしてる女性もたくさんいました。うーむ、あったまるなぁ〜♨︎


帰りはバスでスイーッと街中に戻り、これも絶対外せない"地獄蒸し"(食材を湧き出る温泉の湯気で蒸すだけのシンプルな料理)をお腹いっぱい食べまして、、


どどーん!地獄蒸し!


これにて、本当に旅はおしまいです。大分空港から飛行機でそれぞれの帰路につきました。


本当に、素晴らしい夢のような日々でした。またこんな機会に恵まれるように、これからも真剣に口笛吹いていこう、と心からそう思います!


飛鳥IIの船上で演奏を聴いてくださったお客さま、演奏後に声をかけてくださった方も、本当にありがとうございました。そして、口笛演奏を企画に入れてくださった郵船トラベルの皆さま、本船でお世話になったクルーズスタッフの皆さま、大変お世話になりました。心より感謝いたします。


ほんと、船旅って最高です
またいつか・・・
ありがとう、さようなら( ; _ ; )/~~~




2/4の土曜日、郡山から愛知県豊橋市の演奏を終え、そのまま戻って郡山を過ぎて岩手県へ。う〜む、かなりの移動距離!


最終目的地は釜石市。さいたま市こども文化ステーションの武藤さんに誘われて、5〜7日の三日間、釜石市内の幼稚園を中心に演奏して回ってきました。武藤さんは3年前から毎年、音楽や人形劇などのパフォーマーを連れて釜石の子供達に楽しんでもらっているのだとか。

さいたま子ども文化ステーション


震災後しばらくは、たくさんの支援活動があったけれど、こうして継続して活動を続けている団体は少なく、釜石側のコーディネートをしてくださった市川さんいわく、毎年必ず来てくれることがとても嬉しいということでした。


そういえば当時から、大切なのは、震災から数年が過ぎて、世間の関心が少しずつ低くなり、被災された人々が各々の生活を見つめ直す段階に入った時期の「心のケア」だと言われていましたが、これが、まさに今、なのかなと思いました。こうして武藤さんに声をかけて頂き、現在の釜石を訪れることができたことは、私にとってもすごく意味のあることだったなと思います。


あの大変な津波の映像を、テレビのニュースで何度も見てきたけど、実際はどんな街なのか、現在はどのようになっているのか、今回の訪問でよく知ることができました。


今回の釜石ツアーの共演は、お馴染みの藤野恵美さん。恵美さんは明るくて誰とでも仲良くなるし、感情を素直に表現できる人なので、こうして新しい街を一緒に旅するパートナーとしては最適な仕事仲間(というか友達)です。しかも「体調いいからいけちゃう!」とか言って郡山から釜石までの長い道のりを往復全部運転してくれたし。ありがとう〜

ポストの上に鮭。街灯にも乗ってた。


しかし岩手県って広い!
北海道の次に広いんだからそりゃそうなのですが。北上市で東北自動車道を下りて道を走りながら、なんだか空が広くなったように感じました。


そして、釜石までの道、素晴らしい!
内陸から沿岸へ行く道の雪の山越えを心配していたのですが、建設中の釜石自動車道が無料解放しているので、峠もトンネルだし、危ないところ一切なし。北上から釜石まで、1時間半もあれば充分です。ちなみに2018年度には完全開通するらしいので、もっと近くなりそう。便利!

県内いたるところにこの看板が。銀河鉄道と河童伝説のコラボ。かわいい


脱線しますが、岩手県での演奏は特色あるものが多いです。ちょっとご紹介しますと、、

一関の猊鼻渓で「舟下りコンサート」


岩泉の龍泉洞で「洞内コンサート」
1回目
2回目
3回目


それはさておき、

初日に伺ったのは釜石市の北側に位置する鵜住居(うのすまい)地区。ここは津波によって壊滅的な被害を受けた地区のひとつです。あれから5年11ヶ月が経った現在、ようやく復興住宅第一号が完成し、ほんの数ヶ月前から少しずつ仮設住宅からの人が入り始めた段階でした。被害を受けた小学校・中学校の跡地には、ラグビー場「復興スタジアム」が建設中で、2019年にはここでラグビーワールドカップが行われるため、それまでには、やはり被害を受けたJR山田線と駅(鵜住居駅)も再建される予定とのことです。2年後にはこの景色が様変わりするんだな〜



奥に見える海まで、今は一面の工事現場


山側の高台の上には、モダンな巨大建築がほぼ出来上がっており、そこには現在は仮校舎や他校に間借りしている地区の小学校・中学校・幼稚園が今年の4月から戻ってくるのだそうです。子供達の声が聞こえる、というのはやはり復興のシンボルなのですね。

ながーい階段を登って登校することになりそう。足腰が丈夫になる!
地域の避難所にもなるのだそうです。


そんな鵜住居地区に新設された公民館でひとつめの演奏。復興住宅の隣にあり、住民の方々の集会所・寄り合い所として機能させたいということでした。ようやく仮設から復興住宅に入っても、かえって孤独を感じて家から出なくなってしまう高齢者が多いのだそうで(これは福島県でもよく聞く)、少しでも自宅から外に出るきっかけを作れたらと。館長の鈴木さん、とても明るくて温かい雰囲気の方なので、きっとそうなっていくと思います!


この釜石ツアーに向けて、恵美さんと共同出資でPA買いました!あぁ快適。


左から市川さん、鈴木さん、恵美さん。
館長さん、ご来場の皆さま、ありがとうございました!


復興釜石新聞さんがコンサートを取材してくださいました(^-^)
記事はこちら


演奏が終わると、市川さんが周辺を案内してくださいました。旅館「宝来館」さんへ。ここはニュースで何度か見た場所!宿泊客を山の上に避難させようとした女将さんが駐車場で津波に飲まれてしまうショッキングな映像と、その後なんとか助かった女将さんが、残った旅館を避難所や炊き出し所として活用し、多くの被災者やボランティアの人々の拠り所になっているという映像。ここがその現場なんだ・・・と思うと、目の前の美しい海の景色にかえって心がザワつくような気持ちがしました。


工事中の道を進むと、、

美しい大槌湾に。左側の対岸見えるのが大槌町。リアス式海岸の形状が波をより大きくしたのだとか。この浜にたくさんの漂流物が流れ着いたのだそうです。


津波避難路の看板


宝来館の女将さんがボランティアの方々と整備したという裏山の避難路。車椅子の方も登れるように板が敷かれていました。


残った防風林の中に建てられた石碑。「津波てんでんこ」の伝承が。


ちなみに、今は砂浜沿いの歩道も整備され、既にトライアスロンやオープンウォータースイミングの大会も開催されるなど、震災復興の大役を担う場所にもなっているのだそうです。そして現在の宝来館はとても綺麗!(なぜか写真を忘れてしまった〜)入口の庭園はたくさんの電球で綺麗にライトアップされているのですが、これは震災後に「光が灯っている」ということが人々の心を温めた経験からだそうです。次回は泊まってみたいなぁ、宝来館。

宝来館 ホームページ


市川さんは景色を見ながら当時のことや今のこと、たくさん話してくださいました。こうして、実体験を伝えていくことが大事だと考えておられるそうです。確かにその通り、明日から演奏を聞いてくれる保育園・幼稚園の子供達は、震災後に産まれているんだもんね。あれから時間が止まっているように感じても、確実に進んでいるんだなぁと、子供達を見ると感じます。


これにて初日は終了。夜は釜石市内にて回転寿司「すしがんこ」へ。どのネタも新鮮で美味しい!そして安い!!2人でかなりの皿数を頂きました。カンパチが最高に美味しかったなぁ。満腹のまま駅前のビジネスホテルにて就寝。

幸せそうだー


さて。翌日は、朝からまた鵜住居へ戻って鵜住居幼稚園へ。位置関係はこんな感じ。


釜石駅前から鵜住居地区へ向かう道も、途中海に面しているところがあり、そこには巨大堤防が建設中でした。




海が見えなくなってしまうのは残念だけど、安全にはかえられない。景観と安全を一緒に維持するのは難しいんだなぁ。。そんなことを思っていたら、道路脇に毛がモサモサした何かを発見!これは、、ニホンカモシカ!天然記念物!!なんだか呑気に草をはんでおりました。鹿に気をとられていたけど、ふと上を見上げると、道路標識の青看板の上には丸々と太ったトンビが。

うーむ、思えば、豊かな海と肥沃な山に囲まれた、とっても恵まれた土地なんだよね。動物達がそれを象徴しているかのようでした。復興までにまだ時間はかかりそうだけど、これだけの恵みがあれば、とても助けになりそうです。


昨日の公民館で市川さんと合流し、さらに車で走ること15分ほどで幼稚園到着。こちらも震災後から移転している仮設の建物でしたが、それも今年の三月までで、四月からは丘の上の小・中学校隣接の新しい園舎に引っ越すのだそうです。

今の敷地には畑があり、子供達が田植えを隣には老人ホームがあり、そこの方々は子供達が隣からいなくなってしまうことを悲しんでいるのだとか。


つづく


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