口笛奏者・柴田晶子 くちぶえ徒然日記

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2/4の土曜日、郡山から愛知県豊橋市の演奏を終え、そのまま戻って郡山を過ぎて岩手県へ。う〜む、かなりの移動距離!


最終目的地は釜石市。さいたま市こども文化ステーションの武藤さんに誘われて、5〜7日の三日間、釜石市内の幼稚園を中心に演奏して回ってきました。武藤さんは3年前から毎年、音楽や人形劇などのパフォーマーを連れて釜石の子供達に楽しんでもらっているのだとか。

さいたま子ども文化ステーション


震災後しばらくは、たくさんの支援活動があったけれど、こうして継続して活動を続けている団体は少なく、釜石側のコーディネートをしてくださった市川さんいわく、毎年必ず来てくれることがとても嬉しいということでした。


そういえば当時から、大切なのは、震災から数年が過ぎて、世間の関心が少しずつ低くなり、被災された人々が各々の生活を見つめ直す段階に入った時期の「心のケア」だと言われていましたが、これが、まさに今、なのかなと思いました。こうして武藤さんに声をかけて頂き、現在の釜石を訪れることができたことは、私にとってもすごく意味のあることだったなと思います。


あの大変な津波の映像を、テレビのニュースで何度も見てきたけど、実際はどんな街なのか、現在はどのようになっているのか、今回の訪問でよく知ることができました。


今回の釜石ツアーの共演は、お馴染みの藤野恵美さん。恵美さんは明るくて誰とでも仲良くなるし、感情を素直に表現できる人なので、こうして新しい街を一緒に旅するパートナーとしては最適な仕事仲間(というか友達)です。しかも「体調いいからいけちゃう!」とか言って郡山から釜石までの長い道のりを往復全部運転してくれたし。ありがとう〜

ポストの上に鮭。街灯にも乗ってた。


しかし岩手県って広い!
北海道の次に広いんだからそりゃそうなのですが。北上市で東北自動車道を下りて道を走りながら、なんだか空が広くなったように感じました。


そして、釜石までの道、素晴らしい!
内陸から沿岸へ行く道の雪の山越えを心配していたのですが、建設中の釜石自動車道が無料解放しているので、峠もトンネルだし、危ないところ一切なし。北上から釜石まで、1時間半もあれば充分です。ちなみに2018年度には完全開通するらしいので、もっと近くなりそう。便利!

県内いたるところにこの看板が。銀河鉄道と河童伝説のコラボ。かわいい


脱線しますが、岩手県での演奏は特色あるものが多いです。ちょっとご紹介しますと、、

一関の猊鼻渓で「舟下りコンサート」


岩泉の龍泉洞で「洞内コンサート」
1回目
2回目
3回目


それはさておき、

初日に伺ったのは釜石市の北側に位置する鵜住居(うのすまい)地区。ここは津波によって壊滅的な被害を受けた地区のひとつです。あれから5年11ヶ月が経った現在、ようやく復興住宅第一号が完成し、ほんの数ヶ月前から少しずつ仮設住宅からの人が入り始めた段階でした。被害を受けた小学校・中学校の跡地には、ラグビー場「復興スタジアム」が建設中で、2019年にはここでラグビーワールドカップが行われるため、それまでには、やはり被害を受けたJR山田線と駅(鵜住居駅)も再建される予定とのことです。2年後にはこの景色が様変わりするんだな〜



奥に見える海まで、今は一面の工事現場


山側の高台の上には、モダンな巨大建築がほぼ出来上がっており、そこには現在は仮校舎や他校に間借りしている地区の小学校・中学校・幼稚園が今年の4月から戻ってくるのだそうです。子供達の声が聞こえる、というのはやはり復興のシンボルなのですね。

ながーい階段を登って登校することになりそう。足腰が丈夫になる!
地域の避難所にもなるのだそうです。


そんな鵜住居地区に新設された公民館でひとつめの演奏。復興住宅の隣にあり、住民の方々の集会所・寄り合い所として機能させたいということでした。ようやく仮設から復興住宅に入っても、かえって孤独を感じて家から出なくなってしまう高齢者が多いのだそうで(これは福島県でもよく聞く)、少しでも自宅から外に出るきっかけを作れたらと。館長の鈴木さん、とても明るくて温かい雰囲気の方なので、きっとそうなっていくと思います!


この釜石ツアーに向けて、恵美さんと共同出資でPA買いました!あぁ快適。


左から市川さん、鈴木さん、恵美さん。
館長さん、ご来場の皆さま、ありがとうございました!


復興釜石新聞さんがコンサートを取材してくださいました(^-^)
記事はこちら


演奏が終わると、市川さんが周辺を案内してくださいました。旅館「宝来館」さんへ。ここはニュースで何度か見た場所!宿泊客を山の上に避難させようとした女将さんが駐車場で津波に飲まれてしまうショッキングな映像と、その後なんとか助かった女将さんが、残った旅館を避難所や炊き出し所として活用し、多くの被災者やボランティアの人々の拠り所になっているという映像。ここがその現場なんだ・・・と思うと、目の前の美しい海の景色にかえって心がザワつくような気持ちがしました。


工事中の道を進むと、、

美しい大槌湾に。左側の対岸見えるのが大槌町。リアス式海岸の形状が波をより大きくしたのだとか。この浜にたくさんの漂流物が流れ着いたのだそうです。


津波避難路の看板


宝来館の女将さんがボランティアの方々と整備したという裏山の避難路。車椅子の方も登れるように板が敷かれていました。


残った防風林の中に建てられた石碑。「津波てんでんこ」の伝承が。


ちなみに、今は砂浜沿いの歩道も整備され、既にトライアスロンやオープンウォータースイミングの大会も開催されるなど、震災復興の大役を担う場所にもなっているのだそうです。そして現在の宝来館はとても綺麗!(なぜか写真を忘れてしまった〜)入口の庭園はたくさんの電球で綺麗にライトアップされているのですが、これは震災後に「光が灯っている」ということが人々の心を温めた経験からだそうです。次回は泊まってみたいなぁ、宝来館。

宝来館 ホームページ


市川さんは景色を見ながら当時のことや今のこと、たくさん話してくださいました。こうして、実体験を伝えていくことが大事だと考えておられるそうです。確かにその通り、明日から演奏を聞いてくれる保育園・幼稚園の子供達は、震災後に産まれているんだもんね。あれから時間が止まっているように感じても、確実に進んでいるんだなぁと、子供達を見ると感じます。


これにて初日は終了。夜は釜石市内にて回転寿司「すしがんこ」へ。どのネタも新鮮で美味しい!そして安い!!2人でかなりの皿数を頂きました。カンパチが最高に美味しかったなぁ。満腹のまま駅前のビジネスホテルにて就寝。

幸せそうだー


さて。翌日は、朝からまた鵜住居へ戻って鵜住居幼稚園へ。位置関係はこんな感じ。


釜石駅前から鵜住居地区へ向かう道も、途中海に面しているところがあり、そこには巨大堤防が建設中でした。




海が見えなくなってしまうのは残念だけど、安全にはかえられない。景観と安全を一緒に維持するのは難しいんだなぁ。。そんなことを思っていたら、道路脇に毛がモサモサした何かを発見!これは、、ニホンカモシカ!天然記念物!!なんだか呑気に草をはんでおりました。鹿に気をとられていたけど、ふと上を見上げると、道路標識の青看板の上には丸々と太ったトンビが。

うーむ、思えば、豊かな海と肥沃な山に囲まれた、とっても恵まれた土地なんだよね。動物達がそれを象徴しているかのようでした。復興までにまだ時間はかかりそうだけど、これだけの恵みがあれば、とても助けになりそうです。


昨日の公民館で市川さんと合流し、さらに車で走ること15分ほどで幼稚園到着。こちらも震災後から移転している仮設の建物でしたが、それも今年の三月までで、四月からは丘の上の小・中学校隣接の新しい園舎に引っ越すのだそうです。

今の敷地には畑があり、子供達が田植えを隣には老人ホームがあり、そこの方々は子供達が隣からいなくなってしまうことを悲しんでいるのだとか。


つづく


今年は一年、よく回りました〜!
市内公民館めぐり。

公民館演奏の共演は、安田みや子さん(^^)同じ郡山市内に住む音楽仲間の1人です。みやちゃんの歌声はやさしくて心に染みる〜(T-T)ので、涙する人多し。口笛ともよく合うと(自分では)思っております。

さらに!
今回は友情出演でオカリナの阿久津恵子さんにもご参加頂きました♬阿久津さんは、私の口笛教室に通ってくださる生徒さんでもあるのです。私も逆にオカリナも習おうかな。。

オカリナと口笛もまた、同じような音色なんだけど少し違って、いいアンサンブルができるのですよ!特に、口笛では出しづらい低音域を、あたたかい音色で支えてもらうと、とても気持ち良いです。


館長さんはじめ、公民館スタッフの皆さまが宣伝をとても頑張ってくださり、会場いっぱいのお客さん!!本当にありがとうございました✨

いろんな音色があって最後まで飽きずに楽しめました、と言って頂けて、とてもとても嬉しかったです(o^^o)


地元で知名度を広める、てとにかく大事!公民館のみなさま、来年もひとつよろしくお願いいたします。







今回も楽しかったーー!
聴いてくださった皆さま、呼んでくださった無添加住宅郡山さん、本当にありがとうございました!!



3年前にCMで口笛を吹かせて頂いてから、夏に冬に年に2回ほど、こちらのショールームでコンサートをさせて頂いています。

無添加住宅郡山グッドホーム
http://goooodair.com/index.html


口笛が使われたCMがこちら



こうしてご縁を頂けて本当に嬉しいです。無添加住宅さんは、天然の素材にこだわった家づくりをされているので、素朴な口笛の音色がその雰囲気によく合うように思います。ショールームもとても響きがよいので、演奏していて気持ちがいいです。


あ!コンサートの様子がアップされてる!写真転用させて頂きま〜す♬

久々にREALBOOK

聖者の行進にて口笛とパチカ体験
(タツキさんバイオリン弾いてないと思ってたけど口笛吹いてたのね)


サンタ服のジローくん


毎回来てくれるかわいいお客さんもいるんだよね。かわいかったなぁ❤️友達も聴きに来てくれたし、本当にありがたい〜
これからも頑張ろう、という活力になりました。

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