2017年07月28日

明日29日(土)18時より佐藤久成ヴァイオリン・リサイタル!

19日(水)、代々木上原のムジカーザで開催した「ラヴェルピアノ協奏曲 室内楽版」のコンサートは、無事終了しました。

編曲者の齋藤圭子先生、共演の木管五重奏団Borders、コンサートを支えてくれた関係者、そしてご来聴いただいたお客さまのおかげです。
本当にありがとうございました。

非常に慌ただしい中での本番でしたが、自分としては演奏内容に納得できた面もありました。
しかし作曲者が望む音楽、作曲者の想像を超えるような音楽(それが演奏者の理想と考えておりますので…)には全然近づけず、まだまだです(>_<)

そして明日29日(土)18時からは、五反田文化センターにおいてヴァイオリニストの佐藤久成さんと共演させていただきます!
http://www.hisayasato.com/concert-20170729.html

佐藤さん、業界内で話題沸騰の人。
彼の演奏を聴いてヴァイオリンやクラシック音楽の概念が変わったという方も少なくありません。
佐藤さんとの共演は、私にとってとても大きな務めです。

チケットまだ少しあるそうなので、ぜひお早めにお問い合わせの上、ご来聴ください!
皆さまに、佐藤さんの演奏を聴いていただきたいです!



pianotanaka at 17:04|PermalinkComments(0)

2017年07月15日

八丈島での学校公演と19日(水)19時「ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版コンサート」

昨日まで、八丈島の6つの小中学校で公演をしてきました。
木管五重奏団との共演で、モーツァルトの「ピアノと木管のための五重奏曲」やラヴェルの「ピアノ協奏曲室内楽版」がメインだったため、木管楽器の紹介やストローを使ったオーボエ模擬体験等も行いました。
児童生徒にも楽しんでもらえたようです♪

私は学校との調整や今後のコンサート準備があったためほとんど観光はできませんでしたが、天候にも恵まれ、少ない余暇に美味しい八丈島料理をいただくなど、満喫はできました。

八丈島、本当によい島ですので、まだ訪れたことのない方は、ぜひ遊びに行ってみてください!
東京から一時間足らずで別世界を体験できますよ。

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さて件名にも書きましたように、19日(水)19時開演の「ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版」の公演が迫ってきました。
会場は、私にとって初めてとなりますが、代々木上原のムジカーザ。
小規模ホールですが、美しく音響も素晴らしいです。

チケットまだ残りがありますので、ぜひぜひご来聴ください!


「ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版」
日時
2017年7月19日(水) 開場18:30 開演19:00

会場
代々木上原MUSICASA(小田急線・千代田線 代々木上原駅より東口より徒歩2分 〒151-0036 東京都渋谷区西原3-33-1)

プログラム
・ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版(ピアノと管楽のための六重奏版) 編曲/齋藤圭子
・モーツァルト ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ほか

出演
ピアノ/田中良茂
木管五重奏/ボーダーズ

チケット(販売中)
3,500円(税込・自由) 2,500円(学生券限定20枚・税込)

お申込み・お問合せ
MAT音楽事務所/03-6657-5151

2017ラヴェル室内楽版B



pianotanaka at 14:46|PermalinkComments(0)

2017年06月04日

マーラー

昨日、本日と日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会に呼んでいただきマーラーの交響曲第8番のハーモニウムという楽器を演奏しています。

指揮は若手ながらも既にベテランのような落ち着きとキャリアを持つ山田和樹さん。

マーラーの交響曲第8番は、「千人の交響曲」としても知られ、バンダ(本隊のオーケストラとは離れた場所で演奏する別動隊)が付いた巨大オーケストラに加え、8人のソロ歌手、混声合唱、児童合唱から成り、今回の編成では「千人」には届かないものの演者だけで300人は超えているのではないかと思います。

昨日の本番では、山田さんのマーラーへの並々ならぬ思いが伝わり、歌手陣、合唱団、オーケストラも集中し、精神性を伴う熱演であったと思います。

本日も15時より渋谷のオーチャードホールで公演があります。当日券の有無はわかりませんが、演奏機会の少ない作品ですので、ご希望の際には03-3477-3244(Bunkamura)にお問い合わせしてみてください。

私も長らく日本フィルさんにはお世話になっていますが、マーラーは実は初めてとなります。
山田さんによるとマーラーは「平均率のピアノが嫌いだった」とのことで、ピアノ作品をほとんど書かず、ピアニストにとってはご縁があまりない作曲家です。
しかし今回、実際に演奏させていただき、ある部分のマーラーの魅力に気付かされました。
抗うことのできない矛盾や不合理、贖罪、現実世界の様々を重ね合わせ、得難い理想を見つめようとしているところとでも言いましょうか…、R・シュトラウスの「最後の4つの歌」にも通ずるような気がします。

ちなみに画像は、今回私が演奏しているハーモニウム。非常に珍しく、日本にも数台しかないとか。
サン・サーンスやフランクもハーモニウムの作品を残したようですが、クラシックのコンサートでもほとんどお目にかかりません。
要は昔の「足踏みオルガン」の類いになりますが、実際弾くと音量のコントロールがとても難しい!
普通に弾き続けていると知らぬ間に音が消えていたりと。
ちょっと苦労していますが、私も頑張りますので、よかったら今から聴きにいらしてください!

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pianotanaka at 12:18|PermalinkComments(0)

2017年06月01日

儚い誠実

2015年11月、取手市の当時中学3年生だった中島菜保子さんは、「いじめられ たくない」と書き残して自殺した。

彼女は真剣にピアノに取り組んでいたようで、先日、生前の彼女が弾くシューマンをテレビで少し聴いた。
彼女のレベルはかなりのもので、もし命を断たなければ、将来、一線で活躍していた可能性もあったのではないかと思う。

取手市教育委員会は、これまで「いじめと自殺は関係ない」としてきたが、昨日になりやっと一応の謝罪をした。
おそらく中島さんの両親が実名を公開してテレビ等で大きく取り上げられようになり、取手市も悪者扱いされたためやっと重い腰をあげたに違いない。

もちろんこの自殺の厳密な真相は私にはわからない。
しかし力を持つものの対応は往々にしてこんな態度ばかりだ。
関係者に「もし自分の子どもが同じようになったら」と考える想像力が働かなかったのだろうか?
いや、きっと彼等の多くも本当はわかっているのだろう。しかし彼等も自分や家族の生活を考えると「誠実」という儚い言葉がどこかに飛んでしまうのだろう。

しかし日本には、未だにこのような体質が蔓延りすぎてはいないか?
どうしたら人は、もっとまっすぐ進めるようになるのか?


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2017年05月26日

7月19日(水)「ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版」 ぜひ聴きに来てください!

昨年、離島の中学生たちにどうしても聴いてもらいたくて、また自分でもどうしても弾きたくて、ラヴェルのピアノ協奏曲の第2楽章を、東京藝大等で講師をされている作曲家・齋藤圭子さんに室内楽版(ピアノと木管五重奏用)への編曲依頼をしました。

そして今年は、「やっぱり全楽章やんなきゃ」ということで、残りの第1,3楽章の編曲を齋藤先生に再依頼し、7月19日(水)にいよいよ東京公演を行います。

第2楽章に対しての思いは以前のブログにも書いてきました。
こんなにも美しく、儚い音楽をラヴェルが書いた真相は、本当のところわかりません。
ただ第1、3楽章は、多彩な音色、リズム感、ドライブ感に溢れ、当時画期的であったジャズや土着風の音楽が巧みにクラシック音楽と同化させられているとの印象を持ち、ピュアにラヴェルが音楽的要素を追及した作品であると考えます。そういった意味では第2楽章よりも両端の第1、3楽章は、ある意味でよりラヴェル的な音楽かもしれません。
いずれにしても全楽章演奏することで、第2楽章の本質的魅力が増すものと思います。

室内楽版の編曲は、どうしてもオリジナルのオーケストラ版と比較すると、音色やダイナミクスな面では劣ってしまいますが、齋藤先生の編曲はオリジナル版とは趣を少し異にする室内楽版ゆえの魅力-シンプルでいて密な音楽-を感じます。また限られた編成の中で、ラヴェルの個性を尊重しながらも齋藤先生ならではの新たな音色も散りばめられているのも魅力です!

共演は、若手の木管五重奏団ボーダーズ。
この難儀ともいえる挑戦に、嫌な顔一つせずに賛同してくれました。
彼らとの合わせ練習や飲みニケーションは楽しく、きっと本番も素晴らしい演奏をしてくれることでしょう。

そう、よい音楽になるかは、あとは私次第ですね。
フランス風に飄々としながらも、どこか命を削る思いで取り組んでいきたい作品です。

ぜひぜひ、皆さん、聴きに来てください!


日時
2017年7月19日(水) 開場18:30 開演19:00

会場
代々木上原MUSICASA(小田急線・千代田線 代々木上原駅より東口より徒歩2分 〒151-0036 東京都渋谷区西原3-33-1)

プログラム
・ラヴェル ピアノ協奏曲室内楽版(ピアノと管楽のための六重奏版) 編曲/齋藤圭子
・モーツァルト ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
ほか

出演
ピアノ/田中良茂
木管五重奏/ボーダーズ

チケット(販売中)
3,500円(税込・自由) 2,500円(学生券限定20枚・税込)

お申込み・お問合せ
MAT音楽事務所/03-6657-5151

2017ラヴェル室内楽版B







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