2006年02月22日

that と which4

 仕事で英語の論文を書くことになりました。 ここしばらく、英文を書いていなかったので、日本人研究者が間違えやすい英語科学論文の正しい書き方―アクセプトされるための論文の執筆から投稿・採択までの大切な実践ポイントという本を買って勉強することにします。 この本は、タイトルには「日本人研究者が間違いやすい」と書いてありますが、特に日本人向けに書かれた本では無く、"Guide to publishing a scientific paper"という本の訳本です。

 まだ、読み始めたばかりですが、かなりコンパクトに要点がまとまっていて、なかなかよい教科書です。 

 この本の第二章は「原稿を書き始める前に....」というタイトルの章で、いくつか文法的なポイントに触れております。
 
 本日は、その中から、関係代名詞のthatとwhichの違いについて。
 
 両者の使い分けは、関係代名詞が関わる文に"incidentally(たまたま)"を挿入しても意味が変わらない場合は"which"を使い、意味が変わってします場合は"that"を使うそうです。

 本書にあがっていた例文としては
1.medium that contained calcium
2.medium, which contained calcium
があり、1の場合は特にカルシウムを培地に添加すことに大きな意味が無いケースで(つまり、たまたまカルシウムが入っていた)、2の場合は培地にカルシウムが入っていることに大きな意味がある場合である様です。

 恥かしながら私は両者の違いを意識せずに、これまで英文を書いておりました。 

 この観点で、恩師に直していただいた英文を見直してみます。



2006年02月10日

これまでの稼ぎの報告5

 今年初めての記事です。 いろいろあり、今年の6月までは、なかなかブログ更新の
時間が取れないです...。 気長に続けていきます。

 ところで、昨年の5月にこのブログを始めたとき、密かに目標にしていたことがあります。 それは、最初の1年間で1万円を副業で稼ぐことです。

 そこで、ブログをはじめて8ヶ月ほど経ちますが、副業収入の報告です。

1.翻訳
 アメリアを通じて得た仕事を1件だけしました。 2500円の収入がありました。

2.アフィリエイト
 このブログからのアフィリエイト収入が、13,500円ありました。

という訳で、合計の副業収入が16,000円でした。 目標を既に達成できました。 もちろん本業から、この何倍もお金をいただいているわけですが、組織からの収入とは、一味違う喜びです。

 5月までもうしばらくありますので、何とか2万円を目標に頑張ります。 でも、自立までにはまだまだですね。 これものんびり頑張ります。

  

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2005年11月02日

アメリアで第1回字幕翻訳コンテスト(映像付き!)開催!4

 私の加入している翻訳情報サイトアメリアから、第1回字幕翻訳コンテストを開催するとの連絡がありました。 これは、無料の企画で、アメリアの非会員でも参加できるそうです(「訳文応募」の「一般参加登録はこちら」をクリックすると、「ジョーク翻訳コンテストの参加登録ページ」の入力画面が表示されるので、必要事項を入力すると、パスワードが発行され、のちほどメールでIDをお知らせします とのことです。)。 詳細は以下の通りですので、ご興味のある方は参加されてはいかがでしょうか?

★★★★ 第1回字幕翻訳コンテスト(映像付き!)開催! ★★★★

アメリアWebサイトにて、昨日より第1回字幕翻訳コンテストが開催されて
います。映画好きなあなた、ぜひご参加ください。

今回の賞品は、DVD大特集。また劇場公開作品ペアチケットが当たる
「レーティング賞」もあります。どなたでも無料でご参加いただけます

【日程】
 2005年11月1日(火)〜11月30日(水)  訳文応募
 2005年12月1日(木)〜12月19日(月) レーティング参加
 2005年12月22日(木)        結果発表!

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2005年10月28日

今月のアメリアのトライアル3

 今月のアメリアの定例トライアルはお待ちかねのメディカルです。 前回は、緑内症の手術についての出題で、私の専門のバイオからはあまりにもかけ離れているため、give upしました。 今回は、バイオ的な出題を期待したのですが、またしても医学分野で前立腺癌について出題でした.....。 今回もgive upでは悔しいので、何とか頑張ってみます。 

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2005年10月23日

英語翻訳練習帳5

 気分転換にブログのデザインを変えてみました。

 さて、タイトルにある「英語翻訳練習帳」という本を図書館で借りました。 気軽に借りたのですが、結構勉強になります。 

 特に、勉強になったのは第二章にあった、隠喩の訳し方。 おそらくこれは、メディカル翻訳には関係の無い話でしょうが、翻訳の奥深さを学べました。 

 例えば、田中西二郎さんによる「白鯨」の冒頭の文の翻訳。 原文では、"Call me Ishmael."となっていますが、訳では、「まかりいでたのはイシュメールと申す風来坊だ。」となっているそうです。

 何故、「風来坊」がつくのか? 

理由は、「イシュメール」という名は、旧約聖書で出てくる人物で、ある理由で母と共にパレスチナの砂漠を放浪するそうです。 そういう背景を踏まえて、

 「イシュメールと申す風来坊だ。」

と訳したそうです。

 うー奥が深い。

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2005年10月20日

気になる新書4

 図書館で借りたいまどきの新書―12のキーワードで読む137冊という本を読んでおります。 この本は、著者の永江朗というフリーのジャーナリストの方が選んだ新書を紹介したものです。 簡潔にでも興味を引くように新書を紹介してくれています。

 紹介された新書の中に気になる本があります。 さみしい男という本です。 さみしい男とは、組織で勤めていて、普通にがんばって稼いでいるが、達成感が無くなんとなく覇気が無い男を指しています。 最近、さみしいおとこが大発生しているとの事。 

 著者の永江さんの結論は、

「一人で生きていく勇気を持つこと。 会社や組織に頼らず、家族に依存せず、一人で考え、一人で判断し、一人で行動するしかない。」

です。 全く同感です。 

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2005年10月18日

三木谷社長の言葉4

 Sun-riverさんよりコメントとトラックバックをいただきました。 ありがとうございます。 私のブログから刺激を受けていただいたとコメントいただきました。 こうやって、ブログを通じて仲間が増えることはうれしい限りです。

 さて、「刺激」といえば、最近、楽天の三木谷社長のコメント刺激を受けました。 三木谷社長は高校時代は、医者を目指していたそうです。 しかし、

「文系の人間を人を使う立場になれるが、理系の人間は人に使われる立場になるだけだ!!」

 と考え、文系に転向したそうです。

 私が、組織からの独立を考えているのは、まさに、「人に使われたくない」と考えているからです。 しかし、三木谷さんと違うのは、かといって「人を使いたい」訳ではないことです。 ただ、「自分の人生を自分の思うように使いたい」と考えています。

 ただ、バイオの研究は、一般に、お金がかかります。 そのお金を得ようとするとどうしても人に使われる立場になりがちになるのが、難しいところです。 まずは、組織以外からお金を稼ぐぞ!!


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2005年10月15日

副業としての翻訳3

 先日も書いたとおり、アメリアで見つけたトライアルに応募し、合格をいただいた翻訳会社に、バイオ関係の翻訳者として登録されました。

 私の単価は\1100/400字(日本語で)でした。 単価\1100/400字ということはどのくらい稼げるのか皮算用をしてみます。 この前のトライアルの回答では、176wordsの英文を翻訳し、436字の日本文となりました。 ということは、160wordsの英文を翻訳すると1100円いただけることになります。 

 もし、月に10万円稼ごうと思えば、月に14500wordsの英文を翻訳する必要があります。 私の書いた論文の場合、論文1報が約6500wordsでしたので、月に論文2報分翻訳すれば、10万円稼げることになります。 これくらいなら、できるかも知れません。

 まさに、皮算用ですが....。

 

2005年10月06日

アメリアからの月間情報誌4

 昨日からこのブログを復活しましたが、早速、Chieさん からコメントいただきました。 Chieさんありがとうございます。 しばらくは、のんびりブログを更新します。

 さて、昨日アメリアより月間の情報誌が届きました。 20ページ程の薄い本ですが、結構、面白い情報が載っています。 「翻訳の現場から」という企画が興味を引きました。 翻訳会社のトライアルに合格した後のことについて書いてありました。 トライアルに受かりたての私には、うってつけの内容です。 ビジネスマナーの欠如により二度と仕事をいただけなくなることが多いとの事。 気をつけよう。

2005年10月05日

アメリアで見つけたトライアルの結果4

ブログを休んでいる間に、一つ、私の副業に進展がありました。

アメリアの「Pick up Job」で見つけたバイオ翻訳(英語→日本語)の会社のトライアルに応募し、2ヶ月の結果待ちの後、合格の連絡を受けました。 早速、その会社に、在宅翻訳家として登録しました。 単価は、\1100/400字との事です。 アメリアの掲示板で調べるとどうもかなり安い単価の様です。 しかし、今は経験をつむことが重要ですので、がんばります。 早く仕事が来ないかな。

復活5

ここしばらく、会社生活、プライベートで色々なことが、一気に起こり、
全くブログに割く時間がありませんでした。

 今日から復活です。

2005年08月04日

教授の添削36

1.私の書きたかった内容
「35kDa付近に大量発現されたバンドを示した形質転換体をスクリーニングした。

2.私の書いた英文
Transformants, which showed over-expressed band around 35k Da, were screened.

3.恩師が訂正した英文
Transformants, which showed an over-expressed band around 35k Da, were screened.

 大腸菌にある蛋白質の遺伝子を導入し(形質転換)、その蛋白質を大量に作らせる(発現)という、遺伝子工学の基礎的手法についての記述です。 今回導入した遺伝子は35kDaのサイズを持つ蛋白質をコードするもので、私の期待通りに、この蛋白質を発現した遺伝子組み換え体(形質転換体)をスクリーニングしました。 電気泳動により35kDaのバンドを示した形質転換体をスクリーニングしました。 この「バンド」という表現を、私は単に"over-expressed band"と訳しましたが、"an"を付けなさいと添削されました。
 



2005年07月27日

教授の添削35

今日は台風一過で、久しぶりの晴天、気持ち良かったです。 さて。

1.私の書きたかった内容
「図のX軸に、DNAのサイズを示す。」

2.私の書いた英文
In x-axis of the figure, DNA sizes are described.

3.恩師が訂正した英文
In the x-axis of the figure, DNA sizes are described.

 論文は、テキスト、図、表の3つから構成されていますが、図の説明で書いた文です。 グラフのX軸について説明したのですが、「X軸に」の部分を"In x-axis of the figure"と書いたところ、"In the x-axis of the figure"とtheについて添削されました。 これは、この図のX軸ということですので、特定のtheであると理解しています。

2005年07月23日

ちょっと面白そうな本

 今日、本屋をぶらぶらしていたらちょっと面白そうな本を見つけました。 
一橋総合研究所 が書いた「「身の丈」起業のすすめ」という新書です。 十分にリスクを減らして起業することを勧めている本でした。

 7月まで有効のアマゾンのポイントを1000円分持っていますので、これで買うことにします。 読み終わったら、感想を記事にしたいと思います。

 起業を志してから、「起業」と書かれた本に目が行くようになりました。 志は大事だなと思っています。

教授の添削34

今日は、関東地方に大きな地震がありびっくりしました。 震度5だそうです。
さて、今日の復習です。

1.私の書きたかった内容
「50から600bpに認められたピーク数のまとめを表1に示した。」

2.私の書いた英文
Summary of numbers of the peaks between 50 to 600 bp were shown in TABLE 1.

3.恩師が訂正した英文
The Summary of numbers of the peaks between 50 to 600 bp were shown in TABLE 1.

 "Summary"にtheを付けるよう添削されました。 これも、特定の"the"であると理解しました。 この手の添削は、添削されると納得しますが、自分では気がつかないことが多いです。

 ちなみにこの例文は、DNAの分析をするために行った電気泳動(electrophoresis) の結果について書いた文です。 電気泳動はバイオ研究の基礎中の基礎の実験方法ですが、私は何故かこの実験が大好きなんです。
 研究者は、理由も無く、ある実験操作が好きな人が多い気がします。

2005年07月21日

The と a

 一昨日、NHK教育テレビの英語番組を見ていましたら、面白い内容について放送しておりました。 それは、native の英語圏の人に

"Love is the reason to get married."と"Love is a reason to get married."のどちらがあなたの気持ちに近いですか?

 と質問するという番組でした。 このブログの「教授の添削」シリーズで最近はtheについての添削を扱っていましたので、非常に興味深くこの番組を見ておりました。

 "Love is the reason to get married."の場合は、Loveが結婚する唯一の理由であるという意味になり、"Love is a reason to get married."は、Loveが結婚する理由のいくつかのうちの一つであるという意味になるとの事です。

 忘れないうちに記事にしておきます。

2005年07月18日

教授の添削33

 kitasan、さくらさんからtheについてのコメントをいただきました。 ありがとうございます。 今日もtheについて添削例を書きます。

1.私の書きたかった内容
「以下の2つの基準により制限酵素をスクリーニングした。」

2.私の書いた英文
We screened the restriction endonucleases with two following criteria.

3.恩師が訂正した英文
We screened the restriction endonucleases with the two following criteria.

 制限酵素とは、遺伝子であるDNAの中のある特異的な配列を見分けて切断する酵素です。 これまでに、様々な種類の制限酵素が知られており、今回は、私の実験に都合の良い制限酵素を選抜した際の記述についてです。 「以下の二つの基準」の部分を"with two following criteria"と訳したところ、"with the two following criteria"とtheを加えられました。 今回の場合、理由は簡単です。 "criteria"が以下の記述で特定されるため、特定のtheが必要なのでしょう。 



2005年07月17日

アメリアのトライアル

 ここ数年で仕事が一番忙しかった怒涛の2週間が終わりました。 組織にいて忙しくしていると、「自分の人生に必要なお金を稼ぐために組織で働く」という大前提が崩れ、「組織のために自分の人生を捧げる」というおかしな考えになる時があります。 この2週間はそんな毎日でした。

 ところで、当面の目標である「アメリアでノミネ会員になる」ために、アメリアが主催するメディカルのスペシャルトライアルを受けるつもりでした。 メディカルのトライアルは3ヶ月に一度で、7月度はメディカルのトライアルがある月です。 以前から、楽しみにしていたのですが、前年ながら今回は見送ります。 それは、今回の課題が「緑内障の手術」に関するもので、バイオの研究しかしたことが無い私には全く歯が立たないからです。 

 残念。

2005年07月14日

教授の添削32

 久しぶりの「教授の添削」シリーズです。 冠詞の添削を復習します。

1.私の書きたかった内容
「Materials and Methodsに書いたとおり」

2.私の書いた英文
as described in the Materials and Methods section.

3.恩師が訂正した英文
as described in Materials and Methods.

一般に我々が投稿する論文は、Abstract(要旨), Introduction(研究の背景), Materials and Methods(実験方法), Results(結果), Discussion(考察), Acknoledgements(謝辞), References(参考文献)から構成されています(ただ、各セクションの順番は雑誌によって異なりますが)。

 さて、今回は、"Results"のセクションのある文に、「Materials and Methodsに書いたとおり」との意味を付け加えた際の添削です。 私は、"Materials and Methods"は私の原稿の"Materials and Methods"であるので特定化できると考え、theを付けましたが、恩師はこのtheを削除しました。

今回は丸憶えしますが、何故"the"が不要なのでしょうか? 

2005年07月12日

久しぶりのブログ

 忙しい一週間でした。 詳しくは書けませんが、会社の関係で、先週はほぼ毎日、明け方まで仕事している状態でした。 明日から、また、英語の勉強をします。

 ところで、先月Apple iPod shuffle 512MB M9724J/Aを購入し、通勤時間での英語の勉強に活用しております。 ipod-shuffleにCDをダビングする際に使うソフトであるi-tuneがV4.9にバージョンアップされました。 このバージョンには、pod castingという機能が付き、ipodに英語のラジオ放送が取り込めるようになりました。 これは、私にとって待ちに待った機能です。 これから、通勤時間にはCNNなどの英語のニュースが聞けるようになります。