昨日はテラテラ光るアスファルトにあぶり出されるように、日影を求めて歩いたのに、今朝はベランダの窓を開けると、涼しい風と共に何層にもなった、ねずみ色の雲が目に飛び込んできた。
ねずみ色って、、、色えんぴつでもクレヨンでも、最後まで長いまま残ってた。
なんとなく嫌っていた色も、50目前の私には何だか愛おしく感じられるから不思議だ。
ねずみ色と一言でいっても、白い紙にうっかり鉛筆で書いてしまったところを慌ててこすってしまったようなねずみ色、花壇に並べていたコンクリートのレンガを思い出すねずみ色、地下鉄ホームでぼーっと線路を見ていたら走り去るものを目撃してしまった、その小動物のねずみ色、、
ただの薄汚れた色って認識していたのが申し訳ないような気がしてきた。
肌寒くなり戸を閉めてソファに目をやると、そこには、シルバーに近い、うっすらとしたねずみ色の髪の毛に寝ぐせをつけた夫が座っていた。
春物のパジャマは濃いめの水色、、
一瞬、年老いたドラえもんに見えた。
何か出してよーードラえもーーん!!!
、、、、、、、ぷぅ。
ねずみ色って、、、色えんぴつでもクレヨンでも、最後まで長いまま残ってた。
なんとなく嫌っていた色も、50目前の私には何だか愛おしく感じられるから不思議だ。
ねずみ色と一言でいっても、白い紙にうっかり鉛筆で書いてしまったところを慌ててこすってしまったようなねずみ色、花壇に並べていたコンクリートのレンガを思い出すねずみ色、地下鉄ホームでぼーっと線路を見ていたら走り去るものを目撃してしまった、その小動物のねずみ色、、
ただの薄汚れた色って認識していたのが申し訳ないような気がしてきた。
肌寒くなり戸を閉めてソファに目をやると、そこには、シルバーに近い、うっすらとしたねずみ色の髪の毛に寝ぐせをつけた夫が座っていた。
春物のパジャマは濃いめの水色、、
一瞬、年老いたドラえもんに見えた。
何か出してよーードラえもーーん!!!
、、、、、、、ぷぅ。
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