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伸びる手品サークルの特長

多くの手品サークルでは、先輩が新人に基本的な技術を教え、それが代々継承されていく形式で運営がされています。しかし、どんなに技術的に素晴らしい先人がいたとしても、その技術が後輩に上手く伝承されていないことが多いです。

原因は色々考えられますが、多くの場合、新人を向かい入れる体制や技術指導法が、サークルに確立されていないことが多いように感じられます。

私が考える、模範的な手品サークルとは「会員の士気が高く、活動実績や受賞歴が豊富」だと考えています。そのようなサークルになるには、何が必要であるかを考えてみました。



指導者が優れているサークルは伸びる

サークルの良し悪しは、指導者の良し悪しで8割が決まります。

すぐれた指導者とは、「手品の上手い指導者」ではありません。たしかにマジシャンとしての能力はある程度は必要ですが、実は一定レベル以上になると必要ありません。

なぜなら、手品技術はゲスト講師を呼ぶなどして外注が可能だからです。むしろ指導者に必要となるのは手品を教える能力の方になります。

手品サークルには、様々な年代と性別の方が在籍しており、会場に演技を観に来るお客様の層も広いです。それら全ての層に適した配慮をできる方でないと、会員は付いて来ないのです。

士気の高いサークルの練習風景は活気に満ち溢れています。そこにいるだけでやる気が引き出され、誰に言われることもなく、皆が自分の練習を熱心に行います。個々の熱意がお互いを刺激し合うことで、相乗効果が生まれ、サークル全体のやる気を引き上げている様子は強い団結力を生みます。この雰囲気は一朝一夕で作れるものではありません。指導者への信頼の積み重ねが寄与している部分は大きいです。



やる気を引き出せるかどうかが全て

結局、手品にどっぷりハマって、成功体験を積んでいただけないと、なかなか手品の楽しさを会員に分かっていただけません。技術だけでなくメンタル面のケアもできないと、個々の才能を開花させることは難しいです。こういった指導者のスキルを持つ方がいる組織は少ないです。

メンタル面のケアは、社会人になってから身に付く方が多く、学生時代から出来る方は少ない傾向があります。そのため、高校や大学のマジックサークルでは、OBOGがその役割を担うことでカバーしている場合も見受けられます。

メンタルケアと聞くと、落ち込んだ人を励ますことや、モチベーションの少ない人を復帰させるようなイメージを抱く方が多いかもしれません。そういった面もたしかにありますが、メンタルケアとは、やる気のある方をさらにやる気にさせること等も含むことを忘れてはいけません。

指導者として、会員にどんなことをすればモチベーションになるのかを考えてみました。あくまで一例となりますが、皆様のサークルに適合するものがあれば、是非お試しください。


・発表会を開催する(ステージ、クロースアップ、他)
・ゲスト講師を迎える
・最新のレクチャービデオやコンベンションの上映会を開催する
・有名マジシャンの出演するステージを皆で観に行く
・他のサークルと合同練習を開催する
・他のサークルとステージでコラボする
・会員が全員参加できる「OO強化月間」のようなキャンペーンを開催する。
例:「苦手克服強化月間」個々の会員が自分が克服したい苦手な手品や、演技中の癖を発表し、会員同士で克服するために「お互いに激励したり」「出来ていない時には指摘をする」活動。
・マジックショップ巡り(団体割引を事前に交渉し、応じていただけたショップに皆で行く)
・日頃から会員全員とコミュニケーションをとる(結局これが最重要!)



参考になれば幸いです^^ ではでは


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