East Asian Cafe


 〜長年のマンションでのベランダ園芸を卒業し 2012年初夏 ときどき潮風が吹く家で小さな庭のある暮らしが始まりました

IMG_0358_1 IMG_0889-1_1 IMG_0759_1 IMG_0398_1 IMG_0817_1 IMG_0517_1 IMG_0872-1_1 IMG_0890_1


季節の植物

寒さの中にいくつかの春を見つける

横浜より寒さが厳しい千葉の実家ですが、帰省している間は比較的暖かくて助かりました。
実家の庭や垣根は昨年11月に親戚の植木屋さんに剪定してもらったものの、それでも何ヶ所か見るに堪えないところがあり気になっていましたので、今回の帰省ではそこを切り詰めてきました。

母がアルツハイマー型認知症とわかってから2年が経ちました。(2017年1月「生きるじたばた」) 相変わらずじたばたは続いています。母に剪定ばさみはどこ?と聞いても、花挟みを教えてくれたり、剪定ばさみがあるという納屋にも見つからず。小さな花挟みでチョキチョキやったので、いまだに右手の付け根が痛みます。

隣家から垂れた山芋のつるで覆われたキンカンの木も救出し、実を少し横浜へ持ち帰って甘露煮にしました。

KIMG0496 (2)

隣家も老人二人暮らし。町内が違うので交流はないのですが、同居していた私より一つ下の長男(独身)が数年前に突然死したあとは、市外に嫁した長女が時折来ているようで、わが家と同様家の外回りまでは手が回らないと思われます。

庭の奥にロウバイが咲いているのを見つけました。
お正月の頃がピークの花ですが、日陰だからでしょうか、まだ残っていました。幹の太さに父が生きていた頃もあった樹だと思い出して年月を感じます。

KIMG0485 (2)

また、花は小さいですが紅梅も咲き出していました。
年々大きくなる杉林は本家のもので、遠い昔、この杉林を切り倒して私の実家は建てられたそうです。その30年後は本家を建て替え、それから何年経ったでしょう。次に切り倒す時があるのかないのか。

KIMG0494 (2)


母が自家用野菜を作っていた畑も昨年は何も作らなかったので、一面雑草だらけになりました。
雑草は2mを超えて枯れました。「そのままでいい」という母の言葉に逆らって、刈り倒してきました。

KIMG0487

少しはすっきりした枯草の中から、ミツマタの木につぼみがぎっしりついているのを見出しました。

KIMG0489

これが黄色い花を咲かせる頃には、暖かくなるのだと、いい汗流した後で自己満足したのでした。

KIMG0490

穏やかな秋の日

実家へ帰省してきました。
実家は横浜に比べてこの時期冷え込みが厳しいのですが、例年より暖かいのとコタツのおかげで、穏やかな気持ちで過ごせました。紅葉も遅いようです。

IMG_2219

Instagramではすでにアップしましたが(サイドバーからリンクできるようにしました)、裏山で見つけたカラスウリ。お茶の木の垣根にからみつくので例年なら刈りこんでしまうのでしょうが、手入れが行き届かなくなったゆえの恵みというべきか。

IMG_2213

IMG_2214

今年は母がデイサービスに週2回通うようになったので、庭は日を追うごとに荒れていっていますが、母は明るくなったのでよしとするしかありません。
小菊の周りにも雑草がいっぱい

IMG_2215

南天の実も…

IMG_2220

柚子の実も少なめ

IMG_2221

千両はお正月用に間に合いそうです

IMG_2223

イソギクには小さいミツバチがきていました

IMG_2222

山茶花も咲き出していました

IMG_2224 (2)

今回の帰省は先月亡くなった母の姉=私にとっての伯母さんの四十九日の法要に母を連れて行くためでした。
法要はごくごく身内だけが列席して、母の実家で行われました。
母の実家の小さい頃よく泊らせてもらった部屋に、25年前に亡くなった祖母の写真が満州で戦死した祖父の出征の時の写真と並べて飾られていました。

KIMG0331

祖母の写真は、祖母が70代のときに自分の遺影写真を準備したとき絵として描かれたものなので、あまり面影はありませんが、祖母の顔を記憶にとどめておきたくて、従姉にことわって写真をとらせてもらいました。
この二人をルーツにするどことなく似ている人たちが集まって、昔話に花を咲かせた午後。
母も叔母さんたちも、久しぶりに心満たされた様子の秋の日でした。



秋晴れの日に

先日、介護施設に入所した義母に会いにいってきました。
義母は自宅へ帰りたい気持ちが強かったので、「しばらくは身内の方は会うのを控えた方がいいでしょう」ということでしたが、入所からおよそ1か月、ようやくケアマネさんから「そろそろいいでしょう」と許可が出たのです。

義弟から「お姉さんから(会うのを)お願いできないでしょうか」と懇願されて、雨の予報だった天気が快晴に変わった日に会いに行きました。もし、恨み言を言われたらどうしよう、帰りに「一緒に帰る」とすがられたら、どうしよう…不安はいっぱいでした。

ちょうど、おやつの時間にカラオケをしていました。
お義母さんは、私の父が亡くなったことも、お義父さんが亡くなったことも忘れていましたが、何年ぶりかで見る明るい笑顔を見せてくれました。

BlogPaint

「そろそろね、家に帰りたいと思っているのよ」とは話していましたが、友達もできて楽しそうにしている様子に、施設にいることは決してお義母さんにとって悪い選択ではなかったのだと、重かった心がようやく軽くなりました。
外の駐車場で待っていたB男くんに一緒に撮った写真を見せると、「いい顔している」と言っていました。
帰り道、義弟にも写真メールを送ると、ほっとしたようでした。

翌日からは、千葉の実家へ。
伯母が亡くなったのがこたえたのか、母は寂しいようで、いつもは夕食の支度は何もしないのですが、私への感謝でしょうか、痛い腰を押さえながら銀鮭を焼いてくれました。
が、冷蔵庫の中の賞味期限切れの食べ物の話をすると、あっという間に憎まれ口をきく母に戻りました(苦笑)

実家も台風の被害はあちこち見られましたが、日当たりがよいところで、ツワブキがもう咲いていました。

IMG_2174

横浜のわが家のシュウメイギクはほぼ全滅しましたが、実家のシュウメイギクは盛り返してきて満開でした。

IMG_2172

母がデイサービスの芋掘りイベントで掘ってきたサツマイモを1個いただいて、秋晴れの中「また来るね」と実家を後にしたのでした。

そうそう、わが家のサツマイモは台風の塩害で葉っぱが枯れ始めたので、茎だけを収穫しました。
レシピをみて、下処理にゆでるところまでしたのですが、あまりに筋が多く、煮物にしてもだれも食べそうにないと諦めました。ただ、ゆでた茎をかじってみるとサツマイモの甘みがありました。

IMG_2163


横浜公園通りのユリ

シルク博物館で開催されている「江戸の粋とデザイン」展を見に、関内へ。

横浜スタジアムのある横浜公園から神奈川県庁方面へと続く「横浜公園通り」を通ると、満開のユリの花が!

IMG_1744

先日終了した「横浜ガーデンネックレス2018」の名残りのようです。
ちょっと植え込みすぎのような気もしますが、観光地としては目を引く美しさでした。

IMG_1741

今、わが家では白い鉄砲ユリが咲いていますが、黄色やオレンジのユリも緑の季節には映えるなあ〜と思います。

IMG_1740

わが家の鉄砲ユリ、今年も元気に咲きました。

BlogPaint

一本切って、あまり使っていないどっしりした花瓶に季節の花とともに活けました。
湿った空気にユリの匂いが廊下や階段まで広がって、家じゅう優しい香りがしています。

IMG_1717

花瓶は昔、その頃姉が住んでいたマレーシアのクアラルンプールに母を連れて行ったときに買ったもので、母も私も自然の葉っぱを押絵した模様が気に入って、母は青の色違いで同じものを買いました。
花を活けるには深すぎるのですが、ちょっと懐かしくなって使ってみました。
B男くんが昔仕事でもらってきた(沖縄?の)更紗の敷物とよく合っています。

自然布展

冷たい雨があがったので、久しぶりに北鎌倉の古民家ミュージアムに出かけました。
トップ着物ブロガーの朝香沙都子さんが絶賛していた「自然布展」を見るためです。

IMG_1645

館内は撮影禁止なので写真はありませんが、朝香さんのブログから許可された写真を見ることができます。記事もすばらしいのでぜひご覧くださいませ。こちら
古来からの手法で気が遠くなるような作業を経て織られた和紙、木の皮、麻を使った織物や着物は、本当にすばらしく、よくぞ集められたとため息がでるような展示品の数々でした。

IMG_1644

そして古民家ミュージアムというと、和風のお庭。雨上がりで緑が鮮やかでした。
初めて来たというご婦人が「いいわね〜」

IMG_1647

アヤメ

IMG_1646

フジの花に似ていますが、名前わからず
マメ科のようなので、たぶんアカシアの一種

IMG_1649

同じく名前がわからない花

IMG_1655

シャクナゲ

IMG_1651

早くもアジサイが…ここは珍しい品種のアジサイがたくさんあるのです(2015年10月「北鎌倉 秋の花」

IMG_1657

IMG_1652

梅の実も大きくなって…あっという間に梅雨が来そうだわ

IMG_1654

もう少し爽やかな季節を楽しみたいものです


牡丹の花

ようやく実家のアパートの売却の本契約が終わりました。
人柄のよさそうな(しかもイケメン!)買主さんで、安心しました。
まだ残務が残っているとはいえ、1月の確定申告からずっと実家に帰省するたびに睡眠時間を削って書類整理と格闘してきたので、少し肩の荷が下りたような気がします。

BlogPaint

そんな私の気持ちとは裏腹に、いつにも増して文句の多かった母。認知症の特徴とはいえ、考えるのは自分のこと。定期的な収入源がなくなって不安で寂しい。

ここまで辿り着くのが長く感じたのは私だけなのか。
母が分類した書類は、散逸していたというほどではないものの、抜けているものがどこかにあるのかないのか、夕食後、書類捜しや整理していると、夜遅くなっても寝ようとしない母。「寝ると(私に)悪いと思って」と母は言うけれど半分は見張っているのです。不必要な封筒を1枚でも破って捨てようものなら「そのままにしておいて〜!」と言い、何度口論になったか。口論は疲れ、時間の無駄なので、私がとった策は、母が寝静まった夜中に書類を捜して整理することでした。おかげで実家へ帰省するたび寝不足です。

今回、殺伐とした私の気持ちを癒してくれたのは、いつもの年よりも早く咲いた牡丹の花でした。

KIMG0140 (2)

親が高齢になった私の世代の人には、母娘の関係に根深いものをある人が多いです。

黄色いモッコウバラは庭のあちこちで満開でした。いつのまにかふえたこと。

KIMG0144

KIMG0145

スズランは満開まではあと少し。

KIMG0142

KIMG0143 (2)

今回は姉も契約に同席するために京都から来てくれ、「ゴールデンウイークは(実家へ)来なくていいから、少し休めば」と言ってくれたので、そうしようと思います。

歳歳年年人不同  歳歳年年人同じからず

また少し更新が滞ってしまったのは、先週末に千葉の実家に帰省してから、右脚の痛みが悪化し、連日通院で気力体力を消耗していたからです。ようやく少し回復してきました。

4月の初旬に実家に帰省する時は、いつも横浜より1週間以上は遅く咲く川沿いの土手のソメイヨシノの並木が見られるかもしれないと楽しみなのです。しかし今年はすっかり葉桜になっていて、かなりがっかりしたのでした。
ところが実家についてみると、裏山に大きくなった山桜が満開で迎えてくれました。
桜のトンネルの向こうは「秘密の花園」のような、不思議な景色。

KIMG0111

トンネルの向こうには枝垂桜がまだ咲いていました。

KIMG0108

子供のころから見慣れた八重のヤマブキや

KIMG0114

タチツボスミレを見つけました。

KIMG0115

懐かしい樹々の向こうに、若かった父母や子供だった私たち家族の遠い記憶を思いました。
「歳歳年年人不同     歳歳年年人同じからず」
初唐の詩人、劉季夷による、代悲白頭翁という詩の一部。
毎年同じように花は咲き、そして散る。
花は同じように咲くけれど、それを見る人は決して同じではない。

1400年前の人も、同じように感じていたのだなあとしみじみ思う。今回の帰省は自分の体調が悪く、どうしても母に優しくできなかった。

ご近所の桜

朝、玄関の扉を開けると散った薄桃色の花びらがたくさん落ちていました。
近所の学校からの桜吹雪〜 我が家の排水溝が詰まってしまうほどの量ですが、
春休みの最中に咲いて散ってしまうのは、いかにも残念。

IMG_1586

IMG_1585


6日前 横浜大桟橋に近い横浜海岸教会の桜
ほかのソメイヨシノに比べて群を抜いて開花していると、大勢の人がいつまでもその場にとどまって写真におさめていたのですが、それから1週間も経っていないんですよね。

IMG_1558

桜の手前の壁のようなものは、人口の滝が流れているのです。

IMG_1556 (2)

桜が散る頃になると吉野弘の詩「心の四季」の中の「風が」という混声合唱曲を思い出します。
姉が学生時代に混声合唱団に入っており練習をしているのを聞いて、私もいい歌だなあとウォークマンで何度も聞いていました。
作曲をされた黒田三郎さんが指揮をしている混声合唱がYoutubeにあがっていました。懐かしい〜(こちらからでも



「風が」

風が 桜の花びらを散らす 
春が それだけよわまってくる 
ひとひらひとひら 舞い落ちるたびに 
人は 見えない時間にふかれている

光が ぶどうの丸いほほをみがく 
夏が それだけ輝きをます 
うちに ゆかしい味わいをたたえ
人は 見えない時間にみがかれている

雨が いちょうの金の葉を落とす 
秋が それだけすきとおってくる 
うすいレースの糸をぬかれて
人は 見えない時間にみがかれている

雪が すべてをまっしろにつつむ
冬が それだけよごれやすくなる
よごれを つつもうとまた雪がふる 
私は見えない時間につつまれている 


*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

35年ぶりの雪に思う

昨日春分の日、横浜でも午前9時頃から雪が降り始め、夕方雨に変わるまで、あたりは真っ白になりました。
春分の日に東京に雪が降ったのは35年ぶりだとニュースが伝えていました。
ふと、その日が高校時代の一番親しかった友人の35年目の結婚記念日だったこと思い出しました。

IMG_1533

35年前、友人の結婚式の受付とスピーチを頼まれていた私は、前夜からの雪予報に翌日東京の九段会館で行われる結婚式に遅れてはいけないと、あまり眠れずに朝を迎え、積もった雪が多くないことにほっとしたのでした。

高校の同級生の中では結婚が一番早かった彼女、私にとっても初めての結婚式での受付、スピーチの場でもありました。結婚式が終わって彼女のご両親に挨拶にいくと、お父さんとお妹さんが「寂しい。寂しいよ。寂しくてしょうがないから、〇〇ちゃん(=私のこと)、遊びに来てくれよ」と号泣していたことも思い出しました。

彼女が初めての出産で松戸の実家に里帰りしていたときには、生まれたばかりの赤ちゃんを抱かせてもらいました。ちょうど私が客船での中国旅行から帰ってきたばかりで、水虫に効くという薬を彼女のお父さんへのお土産に買っており、戦前は上海で育ったという彼女のお母さんとは中国の話で盛り上がったのでした。

そのご両親も数年前に続けて鬼籍に入られました。何度もお邪魔した松戸の家も処分したと聞きました。訃報を知らせてくれなかった彼女を水くさいと感じたこともありましたが、お母さんの闘病介護からお父さんの介護へと息もつけぬような彼女の大変な何年間を私が理解していなかったからだと、自分が介護の渦中に入ってみて感じています。

ここ数年は電話で話すこともなくなりましたが、年に1度の年賀状にはいつも近況とこちらの安否をたずねる言葉が余白がなくなるくらいぎっしりと書かれています。
春分の日の雪は、35年前の結婚式を彼女も思い出しているだろうと思いました。

彼女のご両親は私の実家からそう遠くない、新しく分譲された墓地に眠っています。そういえば、彼女の松戸の家には何度もお邪魔したのに、彼女が私の実家に来たことはなかったなあ。
永遠に枯れたままのように思われた私の実家の庭にも、春の花が彩り始めていました。

KIMG0086KIMG0087KIMG0088

KIMG0093KIMG0091KIMG0089



シオンからカクトラノオへ季節は移る〜大人になるということ

9月も終わりです。
最近は休日に仕事が入っているので、平日に実家へ行くようにしています。
一昨日は母をデイサービスへ送り出してから帰宅しました。千葉方面は明け方、雨戸越しでも激しい音をたてて大雨が降ったので、目が覚めてしまいましたが、私が横浜へ帰る頃にはその雨も上がりました。

実家の庭に咲く花も半月の間に少しずつ変化。どんなに忙しくても、咲く花の変化は時間の経過を教えてくれます。満開だったカクトラノオ
横浜のわが家のカクトラノオは、2年連続買った苗を植えましたが、土が合わないのかすぐ病気になったり、花つきもよくない。

IMG_0828_1_1

実家の白のシュウメイギクも満開

IMG_0829_1_1

さらに、9月半ばに満開だったシオン(紫苑)は見事でした!

IMG_0815-1_1_1

毎年、私が実家へ行く時期とシオンの満開の時期がずれていたので、蕾のときの地味な姿や花が終わって汚くなった姿しか見られなかったけれど、今年は満開の様子が見られて幸運でした!

IMG_0817_1

この実家のシオン、シオンとは思わずに7月に葉っぱだけ出ている株を3つほど持ち帰ったところ、2株ほど花が咲きました。拙庭のヤブラン、キバナコスモス、武蔵野萩、ホトトギスと。こんなにきれいなら、来年はもっと法面に増やそうと思います。花が咲くまでは地味ですが、かなり丈夫だそうです。

IMG_0823_1

ところで、実家の母が認知症になって、私の生活は大きく変わりました。
実家へ行くことがふえた、という物理的なことよりも、母に変わって代理人になった不動産管理が、予想外に大変です。

こちらの写真、ベトナム人の店子さんです。家賃はきちんと払ってくれますが、共用廊下を自分の部屋のように(!)使っております(左写真)。管理を依頼している不動産会社の担当者を通して、繰り返し注意してもらいましたが、右の写真くらいまでがせいぜい…。すぐ元に戻ってしまう状態でした。

  IMG_20170417_111219_1IMG_20170710_103351

ある日、空いていた隣りの部屋の入居が決まったので、私が期限を切った内容の注意を英語で書いたメモを直接入れてきました。
驚いたことに、不動産会社担当者もびっくりするほど急に片付けてくれたのでした。靴は部屋の中に入らないそうですが、大家さんの「生の声」、効果があったようです。
それでも、廊下で大人数で騒いだり、ゴミの捨て方がいい加減だったのを、アパートのお隣りの戸建ての方が注意し教えてくださったと、先日知りました。感謝!

IMG_20170928_122651_1

建物管理も苦労が絶えません。建物は不動産会社にけっこうな管理費を支払って管理してもらっていますが、4月に依頼した屋根の修繕が見積書が来たまま一向に施工されないまま、毎月の「建物巡回報告書」には、穴の空いた屋根が見えないような角度で撮った写真を報告書にして、5ヶ月続けて送ってきました。

さすがに堪忍袋の緒が切れました。
早急に目的を果たすために、何をどう伝えるべきか、怒りを抑えて、メールの一通書くにも時間をかけました。
すべての返信は(電話ではなく)文書でとし、半月の期限を切ったところ、やれば、できるじゃありませんか(写真右)。

BlogPaint  BlogPaint

10代の頃から、両親のそばで不動産売買のあれこれ聞いてきた私でも、「にわか大家」になってみて、亡父や残された母がしてきた苦労をしみじみ感じています。
よく、老後資金対策に「アパートやマンションのオーナーになる」などという広告がありますが、不動産業界は海千山千の人がいる世界、信用できる不動産業者を選ぶのも重要、それには会社名でなく、足を運んで直に人に会って、会社の様子も嗅ぎ分けて…なかなか片手間ではできないことなのだとと痛感しています。

他にも、不明とされていた亡父の共済保険が6年ぶりに掘り出されたこと、6年前に司法書士の先生が登記し忘れて亡父名義になっていた土地が判明しあわてて登記し直したり、詐欺まがいの保険を母に売りつけた地銀の副支店長に会ったことなど、、9月は非常に濃いひと月でした。
年齢ではもう十分「大人」ですが、「大人になる」とはこういうことかと感じています。

最後に、お口直しに。
上野駅に、パンダの赤ちゃんの誕生と、名前がついたことを喜ぶ電子看板。

IMG_0834_1


牡丹臭木(ボタンクサギ)

実家の母を病院に連れて行った帰りに、家主として母が所有しているアパートを見に寄りました。
このアパート、私が結婚してからだったか、両親が老後の資金のために購入したものでした。
あれから何十年…大規模なリフォームをしたものの、築30年を迎えました。

現在、管理のほとんどは提携している不動産屋業者におまかせしていますが、さまざまな指示は家主の代理人となった私が出すようになったので、現状を把握しておく必要があるのです。

周囲のアパートの空き室が多くなっている昨今、競争も激しく、ちょうど空いていた部屋がすべて埋まった今が売り時ではないかと考え、売却に必要な修繕履歴など母の記憶が残っているうちにと姉とも話がまとまりました。

BlogPaint

アパートの向かい側は、市の公園という名の雑木林があって、秋は落ち葉に悩まされていたのですが、この日は紫色の花が咲いていました。
まるでアジサイの中心だけを取り出したような花…牡丹臭木(ボタンクサギ)というそうです。

IMG_0562_1

猛暑の中、少しバス停から歩いて疲れていた母が、にわかに「きれいな花」と言って花に近寄り、匂いを嗅ごうとしている姿を見て、本当に花がすきなんだなあ〜と、アパートを撮るつもりで準備していたカメラで、思わずその姿にシャッターを押していました。

BlogPaint

アパートの掃除にと、何度も亡父と車で来た小道。父は車の運転をしなかったので、母が運転者でした。
車を処分してから気分が落ち込みがちな母から、またアパートまで奪ってしまうのかと考えると、自分がとても残酷な人に思えます。しかし、やらなければならない。
老いるということは、なんと残酷なと感じる猛暑の日でした。


港の見える丘公園から

港の見える丘公園にある神奈川近代文学館に行ってきました。
「宇野千代展」が開催中なのです。

IMG_0504_1_1

1983年、当時80代になった宇野千代が新聞に連載していた自伝的小説「生きて行く私」。新聞の連載は評判になり単行本はベストセラー。
同じ時期20代だった私には、宇野千代は作家というより、着物のデザインをする人、エッセイストという印象でしたが、私も単行本を買い、十朱幸代主演のテレビドラマを毎週欠かさず見たものです。その後、宇野千代の小説を片っ端から読みましたが、なぜか覚えているものは少ない。文芸評論家が、宇野千代の作品は近松(門左衛門)の世界を見ているようだ、と言ったそうですが、小説全体の雰囲気をいい得ているなあと思います。

IMG_0506_1_1

「近代文学館」ですから、展示は作家としての活動が中心でしたが、その生涯たどっていくと、恋をして破れ、そして小説を書き、また恋をする…なんとエネエネルギッシュな人だったんだろうと思います。

1_000000003938文学的なもの以外では、桜のモチーフの見事な振袖が2点展示されていました。

「生きて行く私」にはまり、宇野千代がマイブームだったのを思い出しました。宇野千代デザインの桜柄に影響を受けて、1986年の年賀状は桜の花びらを散らしたデザインをプリントゴッコで印刷したら、地味すぎました(笑)。
東京のデパートの宇野千代展を記念して買った桜柄のハンカチは、最近使い始めました。(左写真は、ハンカチギャラリー・コラージュさんの画像を拝借しました)


ところで、この近代文学館のある「港の見える丘公園」は、奥まったところまで歩いても花が植えられています。
今はバラの季節が終盤になり、ユリが満開でした。

IMG_0503_1_1

最近よく見られるようになった巨大なアカンサスモリス

IMG_0501_2_1

ローズガーデンと呼ばれる場所には、珍しいアーティチョークの花

IMG_0498_2_1

彫刻や石碑もあちこちにあるような気がします。
こちらは、小学校の唱歌にもなっている「みなと」の歌碑。

IMG_0508_1

 空も港も夜ははれて (そらも みなとも よははれて)
  月に数ます船のかげ (つきに かずます ふねのかげ)
  端艇の通いにぎやかに (はしけの かよい にぎやかに)
  寄せくる波も黄金なり (よせくる なみも こがねなり)

日本で初めて作曲されたワルツと知って、思わずへぇ〜。
横浜に住んで20年以上も経つのに、まだまだ知らないところがたくさんです。

 

父の自転車、母の自転車

IMG_0448_1母の介護保険の更新手続きがあり、千葉の実家へ。
私と姉と2週間に1度ずつ交互に実家へ行くようにしていますが、どうしても二人とも行けない時があり、10日ほど間あいてしまうと、思いがけないことが起きています。もちろん行けない時は電話しているにもかかわらず、です。

今回は、母が先延ばしにしてきた軽トラの処分を、「知り合い」に頼んで済ませていました。そして、手押し車=いわゆる「お達者カー」が自宅にありました。これも「知り合い」に買ってきてもらったのだそうです。
車の処分は私が、手押し車は姉が買うと言っていたのに…。
半年前の乗用車の時もですが、私達娘には相談せず、こういう行動をとる母です。

姉も私の報告に驚いていました。これも認知症のせいなのか、そうでないのか…。
もともと、亡き父もそうでしたが、ほとんど何でも娘達に相談することなく決めてしまう両親でしたので、父亡き後も母は事後承諾が多かったので仕方ないのか…。

2台の車がなくなった納屋の車庫は、がら〜ん。
自分がしたことなのに、母は「こんなに早く処分しなくったって…」と、寂しさに耐えられず、「知り合い」への恨み言まで言う始末です。これは認知症による暴言としか聞こえない。
だから、身内に頼んだほうがいいんだって…。

IMG_0454_1


【父の自転車】
ところで、実家というものは、使わないものがあちこちにあるものです、よね。
納屋には、父と母の自転車が2台ずつありました。父が亡くなる1年位前に、二人で新しい自転車を2台購入したのです。7年前、私が実家に帰った時、「良い自転車だね〜」と私が言うと、父は「これはあげられないよ。まだ、買ったばかりで、しかも高かったんだから」と笑いました。

亡き父が乗っていた自転車のうち1台は、実は今、横浜のわが家にあります。
昨年12月、実家の納屋で、タイヤがぺしゃんこになったまま置かれていたのを見かねて、宅急便で横浜まで送ったのです。何年か前に、わが家の自家用車に載せて持って帰ろうとしたのですが載せられず。その時、宅急便でと調べたら、その料金が高くて諦めたのでした。

IMG_20161211_150737_1

その後放置されていたのですが、昨冬あまりにも父の自転車が可哀想になって、横浜で使ってあげたくなったのです。いつも宅急便をお願いしているお店に持って行ったら、通常の取扱店では運んでくれなくて、離れたところにある宅急便の集積センターまで運び込めば、梱包なして運んでくれると調べてくれました。(ヤマト運輸 らくらく家財宅急便)
調べてくれたお店は、元は自転車屋さんで、この自転車もそこで買ったもので、おじさんは父のことを覚えていました。

時は12月、おじさんが自転車のタイヤの空気圧やサドルの高さを調整してくれ、私は寒風吹きすさぶ中、その自転車で1時間25分もかかって工業団地にある集積センターに運び込みました。(ちなみに、写真の女性は私ではありません。えっ、だれも聞いていない?)

IMG_20161226_192027_1

翌日には無事、横浜の自宅の車庫に到着。
このあたりは電動自転車が主流ですが、若者だね、今は息子が休日にスポーツセンターに行くのに乗っています。書き忘れていましたが、運んでもらうのに16000円ほどかかりました。

【母の自転車】
ここ1年、母は自転車に乗らなくなりました。もう乗るのがコワいのだそうです。
結局、父とお揃いで買った自転車は乗らないまま、埃よけの古カーテンをかぶせたままになっています。

そこで今回、ちょっと離れているからと資源ごみ集積所へ持っていくのを母が億劫がっていた空き缶や空きペットボトルを、私が母の自転車を借りて集積所に持って行きました。

IMG_0447_1

どこもかしこも坂の横浜に比べれば、久しぶりに「平地」を自転車で走るのは快感〜 

昔遊んだ幼なじみの家の前を通って、集積所が設置してある、通称「お寺」と呼ばれているところへ。

IMG_20170611_170310_1

ここは、子供の頃夏休みのラジオ体操で集まった場所。
今は仏像はなく地域の公民館になっていますが、お大師様を祀っています。

IMG_20170611_170213_1

おや、新しいお地蔵様。
四国遍路にまつわるお地蔵様のようでした。
帰りは、栗の花の甘い香りをかぎながら、1分弱の小さな旅。
父の自転車も母の自転車も、これからも乗ってあげるからね。


横浜開港祭花火2017

6月2日は横浜開港記念日です。開港して158周年だそうです。
この日はランドマークタワーに上るのが無料になったり、横浜市立の学校はお休みになります。
港がある中区や西区の街は、開港祭前後は色々とイベントがあります。

3日はみなとみらいで花火があがりました。
夕食の支度をしていると、ど〜んど〜んと音が聞こえてきました。
今夏は安全上の理由から、毎年海の記念日に打ち上げられた花火はなくなりますので、ちょっと見に行きたくなりました。
ご近所の高台の駐車場から。

IMG_0387_1_1

小さな子供を連れた人がたくさん見に来ていました
昼間は暑かったけれど夜風は思いがけなく冷たくて、30分は見ていられませんでした

IMG_0382-1_1

別の駐車場からはベイブリッジ

IMG_0390-1_1

別の日に撮った、みなとみらいの汽車道
都市緑化フェアの花飾り

IMG_20170528_174300_1

ランドマークタワーのあるみなとみらいは、1989年(平成元年)の横浜博覧会のときに整備されました。
博覧会の後、企業が建物を維持できずに横浜市に売ったりと、市にとって「負の遺産」状態だったときもありましたが、四半世紀を過ぎてずいぶんきれいになってきたと感じています。

IMG_20170528_175444_1

とくにこの汽車道は、以前はただのレール跡の殺風景な歩道でしたが、年月とともに並木が大きくなって景色も変化ができ、相当距離がある赤レンガ倉庫まで歩いても苦痛ではなくなりました。

IMG_20170528_175415_1

東京都内は2020年に向けてあちこち工事中ですが、横浜も2020年には関内にある市庁舎がみなとみらいに移設される予定です。赤字財政の市のお財布事情から賛否両論ありますが、現在あちこちの賃貸ビルに散らばっている各部署がひとつの庁舎に集まるのは、利用する市民としては助かります。



都市緑化フェア 〜その後

先月拙ブログでご紹介した「都市緑化フェア」(2017年4月)も、あと少し、6月4日までとなりました。
先日、同じところを通ったら、花が植え替えられていました。

4月
IMG_0179_1


5月半ば
IMG_0290_1_1

ピンクのネモフィラやチューリップがすっかりなくなりました。
この日も、かなりの人数で手入れをしていましたし、トラック2台分のゴミも出ていたので、ちょうど植え替え日だったのかもしれません。

IMG_0293_1IMG_0291_1

この場所からは、メイン会場の一つである象の鼻パークも近いのです。
写真のサイズ小さいですが、シンボルガーデン

IMG_0273_1

今更ですがシンボルキャラクター「ガーデンベア」がかわいいのでご紹介しますね。
なぜベアなのかというと、英語の「bear」には、「熊」と「育てる」の意味があるので、それをかけて名付けたそうです。ガーデンベアのプロフィールはこちら。イラストの方がかわいいかな? 

IMG_0274_1

ベアの上にあるのは、多肉植物の寄せ植えです。陽射しに強いエケベリア類が選ばれていますね。

IMG_0275_1

この象の鼻パークには、企業や団体による「もてなしの庭」がいくつもあります。

IMG_0276_1
IMG_0277_1
IMG_0278_1
IMG_0280_1
IMG_0281_1
IMG_0283_1

庭の中には入れないけれど、プロが作った庭はすっきりしていますね。

IMG_0285_1

道路から、象の鼻パークへのアプローチの花もきれいでした。

Instagram始めました
Instagram こちら
Seasonal Plants
IMG_0775_1
記事検索
Recent Comments
Seasonal Plants
IMG_1577-1_1
Archives アーカイブ
Profile

pigachulchul

Links
大谷先生のお菓子教室
オーストラリン・プランツの魅力あふれるAlexさんのブログ
祝100万ヒット!チャン・ドンゴンはじめ旬な話題満載miyukiさんの韓流ブログ
本文を超える絶妙なコメントに思わず笑っちゃう、れいちさんのブログ
QRコード
QRコード
livedoor 天気
  • ライブドアブログ