2005年05月18日

[書評]クラインの壷-岡嶋 二人

4月に入ってすぐくらいに手を出して、ハマりにハマった岡嶋二人作品です。

徳山諄一と井上泉(のちの井上夢人)の共作です。これがラストかな。
ほぼ、井上夢人が書いたそうで、後の作品にも影響しています。


岡嶋 二人 / 講談社(2005/03)
Amazonランキング:150,105位
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ジャンルはSFですが、1989年に既にここまでの仮想現実世界観を持っていたのは驚き。
どこからどこまでが現実なのか、今自分がいる世界はどっちなのか。
自己の精神が崩壊する恐怖です。
息をもつかせない展開にドキドキしながら読みました。

岡嶋二人(井上夢人)の作品は、飾らない言葉が多いです。難しい言い回しもなく
逆にそれが、背筋をぞぞぞっとさせる恐怖につながることも多いです。
「有り得ない恐怖」ではなく、「有りそうな恐怖」味わってみてはいかがですか?

今、一番お勧めな作家です。

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トラックバック一覧

1. 「クラインの壺」  [ テクノさん.NET >>> ]   2005年05月18日 19:29
RealとUnreal。RealとVirtual。その区別は?その境界線は? 普段人が認識している世界とは?実はそんなものは誰にも分からない。他人の感じている、認識している世界を知る方法がないのだから。 同じものを見ていると思っていても、実際は人により違うのかも知れない。微妙
2. クラインの壷  [ 濱の戯言 ]   2005年05月18日 23:26
久々のミステリーネタです。 メビウスの輪というものがある。 小学生だったか中学生になっていたか・・・初めてメビウスの輪に出会ったときは衝撃的だった。 表が裏になる。何度も何度も指でなぞってはドキドキしたものだった。 2次元の事象に対し3次元のひねりを
3. 「メドゥサ、鏡をごらん」井上夢人  [ monta’s diary ]   2005年05月19日 17:14
先日「クラインの壷」を読んでからまた岡嶋作品が読みたくなり、手持ちの岡嶋作品を 読み返したりしていたんだけど、それでは足りず“井上夢人”作品に手を出しました。(^^; 「メドゥサ、鏡をごらん」を読んだのですが早く先が読みたくて、 やりたくない、やってはいけ
4. 「クラインの壷」 岡嶋二人  [ たるるるるー。 ]   2005年06月16日 18:08
クラインの壷岡嶋二人…………………………「仮に、あのゲームの中で、女の子を口説いたとしたら、セックスもできるんですか?」「…セックス?」豊浦は、ニヤッと笑ってみせた。「さあ。そこまでプログラムが対応してるかどうか、僕は知らないな。知りたいなら、試してみ...
5. 本日読了【クラインの壷@岡嶋二人】  [ LONG ISLAND ICED TEA 別館 ]   2005年09月16日 00:48
自分の作ったゲームシナリオ「ブレイン・シンドローム」がゲームの企画に採用されることになり、新たなヴァーチャルリアリティシステムのプロジェクトに関わる事になった主人公は、テストプレイ中謎の声を耳にする. 上杉彰彦はゲーム開発会社イプシロンの秘密の研究所で体感...

コメント一覧

1. Posted by テクノさん   2005年05月18日 19:40
お言葉を受け、こちらにも来てTBもさせて貰いました。
読んだ時、図らずも岡嶋二人という名前にふさわしい内容だ・・・と感じました。
また本サイト(でいいんですか?)も拝見させて頂きました。
ブクログを見ると、他ミステリは森先生、宮部みゆきさんがお好きなようですね?
宮部さんは同じく好きなのですが、現在女流ミステリ作家で一番素晴らしい作品を多く出している方は恩田陸さんだと思います。
既読でしょうか?是非機会があれば一読してみて下さい。
2. Posted by あき   2005年05月19日 11:48
テクノさん、コメントありがとうございます♪
本サイトまで遊びに行って頂けたんですね、ありがとうございます。
ブクログの使い勝手が悪くて、全部ブログに移行しようと思っているのです。
そのついでに、久しぶりに本を読み返してみたりしています。

ミステリは森博嗣、宮部みゆきが好きですねー。
恩田陸は今読んでる本が終わりましたら、読んでみたいと思います!
お勧めの書があったら、ぜひ教えてくださいね。
3. Posted by monta   2005年05月19日 17:30
あきさん、こんにちは。コメント&TBありがとうございました。
私もTBさせて頂きました。

岡嶋作品は全作ではないですが、色々と読みました。
携帯もPCもそんなに普及していない時期の作品とは思えないほど
どの作品も素晴らしいと思います。

私は「焦茶色のパステル」「あした天気にしておくれ」(競馬物)
「殺人者志願」の三冊がお気に入りです。
4. Posted by あき   2005年05月19日 21:42
montaさん、コメントありがとうございます♪
私も岡嶋作品では、「99%の誘拐」でしょうか。どちらかというと、
井上作品に惹かれてる部分があります。

WEB小説なるものもあるらしく、小説家としては異例のPCオタク(失礼)
みたいですね。
まだ始めのほうしか読んでないんですが、良かったら見てみてください。
http://www.shinchosha.co.jp/99/top.html

推薦もありがとうございます。読んだことない本ですので、次回に
読ませて頂きますね!

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