国立新美術館
《至上の印象派展…ビュールレ・コレクション》・・・2018/05/07まで

出品作品の半分が日本初公開でした。

《可愛いイレーヌ・・・ルノワール》・・・ポスターより
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《モネの睡蓮》・・・写真OKの部屋で
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会場に着いたのは11過ぎ。長蛇の列でした。が、帰るころには切符売り場は並んでいる人はいませんでした。午後ゆっくり出かけるのが良いかもしれません。



東京都美術館
モスクワの《プーシキン美術館展・・・旅するフランス風景画》・・・2018/07/08まで

デコレーションを撮影
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モネの初期のころの作品などを初めて見ました。モネの《陽だまりのライラック》、とても印象に残りました。この展覧会ではマネを真似て描いたモネ、26歳の作品《草上の昼食》というのが初来日で話題のようです。

上野公園は動物園に行く又は帰るパンダ見のお客さんでいっぱい。まだ混んでいそう…!!

上野公園交番前で
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お馴染み犬を連れ着物姿の西郷どんの像
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久しぶりに精養軒のハヤシライス
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上野精養軒3153(さいごうさん)店で(上野駅前で)



今回の国立新美術館の展覧会に大きな感銘を受けたのは、ビュールレと言う一人の人の目で集められた作品だからでしょうか?
ビュールレは銀行家の娘と結婚して、その父親から任された傾きかけた兵器工場を再建、その利益で絵を蒐集したのだそうですが、心の満たされた絵画展でした。

ルノワールの《可愛いイレーヌ》とセザンヌの《赤いチョッキの少年》を見たい一番に上げていました。家にもレプリカを飾るほどルノワール大好き人間なのです。

《可愛いイレーヌ》は《史上最強》とのことですが、暫く前を動けませんでした。
テレビやネットでも取り上げられていますが、モデルは銀行家の長女、この時8才。しかし、政略という結婚から少しずつこの絵のイメージと異なってきたようです。詳細はネット上にたくさんありますので省略しますが、最初の夫との間の子を第一次大戦でなくしたり、またお父さんがユダヤ系と言うことも関係あって再婚してからの子供を2人失ったりしたそうです。
70才を過ぎイレーヌはこの絵を取り戻し長生きしたそうですが、何だか胸をなでおろします。
人生には何があるか分からないものです。


プーシキン美術館展では《草上の昼食》を見たい一番に思っていましたが、《陽だまりのライラック》他モネの初期の絵はどれも好きになりました。


今回の二つの絵画展で、心に春風が吹き込み、幸せ気分で帰宅しました。