オープン戦がはじまりました

どうもご無沙汰しております。ピカットです。
拙ブログの更新が途絶えて早二ヶ月近く。それにも関わらず、未だにアクセスカウンタは弱々しくもしっかりとまわっておりまして、拙ブログの更新を待っていてくださった方の存在を痛切に実感しております。
そのような方の期待に添えなかったことを、まずはここでお詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした。


ところで更新が停滞してから、長いシーズンに向けて徐々に球界も動き出しました。キャンプが始まり、オープン戦が始まると、必ず各報道を賑わせる選手がおります。若手成長株に見る夢は本当に心地が良いですね。
というわけで、今回の更新は、滞っていた選手寸評という形はとらず、ここまでオープン戦及び各報道で気になっている選手に夢を見ることにします。いいじゃないですか、この時期くらい、淡い夢におぼれてみたって。

それでは行きます!
選手寸評形式っぽくなっちゃったんで、敬体と常体が混じっちゃいました。テヘペロ☆

■20 長谷部康平
変則フォームから勢いのいい直球が武器。球種としてはスライダーとチェンジアップだが、この投手は同じ変化球でもいくつか投げ分けているので、投球の組み立てにはそれほど困らない。ので先発向きかというとそうではないと思う。
全力のボールは145キロ超のすごみのあるボールで、変則モーション+サウスポーのアドバンテージを活かして、中継ぎの適性のほうがあるのではないかと個人的には考えている。
もともと先発をやらせていたのは毎試合登板に備える中継ぎだと、古傷である膝に負担がかかるかたという配慮によるもの。
古傷が癒えて久しく、本人曰く膝の状態は万全。なのでそろそろ中継ぎでの適性を試してやってほしい。
何かと縁がある星野監督の就任を機にぜひぜひ一軍定着を。
長谷部の潜在能力にロマンを感じずには居られない僕としては、1001に今シーズン最高の補強は長谷部の成長とか言わしめるのが夢。
■22 戸村健次
イケメン。僕はチーム一のイケメンじゃないかと思っているのだが、どうもそのような声は聞こえてこないのが不思議。
投手らしい投手という表現が自然に浮かぶスラッとした体躯。
足を引き上げる姿はさながらメジャーリーガー上原浩治のイメージに重なるものがある。キャパを生かし切ったときの角度のある直球はさすがドラ一にふさわしい。
今年のキャンプではなかなか目立っていたようで、星野監督も大分期待を寄せている様子。まあたぶん誰が見てもロマンを感じる資質の高さであるから、今後も多くの首脳陣を魅了していくことになると思う。青山が一本立ちの気配を見せているので、青山ポジションには戸村が入ることになるかも。
今年大活躍とまではいかないまでも、プチ活躍くらいならしてくれるだろう。具体的に言うと3~5勝くらい?防御率は4点台前半あたり。
あれ、全然夢見れてないな…。まあいいか
■23 聖澤諒
線は細いが意外にも中距離ヒッター。ただ俊足というだけではなく盗塁能力も十分兼ね備えた上に、ある程度長打も打てるという球界では大変希少価値がある存在。
一般に長打力と対応力はトレードオフであり、この選手もある程度長打力がある一方で対応力には多少の課題を残す。
具体的に気になるのは膝元。このコースは振りにっても空振りが目立ち、ここを攻められるとどうしても弱い。
逆にちょっとでも高く浮いた球はカットにしたり、ヒットに出来てしまうのがこの選手の強み。
どうしても弱い部分が顕著なので、打者としての素質は評価はしづらいのだが、それでもこれだけの打率を残しているは逆に凄みとも言えなくもない。盗塁能力が高いことから考えても、この選手の集中力はかなりのものと言えそうだ。これはプロとして走力以上に大きな武器であるに違いない。
オープン戦は序盤こそ苦しんだものの、徐々にその打棒を発揮。ブラウン監督時代からの盗塁数倍増をもくろんでいるようで、それが出来れば楽天の未来はかなり明るい。
■30 永井怜
言わずと知れた楽天の三本柱ではあるが、球界を代表するエースである岩隈・田中と比べると一つ格が落ちる感は否めない、どことなく地味な存在。しかし今年こそは奮起して15勝を狙って欲しい。不可能ではないだろう。
三本柱全体に言えることだが、この永井も右肩の開きが早く、タイミングは合わせやすい部類の投手。少しでも威力が落ちたり、甘くなったりすれば痛打される危険も大きい。
しかし本来持っていたフォークによる上下の揺さぶり、ブレーキの利いたカーブによる緩急という投球パターンに加え、シュートの精度が徐々に向上。これだけ組み立てに幅を持てる投手となると、やっぱり15勝くらい期待してみたくなる。
■35 大廣翔治
楽天の数少ない大砲候補。ロスが多く荒っぽいスイングで、守備もあまり上手い部類ではない。ともすると出場機会はかなり限られてくるが、これ程度の乏しい一軍実績でこの歳までクビの皮が繋がっていることが示すように、持ちうる能力はかなり高い。
星野監督が育てたいらしい選手の一人らしく、オープン戦でも積極的に起用され、ここまではなかなか好調。個人的にはあまり好みではない選手ではあるのだが、同じ長距離砲候補の横川と比べても遠くに飛ばす能力は高い。
ランスの再来来い。
■41 青山浩二
楽天のキャンプはこの男の存在を欠いて語ることは出来ない、楽天のロマン枠筆頭…だった男。去年の活躍もあって、あまりロマンロマンしなくなったが、それでもロマンはロマンである。
去年はおおよそ一年間主戦級投手として君臨しただけに疲労の蓄積は気になるものの、それなりに一軍での経験は積んでいる選手だけになんとか調整してくるだろうし、ここ数年でだいぶ落ちる球の精度が上がってきてるので、体調さえ万全なら十分先発としても通用するだろう…というのは楽観視しすぎだろうか。
オープン戦ではここまで好調を維持。この男の飛躍なくして楽天の飛躍はない、とまで断じておきたい、楽天の命運を握る男。
彼の先発転向が吉と出るか凶と出るかは非常に興味深い。
■46 (T^ω^)
盗塁30…いや40と、今シーズンにかける意気込みを語る鉄平。自分のこととなると急に恬淡とするこの男が、これほど数字に拘泥したことがあっただろうか。僕の記憶にないだけかもしれないが、かなり珍しいことではなかろうか。
まあ30やら40はともかく、ブラウン監督時代で自己最多の13盗塁という数字をマークしたことと、いままでもその素質を順調に伸ばしてきたことを素直に評価して、そろそろ20盗塁の壁くらいなら超えてくれるんじゃないかしらと、ほのかな期待を寄せてみる。
(30盗塁したらもはや言動が小物の部分を差し引いても、十分大物だよねえ…)
■68 枡田慎太郎
反応の良さが売りの打者。球種・コースを問わずに左右に打ち分けられる魅力があるが、結構空振りが多いのが特徴。
俊足ではない中距離ヒッターということでかなりその扱いが難しい選手ではあるものの、それなりにボールを選ぶ+プロで二桁打てる長打力を持ってる上、どのポジションでも守れるので、この手のタイプとしてはつぶしが利く方かも知れない。
内野手登録ながら、元々外野手だっただけに、牧田が開幕に間に合わないようで、オープン戦ずっと好調を維持し続ければ、レフトあたりに開幕スタメンとして起用されることも考えられる。
去年ぐらいまでは憲史の後釜…と、思っていたけど、オープン戦の結果を見ていたらちょっとだけ大きな夢を見てしまった選手である。
■62 栂野雅史
体格からして球威先行型だと思ったら、そんなことはなかった。
コントロールは良好で、どちらかというと気になるのは球威のほうという珍しいロマン。フォームはオーソドックスでこれといった欠点は見当たらないものの、タイミングは合わせやすそう。ただ長身から投げ下ろす角度に加え、右肩の開きも球持ちも悪くないので、決して打ちやすい部類のフォームではないと思う。
どうも佐藤コーチがスライドを広く取らせるようにしたようで、去年よりフォームに躍動感が生まれ、球威は増してきたように思える。ただまだフォームが固まりきってないのか、下半身が大分ばたつくのは懸念材料。もしこの投手の下半身が安定してくるようだと、かなり心強い投手になってきているだろう。
開幕一軍という匂いはまだ感じないが、着実に成長してきているようなのでここで紹介。
■64 ライアン・スパイアー
強烈な個性を放つサイドハンド。強い球を投げる、というよりは打者が打ちづらいように投げている投手。球の見所は大変見づらく、またかなりインステップする投手なのでナチュラルなストレートではない可能性が高い。
驚くような球はないがそれでも高い奪三振率を記録しているのを見ると、フォームの打ちづらさという要素は、投手にとって決して小さくないのだということを改めて実感させられる。

以上、キャンプ~オープン戦中盤までで気になっている選手の、極めて個人的な、感想でした。岩村・稼頭央に関してはまた別の記事で考えてみたいと思います。
それでは!

42 ケルビン・ヒメネス 気になる新外国人の展望

42 ケルビン・ヒメネス 195/100 右/右 30歳
楽天はこのたび、先発投手の補強として韓国斗山で14勝を挙げたケルビン・ヒメネス投手を獲得した。
ポスティングでの移籍が予想された岩隈が残留し、実質的な補強になったものの、実際の投手力は2010年と変わらない。それだけに星野監督も上積みが欲しいと要望しており、今回の補強はそれを体現した形であると言えそうだ。
実際に投球を見ていないので、あまり大きなことは言えないものの、数字と多少の映像を頼りに想像を膨らませてみることにする。

■どんな投手?
ヒメネスは最速152キロの直球と4種類の変化球を投げるドミニカ出身の大型右腕。韓国球界関係者は「変化球を駆使した技巧派タイプ。ねばり強いピッチングが持ち味」と語った。07年から2年間、カージナルスにも所属するなどメジャー経験もある。(以下デイリースポーツより引用)

■フォームから見る
外国人特有の立ち投げのフォーム。着地は早く、タイミングが合わせづらいタイプではなさそう。また右肩の開きも早く、球の出所も見やすい方だろう。つまりフォームで打者を惑わせるタイプではない。
グラブの抱え方もイマイチ安定しないので、制球が自慢の投手ということであるが、ピンポイントの制球があるかというと正直微妙。ただし体重もしっかり前足に乗せることが出来ているので、低めへのコントロールに優れていることは想像できる。
球持ちはいい方。長い手足を存分に活かし、打者の手前でボールを離すことが出来ているので、投げている球以上に打者は苦しむかも知れない。

■データから見る
過去5年のデータを元に彼がどんな選手なのか見ていきたい

1,出場試合(イニング)
2006 (AAA)26(38)
2007 (AAA)30(39)
2008 (AAA)46(52)
2009 (AAA)40(78)
2010 (韓国)27(152)
順調に登板機会を増やしていることと、アメリカではほとんど中継ぎでの登板であったことが伺える。韓国で先発の機会を与えられ、才能を開花した投手だと言えそうだ。

2,防御率
2006(AAA)5.21
2007(AAA)2.72
2008(AAA)2.92
2009(AAA)4.02
2010(韓国)3.22
マイナー時代は防御率二点代後半を二度経験している投手だが、中継ぎでの成績であると考えると突出した数字ではない。
また韓国リーグでも三点代中盤と、打高投低の傾向がある韓国リーグではあるものの、防御率がすごくいいといった投手ではなさそう。それでも14勝を挙げているとおり、常に勝ちを呼び込める安定した投球にこそ、彼の真骨頂があるのかもしれない。
慣れない日本野球で高い防御率を期待することは少し難しいかもしれないが、ラズナーのように投げてみなければ分からないといったタイプの投手ではなさそうだ。

3,BB/9
2006(AAA)5.68
2007(AAA)2.50
2008(AAA)2.06
2009(AAA)2.30
2010(韓国)データが見つからず
BB/9(=9イニング当たり与えるフォアボールの数)は2.70前後、イニング数の三割程度が一つの基準になるといえる。
その点、ケルビン投手は決してフォアボールで自滅するタイプの投手では無いだろう。
一般に来日した外国人は与四死球率が上がり、被打率が下がる傾向にあるが、そんな日本野球でも基準である2.70前後の数字を記録出来るだけの素地はありそうである。

4,H/9
2006(AAA)9.47
2007(AAA)10.44
2008(AAA)9.46
2009(AAA)11.14
2010(韓国)8.64
H/9(=9イニングあたりの被安打数)は中継ぎならイニング数の75パーセントにあたる6.75あたりの数字(=被打率0.250)が、先発ならイニング数の80%にあたる7.2あたりの数字(=被打率0.267)あたりが一応基準になるだろう。
この点でいえば、この投手は箸にも棒にもかからない選手であると言える。
主に中継ぎであったアメリカでは目も当てられない数字であるが、韓国で先発を任されるうちになんとか形になった投手。各紙報道で粘り強いピッチングと評されるのはこの高い被打率が要因に他ならない。
ただし外国人投手が来日した場合、一般的にアメリカでのスタッツから与四死球率があがり、被安打率が下がる傾向にあることから、日本では韓国リーグで記録した8.64という被打率より数字を少し良くするかも知れない。

5,HR/9
2006(AAA)0.95
2007(AAA)0.45
2008(AAA)0.52
2009(AAA)1.26
2010(韓国)0.41
HR/9(=9イニング当たりの被本塁打数)は中継ぎなら0.5、先発なら0.75当たりに数字が基準となる。
2009年はスランプに陥ったのか、あまり褒められた数字ではないのだが、良いときは0.5前後、日本よりパワーに長けた韓国リーグでも4.1とかなり優秀な数字を残している。被安打の割に長打の少ない投手と言えそうで、その辺りが各紙報道が「粘り強いピッチング」と評するもう一つの理由かも知れない。

6,K/9
2006(AAA)9.47
2007(AAA)7.72
2008(AAA)4.82
2009(AAA)6.32
2010(韓国)5.15
先発投手としては5.5前後、中継ぎ投手としては6.5前後の数字が基準となってくるだろうか。
かなり年によってかなりむらがあるタイプで、2006年は数字も悪いが奪三振率もかなり高く、2007年も中継ぎ投手の基準以上の数字をマーク。かつての奪三振率を見る限り、ものすごく高いポテンシャルがある投手なのかもしれない。

■展望
チームは先発投手として期待しているようであるが、中継ぎでの登板経験も豊富で、どちらでも起用が可能である点も大きいだろう。
しかし、まずは先発としての適性を見ていく形になるだろうし、外国人枠を巡ってライバルとなるであろうラズナーも現状そこまで安定した投手ではないだけに、いいときを見計らって併用していくという形になっていくと思う。
基本的には被安打が多いタイプであるだけにものすごく大きな期待はできないが、防御率4点台前半あたりの期待はしてみたい投手だ。またかつては奪三振をものすごく取れるタイプだった頃もあったということで、30歳という歳ではあるのだが、素材的にも奥行きがある選手。そのため日本で大化けして、被打率を一気に下げるということも理想のシナリオとして考えられなくもないかも知れない。
ラズナーとケルビンで10勝できるようなことがあれば、チームは間違いなく優勝争いに絡んでいるだろう。

25 横川史学 爆発的な打棒に期待

25 横川史学 186/90 右/左 26歳
大型サードとして、高校時代から名を馳せた選手。楽天の一大学閥である青山学院大に入学し、世界大学野球選手権大会日本代表メンバーに選抜されるなど、抜群の存在感を発揮した。
その後2006年大学社会人ドラフトの四位指名として入団。かなり大柄であり、飛ばす打球もまさに長距離砲。将来の四番候補として、将来を嘱望される楽天のホープである。
【打撃】
オープンスタンスで、バットを立てて、アウトステップ気味に踏み込み、振り切った際は大きなフォロースルーで打球を遠くに運ぶ。アマチュア時代は、投球動作の速い段階で前足を大きく運ぶ打者であったのだが、プロ入り後は徐々に足は小さく・始動のタイミングが遅くなってきている点に注目したい。比較的早い段階で前足を大きく上げる打者に、長距離砲は少ない。プロ入り後、横川史学は確実に長距離砲が採用することの多いフォームに変化してきているのだ。
どんな球にも対応というよりは、狙ったボールを確実に仕留めるスタンス。
積極的に打ちに行くこともあるが、基本的にはボールを待って見る待球姿勢。そのため打者の迫力が増せば、多くのフォアボールを選ぶことが期待される選手だ。
アウトステップ気味の選手であり、インコース打ちに焦点を当てている。そのためややアウトコースを不得手とすることが予想される。
打球方向は意外にも広角に打ち分けるタイプ。左方向への本塁打が多いのも特徴。
一方で変化球の見極めに課題を残すとされてきた選手。一軍に上がってきた際はぜひボール球の見極めに注目していきたい。
【守備】
強肩ではあるものの、決して守備が上手いという印象はない。
【走塁】
足自体はそこまで遅くないが、走塁意欲が高い選手ではなく、足を武器にする選手ではない。

■データで見る
データは主に二軍でのもの。

1,出場試合(打席)
2007 80(289) ※一軍出場無し
2008 32(147) ※一軍では55(153)
2009 24(97) ※一軍では5(20)
2010 93(402) ※一軍では4(8)
入団時から長距離砲としての期待も大きく、2007年から多くの試合で起用される。
翌年2008年は一軍出場の機会を多く獲得するなど順調な成長。
しかし2009年は怪我で出場機会をかなり減らしてしまった。
怪我の癒えた2010年では二軍で多くの打席を積むことに成功。
依然ファン・球団の期待は大きく、来年度は一軍出場の機会を爆発的に増やして欲しい。

2,打率(出塁率)
2007 .207(.299) ※一軍出場無し
2008 .302(.395) ※一軍では.229(.285)
2009 .284(.333) ※一軍では.118(.250)
2010 .283(.396) ※一軍では.000(.000)
2007年こそプロの球に戸惑ったようだが、2008年からは打率を三割台にまで乗せる活躍。以後出場試合数の差こそあれ、2009年・2010年は三割少し手前辺りの打率で落ち着いてきている。打率+一割程度の高い出塁率を誇り、2010年はファームではあるが最高出塁率のタイトルを獲得。ボールを選んで打ちに行くタイプだけに、相手に威圧感を与えられれば多くの四死球を選ぶことが出来る選手だ。一方で一軍レベルではかなりボールになる変化球に苦戦している印象があるだけに、この点がどれほど改善できたのかが個人的には気になる所。最高出塁率のタイトルはその点が改善出来てきたと捉えたいところだが。

3,本塁打(長打率)
2007 5(.331) ※一軍出場無し
2008 3(.492) ※一軍では4(.336)
2009 6(.545) ※一軍では0(.118)
2010 12(.443) ※一軍では0(.000)
ルーキーイヤーから持ち前の長打力には定評があり、ファームで5本塁打。
翌年、二軍での打棒が首脳陣の目にとまり一軍デビュー。同年2008年は一軍の主戦・Cルイスから本塁打を放つなど、一軍で4本塁打の活躍だった。
2009年は怪我で一軍での出場試合は減らしてしまったものの、二軍では打席数97という6本塁打ととんでもない活躍。
さらに2010年は12本塁打。前年の爆発力を見るともう少し数字を伸ばしておきたかったところだが、十分合格点の数字だろう。
成績を見る限り、上の下から上の中ランクの長打力があると言えそうで、長打を売りにするだけのレベルにある。将来的には一軍でも20本級の活躍が期待出来るのではないか。

4,三振/打席数
2007 73/289=25%
2008 30/147=20%
2009 26/97=26%
2010 78/402=19%
かなり脆かった打撃なのだが、2010年はだいぶ改善されているのが数字の上からも分かるだろう。ボールになる変化球を見送ることが出来るようになってきたのなら、長距離砲として大きな一歩であるのはまず間違いない。

野村監督をして「穴だらけ」と言わせたように、打撃に穴の多かった選手だが、三振数を見る限り徐々にその欠点も改善されてきた、のかもしれない。
打率も安定してきており、もう一歩の上積みがあれば、一軍でも二割五分打てるだけのところまで到達してきている。
非常に爆発力のあるタイプで、本塁打の固め打ちが大変目を引く選手。ファーム選手のなかでも大変興味深い存在だ。

■これからは
まずは左の代打として一軍の出場機会をうかがっていくことになりそう。しかし前述の通り極めて高い爆発力を秘めた選手なので、その打棒を爆発させ、いきなりレギュラーの座を奪い取るようなことも、可能性として十分にありうるだろう。
チームは今年極めて深刻な得点不足に陥った。その原因の一つとして挙げられるのは、長打力不足。山﨑を脅かす存在がなかなか出てこない。それだけに来季、彼の打棒がチームに及ぼす影響も決して少なくはないのである。
山﨑らを脅かす活躍に期待したい。
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