身体能力

2006年10月20日

スポーツ傷害の予防に役立つ能力 no.16


 ●有酸素能力

 有酸素能力は、一定時間内に摂取できる酸素量と、それを用いて行う
 運動の持続力のことです。

 この能力は、一般的な疲労によって起こる障害を、防ぐのに役立つと
 言われています。

 これは、有酸素能力をあまり必要としない競技でも、傷害の予防とい
 う観点から見ると、大いに役立つ能力であると考えられます。

 疲労が、筋力、反応時間、敏捷性、神経筋のコーディネーション(各
 部の調整)に対し悪い影響を及ぼし、傷害の要因になるからです。
 
 有酸素能力は、ランニング、自転車、水泳、クロスカントリースキー、
 インラインスケート、ステアマシーン(階段登るような感じの有酸素
 マシーン)、エアロビクスダンスのような運動によって、向上させる
 ことができます。

 傷害予防の為には、有酸素性の低いスポーツ選手であっても、少なく
 とも週に3回は有酸素運動を行うべきであると考えられています。

 ●筋力・筋持久力

 筋力を向上させることも、傷害を減らす方法のひとつです。

 筋力トレーニングは、生理学、形態学的な身体の変化を促し、傷害に
 対する抵抗力を高めます。

 特に、結合組織(筋膜、腱、靭帯)のすべてが、筋力トレーニングに
 よって強化される事が、研究によって明らかにされています。

 また、骨密度も上がり、オーバーユースによる損傷や骨折を起こりに
 くくさせるはたらきもあります。

 ●柔軟性

 柔軟性の向上は、筋骨格系の傷害を減らします。

 2つ、もしくはそれ以上の関節を通る筋肉は、一般的に障害を起しや
 すいといわれています。

 これらの筋肉は、活動中に過大な伸張力がかかることが多いからです。

 柔軟性は1972年、JensenとFishierによって、「あ
 る関節、あるいはある関節群の可動域」と定義づけられました。

 彼らは、この可動域を決定づける要因として、骨の構造、関節周辺の
 組織の量、関節周辺の腱、靭帯、筋、皮膚の伸展性をあげています。

 また、血流や外気温に影響を受けるこれらの組織の温度は、その伸展
 性を大きく左右します。

 ウォームアップは、一時的に組織の温度を上昇させるのに、効果があ
 ると認められています。

 その外に、年齢や性の違いも柔軟性に関係しています。

 一般的に、柔軟性は加齢によって低下します。(但し、活動的なライ
 フスタイルで低下をある程度抑えることは可能)

 また、女性が男性よりも柔軟性があるのは、男女間の性腺刺激ホルモ
 ンレベル違いが、最も強い要因とされています。

 柔軟性は、静的なものと動的なものに分けられます。

 静的柔軟性とは、筋肉をリラックスさせてパートナーに関節を動かし
 てもらうことで向上する可動域のことです。

 また、動的柔軟性とは、膝の屈伸運動などのように、関節周辺の筋群
 を収縮させることで得られる可動域のことをいいます。

 ストレッチングは、これら静と動を組み合わせて行いますが、バリス
 ティックストレッチング(反動的ストレッチング)のように、効果が
 低い上に、逆に傷害を起す可能性を指摘されているものもあります。

 バリスティックストレッチングは、関節の可動域を強制的に拡大する
 ために、大きな力を加えて収縮させるからです。
(参考資料)  テキスト版『アスレティックトレーニング』


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pinktiger21 at 11:27|PermalinkTrackBack(0)