桃色

桃色日記part2 -夏の恐怖と秋の空-

それでは三ヶ月坊主脱却記念後編を始めたいと思いてて。

なんと更新速度が三ヶ月から一ヶ月へと驚きの三倍!
赤いですかいいえ赤くないです。角もないです。

この調子でいくと三ヶ月→一ヶ月→隔週→週刊→三日→毎日となりそうで過労死しそう。

まぁそんなとらぬ狸の皮算用は置いといて桃色日記第二話-三ヶ月坊主脱却記念後編 もう暦の上では秋なのにホラー-はじまりはじまり〜

時刻午後10時。
ドサッ
勢いよくベットに飛び込む。
行きたくもない付き合いでしかない飲み会を経て、一玖はほとほと疲れ切っていた。
「あ〜。だる〜」
なんて誰に聞かせるでもない声をあげてベットでゴロゴロし始めると、服を着替える気力もわかなくなり、そのまま睡魔に身を任せていった。

ーン
ポーン
ンポーン
ピンポーン

夢うつつの頭に聞こえてきた自身を呼ぶ音に意識の深海からいくつかの泡が海面に浮かんでくる。
「んぁ」
傍らにある目覚まし時計を顔に寄せると短針と長針は重なり合っていた。
「あぁ」
苛立ちの声とともにこんな時間にだれだよなんて思いとともに立ち上がる。

ピンポーン

そんなことを考えている最中も呼ぶ音は続いていた。


しかし…

ふと

疑問がよぎる。


それというのも一玖が住んでいるマンションは安さで選んだとは言え、最低限のセキュリティは持ち合わせていて、マンション共通のホール前で部屋番号を押して来訪を告げなければマンション内にも入ることができない作りになっていた。

つまりこのドアの外でチャイムを鳴らし続けている来訪者は、玄関ホールのロックを抜けてきたのは間違いない。そして抜けてきて、関係のない部屋の前のチャイムを狂ったように鳴らし続けているのである。

そこまで考えが及んだとき寝汗よりも冷汗が気になり始め…


ぞっとした


心臓の鼓動が速くなっているのを感じながらもまだ完全には目覚めていないゆえの鈍感さで、

うるさすぎるはずなのにどこか遠いチャイムを後ろに聞きながらも、音をたてないように魚眼レンズをのぞいてみた。


途端

チャイムがやんだ


刹那、視界を閉ざそうとした思考が間に合わず覗き込んだ魚眼レンズの先には…

誰もいなかった

そのことに更なる恐怖を感じるものかもしれなかったが、一玖は確認したことにより恐怖を解消し、恐怖よりも眠気がまたぞろ思考を占有し始めたのであった。

そしてまたベットに戻ると眠りの底へと帰って行った。

ーン
ポーン
ンポーン
ピンポーン

眠りに就く自分を感じていた意識も眠りにつくころまた自身を呼ぶ音を聞いた気がした。

気ではなかった。夢でもない。確かに誰かがドアの前に立ってチャイムを鳴らしていた。

ぞっ…

今度こそ一玖は確かな恐怖を感じ始めていた。
今度はもうレンズをのぞく勇気は出なかった。しかしこのやまないチャイムを放置していても、そわそわしてしまうだけで眠ることもできそうにない。

じっと時間が過ぎるのを待つつもりであったが、なぜか初めに感じた恐怖は短い時間の中で急速に薄れていき、かわりに恐怖と苛立ちが膨れ上がってきた。

「あぁ、さっきから何の用だ!!」

インターホンをとり苛立ち7割恐怖3割の声で怒声を上げると…チャイムが止んだ…。

安堵とともに不安も感じたが、この間に朝まで眠ろうと急いで布団に入った


瞬間…

チャイムが

また

鳴り始めた…


怒りも苛立ちもそのチャイムの音に抑えつけられるとともに、不安と恐怖が力の入らない体を支配し動かし始めた。

体が…

ベットから起き

上がり框を越え

魚眼レンズをのぞいた――

そこには…!




とまあこんな地味に恐怖体験の夏を越えて一皮むけて一回り大人になった私でした。
こんな前編後編が夏にあったほぼすべての出来事でした。
めでたしめでたし。

注)この物語は表現上の多少の誇張を含みますがきっとノンフィクションです。

追記)次の朝廊下にゲ〇がてんこ盛りだったのできっと酔っぱらいです。そのはずです。
そうしんじさせてくれーーーーー;;;;;;;;;
(血交じりの声)

桃色日記part1 -一難去ったら一難オカワリ-

おひさしぶしです。
かみました。おひさしぶりです。

ってなんかものゴッツイ久しぶりだと思ったら、
なんかもう三ヶ月ぐらいたってて

うぼぉわぁ!三ヶ月坊主じゃねぇかぁーーーーーーーー!!!!!


なんてことは全く思わず実際は
「あーかくことねぇ?」
「書くことあるけど、疲れたから寝るっ!」
「………」
「………」
「………」
「はっ!!ブログッ!!!」
ってな感じでした。

だけど、まあこのままだと一生書かないなぁ〜なんて危機感を三ヶ月過ぎたころから思い始めたので重すぎる腰とペンをどっこいしょと持ち上げた今日この頃。

てなわけでこの三ヶ月で書くべきことをちょっとピックアップして、
桃色日記始まります。(なのは的に)

じゃあまずはちょっとさかのぼって2009年8月14日の7時頃からお話は始まります。
まぁ皆さんも知ってはいると思うんですが12〜14日ぐらいにペルセウス座流星群のピークが来てたんですけど、なんかまぁ急に思い立って牛を連れ連れ流れ星ーー!!な感じで牛の家に車でブイーンなわけで、そこでまずもう何度も言ってる牛の家に行くのにもう何度目かわからない迷子となりまして、いきなり時間をぶっちぎってしまいまして…まぁそれはどうでもいいんですけど(いや良くないかもしれないですけど;;)、それに加えて地図まで忘れまして前途多難の七転八倒な感じでstartなわけです。

それでまぁドライブの始まりなんですけど次のイベントは偶然の出会い、運命の導き、nとの邂逅→振られる
イベント消化!!ってな流れ。


だからやっぱり気楽な二人旅のリスタートなわけです。

まぁ道中軽く迷子になるのはオレの車に乗ればデフォルトなので、そこは気にしないことにして、次のクエストはチョット
ドラマティクッゥ

注)ここからなんだかよくわからない桃色劇場が始まります。許容できる方のみご覧ください。






もう少しで目的地に着く目算ではあったが、pinqの持っている地図にはそれ以上の道筋ま書いていなかった。そこで二人はコンビニに何も買う気がないのに入り地図を見るのであった。
地図を確認し、再度目的地を目指す二人であったが、そこでpinqは最悪の事態に気付いた。

p「燃料がやべぇーーーー」
c「…やヴぁいな」

そんなこんなで二人はコンビニに何も買う気がないのに入り地図を見るのであった。

ガソリンスタンドの場所を確認した二人は燃料を補給するべく残り少ないガソリンを燃焼させ、吹かせない程度の全速力で向かった。
しかしそこから二人は最大の敵の存在に困惑させられるのである。

p「くそぉぉぉーーー!!またかよーーー!!!」
c「…なんかよく引っかかるな」
2「空気読めよっ!!!」

そう。信号機であった。

所々に設置された信号機はまるで二人をあざ笑うかのように目の前で顔色を黄色に変化させ続けていったのである。

しかし、信号機の黄色は恐怖の序章に過ぎなかった…。

p「………」
c「………」
2「………」
2「あいてない…」

そう時刻は一日の終わりに近づいていて、ガソリンスタンドのほとんどが閉まっていたのであった。二人の通り過ぎたGSは2桁を数えもはや燃料も風前の灯、いや灯でも灯ってくれればもうけものタービン回せタービン回せ状態なのであった。
もうカブトムシからの腹減った腹減った「ピーピー」音の鳴り響く車内に沈黙と諦めが沈澱し、ラストカード”JAF"の発動を待つだけとなった―

そのとき
二人の声が
喜びとともに
シンクロした。


「ENEOS空気読んだ!!!!!!」

その声が鳴り響いている間世界から争いが駆逐されたという----





まぁそんな感じで山場は終了して、この後は
到着(5時間)→曇り→天体観測終了(5分)→トンネル通過→祟り→帰宅(2時間)
といった面白みのない道程だったのでカットして、
まぁ男二人の飲酒ドライブ終了といった話でしたとさ。チャンチャン。

なんか長くなってきたので三ヶ月坊主脱却記念は、ここで前編終了といたしまして、後編は近日公開。

刮目して待て!!!!

注)ノンアルコールビールデス



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