いや〜どうもどうも、久し振りに雨が降って少しは涼しくなりましたなぁ、東村山ですこんばんは。
さてさて私だって今までずっとキャラホビの行列に並んでいただけでは無いのでして、工作のほうもちゃんとやっておりました。
前回、ウォッシングまで終わりましたので今度はチッピング、すなわち塗装がちょこちょこハゲた状態の表現ですな。このような明るい色の車輌の場合チッピングすると目立つのでやりがいがあります。
さて問題は何色でチッピングするかですが、キットのインストには「イタリア軍の車両は工場でグレーグリーンに塗装されて、後から迷彩色を塗る」とありますから、ダークグリーン系で良いだろうという事になります。
手持ちのタミヤエナメルを適当に混ぜてグレーっぽいグリーンを作ってちょこちょこ塗ってやります。
チッピングという作業はかなり時間と神経を使うものです、いったん全体にチッピングを施したら一晩置いといて、時間を置いてから改めて観察して気に入らない部分を拭取ったり、足りない部分を描き足したりしました。
あまり焦って一気にやるより多少時間を掛けて何回か分けて作業した方がよろしいかと。
ポスターカラーで車体下部に付着した泥を表現します、ポスターカラーはそのままだと表面に馴染まずに弾かれてしまいますから、洗剤を極僅か加えてやります。
しかし今回コレは失敗だったかも、洗剤入れすぎたのかツヤが出てしまった、ポスターカラーは本来つや消しなんですが・・・
この洗剤入ポスターカラーを水で薄めて「水平面汚し」も行ないました、つまり車体上面、砲塔上面、エンジンデッキなどの水平面に付いた汚れを表現するわけです。
細部の塗装も行います。ネットで調べた画像によるとイタリア車輌のスコップ類は黒一色で塗られていた模様、木部の塗装が剥れた部分はかなり明るい木材の色だったので、スコップ、ツルハシの金属部分はダークグレーで塗っててメタリックグレーのドライブラシ、木部はバフで塗る。
排気管はメタリックグレー+ハルレッド、排気口のススはウェザリングパステル。
コレは何をしてるかと言うと、タイヤの接地面の汚れをリキテックスで塗っている。なんでリキテックスかというと、リキテックス(アクリル絵具の一種)は塗膜が柔かいので軟質素材のタイヤに馴染むからです。
このあとタイヤや車体下部に付いたホコリ汚れを水性塗料のバフをエアブラシで吹いて表現。
で、アンテナとスペアタイヤを接着したり、シャーシと車体をくっ付けたり砲塔を載せたりしてたら、いつの間にやら完成してた。
まあ、私の場合ケースに収めて初めて安心できるんですが。
シャーシに仕込んでおいたナットでケースに固定します。
このケースは100円ショップで購入したもので1/48のAFVにもってこいのサイズなんですが、ベースと透明ケースを固定するツメが甘くてすぐ外れてしまう。
↑そこでツメの部分をモーターツールで削って隙間を作り、そこに真鍮線が食い込んで固定できる様に改造、真鍮線はベース裏側に瞬着で固定。
ここからクリックすると画像が大きくなったりならなかったり。
まあ、なんとか完成ですわ。所々汚くなった部分がありますが、これは水性バフのホコリ塗装が付き過ぎた部分を水性溶剤(アルコール)で拭取ろうとしたら綺麗に取れずにこうなっちゃった。
どうも洗剤混ぜたポスターカラーが悪さしている様子。
今後はポスターカラーとか水性塗料とか使わずにタミヤのエナメル系塗料オンリーでウェザリングした方が良いかも、
チッピング、細部塗装が済んだ時点でラッカー系のつや消しクリアをサッと吹いて保護すれば、足回りの泥、ホコリや水平面の汚れもエナメル系塗料で済ませられる気がする、その方が拭取りが確実だし。
まあ、でも仕上がりにはだいたい満足、イロイロと難点のあるキットだったし、アレコレ失敗もしたけどそれでもプラモは楽しいねぇ。
完璧でなくても良いんだよ、自分の力量でやれる事やって最期まで仕上がれば、それがプラモの楽しさってもんじゃ無いかい?
私はこのAB14が装甲車の中では一番すきなデザインですな。
なんとなく前のめりでバッファローみたいなフォルムが好きだ。
子供の頃から存在は知ってたんだけど当時はあいにくキットは無くてねぇ、イタレリが出したのもつい最近だよ。まあ長生きはするもんだねぇ、良い時代が来たもんだ。
今回はなにかと手間が掛かったけれど1/48のAFVキットはあんまり手間を掛けないで「自分で組み立てるミニカー」感覚で楽しめる感じが好きですな私は。
まあ、プラモなんてのは本来「自分で組み立てるオモチャ」なんですから、あんまし難しく考えずに気楽にやれば良いんですよねぇ、ついついアレコレ悩んじゃうけど。
塗装は面倒になったけどハッチから中が見えるのはやっぱり楽しいねぇ。
塗装の段階で目指していたボックスアートのイメージで仕上るという目標はだいたい達成しました、本人的には。
ところで車体後部にあるコレはライトですな、見れば分かりますが。
AB41は後ろ向きにも操縦席がありまして、方向転換出来ないときは後ろ向きに走ることができる。これはその為のライトですな。
でもって前方のライトはドコにあるかと言うと・・・
↑この開閉式装甲カバーの奥にガッチリと守られてる。こんなに大事にされているヘッドライトは他に無いね。何考えてるんだイタリア人は、というかこの位置で点灯したらドライバーの顔の近くだからさぞかし暑かっただろうに。
ヘッドライトなんて普通は車体の外に固定されてるものですな、まあ、世の中時々このような奇妙な物が生まれるわけで。
しかしなんなんだろうねコレ。まあ、ある意味リトラクタブル・ヘッドライトか、さすがランボルギーニ・カウンタックの国だね。
当時のイタリアではヘッドライトを壊すイタズラでも流行っていたのかね、そういえばフィアット・トポリーノのヘッドライトもフロントグリルの奥に隠されてた。
などとバカなこと考えてないで、本来の仕事に戻らにゃならん。
ではまた。
さてさて私だって今までずっとキャラホビの行列に並んでいただけでは無いのでして、工作のほうもちゃんとやっておりました。
前回、ウォッシングまで終わりましたので今度はチッピング、すなわち塗装がちょこちょこハゲた状態の表現ですな。このような明るい色の車輌の場合チッピングすると目立つのでやりがいがあります。
さて問題は何色でチッピングするかですが、キットのインストには「イタリア軍の車両は工場でグレーグリーンに塗装されて、後から迷彩色を塗る」とありますから、ダークグリーン系で良いだろうという事になります。
手持ちのタミヤエナメルを適当に混ぜてグレーっぽいグリーンを作ってちょこちょこ塗ってやります。
チッピングという作業はかなり時間と神経を使うものです、いったん全体にチッピングを施したら一晩置いといて、時間を置いてから改めて観察して気に入らない部分を拭取ったり、足りない部分を描き足したりしました。
あまり焦って一気にやるより多少時間を掛けて何回か分けて作業した方がよろしいかと。
ポスターカラーで車体下部に付着した泥を表現します、ポスターカラーはそのままだと表面に馴染まずに弾かれてしまいますから、洗剤を極僅か加えてやります。
しかし今回コレは失敗だったかも、洗剤入れすぎたのかツヤが出てしまった、ポスターカラーは本来つや消しなんですが・・・
この洗剤入ポスターカラーを水で薄めて「水平面汚し」も行ないました、つまり車体上面、砲塔上面、エンジンデッキなどの水平面に付いた汚れを表現するわけです。
細部の塗装も行います。ネットで調べた画像によるとイタリア車輌のスコップ類は黒一色で塗られていた模様、木部の塗装が剥れた部分はかなり明るい木材の色だったので、スコップ、ツルハシの金属部分はダークグレーで塗っててメタリックグレーのドライブラシ、木部はバフで塗る。
排気管はメタリックグレー+ハルレッド、排気口のススはウェザリングパステル。
コレは何をしてるかと言うと、タイヤの接地面の汚れをリキテックスで塗っている。なんでリキテックスかというと、リキテックス(アクリル絵具の一種)は塗膜が柔かいので軟質素材のタイヤに馴染むからです。
このあとタイヤや車体下部に付いたホコリ汚れを水性塗料のバフをエアブラシで吹いて表現。
で、アンテナとスペアタイヤを接着したり、シャーシと車体をくっ付けたり砲塔を載せたりしてたら、いつの間にやら完成してた。
まあ、私の場合ケースに収めて初めて安心できるんですが。
シャーシに仕込んでおいたナットでケースに固定します。
このケースは100円ショップで購入したもので1/48のAFVにもってこいのサイズなんですが、ベースと透明ケースを固定するツメが甘くてすぐ外れてしまう。
↑そこでツメの部分をモーターツールで削って隙間を作り、そこに真鍮線が食い込んで固定できる様に改造、真鍮線はベース裏側に瞬着で固定。
ここからクリックすると画像が大きくなったりならなかったり。
まあ、なんとか完成ですわ。所々汚くなった部分がありますが、これは水性バフのホコリ塗装が付き過ぎた部分を水性溶剤(アルコール)で拭取ろうとしたら綺麗に取れずにこうなっちゃった。
どうも洗剤混ぜたポスターカラーが悪さしている様子。
今後はポスターカラーとか水性塗料とか使わずにタミヤのエナメル系塗料オンリーでウェザリングした方が良いかも、
チッピング、細部塗装が済んだ時点でラッカー系のつや消しクリアをサッと吹いて保護すれば、足回りの泥、ホコリや水平面の汚れもエナメル系塗料で済ませられる気がする、その方が拭取りが確実だし。
まあ、でも仕上がりにはだいたい満足、イロイロと難点のあるキットだったし、アレコレ失敗もしたけどそれでもプラモは楽しいねぇ。
完璧でなくても良いんだよ、自分の力量でやれる事やって最期まで仕上がれば、それがプラモの楽しさってもんじゃ無いかい?
私はこのAB14が装甲車の中では一番すきなデザインですな。
なんとなく前のめりでバッファローみたいなフォルムが好きだ。
子供の頃から存在は知ってたんだけど当時はあいにくキットは無くてねぇ、イタレリが出したのもつい最近だよ。まあ長生きはするもんだねぇ、良い時代が来たもんだ。
今回はなにかと手間が掛かったけれど1/48のAFVキットはあんまり手間を掛けないで「自分で組み立てるミニカー」感覚で楽しめる感じが好きですな私は。
まあ、プラモなんてのは本来「自分で組み立てるオモチャ」なんですから、あんまし難しく考えずに気楽にやれば良いんですよねぇ、ついついアレコレ悩んじゃうけど。
塗装は面倒になったけどハッチから中が見えるのはやっぱり楽しいねぇ。
塗装の段階で目指していたボックスアートのイメージで仕上るという目標はだいたい達成しました、本人的には。
ところで車体後部にあるコレはライトですな、見れば分かりますが。
AB41は後ろ向きにも操縦席がありまして、方向転換出来ないときは後ろ向きに走ることができる。これはその為のライトですな。
でもって前方のライトはドコにあるかと言うと・・・
↑この開閉式装甲カバーの奥にガッチリと守られてる。こんなに大事にされているヘッドライトは他に無いね。何考えてるんだイタリア人は、というかこの位置で点灯したらドライバーの顔の近くだからさぞかし暑かっただろうに。
ヘッドライトなんて普通は車体の外に固定されてるものですな、まあ、世の中時々このような奇妙な物が生まれるわけで。
しかしなんなんだろうねコレ。まあ、ある意味リトラクタブル・ヘッドライトか、さすがランボルギーニ・カウンタックの国だね。
当時のイタリアではヘッドライトを壊すイタズラでも流行っていたのかね、そういえばフィアット・トポリーノのヘッドライトもフロントグリルの奥に隠されてた。
などとバカなこと考えてないで、本来の仕事に戻らにゃならん。
ではまた。