東村山徒然日記

私(東村山)のダラダラとした日常の日記です。 3日に一度更新予定 連絡用メールアドレス:horizontal02@yahoo.co.jp なお当ブログはリンクフリーです。

イタレリ 1/48 AB41

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 14〜完成

いや〜どうもどうも、久し振りに雨が降って少しは涼しくなりましたなぁ、東村山ですこんばんは。

さてさて私だって今までずっとキャラホビの行列に並んでいただけでは無いのでして、工作のほうもちゃんとやっておりました。

前回、ウォッシングまで終わりましたので今度はチッピング、すなわち塗装がちょこちょこハゲた状態の表現ですな。このような明るい色の車輌の場合チッピングすると目立つのでやりがいがあります。

さて問題は何色でチッピングするかですが、キットのインストには「イタリア軍の車両は工場でグレーグリーンに塗装されて、後から迷彩色を塗る」とありますから、ダークグリーン系で良いだろうという事になります。
手持ちのタミヤエナメルを適当に混ぜてグレーっぽいグリーンを作ってちょこちょこ塗ってやります。
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チッピングという作業はかなり時間と神経を使うものです、いったん全体にチッピングを施したら一晩置いといて、時間を置いてから改めて観察して気に入らない部分を拭取ったり、足りない部分を描き足したりしました。
あまり焦って一気にやるより多少時間を掛けて何回か分けて作業した方がよろしいかと。

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ポスターカラーで車体下部に付着した泥を表現します、ポスターカラーはそのままだと表面に馴染まずに弾かれてしまいますから、洗剤を極僅か加えてやります。

しかし今回コレは失敗だったかも、洗剤入れすぎたのかツヤが出てしまった、ポスターカラーは本来つや消しなんですが・・・

この洗剤入ポスターカラーを水で薄めて「水平面汚し」も行ないました、つまり車体上面、砲塔上面、エンジンデッキなどの水平面に付いた汚れを表現するわけです。

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細部の塗装も行います。ネットで調べた画像によるとイタリア車輌のスコップ類は黒一色で塗られていた模様、木部の塗装が剥れた部分はかなり明るい木材の色だったので、スコップ、ツルハシの金属部分はダークグレーで塗っててメタリックグレーのドライブラシ、木部はバフで塗る。

排気管はメタリックグレー+ハルレッド、排気口のススはウェザリングパステル。

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コレは何をしてるかと言うと、タイヤの接地面の汚れをリキテックスで塗っている。なんでリキテックスかというと、リキテックス(アクリル絵具の一種)は塗膜が柔かいので軟質素材のタイヤに馴染むからです。

このあとタイヤや車体下部に付いたホコリ汚れを水性塗料のバフをエアブラシで吹いて表現。
で、アンテナとスペアタイヤを接着したり、シャーシと車体をくっ付けたり砲塔を載せたりしてたら、いつの間にやら完成してた。
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まあ、私の場合ケースに収めて初めて安心できるんですが。
シャーシに仕込んでおいたナットでケースに固定します。
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このケースは100円ショップで購入したもので1/48のAFVにもってこいのサイズなんですが、ベースと透明ケースを固定するツメが甘くてすぐ外れてしまう。
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↑そこでツメの部分をモーターツールで削って隙間を作り、そこに真鍮線が食い込んで固定できる様に改造、真鍮線はベース裏側に瞬着で固定。

ここからクリックすると画像が大きくなったりならなかったり。
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まあ、なんとか完成ですわ。所々汚くなった部分がありますが、これは水性バフのホコリ塗装が付き過ぎた部分を水性溶剤(アルコール)で拭取ろうとしたら綺麗に取れずにこうなっちゃった。

どうも洗剤混ぜたポスターカラーが悪さしている様子。
今後はポスターカラーとか水性塗料とか使わずにタミヤのエナメル系塗料オンリーでウェザリングした方が良いかも、
チッピング、細部塗装が済んだ時点でラッカー系のつや消しクリアをサッと吹いて保護すれば、足回りの泥、ホコリや水平面の汚れもエナメル系塗料で済ませられる気がする、その方が拭取りが確実だし。

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まあ、でも仕上がりにはだいたい満足、イロイロと難点のあるキットだったし、アレコレ失敗もしたけどそれでもプラモは楽しいねぇ。
完璧でなくても良いんだよ、自分の力量でやれる事やって最期まで仕上がれば、それがプラモの楽しさってもんじゃ無いかい?

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私はこのAB14が装甲車の中では一番すきなデザインですな。
なんとなく前のめりでバッファローみたいなフォルムが好きだ。

子供の頃から存在は知ってたんだけど当時はあいにくキットは無くてねぇ、イタレリが出したのもつい最近だよ。まあ長生きはするもんだねぇ、良い時代が来たもんだ。

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今回はなにかと手間が掛かったけれど1/48のAFVキットはあんまり手間を掛けないで「自分で組み立てるミニカー」感覚で楽しめる感じが好きですな私は。

まあ、プラモなんてのは本来「自分で組み立てるオモチャ」なんですから、あんまし難しく考えずに気楽にやれば良いんですよねぇ、ついついアレコレ悩んじゃうけど。

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塗装は面倒になったけどハッチから中が見えるのはやっぱり楽しいねぇ。

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塗装の段階で目指していたボックスアートのイメージで仕上るという目標はだいたい達成しました、本人的には。

ところで車体後部にあるコレはライトですな、見れば分かりますが。
AB41は後ろ向きにも操縦席がありまして、方向転換出来ないときは後ろ向きに走ることができる。これはその為のライトですな。
でもって前方のライトはドコにあるかと言うと・・・
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↑この開閉式装甲カバーの奥にガッチリと守られてる。こんなに大事にされているヘッドライトは他に無いね。何考えてるんだイタリア人は、というかこの位置で点灯したらドライバーの顔の近くだからさぞかし暑かっただろうに。

ヘッドライトなんて普通は車体の外に固定されてるものですな、まあ、世の中時々このような奇妙な物が生まれるわけで。

しかしなんなんだろうねコレ。まあ、ある意味リトラクタブル・ヘッドライトか、さすがランボルギーニ・カウンタックの国だね。

当時のイタリアではヘッドライトを壊すイタズラでも流行っていたのかね、そういえばフィアット・トポリーノのヘッドライトもフロントグリルの奥に隠されてた。

などとバカなこと考えてないで、本来の仕事に戻らにゃならん。
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ではまた。






タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 13〜ウォッシング

先日あんまり暑かったので昼飯に「冷やしたぬきソバ」を食べようとして間違えて熱々のたぬきソバを注文してしまい、汗だくになった東村山ですこんばんは。

さてさてAB41の工作もウェザリングの段階に入りました。
私はウェザリングの作業があんまし好きではないので、最小の手間でそれらしく仕上がれば良いや、という方針でやっております。

とりあえずウォッシング
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普段はフラットブラックでウォッシングする事が多いんですが、今回はかなり明るい色なのでジャーマングレーで全体にウォッシングしてみました。

ウオッシングというのは要するに大幅に薄めたエナメル系塗料を筆でささっと塗ってやる事で、この時筆をタテ方向に動かしてやるとそれっぽくなります。大抵の汚れは上から下に流れるからです。

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次にフラットアースでウォッシング。これは全体に施さず箱絵を参考にしてまだらに塗ってやります。

正直車体色を塗った直後はあまりに明るくて彩度の高い色だったから失敗かな?と思ったのですが、軽くウォッシングしたら結構それらしくなって安心した。

今日はココまで。
「え〜!コレだけ?」と思われるかもしれないが、結構時間掛かるんですよこの作業。

それからキャラホビ行く関係で次回の更新は9月1日の予定。また役に立たんレポでも書きまする。

ではまた

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 12〜最後の罠?

いや〜暑いですなぁ、東村山ですこんばんは。 本人はモデラーブログのつもりで書いているのに工作関係の記事だとナゼかアクセス数が減るような気がするぜ?まあいいや、さあ今日も行ってみよ〜!

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まあ、なんだかんだで車体両側のトリコロールを塗りました。白帯に比べて緑と赤の巾が狭くなってしまったけど、もういいや。さ、デカール貼ろ、デカール。

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先ず要らないデカールを色見本のプラ板に貼ってみます。なぜこのような事をするかというと、以前古いイタレリキットのデカールを張ろうとしたら粉々に割れてしまった事がある。今回は大丈夫そうですが、試してみて割れるようならリキッドデカールフィルムを塗ってみようかと思ってました(まだ使った事無いけど)。 で、まあデカールを貼っていくのですが

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いやぁビックリした!右フェンダーのナンバー表記デカールが明らかにデカ過ぎて貼れないよ! さすがイタレリ・クオリティー、組み立てが終わってもまだまだ最後まで気が抜けないぜ!いやホント正しいサイズの1.5倍位の大きさになってるんですよ。コレ絶対デカールの版下作った後、チェックしてないぜ。
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仕方が無いから一旦剥がしてデカール余白に貼り付けて、末尾の1文字分を切り詰めて貼る事にした。 「そんな事許されるのか?!」 と思われるかもしれませんが、
「なーに、分かりゃしねぇって!」と思うくらいの「いい加減根性」が無いとこのキットは完成しない気がする。

この後ドライブースで12時間ほどデカールを乾燥させてフラットクリアを吹いてウェザリングに備えます。

ではまた

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 11〜微々たる進歩

やあ、どうもみなさんこんばんは東村山です。

今日は久し振りに工作記事を書けるので、いつもよりキチンとした出だしで始まった気がします。

さて前回塗りかけだったトリコロール塗装ですが
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苦労してマスキング、赤も塗りました。

使った色は2
ミスターカラー114番RLM23レッドと62つや消しホワイトを混ぜたもの。

なんで側面のを塗って無いかと言うと
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失敗してたんだなぁ右側を、間違えて緑を右側に塗っちゃった。……疲れるんだよねぇ、こういうの。
しばらく作業が途絶えていたのはコレが一因だったりする、1歩進んで2歩下がるになってしまった。

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仕方が無いから塗りつぶしてやり直す事にします。それから白の下地が前後に長すぎるんですな、だから左側もその辺を調節して(車体色でタッチアップして)、その後赤を塗ろうというわけ。

今日はここまで。
えっもう終わり?アンタそんなに忙しくないでしょ、ナニやってたの?
……と仰られるかもしれませんが、「いちばん後ろの大魔王」とか「生徒会役員共」とかの撮り溜めアニメを観てましたゴメンなさい。

それから久し振りに麻婆豆腐を作って食べたら美味しかったです。
私は市販の麻婆豆腐のモトは使いません、

ニンニクと生姜と長ネギをみじん切りにして挽肉と炒め、
味噌、醤油、砂糖、豆板醤を混ぜたモノで味付けをして、
豆腐を角切りにしてレンジで温めておいたモノを投入し、
最後に水溶き片栗粉を入れて仕上ます。

挽肉は豚赤身挽肉、豆腐はもめん豆腐を使うのが私流、
ニンニクとショウガはたっぷりと入れるよ。

ああ、美味かった。
ではまた

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 10〜マスキングで苦しむ、あと宇宙ショーへようこそ

うぐぅ、東村山ですこんばんは。

さてさてAB41の塗装の続きですがボックスアートの塗装、マーキングでは車体の各所にトリコロールカラーを入れにゃーならん。
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キットにはデカールが付属するんだけれどもこんな凸凹な面に貼れるわけ無いだろって状況でして、

マスキングして塗装する事にしました。2
デコボコした車体の真ん中部分ってのはマスキングし難い事おびただしいですな。てか車幅ポールが邪魔すぎる!もう大変っすよ。マスキングし難い部分に「ねり消し」使ったりして大変です。

リハビリのつもりで「ささっと」完成させる積りが、なんだってまたこんな組み立てやら工作やら塗料の調合とかマーキングとか苦労せにゃならんのだ!なんかもうオレの人生はこんなのばっかりだ!

等と自業自得な事を考えながらマスキングしては「シュー」と吹く。
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ごめん、緑まで塗った所で力尽きたよ……
てか慎重にマスキングしてはハミ出しの恐怖に怯えながら緊張してエアブラシで吹くという作業は非常に「腰に来る」。

白い枠をマスキングしたまま3色の境目をマスキングして塗れば良いのでは、と思われるかも知れませんが、それだとマスキングを剥がした時に下地の白が色の境目に細い線になって見えるんですな経験上。
だからマスキングして白吹いてマスキング剥がして、もう一度マスキングして緑塗って、という具合に塗らにゃならん。

ちなみに「白」の部分は311番グレーFS36622、緑は135番ロシアングリーン(1)と62番フラットホワイトを混ぜたものです。

ああ、続きは明日頑張るよ明日、もう今日は寝る!

話は変わるけど「宇宙ショーへようこそ」っていう映画を観たんですよ、少し前ですが。私の大好きなアニメ「かみちゅ」の監督さんの作品ですな。

まあ、正直ぜんぜん期待して無かったんですわ。
「アリエッティーのついでに観ておこうか」くらいの気分でして、宣伝の為に冒頭の部分をテレビ放映されていたのを観たのですが
「いやぁ、映画館まで見に行く気にはなれないなぁ・・・」てなもんでして。

で、観終わった当初の感想はというと
「わけわからんなぁ……」というのが正直な所なんですよ。
帰りの電車の中でつれつれと映画を思い返してみたのですが、どうやら途中までは理解できたし、楽しかった。
終盤のクライマックスで悪役がやってる事がイマイチ良く分からないので映画全体が分からない印象になったみたいです。

まあ、このへんは私の頭が悪いだけかもしれないですが、もうチョット分かり易くても良かったんでないかい?って気がします。お子様に見せるなら特に。

だけどそれ以外の部分は良かったなぁ、楽しかった。
子供達が異世界(宇宙)に放り出されてワクワクドキドキの体験をする、最近こういうの観てなかったなぁ……いやぁ、そういう部分は良く出来てましたよ。

考えてみるとテレビで放映された冒頭部分は映画が面白くなる直前で切られてしまっているので、あれは宣伝としては逆効果だったんじゃないかって気がします。

宇宙人たちの暮らし振りの描写とか、空想の世界なんだけど生活感や生活臭を感じさせる所は見事なものですよこの作品は。
登場人物の子供達のキャラクターも好感が持てた。
まぁラストのクライマックス場面がもうちょっと解り易かったらなぁ、とその辺だけが残念な気がします。

なんというか他人に強くお勧めできる映画かっていうと「うーん」と考えてしまいますが、個人的にはもう一度観たい気がします。
なんだかビミョーに好きな映画だなコレ。

アリエッティは明日観に行きます。
ではまた

東村山タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 10〜色で悩む

ふひゅ〜う、ワンフェスが終わると夏が半分終わったみたいだねぇ……
東村山ですこんばんは。

残り半分はいつ終わるのかって?キャラホビが終わった時に決まってますがな。オイラの夏はまだまだ終わらんよ!

それはさておき、私は私でAB41の塗装をするのです。
まぁプラモデルってのは見た目が全てのシロモノですから塗装次第で魅力的になったりイマイチだったりするわけで、塗装は大事。
特にどんな色で塗ろうかといつも悩む訳ですよ私なんかは。

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とりあえず今回はこのボックスアートの感じで塗りたい。この色が考証的に正しいかどうか、と考えるとイタリア軍車輌の塗装に関する資料とか持ってないんでなんとも言えないのですが、十中八九違っている気がします。

にもかかわらず私はこの色で塗りたい。ナゼかと言うとここのところ毎日のようにこのボックスアートを見ていたので、この色で塗らないと違和感を感じてしまう気がする。
というかなりいい加減な動機だったりする。

さて以前作っておいた既存のカラーの色見本で検討するのですが
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らしい感じの色は無いですな。
既存のサンドカラー系の色は全て青味が混じっている。

そこで黄色をベースに青味の混じらないサンドカラーを自作しようという訳でして。
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試行錯誤の結果こんな色が出来ました。
Mr.カラーの113番RML04イエローに少量の7番ブラウンを足して、62番つや消しホワイトで明るくして101番スモークグレーで彩度を落す(くすんだ色にする)、最後にフラットベースでツヤ調整。
……とまぁそんな感じです。混合比率とかは分かりません、適当です。

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既存の色と比べるとこんな感じ。あー良かった、ちゃんと違う色だよ。さんざん苦労して混色したのに似たような色がビンに入って売られていた、なんていう徒労体験があるのでこうして色見本を作ったのです私は。
見ての通り既存のサンドカラーに比べて青味が少なく、彩度も高めなのが分かるかと。

塗ってみました
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黄色系は隠ぺい力が低いのでフラットホワイトを下地に吹いています。
あー、だいたい「らしい感じ」になった気がします。というか本人的にはだいたいOK。

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軍用車輌としては異様な色だけどウェザリングとかしてみてどうなるか?って所ですな。

ではまた

東村山タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 9

うーん、ハッチを開けると塗装の手間が1.5倍になった気がするぞ。
東村山ですこんばんわ

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という訳で白をエアブラシで吹いた砲塔内部にチョコチョコ色注ししていきます。砲塔旋回ハンドルらしきモノを赤く塗りましたが考証が有る訳ではなく、アクセントになるかなぁ、と塗っただけです。

タミヤエナメルのジャーマングレーでチッピングしてみましたが、相変わらず上手く行かないなぁ……まあいいや。

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という訳で開口部を裏からマスキングして砲塔の最終組立て終了です。

今日はここまで。いや、画像は2枚だけだけどチマチマ塗るのは結構時間を食うのですよ。

これから、いよいよ車体塗装ですが既存の色ではイメージに合わないようなので混色して車体色を作らにゃならん。上手く出来ると良いんだが……。

ではまた

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 8〜ボッタクリ注意?

ふひー、どうも前回書けなかったAB41の工作の記事を書くよ、東村山ですこんばんわ。

うーん、だんだんダレてきた。あと少しだあと少し持ってくれオレのヤル気!正直組み立て、工作はサラリと終わらせて塗装の分の余力を残したいのですがなぁ……

さて
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突然ですが0.8ミリのプラ丸棒を0.5ミリのプラ板で挟む形で両面テープで固定するよ
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そして、丸棒の上部をヤスるよ。
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カマボコ状になった丸棒を輪切りにするよ。これを何に使うかと言うと……
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失われた砲塔後部のハッチのヒンジ受けになるわけです。

さてさて前回の工作でヤスり落してしまった砲塔のリベットを作り直さにゃなりません、使うのはコレ
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ビーディングツールと呼ばれる工具です。どうやって使うかというと
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このようにゴム板にのせたプラの薄板に押し込むとプツッとリベット状のプラのカケラになりまして。
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こいつをチョンとナイフの先に刺して、流し込み型接着剤をチョイと付けて
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マスキングテープを貼って見当を付けておいた場所にチョンと乗せて接着するわけ。リベット作りに使うプラ板はタミヤのプラ板よりエバーグリーンとかの方が柔かくて上手く出来る気がします。

なかなか便利な工具でしょ、ビーディングツールは。
「でもお高いんじゃないの?」と仰られるかもしれませんが、
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ああ高いよ、凄く高いよ。

しかーし!コチラを見てくれい!
この「ナナコ23本組セット」というのが「ほぼ」同じものなんですわ。このナナコっていう道具は彫金やる人が宝石を留めたりするのに使う工具なんですな、プラモデラーのリベット作りの為に作られたわけじゃ無い。

ただし、このナナコセットにはゴム板が付いてない。つまりナナコセット+ゴム板+「コレをリベット工作に使ったアイデア料」というのが「ビーディングツール」の値段というわけ。ちなみに私は№3(0.4ミリ)の刃をダメにしてしまったので件のお店で替わりを買いました、もちろんちゃんとリベットが出来ました。

細かい事は気にスンナよ、というお金持ちさんはどうぞビーティングツールを買ってくださいまし。「ゴム板とアイデア料に6千円近くも払えるかよ」という私のようなビンボー人はナナコセットとゴム板を買うという手があります。
こういうゴム板は東急ハンズで売っているのを見た事があります。
ちなにみゴム板のサイズは厚さ1.5センチで10センチ×10センチです。厚みは1センチ有れば充分な気がします、このゴム板は使っているうちにキズだらけになるので私もいつか代替品を買わにゃならん。

それから、コレで作ったリベットはフチが荒れていて戦車関係のプラモには使えるけどカーモデルとかには厳しい感じですな。
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なにがともあれ砲塔の失われたリベットが復活しました、ついでにキットでは省略されてた前下部のリベットも付けておいた。
リベットは失敗に備えて多めに作っておく事、ちなみに主な失敗のバターンは
1.リベットをナイフで刺そうとして真っ二つにしてしまった。
2.リベットに接着剤を付けようとしたらナイフから離れて接着剤のブラシの方に付いてしまった。
に2パターンです。この失敗を避ける方法?そんなもん有ったら私が知りたいよ、失敗しながらやるしかないのが実際です。ぶっちゃけかなり疲れる作業です。

ふひー、主砲パーツにはスライド金型にてあらかじめ砲口が空いているのですが
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例によってのイタレリクオリティーで中心からズレてますんで、パーティングラインを消すついでに孔を中心に持って来るようにヤスリで仕上ます。
主砲の下の6角ナット状の部分はプラストラクトの1.6ミリ6角棒をドリルレースで尖らせて作りました。

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一つ一つのパーツはモッサリしてるのに組み立てると妙にカッコ良くなるのがイタレリマジック。しょーもない部分も多いけどこういうイタレリキット独特の雰囲気が魅力的なのも事実。

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車体側面のアンテナはプラ棒材と0.5ミリ真鍮線で作り直し、アンテナ先端部だけキットのパーツを利用しました。

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ハッチ開けた状態にするから砲塔内部を白で塗ります。だからコンプレッサーの整備をしてたわけ、半分方ムダだったけどね……。

ふひー、疲れた。塗装に入ってからも時間が掛かるのが東村山流なのでよろしく。

ではまた


タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 7〜気が付けば・・・

前回コンプレッサーの手入れもしたし、そろそろ塗装かい?
と思われるかもしれませんが、そうは問屋が卸さない東村山ですこんばんわ。

えー、キットのスコップとマトック(ツルハシ)は柄が太すぎます
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0.8ミリのプラ棒で柄を作り直しました。
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ツールクランプ(押さえ金具)の部分は前にブルーラインの襟巻きに使った絵具の空チューブを使いました。
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ナイフと定規で無理矢理切ります、ナイフの歯が痛むので古い刃で良いでしょう。
スコップの柄のT字になった部分は
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この細いラインヤスリという棒ヤスリで縦棒を凹ませて接着します。

さてそろそろ砲塔を組んでそれが終われば塗装だな、思ったのですが……
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後部ハッチに思いっきり隙間が出来ますがな!さすがイタレリ・クオリティー、最後まで気が抜けないぜ。
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しょーがねーから背面の開口部は塞いでハッチを接着する事にしました。
ついでに側面のリベットも全部ヤスリ落してやり直す事にしました。
この砲塔のようなパーツは本来なら多面型で成形するものなのでしょうが、イタレリは金型代をケチったのか上下2面型で成形してます。
だから抜きの関係で側面のリベットが三角山みたいな形状になっていて非常にカッコ悪い。

まあ、仮に多面型にしたら今度はパーティングラインの処理が大変そうだねイタレリの金型技術じゃ……

開口部を塞ぎます
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表面を250番のペーパーで荒らした1.2ミリのプラ板をあてがって、裏面から尖った鉛筆で形を取ります。表面を荒らしておけば鉛筆の線が描き易くなります。

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大まかにPカッターやニッパーで切り出して、最後は鉛筆の線にそってナイフの刃を当てがい、プラ板を押し切ります。
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表側から両面テープを貼った面出し器(アクリルの小片)を当てて面一になるように固定し、裏から瞬着と硬化剤で接着。

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でもナゼかアクリル板を外すと手前側が出っ張ってる……、大げさな手順を踏んでも失敗する、これが東村山クオリティーです。
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でもまぁ、何とかナイフと面出し器とペーパーで面一に仕上げました。
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ハッチの裏の出っ張りはモーターツールとペーパーで削り取ります。
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接着してみました。今日はここまで、次回リベットを貼り付けたりします。

ふぅ、何も考えずにストレートに組んで楽しむつもりが、気が付いたら切った貼ったの工作になっていますが東村山方面では良くあることなので気にしない。

それはさておき例によってアニメ観まくり生活な訳ですが、今期の中では「ハイスクールオブザデッド」という作品が良いですな、
B級ホラー映画の定番ゾンビ物をアニメでやろうという、その発想に先ず拍手を送りたい。

初回を観るとかなりテンポの良い好演出です。ゾンビ物らしく人間の弱さや醜さもバッチリ描かれています、後は悲惨な状況がかもし出す奇妙なユーモアが描かれれば言う事なしです。

私はどちらかと言うとベタベタの萌えアニメが好きな人間ですが、1期に一作くらいはこのような作品を観たくなるものです。
今後アニメ的表現とホラー映画的な表現をどのように組み合わせて行くのか非常に楽しみです。

ではまた

タミヤ=イタレリ 1/48 AB41 6 政治的オポチュニスト

いや〜分かったよ。何が分かったかって?プラモの作業が進まないのは仕事が忙しい時じゃなくて、忙しい時が過ぎ去ってノンビリできるな〜、と思った時にカラダがぐったりしちゃって作業が進まないんだな。

という感じで東村山ですこんばんわ

現在のAB41
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細かいパーツをチマチマと仕上ながらチマチマと取り付けております。やってる本人は結構楽しいけれど観てる人は面白くもなんとも無いねコレ。スンマセン

じつはHDDレコーダーに繋いでた古いブラウン管テレビが壊れちゃって画面が上下に揺れるんですよ。仕方が無いからオヤジ用に買ったけれど今まで使ってなかった安物の液晶テレビに入替えたんですけど、これが半日仕事になってしまって、余計作業が進まなかった。

それから歯科検診に行って歯石取りもしてもらいました、幸い虫歯は無かったです。それでも結構汚れが溜ってるようで、歯を良く磨いているつもりだからと言って油断してるとダメですな、やはり定期的に看てもらわないと。
私は以前ちいさい虫歯だと思っていたら結構深くて歯をゴッソリ削られた事が有るから検診はなるべく受ける方針です。メンドクサイけどね、

ところでもうすぐ参院選ですな。まともに育ち損ねた40歳児の私の所にも選挙案内が届きました。
今回の選挙はどうしようかいな?と考えると私としては今回も民主党に入れようかと・・・。

いや別に私は民主党が好きなわけでも無いんですが、また衆参ねじれ状態になったら、なんにも決まらない状態で時間だけがズルズル過ぎて行ってしまうじゃないですか。
もうね、100点満点の政治なんて期待して無いから40点でも30点でも良いから少しでも政策を進めて下さいよって思うんです私は。

自民党も民社党もマニュフェストで主張している事を見る限り私には大して違いは感じられないんです。
ちなみにネットで両党のマニュフェスト見たんですが、自民党のマニュフェストはダラダラ長いテキストファイルで一般人にアピールしようという意識が全く感じられません。
民主党の方も似たり寄ったりですが、まだ多少短くまとめられてます。自民党の関係者はあのマニュフェストの提示の仕方は考えた方が良いと思います。

もっともネットでマニュフェストを見てみようと考えるような人達は初めからアピール対象外なんでしょうか?自民党は今まで通りに選挙カーで名前の連呼と組織固めで選挙を行う積りなんでしょうか?
あのサイトを見る限りではそういう印象を受けます。

まあ、ともかく私としては今の状況では民主党に投票したい気分です。まだ投票まで時間が有るからどうなるか分からないけどね。
こういう風に特定の主義主張によらずに「なんだかこうした方が良さそうだ。」で投票先を決める事を「政治的オポチュニスト(機会主義者)」と呼ぶそうです。

「機会主義者」などというと格好悪い感じですが、私はもう主義主張(ナチズムや共産主義など)が世の中の為にはこれっぽっちも役に立たないと思っている人間なのでオポチュニストで行こうかと思います。

ちなみに民主主義や資本主義、自由主義というのは方策(メソッド)であって主義主張ではありません。いや私はそう思ってます。

ではまた
 
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