ナゴヤドームで行われた広島との2回戦は6-1で広島の勝利。


1番に入った平田が猛打賞。
福田にタイムリースーベース。
アルモンテは代打でタイムリー。
そしてビシエドもダメ押しとなるソロホームラン。

心配だった選手がそろって結果を出してくれました。


特に平田は見違えましたね。
遅いボールを自分のポイントまで引き付けて打てる状態にまで上げてきました。

昨日は「もう少し時間がかかりそう」なんて書いてしまいましたが、厳しいプロの世界で何年も結果を出し続けた選手をなめた発言だったのかもしれません。

明日、森下の150キロを越えるストレートにも対応できるようなら完全復活といっていいでしょう。
ぜひチームに活気を与える一打を放ってもらいたいですね。


福田のツーベースもビシエドのホームランも会心の当たりではありませんでした。
抽象的な言葉を使って表現すると、まだハマってはいないという印象。

ですが、そんな中で結果が出たのは大きな収穫。
このまま順調に復調に向けたステップを踏んでいってもらいたいところです。



打線はもちろん、先発の吉見が5回1失点と好投してくれたのも勝ちを大きく引き寄せてくれました。

本人がコメントしていたように、インコースを強気に突いたことが結果につながったのは間違いありません。
加えて外角の出し入れが上手く出来たのも大きかったのではないでしょうか。
今日はストレートに近い球速で鋭く曲がるスライダーもフロントドアシュートも効果的に使えていたと思います。

時折甘いボールもありました。
それを打ち損じてもらえたのは前回登板で課題だった幅を使った投球ができていたからこそなのかなと。
加藤のリードも光りましたね。


6回以降は祖父江、福、ライデル、岡田が無失点リレー。
これ自体はめでたいことです。
問題は明日の継投。

祖父江と福の3連投を避ける為には明日梅津に7イニング以上投げてもらわなければなりません。


吉見が長いイニング投げられるか微妙なのは開幕前から分かっていたこと。
それもあってイニングを計算できる大野雄大の次に吉見を配置したのでしょうが……まぁ、過去を悔やんでも仕方がないので、梅津のピッチングに期待しましょう。



最後に試合には直接関係ないことを1つ。

今日、又吉が登録を抹消されました。
左腹斜筋損傷とのことです。
昨日の乱調は故障の影響だったみたいですね。

昨日はオリックスの山岡も脇腹を痛め今日登録抹消。
今シーズン、このような故障が増えてしまうのは仕方が無いのかなと。

完全な予防は不可能です。
それでも二軍と連携しつつリリーフの負担を分散させられれば故障の確率を落とすことはできるかもしれません。

今日上がってきた三ツ間を始め、二軍で調整中の準規、谷元、小熊らも上手く起用してシーズンを乗り切ってもらいたいですね。
彼らの出来はシーズンの順位にも、来年以降の充実度にも影響してくるはずです。


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