やっぱり竜が好き

野球(主に中日ドラゴンズ)についてあれこれ語ります

カテゴリ: 表彰

昨日はベストナイン、そして今日新人王とMVPが発表されました。
有効投票数297票の中から選ばれたセ・リーグのベストナインは以下の9人。



名前 所属 受賞歴 得票数
投手 山口俊 読売ジャイアンツ 初受賞 274票
捕手 會澤翼 広島東洋カープ 3年連続3回目 167票
一塁手 D.ビシエド 中日ドラゴンズ 2年連続2回目 179票
二塁手 山田哲人 東京ヤクルトスワローズ 2年連続5回目 250票
三塁手 高橋周 中日ドラゴンズ 初受賞 142票
遊撃手 坂本勇人 読売ジャイアンツ 2年連続5回目 294票
外野手 鈴木誠也 広島東洋カープ 4年連続4回目 286票

丸佳浩 読売ジャイアンツ 4年連続5回目 220票

N.ソト 横浜DeNAベイスターズ 2年連続2回目 172票


今年は受賞メンバーすべてが個人的ベストナインと合致する文句の付けようがない選出だと思いました。
強いて言えば捕手部門は阪神の梅野でもよさそうですが、OPSが.100以上違いますし會澤の選出は妥当なところでしょう。

中日からはファースト部門でビシエド、サード部門で周平が選ばれました。

ファースト部門は最大のライバルだったバティスタが思わぬ形で離脱し、ヤクルトの村上や巨人の岡本が他のポジションを行き来する中で1年間ファーストとして出場し続けきちんと結果を残したビシエドの選出は当然でしょう。

3年契約の1年目と並の外国人であればサボってもおかしくないところ、オフからしっかりとトレーニングを積み、デッドボールを受けても自打球が当たってもそれに耐え全試合に出場したビシエドは近年最高の生え抜き外国人野手と言っていいかもしれません。
外国人選手ながら球団の納会、ファンフェスタ、そしてNPBアワーズにも出席してくれることには驚きとともに喜びを感じます。
来年の大活躍にも期待したいですね。

サードは横浜の宮崎が前半戦の不調で成績を伸ばせず、実質阪神の大山との一騎打ちとなりましたが、それを制した周平が受賞。
會澤と梅野程ではないものの、OPSで.050以上差があるので周平の受賞自体は妥当だと思います。
しかし、打撃のポジションともいえるサードのベストナイン選手がホームラン7本、OPS.776というのは寂しいもの。
来年は今年以上の成績を残して12球団で見ても絶対的な三塁手になってもらいましょう。


その他ポジションでの受賞は難しかったのかなと。
投手部門では最優秀防御率賞を取ったノーヒッター大野雄大が10票を獲得。
来年は今年以上に相手球団のエースとの投げ合いが多くなるはずですが、菅野にも今永にも西にも大瀬良にも小川にも投げ勝てるようならばベストナイン、もっと言えば沢村賞も見えてくるはず。
シーズン後半の投球が常時できるようならこれも夢ではないので、今オフいい調整をして来年は1年間スーパーエースとして君臨し続けてもらいましょう。

キャッチャーはまず票が入るような選手を育てなければなりません。
このポジションは2016年の杉山さん以来3年連続で投票0が続いてしまっています。その杉山さんもその後伸び悩み今年ついに戦力外。
今年は加藤が頑張りましたが、正直まだまだ物足りません。加藤に限らず誰かが正捕手と言えるような地位を勝ち取り、ベストナインで1票でも投票されるようなキャッチャーになってもらいたいですね。

阿部は頑張りましたが山田や菊池の牙城を崩せるほどの活躍とまでは言えず、京田は坂本の圧倒的な成績を見るにむしろ2票入ったことすら不思議なくらいです。

外野部門は大島が全体4位となる126票を獲得。
私はヤクルトの青木や横浜の筒香あたりがより多くの票を得ると思っていたので、今年のベストナインの投票において最も意外だったのはこの大島への評価の高さでした。
それだけ打撃タイトル獲得は大きいということでしょうか。

受賞のスピーチで来年200安打と首位打者を狙うと公言した大島。この目標が達成されればまず間違いなくベストナインも取れますし、チームが優勝したらMVPも見えてきます。
ゴールデングラブ賞も含めての5冠王目指して頑張ってもらいたいですね。


MVP坂本、新人王村上、新人特別賞近本というのも個人的には違和感なく受け入れられるものでした。
ショートとして全試合出場し3割40本を記録した坂本に変わるMVPは私には思い浮かびませんし、高卒2年目の記録を次々塗り替えた村上の打棒も新人王に相応しいもの。
近本の活躍は例年ならば新人王に相当するものなので特別賞が出るのも妥当なところでしょう。

中日の選手はMVPの投票で大野雄大に少しだけ票が入り、新人王には0票。
まぁ、5位のチームでMVPを取るとなると野手なら三冠部門のシーズン記録を塗り替えたり投手部門の賞を総なめにするくらいでなければ難しいでしょうし、新人王に関しても前年、前々年に素材型中心のドラフトをした以上仕方ないのかなと。


繰り返しになりますが、今年のベストナインはほぼ突っ込みどころがありません。
例年感じる組織票的なものすら今年は皆無。
どうしてこの選手に票が入ってるんだ感じるところが無いと言えばうそになりますが、ゴールデングラブ賞もこのくらいの納得感を得られる選出だったらいいのにと思ってしまったくらいです。

ただ、それと同時に「私が妥当だと感じるから今年のベストナインは素晴らしい」と自分の価値観を絶対的なものにし過ぎないように気を付けたいとも感じました。

私は公人ではなく、当然ながらベストナインなどへの投票権も持っていません。
この立場を利用して今後も批判くらいはしていくことでしょう。
しかし、一応誰の目に留まってもおかしくない形で自分の意見を発信している以上、それが行き過ぎて誹謗や攻撃にならないよう気を付けたいと思っています。

なんだか最後はベストナインとまったく関係のない変なことを書いてしまいましたがご容赦ください。
私なりの決意表明的なものだと解釈していただければ幸いです。


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本日、今年のゴールデングラブ賞受賞者が発表されました。
有効投票者299名に選ばれたセ・リーグの選手は以下の通り。



名前 所属 受賞歴 得票数
投手 西勇輝 阪神タイガース 初受賞 110票
捕手 梅野隆太郎 阪神タイガース 2年連続2回目 200票
一塁手 J.ロペス 横浜DeNAベイスターズ 4年連続5回目 173票
二塁手 菊池涼介 広島東洋カープ 7年連続7回目 180票
三塁手 高橋周 中日ドラゴンズ 初受賞 121票
遊撃手 坂本勇人 読売ジャイアンツ 2年ぶり3回目 167票
外野手 丸佳浩
読売ジャイアンツ 7年連続7回目 225票

鈴木誠也 広島東洋カープ 2年ぶり3回目 207票

大島洋平 中日ドラゴンズ 2年連続7回目 194票


バッテリーは妥当な選手がしっかりと選ばれたという印象を抱きました。
フィールディングはもちろん牽制の鋭さもピカイチだった西。捕る、止める、投げるの能力がどれも高い梅野。
このポジションに関して個人的には彼ら以外考えられないとまで思っていたので大満足の選出でした。

昨年までバッテリー部門の投票数が伸びなかった中日から今年は投手部門で大野雄大が35票、柳が2票、そして捕手部門で加藤が1票を獲得。

意外とチャージが速く、そつのないフィールディングをする最優秀防御率賞投手の大野。
名門で鍛えられたおかげかフィールディングもクイックも牽制も一定以上のレベルにある柳。
正直、西には及ばないだろうとは感じますが、彼らの守備の上手さは疑いようが無く、それなりに票が集まったことに関して素直に嬉しく思います。

加藤はバズーカとも形容される肩と実はリーグ2位の.997だった守備率を評価した記者がいたのでしょう。
ただ、もちろんピッチャーのクイックやベースカバーのタッチの甘さもあったとはいえあれだけの肩を持ちながら盗塁阻止率が3割を切り、92試合しか出ていないのにパスボールはリーグ最多タイの6個を記録するなど様々な面で物足りなさがあった感は否めません。

シーズン後半にかけ打率を上げたとはいえ、加藤は基本的には守備型の選手のはず。
来年ますます激しくなるであろう正捕手争いを制する為には、今年以上の票を集められるようなディフェンスが必要不可欠です。
ここを伸ばせるか否かには加藤の野球人生がかかっていると言っても過言ではありませんし、頑張ってもらいたいですね。


ファーストは出場試合数とデルタ社が出しているUZRの兼ね合いを考えてビシエドもあり得たのでしょうが連続無失策の新記録を作ったロペスに軍配が上がり、セカンド部門で12球団ナンバーワンのUZRだった阿部も華のある守備をする菊池に遠く及びませんでした。

打撃と比べて守備を数字で評価するのは難しいものです。
守備率やUZRという指標は、前者は守備範囲がまったく考慮されておらず、後者は精度が心もとなかったり、単年で見るとどうしてもブレが出てしまうという欠点もあることは押さえておくべきでしょう。
刺殺や補殺にしてもどうしたってピッチャーのタイプなどに依存してしまう為、これもまた守備力を評価する指標の決定版にはなりません。
また、ポジションによってより強く求められる能力に多少の差があるのかなとも思います。

私はこの中だと多面的な見方をしているUZRを最も参考にしていますが、絶対的なものだと過信はしていません。
中日の試合ばかりを観ている私が感じる他球団選手への主観的守備力と、UZRによる客観的守備力を比較検討する程度です。

長くなってしまいましたが、つまり何が言いたいのかというと、ゴールデングラブ賞はUZRの優劣で決める賞でなくてもいいし、より堅実さが求められるファーストならUZRより無失策記録を更新した事実を重視してロペス、セカンドは深いポジショニングがもたらす広大な守備範囲と華麗なダイビングキャッチを評価して菊池という選出には納得しているということです。

まぁ、単純なエラー数ならロペスよりビシエドの方が少なく、阿部はUZRだけでなく守備範囲の指標RngRでもリーグ1位なのに菊池だけでなく山田にも票数が劣っているんですけどね……

それはさておき、ビシエドは昨年よりも得票率を伸ばし、セカンドは菊池一強の牙城も崩れつつあるので、2人には来年もいい守備をして今度こそゴールデングラブを取ってもらいましょう。


サードは最後の最後で大山にUZRをまくられたものの、大山はエラー王だったこともあってか票が伸び悩み周平が初受賞。
離脱後は打撃だけでなく守備でもファインプレーが減った印象がありました。とはいえ、前半戦の守備はゴールデングラブ級といって差し支えないものでしたし、この選出も妥当なものだったのかなと。
周平は来年以降もサードを守るならきっとゴールデングラブ賞の常連になることでしょう。印象だけでなく数字の裏付けのある守備を続けて誰にも文句を言われないような三塁手になってもらいたいですね。


ショートに関してはゴールデングラブ賞の悪いところが出たとしか言いようがありません。

ビシエドに送球エラーを減らしてもらい、セカンドに阿部、サードに周平がいた京田とファーストが阿部や岡本、大城でセカンドやサードが定まっていなかった坂本とでは前提条件が違い過ぎて数字ほどの差が無いという見方もできるのでしょう。
内野の司令塔としてのふるまいやゴロを捌く形、捕球から送球に至るまでの身のこなし、状況に応じたポジショニングなど数字に表れない部分で坂本が評価されたというのであればそれを否定することはできません。
しかし、それにしたって今年の京田が守備で坂本に劣るとはどうしても思えないというのは贔屓目があってのことでしょうか。

特にショートに関しては全盛期を過ぎてから記者の印象が追い付きゴールデングラブ賞受賞という例が目立つ気がします。
私が知る限りでは毎年のように好守を続けていた井端さんが年間4失策という驚異的な記録を作りチームも守り勝つ野球でリーグ制覇を果たした2004年にようやく宮本さんの牙城を崩した時から既にこういう傾向があり、土のグラウンドで破格の守備を見せていた鳥谷の初受賞は井端さんがセカンドに移り、かつ前年受賞者梵さんの長期離脱もあった2011年。
その鳥谷も井端さんがショートに戻った途端またゴールデングラブを取られ、連続受賞は自身の衰えと坂本が台頭が重なってきてから。
そして前例にならうように今年も衰えというか守備範囲の縮小がはっきりと見えた坂本が過去を取り戻すように受賞。

この分だと京田の受賞はもう少し先になるでしょうし、いつか若いショートが台頭してきた時も印象を理由にその選手のゴールデングラブ賞を衰えが見えた京田が阻むのでしょう。

中日ファンとして守備へのこだわりというか執着が強い京田にはなるべく多くゴールデングラブ賞を取ってもらいたいという想いはあります。
しかし、他にふさわしい選手がいるにも関わらず悪習を理由に京田が受賞なんてことが無ければいいなと野球ファンとして願っています。


外野に関しても大島は印象での受賞のように感じてしまいました。

今年の大島の守備はUZRほど悪かったとは思いません。
ただ、肋骨を折った影響もあってか守備範囲、特に後ろ方向の打球に追い付けないことが多くなった大島がセ・リーグで3番目に守備がいい外野手だったかは疑問です。

かと言って替わりは誰かと言われると難しいのも事実。
単純にセンターでのUZRが1番よかった神里は凡ミスが目立った印象があり、平田は出場試合が少ない。
となると、なめられていたからという側面があったことは否めないものの外野手として最多補殺を記録し守備範囲もそれなりに広かった近本か、強肩のイメージがありながらも補殺6を記録し私の主観でもデルタ社が出してる数字でも守備範囲が広かった亀井あたりが候補になってくるのかなと。

私が記者なら妥当な選出だと感じた丸と鈴木誠也に加え亀井に投票していました。

正直、大島の受賞にはしっくりきていません。
それでも中日ファンとして、残留を決めてくれた大島がゴールデングラブ賞を取れたことへの喜びはもちろん感じています。
来年は怪我に気を付けて、平田と共に文句の付けようがないような守備で受賞してもらいたいですね。


今シーズンの中日はキャッチャーとレフト以外はかなり高いレベルで守れていたと思います。
受賞ポジションは2つに留まったものの、2位が3つ(外野手部門6位の平田含む)、3位が1つと満遍なく高く評価されたあたり、記者にも中日の守備の堅さは伝わっているのでしょう。

ただ、贔屓目もあるとはいえ、現状を維持できるのであればもっと評価されていい守備力だとも思います。
当たり前ながらゴールデングラブ賞は相対評価で決まるものですが、来年は控え選手含めて各々が絶対的な守備力を上げてより堅い守備を目指してもらいたいですね。


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本日、今年のゴールデングラブ賞受賞者が発表されました。
有効投票者数276名に選ばれたセ・リーグの選手たちは以下の通りです。



名前 所属 受賞歴 得票数
投手 菅野智之 読売ジャイアンツ 3年連続3回目 163票
捕手 梅野隆太郎 阪神タイガース 初受賞 101票
一塁手 J.ロペス 横浜DeNAベイスターズ 3年連続4回目 174票
二塁手 菊池涼介 広島東洋カープ 6年連続6回目 256票
三塁手 宮崎敏郎 横浜DeNAベイスターズ 初受賞 120票
遊撃手 田中広輔 広島東洋カープ 初受賞 102票
外野手 丸佳浩
広島東洋カープ 6年連続6回目 230票

大島洋平 中日ドラゴンズ 2年ぶり6回目 177票

平田良介 中日ドラゴンズ 初受賞 139票


菅野、梅野、菊池に関しては当然の結果でしょう。

今年の大島と平田でも丸に得票数で及ばないのかとも感じましたが、選出されたメンバーについては違和感はありません。
デルタ社が出しているUZRでは横浜の桑原の数値が丸を上回っているものの、今年の桑原はそもそもの出場試合数が少し物足りないなと。

ロペスもUZR的にはリーグ2位ですが、ファーストとして守備率10割というプロ野球記録を達成した訳ですし、UZRリーグトップのビシエドの数字が特別いい訳ではないことも踏まえてこの選出にも納得がいきます。

サードは去年UZR12球団トップで受賞できなかった宮崎が今年UZR12球団最下位で受賞という結果に。
今年のセ・リーグのサードはきつい言い方をするとレベルが低い争いになってしまいました。
唯一UZRプラスを記録した阪神の大山は出場試合数がかなり少な、エラーが少なくUZRは大山に次ぐ2位ではあるものの守備範囲が狭い巨人のマギーか、守備範囲が比較的マシな福田かという酷い有様。
それなら選出無しもありだったのかなと感じます。
まぁ、宮崎はハンドリングなどの技術は確かなものがありますし、去年の数字がまぐれだとは思いません。どうしても選手を選ぶなら範囲の中での技術を評価して宮崎というのもありかもしれませんね。


ショートに関しては巨人の坂本が抜けた選手だと思っていたので彼の選外には驚きました。
替わりの受賞者が田中というのも失礼ながらちょっと違和感があります。
仮に坂本の出場試合数がネックになったのだとしたら、替わりの受賞者は守備範囲もエラーの少なさもUZRも田中に勝っている京田が妥当なはずで、この賞には打撃力や知名度が求められるんだなと改めて実感しました。


去年受賞者がいなかった中日は大島が数字をしっかりと戻して返り咲き、もともとゴールデングラブ賞を取ってもおかしくない守備力を有していた平田が1年間試合に出続けて初受賞。
ビシエドが一塁手の2位、京田も遊撃手の3位とまぁまぁの評価をされました。

得票が振るわなかった部門の中でも相手の悪い周平、打撃力が売りのアルモンテの得票数0はまぁいいでしょう。
ただ、レベルが低かった三塁手部門で4票しか取れず(逆に今年の福田に票を入れた4人はどういう考えで入れたのかが気になりますが)打撃でも微妙な数字だった福田と、リーグで唯一得票数0だった捕手陣、なぜか岩瀬に入った1票だけだった投手陣は物足りないと言わざるを得ません。

特に守りを重視されるキャッチャーというポジションで2年連続得票数0という結果に終わっていることには危機感を覚えます。
かといって打撃力のある選手がいる訳でもありませんし、伊東、中村、そして配置転換された田村の指導力と選手各々の奮起に期待しましょう。


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お久しぶりです。

何とか1週間に1度は更新したいと思っていたものの、ちょっと間が空いてしまいました。
もう少し更新頻度を上げていきたいところですが、無理のない程度に頑張りたいと思っています。


さて、本題ですが、本日催されたNPBアワードで京田が新人王に選ばれました。

横浜の濱口との一騎打ちと言われていましたが蓋を開けてみれば投票総数286票のうち208票を集める圧勝と言える形での受賞。中日ファンとしてとても嬉しく思います。

結果的に得票数2位は阪神の大山だった件についてはあまり突っ込んだことを書きにくいものの、大山ではなく濱口が新人特別賞を受賞したところを見れば記者とNPBとでは野球の見方に乖離があるようですね。

もちろん濱口の受賞は記者投票終了後の日本シリーズでの好投も含めてのものでしょうが、今のネット時代で記者が担当球団の選手に贔屓目の入った投票するとかえってその選手の迷惑になることもあるはず。

京田やパ・リーグの源田の受賞に喜びを感じると共に記者投票の悪い面も出てしまったのかなと。


MVPは広島の丸とソフトバンクのサファテが受賞。
この2人に関しては妥当も妥当でまったく文句の付けどころがありません。

特にサファテは史上最高の守護神と言って差し支えの無い成績で、正力松太郎賞や日本シリーズMVPなど今シーズン取れる賞をほぼ取りつくしたような印象。
このような素晴らしい選手をリアルタイムで見ることができてプロ野球ファンとして幸せです。


ついでと言っては何ですが発表時に記事に出来なかった為、セ・リーグのベストナインについての感想も書かせていただくと、菅野、ロペス、宮崎、丸、鈴木の受賞には文句のつけようがありません。

好成績を残したものの規定打席に届かなかった會澤、不調だったとはいえ24本ホームランを打った山田やツーベースの記録を作ったマギーと甲乙つけがたかった菊池、同じく坂本と甲乙つけがたかった田中、そしてやはり他の外野手と比較してどうなのかが難しかった筒香の選出には議論の余地があると思います。

ただ、會澤以外は個人的な予想と合致しており、やはり文句はありません。

私は會澤ではなく巨人の小林が受賞すると予想していました。
しかし、規定打席には到達したものの打率は規定最下位でチームも4位だった小林ではなく、併用だったとはいえチームは連覇し、打撃でも結果を出た會澤が選ばれるのも自然な流れなのかもしれませんね。

中日勢はあえてこの表現をさせてもらいますが票が入ったのが”たったの”4人しかいませんでした。

京田は田中や坂本と勝負できるとことまでたどり着いている感じがしないのでルーキーゆえの投票でしょうし、先発や中継ぎとしてフル回転した又吉は頑張ってくれましたがこのような賞では不利なのは(当然ながら菅野の受賞が適当だとは思っていますが)仕方がありません。

本当の意味で受賞のチャンスがあったのはゲレーロと大島くらい。
ゲレーロはホームラン王のインパクトは強いのですがちょくちょく離脱した上に打率、打点ともにベストナインを取るにあたって物足りませんでした。
大島も怪我での離脱がなく、首位打者や最多安打を取れていたらもう少し票が入っていたかもしれませんね。

しかし、同じように離脱があった鈴木誠也が普通に受賞しているあたり怪我は言い訳になりません。


野手8人のうち5人が広島、3人が横浜と野手の勢いはこの2球団に他4球団が押されてしまっている印象は拭えません。
来年こそこの2球団の野手に対抗できる成績を中日の選手にも残してもらいたいですね。

その為には京田、ゲレーロ、大島以外の5つのポジション(ゲレーロが退団するなら6つのポジション)でしっかりとしたレギュラーを固定できなければ話になりません。

その中で最も期待値が高いのは選手会長にも就任した福田。
宮崎や広島の安部、あるいはマギーは強敵ですが、1年間サードを守り続ければベストナイン受賞も夢ではないでしょう。


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本日、本年のゴールデングラブ賞が発表されました。
セ・リーグで有効投票数259名に選ばれたのは以下の9名。

投手 菅野智之 巨人 2年連続2回目 210票
捕手 小林誠司巨人初受賞163票
一塁手 ホセ・ロペス横浜 2年連続3回目 226票
二塁手 菊池涼介 広島 5年連続5回目 246票
三塁手 鳥谷敬 阪神 初受賞 113票
遊撃手 坂本勇人 巨人 2年連続2回目 130票
外野手 丸佳浩 広島 5年連続5回目 232票

鈴木誠也 広島 2年連続2回目 141票

桑原将志 横浜 初受賞 111票


まずバッテリーから見ていくと、沢村賞も取り名実ともに日本のエースになった菅野、侍ジャパンでも正捕手を務めた小林の巨人バッテリーの受賞は妥当なところでしょう。

中日ではバルデスと田島が1票ずつ獲得。
中日投手陣のフィールディングなら又吉が一番かなと感じていたので少々意外な結果でした。

残念なのはキャッチャーの投票数が0だったこと。
有資格者は雅人のみだったようですが、確かに今年の雅人は票を入れてもらえるだけの守備をすることはできなかったと思います。
だからと言って雅人だけが悪いという訳ではなく、昨年2票入った杉山の攻守に渡って乱調が続き、木下もチャンスをつかみきれず、桂は怪我で1年間試合に出れず。

ここ最近今日FA宣言をした日本ハムの大野を中日が狙っているという報道が途絶えませんが、厳しいことを言えば彼ら3人が不甲斐ないからこその補強でしょう。

本当に大野を獲れるのか、他のキャッチャーを補強するのか、それともキャッチャーの補強はないのかと言ったとことまではまだ断言することはできません。
しかし、仮に補強があったからといってすんなりそのキャッチャーにレギュラーを奪われるようでは困ります。
谷繁がフル出場できなくなってきたあたりから毎年のように感じることですが、来年こそ正捕手を固めてもらいたいですね。


内野はロペス、菊池、坂本の連続受賞組は納得の選出。
サードはハンドリングの巧さが際立った横浜の宮崎かと思っていましたが、ショートからコンバートしてきた鳥谷の受賞になりました。

記者投票である以上過去の実績の重視はある程度は仕方がないのでしょう。
しかし、デルタ社が出しているUZRで20以上差がある宮崎と鳥谷で鳥谷が選ばれるのは何とも不思議な気分です。
まぁ、ゴールデングラブ賞をUZRだけで選出する賞にしてもダメなのでしょうが……

中日勢はファーストでビシエドが1票、セカンドで荒木が4票、ショートで京田が33票という結果に。

ビシエドは捕球が上手く票が入るのは理解できますが、出場試合数の少なさとフライの落球のイメージが強くロペスに勝つのは難しそうですね。その分打撃での貢献に期待したいですね。

荒木はベテランらしい渋い働きを好む記者に投票されたのかもしれません。
確かに頼りになる選手ですが、2000本安打を達成しコーチも兼任することになった来年は荒木以外の選手に1票でもいいので票を入れてもらえるくらい台頭してもらいたいところ。
相手が菊池なので1票でも価値があると言えるでしょう。

サードは有効投票選手がいませんでした。
ゲレーロのサード守備が破綻していたこと、福田が出遅れたこと、そして周平が今年もレギュラーをつかみきれなかったこと。このすべてが悪い意味でかみ合った結果なのかなと。
来年は福田が基本線になるのでしょうが、その福田の肩がフルシーズン持つのかは分かりません。
そういう意味では周平を始めとした他の内野手にもレギュラー奪取のチャンスはありますし、高いレベルで競争してもらいたいポジションです。

坂本という絶対的な選手がいるショートで(得票数は何故か割れますが)33票も獲得した京田はよくやったと言っていいでしょう。
序盤こそ苦しみましたが経験を重ねていくうちに課題だった球際への弱さや範囲の狭さを克服していきましたし、来年はもっと坂本と競るところまで守備力を磨いてもらいたいですね。

森繁は来年は京田を特別扱いするつもりはないようなので直倫のレギュラー再奪取もあるかもしれません。
それが起こり得る状況を想像してみると、京田の打撃がさっぱりで、セカンドのレギュラーが直倫以外で固まり、かつ直倫の打撃が昨年並みになるといったところでしょうか。

この状況よりは直倫の打棒が復活し、直倫、京田で二遊間を組むことになる確率の方が高いような気がします。


外野手も極めて妥当な選出だと感じました。

丸、鈴木は当然として、もしかしたら昨年までの実績で大島が選ばれるかもしれないとも考えていましたが、それを上回るくらい今年の桑原の守備は素晴らしかったと思います。

試合を見ていて不満に感じることは無かったものの、今年の大島はUZRの数字を大幅に下げ、何とセ・リーグのセンター最下位に落ちてしまいました。
数字を出されてから振り返ってみると何となく前後に関わらず守備範囲が狭くなっているような気もしてきます。

大島の離脱後かなり苦しんだことを考えればまだまだ大島には頑張ってもらわなければ困ります。
たまたま今シーズン数字が揺らいだだけだといいのですが……

驚きだったのは何故かゲレーロに1票入っていたこと。彼に投票した記者ははっきり言って野球を公平な目で見る能力がありません。大いに反省してもらいたいですね。


予想がついていただけにショックは少ないのですが中日からの選出がゼロというのは寂しいかぎり。
来年は1つでも多くのポジションで選出される活躍に期待したいところです。


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