April 27, 2010

第7回ポエカフェ 萩原恭次郎・高橋元吉、終了しました (6/3 “ポエカフェへのながいながいおてがみ”追加しました!)

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【ポエカフェ・ヒトコマ】
『死刑宣告』(from アンジーさん)/例の近代詩集の大装丁本をみるKさんとMさん

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第7回ポエカフェ、萩原恭次郎・高橋元吉@神田ぶらじる、熱く楽しく、
ぶじ終了いたしました。
ご来場の方々、また応援くださった方々へ、ありがとうございました!!
また、ご好意で閉店後のお店を使わせてくださった、神田・伯剌西爾Tさま、
ほんとうにありがとうございました。
(下に、ポエカフェアンケート追加しました!:4/29)

また、終了後、希望の方々とまたポエカフェ打ち上げをいたしましたが。
こちらはざっくばらんなムードで、元吉・恭次郎の話をはじめ
世相・森ガール・就職活動、美術史、古本界。
今の現代詩の状況、などほんとにさまざまな
話題が出ました。みな好き勝手いいあって、楽しかったです(笑)。

【打ち上げ ヒトコマ】
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製作担当のカヒロックもポエカフェのことチンチロオンガク制作手帖に、すでに書いています。

終了後、アンケートをお送りいただきまして、感謝!!
以下にアンケート・リンク記事等、掲載します。前回から、わたしの短い返信もここへ記しています。


【第7回〜萩原恭次郎・高橋元吉〜へのアンケート ご感想紹介】5/3 :アンケートまだまだ受付中☆
 *掲載許可をいただいたものすべて、掲載いたします。
 *今回もPの返信メッセージをつけました。
 *(5/3 ご参加の古賀さんの記事リンク追加しました)
 *(5/9 ご参加のグレアム・ペンギンさんの記事リンク・アンケート《太字》、またお知らせ、を追加しました)

 *(6/3 ポエカフェに二度のご参加のMさんより、ひとつの感想メールをいただきましたので、追記しました)

≪ポエトリーカフェへ のながいながいおてがみ≫
ポエトリーカフェに、ときどきご参加くださってるMさんは、
普段は、ビジネス書・実用書関連の編集をなさっておられる方。
二度目(萩原恭次郎・高橋元吉)の参加をへて。

ポエトリーカフェの印象・感想、を送ってくださいました。
詩にとくに興味があるというわけではなかったMさんが、
“なぜ、この会を楽しいと感じたのか?”
その理由を7つもの項目にわけてかいてくれました。
それは。わたしが、ポエトリーカフェを主宰・開催すること。
それに対する返答であり、あたたかな長編叙事詩のようでした。
当事者のわたしには、かくことが出来ない文章です。
ほんとうに励まされました。

とてもながいおてがみですが、ぜひ、ポエカフェにこられたことのない方も、
お目をとおしていただけると、嬉しいです。

以下、全文掲載させていただきます。(Pippo)

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【ポエカフェで知った「詩」と「詩人」と向き合う至極の時間】

今回で2回目の参加でしたが、あっという間の2時間でした。
前回もそう思ったのですが、もっとその詩人の詩を読みたい、
その詩人のことを知りたい、その詩人についてみんなで語り合いたいと思った、
今まで経験したことのない充実した時間でした。

そして、近代詩の面白さや埋もれている詩人の素晴らしさを、
もっと多くの人に伝えたいという、
Pippoさんの思いが伝わり、心にじんわりとしみてくる2時間でした。

私自身、詩は別に嫌いというわけではなかったのですが、
多くの人と同じように、学生時代に教科書や国語の授業で読んだのが最後で、
積極的に詩を読むということはなくなっていました。

詩というものは本来、もっと自由に楽しむもので、
その詩から感じ取るものや解釈についても、
100人いたら、100通りあっていいものだと思うのですが、
学校では、そういう教え方はしてくれません。

学校での詩の読み方は、この詩は何を言おうとしているのか、
この詩人は誰に対して、何を訴えようとしているのか、
というテスト問題の解答を求めることを優先しているので、
本当の詩の面白さや楽しみ方を知る前に、
詩から遠ざかってしまうという人が圧倒的に多いかと思います。

ですから、こんなに深く、「詩」と「詩人」というものに向き合ったのは、
初めての経験で、ポエカフェに参加していなければ、
確実に「詩」というものとの距離は縮まらないままでいたと思います。

1回目は「詩をちゃんと読んだこともないのに、大丈夫かなあ」と、
心配だったのですが、ポエカフェでは、
Pippoさん手作りの資料や詩のコピーが配られ、
Pippoさんが詩を朗読し、その詩人の生涯や時代背景などを話してくれます。

ですから、初心者から詩に詳しい人まで誰でも、
そして手ぶらでふらっと参加しても楽しめるように工夫されているので、
思い切って参加して、よかったと思います。

詩とは距離があった私のような参加者が、なぜポエカフェで、
こんなに楽しい時間を過ごせたのかと、その理由を考えてみました。
(詩をよく読まれている方には、あたり前のことだと思いますが)

:::::::::ポエカフェ 参加の七つの楽しさ:::::::::::

まず、1つ目はなんといっても、
この詩人のことを知ってほしい、この詩をもっと味わってほしい、
というPippoさんの詩や詩人に対する「愛」が感じられるからだと思いました。
その思いをライブで体感できただけでも、参加してよかったなと思いました。

2つ目は、
だからといって、Pippoさんは、その詩人を絶賛したり、
共感することを強要したりすることはありません。
そして、この詩は、こう読むべきだ、こういう解釈をするべきだという、
解説や解釈のおしつけもしません。
参加者は自由に「詩」を楽しみ、味わい、
感想があれば、自由に述べさせてもらえます。
「詩の読み方って、これでいいのか」「こんな楽しみ方もありなんだ」と、
実感することができました。

3つ目は、
その詩が書かれた時代背景や、その詩人の生活や人生、
どんな詩人たちと交流したかといったことも、
話してくれるので、詩をただ読んでいるだけではわからない、
詩にこめた思いや詩人としての生き様などがわかって、違う面白さが出てきます。

4つ目は、
Pippoさんや参加者の方が詩を朗読するのを聴くことで、
ただ黙読しているだけではわからないこと、
感じられないことを感じられたのは新鮮でした。
また、読む人によって、詩の感じや伝わってくるイメージが、
まったく違ってくるのも、面白い経験でした。

以前、Pippoさんがツイッターで、
「『詩』は読まれることを望んでいる。読まれたがっている」
とつぶやいていましたが、ちょっとその意味がわかったような気がしました。
やはり、黙読で鑑賞するだけでなく、人が朗読するのを聴いたり、
自分でも声に出して読むことで、もっとその詩に近づくことができるのだと思いました。

5つ目は、
とりあげた詩人の詩集の現物や初版本や、その当時発行された関連書を、
Pippoさんが持ってきてくれていて、それを実際に手にとって見ることができるのも、
楽しみの1つで、当時の装丁や造本を見たり、
デザインを見ると、新たな興味がわいてきます。

6つ目は、
毎回、会場はPippoさんおすすめのカフェや喫茶店になりますが、
雰囲気のある素敵なお店ばかりなので、
次はどんなお店でやるのかといった楽しみもあります。

7つ目は、
読書会などに参加した経験もない私にとっては、
本当に詩や本や活字が好きな人が、1つの詩や1人の詩人について、
考え、語り合う楽しさを初めて知ることができました。
(主催者や参加者の方々にもよるのだと思いますが)

もっとあげればきりがないのですが、以上のような7つの理由から、
ポエカフェにもう一度参加してみたいと思うようになりました。

あの日Pippoさんに、詩人はどんな人を取り上げているのかと質問したら、
「埋もれている詩人、陽のあたっていない詩人」
という答えが即答で、返ってきました。

素晴らしい詩をかきながら、あまり多くの人に知られずに、
陽が当たっていない詩人に、自らがスポットを当てて、
その詩や詩人のよさを知ってもらうとともに、
近代詩の面白さをより多くの人に伝えたいという
Pippoさんの「こころざしやこころいき」には共感するところが多く、
ポエカフェへの参加だけでなく、その活動を応援していきたいと思っています。

会場の手配から資料作り、参加受付から事前に参考課題図書の連絡、
当日の司会を始めとする仕切りなど、カヒロさんに手伝ってもらいながら、
1人でこなしていくのは大変だと思いますし、実費程度の参加費で運営しているのには、
本当に頭が下がります。

こんな近代詩があり、こんな愛すべき詩人がいたことを教えてくれ、
「詩」を読むということ、詩の朗読を聴き、詩について語り合うという、
私にとっての「新しい世界」をつくってくれたPippoさんに感謝したいと思います。


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古賀学故[気になる詩�]
 (P: 深い洞察・見解に彩られた、恭次郎よみときにはっとしました。ほんとに革命家・アナキストである以前に、いっこの人間であるのだよなぁ、と思いました。恭次郎の詩の変遷をたどることは、そのままその当時の状況、あるいはその人の置かれた環境の変遷をたどることでもあり。感慨深いものがあります。また、ぜひ、お話きかせてくださいね)

ポエトリーカフェ参加の記2(萩原恭次郎、高橋元吉)
 [グレアムペンギンの読書メモより]
(p:たしかに今回は、とくに多様な意見や質問が出たように感じます。恭次郎・元吉、それぞれ、納得のゆくくらいに語りあうには時間が足りなかったですね。思想的転向の件。晩年、田舎へ引っ込んでしまった恭次郎から、金子光晴あてに“君がやってること、書いてるものに非常な敬意を表する”という内容の手紙が送られてきたと、金子光晴が、全詩集の冊子に書いていましたね。非常に誠実で真摯な人間だということが、一目でわかる手紙だった、と。恭次郎自身の葛藤・そうせざるをえなかった胸中を思うと、わたしも胸が切なくなるような思いがします。高橋元吉、全詩作品をとおして、満ちる詩への想い、情熱の炎には圧倒されました。もし、ペンギンさんが読むことが出来たら、ぜひ語り合いたいです。)


●今日の会への、ご意見・ご感想をおきかせください

◎1と2
萩原恭次郎、今回読み返してみて、とても音楽的な感じがしました。
もちろん、視覚的な要素が強い詩なのですが、絵画を見るような全体の視野と同時に、言葉や記号をたどっていく視線の動きも重要なのかなと。

例えば、ポエカフェでも紹介された『死刑宣告』の「ラスコーリニコフ」という詩は、視線の動きを計算して書かれているように思います。
「窓」という言葉と「●」という記号を組み合わせながら、徐々に上昇していって、次の行の頭に接続される、といった視線の流れとか。
あるいは、詩の真ん中あたりで「⊂」みたいな記号が行をまたがって使われていますが、これを読者は単にそのような形の記号としてのみ見るのではなく、その形をたどって、視線をぐぅーと曲げるようにして読む、といったようなこととか。
これらの仕掛けによって、朗読による喉の音とはまた別に、視線によって複雑なリズムを作っているように思いました。

高橋元吉、今回知ることができて、本当によかったです。
pippoさんがおっしゃっていた、物を見ると同時に、物をとりかこんでいる空間を見ることができる全体的な視野を持った詩人、という説明がとてもわかりやすかったです。
今回紹介された詩の中では、特に「十五の少年」が胸に迫ってきました。
あと、紹介はされていませんでしたが、『空じゅう虹』という詩集にのっていた「はつ冬の夜中」という詩。

「……しんとしているまっくらのなかで/ふいに鈴の音がした/枕のそばに置いてある/古い小さな鈴/それにふいに手がさわったのだ」

小さな感動を、小さな感動として描ける、ということに、あこがれます。

(Pより:恭次郎の詩「ラスコーリニコフ」の読解、視線の動き。たしかに、心の動きや視線の動きが、複雑なリズムを生み出し、それが視覚的なインパクトの深みをさらに与えているということ、あると思いました。なんとはなしに、感じていた部分ではあったんですがコトバに出来ない部分でもあったので、このようにコトバを与えていただき、良かったというか、なんというか!とても、面白かったし、感謝いたします。高橋元吉、そんなふうにうけとり、味読してくださって、わたしも本当に幸せを感じています。投げたボールを受け取ってくれるひとしだいで、そのボールの行く先はいかようにも変わってゆくのだなあ、と。“小さな感動を、小さな感動として描ける”、素敵ですよね。わたしもとてもあこがれます。)


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◎今日はありがとうございました。とても面白かったです。特に高橋元吉の詩を読めたことは大変良かったです。ありがとうございました。
  今考えましたが、ピッポさんがおっしゃっていらしたように「黄裳詩集」は「黄裳雑記」の勘違いだと思います。すみませんでした。
  また参加させてください。

(Pより:高橋元吉が書店経営者をやりながら、よき詩をかきつづけたということなど、お伝えできてわたしも嬉しかったです。ありがとうございました!)

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◎ぴぽちゃん、今日もお疲れさまでした! ぶらじるのコーヒーおいしくてお代わりしちゃったよー!
さて、萩原恭太郎と高橋元吉、群馬シリーズ、おもしろかったです。個人的には高橋元吉のほうが好みです。
でも、視覚詩もおもしろいねー。私も視覚詩を見ながら朗読を聴くというスタイルが、より一層イメージを喚起されるなぁと感じました。
あと、あのデザイン(でよかったのかしら?)おもしろいなぁと思います。視覚の効果についてはよくわからないけど、単純に、誤解を恐れずにいえば、挿絵的にみても楽しいな、と思います。
「土鼠」の朗読、いい声だったねー。読み方も演劇っぽくて、新鮮でした!
  ポエカフェ、次回も楽しみにしています!

(Pより:元吉の詩を届けられて、こちらも嬉しかったです。会でも出てましたが、視覚詩の感想・ご意見、そうなんだ?と新鮮な驚きでした。視るのと聴くのを同時にやると、視覚詩はより楽しめるのかもしれませんね。「土鼠」、最高でしたね!笑。挿絵的な楽しみ方もありかと。また、詩と詩人のこと、伝えられるようがんばります!)

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◎とても濃厚な時間を過ごすことが出来ました。
  ありがとうございます。
 万人に平等で、前に進むのみの時間を、大切に使うことができたと思います。

(Pより: 万人に平等で、前に進むのみ。素敵な言葉ですね。わたしもともに過ごせたこの二時間、大切な時間であったなあ、と想います。ありがとう)

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◎新しい方の参加により、異なった視点や切り口をうかがい楽しい学びができました。
  今まで知ることのなかった詩人の人となり、作品に出会えることは嬉しいことです。
  また続けて参加したいです。

(Pより:本当に、10人の詩をよむひとあれば、10通りの解釈とか感じ方があって、それを聴きあい、話し合えるのはわたしにとってもすごく面白い・楽しい時間です。だので、参加してくださる方々に、本当に感謝しています。ありがとうございました!)


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◎25日は、10代に戻ったような夜でした。
時間を忘れて話をする、背伸びしてものを言う…。
Pippoさんが、高橋元吉をほんとうに好きだということがひしひしと伝わってきました。
進学せずに本屋の修行で東京に行ったこと、書店経営に大きな精力を注ぎながら、発
表を目的としない詩をたくさん書き続けたこと、感じるものがありました。
小さな事件の中に社会のありようを凝縮した「十五の少年」はすごい。
年齢は様々であれ、今もなお「十五の少年」はいると思いました。

萩原恭次郎は、彼自身が書いているように「智識人」なんですね。
銀行に勤めたこともあるという経歴をあとで知りました。
彼の詩を読んで(見て)、大正から昭和初期にかけての歴史を読みなおしはじめました。
当時の様々な出来事を知れば、もっとよく理解できると思ったのです。

以上、簡単ですが感想のようなものです。
ありがとうございました。

(Pより: いやはや(笑)、元吉愛、伝わってしまいましたか〜。はるか昔、「十五の少年」を読んで以来、ずっと胸の中にあり続けた詩人でした。だので、今回、皆さんにお伝えできたこと、わたしにもとても喜びでした。本当に「十五の少年」は、場所・年齢の違いはあれど、どこにもいると思いますし、そんな普遍的な痛みや状況を、あのような形でかける元吉に、素直に驚嘆します。恭次郎は、そう、本当に智識人・インテリでした。あのように野蛮でありつつ、屹立する美しい詩篇はわたしもめったに目にしません。また、なにか感じることありましたらお伝えくださいね。ありがとうございました!)

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◎二回目の参加ですが、今回もとてもたのしめました。ありがとうございます。
今回もけっこうずうずうしくしゃべっていたような...
(打ち上げにも参加できて最高でした!)
年齢も背景も違う初めての方とも詩を媒介にして、互いに語り合える素敵な場だとあらためて思いました。
これも詩の魅力、楽しさのひとつなのでしょう。
恭次郎のところでは、視覚詩のことや、哲学を学んでいる方からの発言など、広がりがあって楽しめました。
「断片」のあたり、もう少し話しあえたらとも思いました(生涯とともに)が、これはぜいたくな願いですね。
  高橋元吉の、詩人としての生き方にも興味をもちました。これまでまったく知らなかった詩人ですが、
現在、高橋元吉詩集を図書館にリクエスト中です。高橋元吉の作品をもっと読んでみたいと思っています。
ゆるぎない思想・哲学・詩の人生に魅力を感じています。(詩を読む時間がまた増えます)
気がつくと二時間たっていて、時間が足りない!と今回も思ってしまいました。
たくさん朗読も聞きたいとも思いますが、詩人の生涯を紹介しながらという、今のスタイルはとてもよいと思っています。
皆さんの発言がふくらんでいくのもその中でのことと感じました。
ポカフェは、その場で少し話し足りない聞き足りないなくらいがいいのかもしれませんね。
その方が、自分でもっと読んでみようと思う刺激になるかも。

(Pより: ずうずうしく、なんてことはまったくありませんよ!(笑)。思ったことは、すぐいわないと、忘れてしまいますから、ね。本当におっしゃるとおり、世代も生きる環境も違う方々が、詩や詩人を通して、あのように語り合える場というのは貴重だなぁ、とわたしもしみじみ思います。いつまでも、いついつまでも、話していたいと、いつもわたしも思います。元吉詩集図書館に、来るといいですね。通読して、本当に感じ入りました。ご参加、ありがとうございました!)

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◎お疲れさまでした。今日は「埋もれてしまった詩人に再びスポットをあてる」ポエカフェの真髄を見たような気がします。イケメン詩人を発掘する「詩人萌え」、近代詩をこよなく愛す「ポエトリー・ガール」は確実に、増殖していくと思います。近代詩の魅力伝道師に期待してます。

(Pより: 元吉のことを今回みなさんにお伝えできたことは、わたしにもほんとうに幸せでした(笑)。若かりし、恭次郎の見せていただいた写真、ホントにイケメンですしたねぇ。詩や詩人の魅力を伝える、新たなこころみ、いろいろと模索がんばります。ありがとうございました)

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●今日の会で気になった詩などありますか

◎萩原恭次郎さんの視覚に訴える詩が全体的に気になりました。声に出して表現してみたい思いにかられました。

◎萩原恭次郎の「日比谷」、高橋元吉の「十五の少年」です。

◎『愛する者へ』 萩原恭次郎

 ―ほんとに泣けるやうな切なさは
   ほんとに 心の歓びだ

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●好きな詩人・詩集などおしえてください

◎3
廿楽順治さんの大ファンです。
「くちがくさいまま/さよならをいわねばならない/あのころは/鯖をみんなでにくんだね 」

これは「鯖」という詩の一部なんですが、全文は廿楽さんのブログで読めます。
ふざけているようで、なぜか切なくて、なつかしい。

言葉のひとつひとつは何でもない風を装っていて、一行一行はそれだけでは自立しないぐらぐらした印象を受けるのに、一行が別の一行にもたれながら、その一行も他の一行にもたれつつ、といったように組み合わされると、簡単には崩れない、言葉による巣のような空間が生み出される
と、感じるんですが、いかがでしょうか。

ちなみに、詩の雑誌「びーぐる」最新号の特集「詩の書き方」で、廿楽さんが自作の詩について語っています。
この特集はほかにも、野村喜和夫さんの詩の書き方や、高階杞一さんによる(冥界の)三好達治へのインタビューなんかがあって、けっこう面白いです。


◎現在は丸山薫と永瀬清子をおっかけています。丸山薫は二月のポエカフェをきっかけに
  散文も含めて読んでいる最中です。
  ポエカフェや、PippoさんのHP等で読んでみたい詩人が増え続けています。

◎先日遅ればせながらながら『ボン書店の幻』を読んで、すごく影響を受けているんだよー。内堀さん、素敵ー! いやぁ、いい本に出会っちゃった!

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【お知らせ】
ポエカフェにご参加くださってる、詩人の篠田翔平さんより、お知らせです。
「詩の雑誌「びーぐる」前号(6号)と前々号(5号)の投稿欄に
 僕の詩がのっているので、よかったら見てください」
 


 *

会は12名ほどのご参加で、まず全員を、みなにわたしから一人ずつご紹介、
そして、萩原恭次郎ならびに、高橋元吉について詩人の生涯の紹介、
また折々にかかれた詩作品の朗読、簡単な解説…など。

萩原恭次郎の時代の中での個性・特異性、また高橋元吉のゆるぎない思想・哲学・詩・
そんなことをはさみながらすすめましたが、
お二人の方が、恭次郎・元吉の詩を朗読くださったり、
いろんな感想や、意見が、参加者の方々から、
会のあいまあいまに活発に出され、とても刺激的なひとときとなりました。

みなさんのおかげで本当に楽しかったです。
感謝!!

次回のポエカフェ、第8回目の募集は4/30の21:00、です!
このブログ,P-waveで参加募集をいたします。

 *

もうさっそくに4人の方が、ポエカフェの感想のアンケートメールを
送ってくださいました。感謝!
まだまだ受け付けております〜ぜひ、お送りください。

また、すべて掲載いたします。
よきことも、だめだしも今後の糧としてまた進んでゆきますので、
どうぞ、よろしくおねがいします!

ちょっと、わたし、気合を入れすぎて。
いま、“あしたのジョーの最終回”ばりに少しヘロヘロ状態になってしまい…
また、書きます!

それでは! Pippo拝



pipponpippon at 10:00│Comments(2)TrackBack(0)◆Pippoのポエトリーカフェ◆ 

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この記事へのコメント

2. Posted by Pippo   May 03, 2010 16:05
こがさん、こんにちは!
先日はおいでいただき、貴重なご意見きかせていただき、ありがとうございます!
わたしの見方や理解など、ほんとに氷山の一角なので、
こがさんが、発言してくださると、ほんとに広がりが出るし、いつも
感謝しています。

ほんとですね...語り合うには全然時間が足りませんでしたね。。
ぜひ、こがさんの理解をきかせてください。

なんだか、みなさんと合宿したい気分です笑
恭次郎記事を拝見いたしました。

リンクと返信を今夜中にupしますね。
ありがとう。
1. Posted by こががっこ   May 02, 2010 21:50
5 今回は

感想がすぐに書けませんでした。

時間があれば、もっともっと議論したいことがあったのだけれど、仕方がありません。

萩原恭次郎の生きていた時代について、ぼくなりに色々研究しているところなので、まとまったら、いつかお話してみたいです。

とくにアナーキズムの運動家たちのことや1910年前後の話ができたら、と。

ブログで恭次郎の「鷲の歌」を少し紹介してみました。

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