かおブロ

似顔絵イラストのブログです(by 株式会社パイレーツ大阪)

2008年11月

DAIGOにがおえ

そろそろ年末も近くなって来たので、
毎年恒例の年賀状のイラスト制作にとりかかっています。
その年に活躍した著名人を30人ほどピックアップして 似顔絵を描いております。
年末までこのブログで何人かを先行して掲載していこうと思っています。

というわけで2009年賀状第一弾は、
今年ブレイクした お茶の間のロッカー、DAIGOです。
ヒムロックプロデュースでデビューしたのは なんとなく覚えていたのですが、
0歳目前にして再浮上しましたねぇ。
革手袋に決めボーズの”ウィッシュ”、不思議発言連発のDAIGO語。
とにかくキャラ設定がわかりやすい。
自己ブランディングがちゃんとできてますよね。
トークでは周囲にどういった反応をもとめられているのか
敏感に察知している様子。
気の利いたウィットに富んだコメントは好感が持てます。
空気を読む力に長けているといえます。
顔面の筋肉が柔らかいのか、笑った時などの表情の変化が大きいです。
表情の豊かさは、柔軟なトーク術との深い関連性が読み取れます。
幼少の頃から時の首相の孫として様々な大人と接してきて、
敏感なコミュニケーション能力・社交性を身につけたのでしょう。
身体の柔らかさからか声の伸びも良く、歌も上手いと思います。
最近はルックスがいいとか歌がうまいといったことに
プラスαがないと売れないんですよね。
アイドルにも個性・特技が求められる時代ですから。。
DAIGOが不思議キャラでブレイクしたのは合点がいきます。
紅白でも”ウィッシュ”ポーズを観たい気がします。 

小室哲哉にがおえ

このブログで取り上げるのは如何なものかと逡巡しましたが、
今回は少し趣向を変えて小室哲哉氏を取り上げます。

中学生の頃にTMネットワークを初めて聴いた時に衝撃を受けて以来、
ずっと小室哲哉氏をリスペクトしてきました。
作曲の才能は確かなものがあると思います。
古くはレノン・マッカートニー、筒美京平、
初期の荒井由実や桑田圭祐 最近だと宇多田ヒカルなどと比肩する、
”天から降りて来たメロディー”をたぐり寄せることのできた
希有な作曲家だと思います。
最近はそういう比類なき才能を感じさせる
コンポーザーは見当たらないですね。

TMの頃はなんでこんな凄い音楽が売れないんだろう!?って
ずっと思ってたので、
trfや篠原涼子などの小室プロデュースの音楽が
爆発的に売れ始めた時は、本当に痛快でした。
ほれみたことか、と。
ちなみにtrfのほとんど売れてない一枚目も買いましたねぇ。

粗製濫造気味なところも散見されましたが
華原朋美やglobeの一枚目などの頃は本当に才能が結実していたと思います。
プロデューサーっていう一歩引いたポジションなのに、
嫌が上でも一番目立っているっていう立ち位置がいいじゃないですか。

そして何よりヒット曲を作るって公言してそれを成し遂げるという、
結果を確実に出したところが、男として格好よかったですね。

それだけ思い入れがあった人だけに、
今回の事件は本当に残念でしたね。
真偽は分かりませんが、自身の意思が働いていた可能性はほぼ否めません。
ひとつ今回の事件の要因を挙げるなら、
彼の持つ”幼児性”がいえると思います。
欲しいものを絶対に手に入れるという、
ある意味子供じみた欲望の強度が
圧倒的なセールスという結果を生み出したのでしょう。
そのコドモっぽさの裏返しが金銭感覚の欠如や
犯罪行為への認識の欠落といった
ネガティブな方向に働いてしまったのでしょうね。

でも俺はそういった”幼児性”は否定しないし、
今の自分を突き動かしているのも
”コドモっぽい”初期衝動だったりもします。
コドモっぽい気持ちの強さと、
社会人としての良識との 狭間に立てる
バランス感覚を有することが大切なのでしょうね。

周囲に正しい歩みを諭せる常識人がいなかったのでしょうか。
小室哲哉氏には罪を償ってもらって、
いつか元気な姿でシーンに 復活してもらいたいと
今は切に願います。
決して小室プロデュースの音楽が色あせた訳ではないと信じて。 

オバマ大統領にがおえ

長らく続いていたアメリカ大統領選、
ようやくオバマ氏就任で決着がつきました。
世界的恐慌という逆境の中で手腕を発揮することができるのか!?
三国志の曹操じゃないですが、”乱世の奸雄”となれる
要素はひしひしと感じます。 顔つきがすごく理知的で洗練されています。
無駄な肉がそぎ落とされていて、
周囲にピーンと張りつめた緊張感を感じさせるソリッドな印象。
極太の眉、横に広がった大きな鼻は強烈な意思の 強さを現しています。
目は大きく見開いて相手を刺すように見入る視線の強さは 説得力の強さを物語っています。
短く刈り込まれた髪、ものすごく綺麗に整えられた眉は 几帳面な性格を感じさせますね。
なにより大きな口から発せられる”声”がすごく良いですね。
小降りな頭蓋が目一杯振動して、聴衆のココロを ダイレクトに揺り動かしてくる。
パッション(情熱)に満ちていながらも、
変な押し付けがましさがない。
声のトーンがちょうど聴き心地のよいピッチ(音程)。
日本人の政治家は得てしてパフォーマンスが下手、というか
色気が感じられませんが、オバマ大統領の演説は
艶っぽさすら醸し出していますよね。
"CHANGE""Yes we can" など、
キャッチーなコトバを使ってシンプルに 分かりやすく物事を伝えている姿勢は
広告屋としても非常に勉強になる所です。

まだスタートしたばかりですが、世界のリーダーにふさわしい
カリスマ性を存分に発揮してもらいたいものですね!
対して、麻生首相は。。!? 時代のニーズに対して、
旧態然な印象が拭えないですね。
まぁ、日本を変えるのは草の根で生きる自分自身達であって
トップには何も期待はしておりません(苦笑)

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