Pits for Tits / Beverly & Pack
明日は、お楽しみの採卵です

昨日36時間前の、排卵促進剤(hCG注射)のオビドレル250mcgを打ちました。
これといって、気分が悪いとかはないのですが、採卵2日前から、乳首の痛みがあります。
生理前に乳首痛がある時がありますが、なぜ、排卵前に??
それって、排卵しちゃったってこと??
まさか!!
と、ちょっと不安になりました。
まぁ、排卵抑制剤を打ってるので、それはないだろうなとも思い、この乳首の痛みが、どこからくるのか調べてみました。
OHSS(卵巣過剰刺激症候群)
体外受精の副作用として、OHSSがあります。(詳しくは→体外受精★術前説明会 ③リスクとOHSS)
OHSSの症状として
・ 腹部の張り
・ 吐き気
・ 嘔吐
・ 下痢
・ 下腹部の痛み
・ 呼吸困難
OHSSの主な症状としては、乳首痛はありません。
しかし、あるサイトに、乳首痛は、OHSSの初期症状かも!?と書いてあるのを見つけました。
が、
OHSSのメカニズムは「卵巣が腫れて起こる」こと。
生理学的に考えて、どこでどうなったらOHSSで乳首が痛くなる??
と、かなり疑問。
ちょっと納得がいかなかったので、もっと詳しく調べてみました。
エストロゲン
エストロゲン(卵胞ホルモン)は、主に生殖器の発育に大きく関与するホルモンで、女性の場合は卵巣から分泌されるホルモン。エストロゲンは、生理開始から終了まで常に分泌しています。
生理開始を、基礎値とする。
生理開始から、分泌量が増え、排卵に向かってエストロゲンは上昇していく。
排卵後、一度急激に下降し、黄体期5日目くらいからもう1度上昇する。
そして、生理開始でまた基礎値に戻る。
また、エストロゲンと黄体ホルモン(プロゲステロン)は、乳線に影響を及ぼす。
エストロゲンは、おっぱいを運ぶ管(乳管)と、おっぱいの骨組みである間質を増加させる。
排卵後から増加する黄体ホルモンは、乳腺の働きを促す。(乳汁を作る部分に作用する)
乳線に影響する、エストロゲンと黄体ホルモンの増加によって胸や乳首に張りや痛みを感じることがある。
今まで、排卵前には感じた事がなかったこの乳首痛。
エストラジオール(エストロゲンの主成分の一つ)は、通常排卵前で200~250。
これが体外受精の注射により、エストラジオール(E2)→ 4296

そりゃ~、乳首が痛いはずだわ。
これで、納得

OHSSを発症?
一般的に、排卵誘発剤による刺激で卵巣が敏感に反応する人に、OHSSが起こりやすいとされています。具体的に言うと
・ 卵巣の反応性がいい年齢(18~35歳)
・ 痩せ型
・ 卵巣に多数(10個以上)の卵胞が存在
・ エストラジオール値が高い人
上の3つは、一つもあてはまりません。
気になったのが、最後のエストラジオール値。
体外受精の注射をしなければ、エストラジオールの値は正常ですが、注射の影響で、もちろんエストラジオール値は上がっています。
OHSSは、血中エストラジオールが3000pg/ml以上で発症しやすくなるとのこと

今回Day12の検査で、エストラジオール値
4296

え??わたし、OHSSになるの??
いやいや、40代のわたしがw?
卵胞も9個しかないのに、OHSSになるわけがない!!
と、完全に油断してました

もしOHSSを発症してしまったら、明日の採卵はどうなのか?
中止になっちゃうのか?
今までがんばってやってきた自己注射も水のアワ??
しかも、金銭面でも、不安な事が。。。
今ここで、OHSSになりましたとモナッシュの看護婦に緊急の電話をする→
モナッシュの隣にあるプライベートホスピタルで採血や入院??
メディケア(国民健康保険)ではカバーされないので、全部実費??
しかも、日曜日なので、休日料金も発生する??
乳首痛で調べただけなのに、OHSSを発症するかもしれないと、余分な事で不安に。
もう、この辺で検索魔になるのを止めて、明日の採卵に備えて、寝ることにしますw
乳がん
採卵前の乳首の痛みで検索してたら、もう一つ気になることが。。。「乳がんの多くは、エストロゲンの作用で活発に増殖する」
って、ことは体外受精の注射で、エストロゲンが大量に出るから、乳がんのリスクが高くなるって事??
。。。。。。。。

OHSSになってしまうのか?採卵はどうなるのか??で、今日はもういっぱいいっぱい

エストロゲンと乳がんの関係については、落ち着いたら詳しくアップしていきます

まとめ
・ 乳首の痛みは、エストロゲン増加によるもの・ エストラジオールが高値のため、OHSSになるかもしれない



