オーストラリアで、産婦人科(スペシャリスト)の診察を受け、体外受精(IVH)をやるぞ!と決断したら、体外受精を受ける前に術前血液検査が必要です。
オーストラリアには、主な血液検査機関として、QMLとSullivanNicolaidesという2つの血液検査機関があります。
オング先生のスタッフの説明によると、理由は分かりませんが、この術前血液検査は、QMLでは受けられず、SullivanNicolaidesでしかできないとのことでした。
(病院によって、違うかもしれません)
オング先生のところでは、この血液検査が終わってないと、看護師からの体外受精説明会が受けられません。
体外受精を即開始したいぴろろは、オング先生の初診の次の日に、この血液検査を終わらせました!

術前血液検査 12項目
重症の貧血や、出血傾向があると、体外受精の卵子採取の際、危険を伴うことがあるので、体外受精前に危険がないかどうか、血液検査を行います。また、感染症があると妊娠に悪影響を及ぼすことがあるので、必ず体外受精前に感染症の検査も行います。
以下、術前血液検査として12項目ありますが、一回の血液採取で終わらせることができます。
・ B型肝炎
・ C型肝炎
・ エイズ(HIV)
・ 梅毒
・ クラミジア 抗体
・ ヒトT細胞白血病ウィルス
・ 風疹 抗体
・ 水ぼうそう 抗体
・ AMH値
(卵巣内にどれくらい卵の数がまだ残っているのかを調べる検査)
・ 血液型
・ 血算
・ 染色体異常
妊娠中に、風疹、水ぼうそうにかかると、胎盤を通してお腹の赤ちゃんがウイルスに感染し、障害などの影響を及ぼす可能性があります。
なので、女性は風疹と水ぼうそうの抗体を調べますが、男性は調べなくてもいいみたいで、旦那の血液検査項目からは外されていました。
(妊娠中に、男性パートナーから妊婦に感染する可能性もあるので、女性に抗体がない場合は、予防接種をするか、うつらないように気をつけた方がいいとは思います)
ぴろろの場合、初診の時に持っていった一般不妊検査の中で、血液型とAMH値はすでに検査済みだったので、それ以外の10項目の血液検査を行いました。
(一般不妊検査の詳細は→ こちら )
旦那は、半年以内にエイズ(HIV)とB型C型肝炎の検査をしてあったので、項目から外されていました。
他に、風疹抗体、水ぼうそう抗体、AMH値(もちろんですがw)も外されて、旦那は全部で6項目の血液検査を行いました。
一回の血液検査で、全て終わらせることができますが、やる項目が多い場合は、いっぱい血を採られます!

術前血液検査代
術前血液検査の12項目のうち、完全無料システム(BulkBilling)でできないのは、AMH値の$75 (約¥6500)です。ぴろろは検査済みだったので、今回この$75の出費はありませんでした。
ただ、このAMH値、2年前にやった検査なので、2年後の今、どてだけ卵が減っちゃってるのか、怖いものみたさで、検査してみたかったです!
まとめ
・ 体外受精 術前血液検査はふたりとも無料・ AMH値の血液検査を今までしていない場合は、$75 (約¥6500)
・ SullivanNicolaidesで血液検査を受ける


