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おととい、採卵しました。

胚移植日は、採卵日から5日後の水曜日の予定。

採卵した卵ちゃんを、5日後に子宮の中に戻すのですが、卵ちゃんのベットをふかふかにしてあげるために、黄体ホルモン (プロゲステロン) というホルモンを補充します。

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黄体ホルモン補充とは?

排卵が終わり、高温期になると黄体ホルモン (プロゲステロン) が分泌されます。

黄体ホルモン
は、子宮内膜を厚くさせ、着床しやすい状態にする大切なホルモンです。

しかし、体外受精では、卵巣を刺激して採卵を行う際に、排卵抑制剤 (GnRHアンタゴニストなど) を使って、自然に排卵が起きないようにしていました。

その影響で採卵後は黄体機能が低下してしまうことがあります。

黄体機能が低下してしまうと、着床しやすい子宮内膜が作られなくなるので、胚移植をしても着床しずらくなります。

そこで着床をスムーズに行い、妊娠を維持できるように、採卵翌日から黄体ホルモン剤を使用し、黄体ホルモン補充を行います。
  

黄体ホルモン補充剤

黄体ホルモン補充剤として、内服薬、注射薬、腟坐薬があります。

モナッシュ
(MonashIVF)では、2種類の膣坐薬を使い、患者さんに合わせて使い分けています。

作用 : 
妊娠しやすい子宮環境作りと妊娠の維持のために必須のプロゲステロンホルモンが含まれている

商品名 : CrinoneVaginalGel   ProgesteroneVaginalPessaries

保管方法 :  CrinoneVaginalGelは常温
ProgesteroneVaginalPessariesは冷蔵庫


副作用 :
炎症、腹部の不快感  

クリノン膣剤

ぴろろは、黄体ホルモン補充剤として、クリノン膣剤が処方されました。

採卵翌日から、朝夕の2回です。

このクリノン膣剤は、日本では新薬のため、あまり処方されないようです。

なので、日本だと、黄体ホルモン補充剤を自己注射する事が多いみたいですが、、、

自己注射。。。

時間前には、ソワソワし出して、嫌だなぁ〜。やらなきゃだめー?
ダメだよねー。と、1日30分ぐらい恐怖心と戦っている時間がありました。なので

もう自己注射は、お願いだかたカンベンしてくださいm(__)m


と思っていたので、そんな恐怖の時間が必要ない膣剤で黄体ホルモンを補充!

あ〜良かった( ^ω^ )


★ 使い方

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①の部分を回して切り取る 

②の平らになっているところをつかみ、ゆっくり膣の奥まで入れていく

③の部分を押し、薬剤を入れる 

薬剤を入れ終わったら、ゆっくり抜く。
 

★ 注意点

薬剤を入れた時に、ブッシュとも言わないし、ブニュっと入った感覚もありません。

なので、あれ??

ホントに入ったのか?コレ??


と、はじめに使った時に思いました。

アプリケーションの先端を見てみても、薬剤がはみ出てるよう様子もないので、うまく薬剤が入ってるかどうか心配になりました。

なので、新しいのを開け、ちょっと透かしてみて見ると
 
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薬剤が、アプリケーション全体に入っているのかと思ったのですが、透かして見てみると、薬剤は先端近くの「ココ」までしか入っていません。

なので、③の部分をしっかり押してつぶせば、薬剤は簡単に入ります。

使用済みのも、透かして見て見たら、薬剤が先端にちょっとだけ残ってるだけでした。

使用する前に、アプリケーションを振って、薬剤を先端に集め、ちゃんと先端にいっているか透かしてみて確認。

使用した後も、また透かしてみて、薬剤が残ってないか確認してみるといいと思います(^_−)−☆

担当看護婦さんからの説明では、何日か使用していると、紙粘土みたいなYuckyStaff (気持ち悪いカス)が膣から出てくるとΣ(゚д゚lll)

それが気になる人は、ナプキンをしておくといいとの事でした。(タンポンは禁忌です) 
 

まとめ

・体外受精では、黄体ホルモンの補充が必須

・採卵後は、自己注射の恐怖から解放される




 目次 ★ カモン ベイベー!!