chemist / frankh
★2016年★ 体外受精の薬代 200円値上がり?
の記事の続きです。
PBS
PBS 【薬剤自己負担額救済制度】(Pharmaceutical Benefit Scheme SafetyNet)
とは、
一年間(1月~12月)の医薬品に支払った合計がThresholds(適用対象額)に達すると、それ以降の薬が1種類につき、かなり割引、または無料になる制度。
2016年は、メディケアカード(国民健康保険証)を持っている一般の人は、医薬品の自己負担上限額が$38.30(約¥3,400)となりました。
Thresholdsは、メディケアカードを持っている一般の人は、$1475.50(約13万円)に達すると、それ以降の薬が、$6.20(約¥560)になります。
ちなみに、体外受精の薬代、1回のサイクルで
Thresholdsの$1475.50に達し、薬代が$6.20になるには、10回目からの体外受精になります(ほぼムリです)
2016年、ヘルスケアカード(コンセンションカード)を持っている人は、医薬品の自己負担上限額が$6.20 (約¥560)となりました。
Thresholdsは、$372(約¥33,400)で、それ以降の薬が、無料になります。
最大1ドル割引
1月1日から、医薬品を最大1ドル (約90円)割引可能という制度ができました。Discounting the PBS patient co-payment
で調べると、出てきます。
1ドル割引してもらうか、してもらないかは、自分で決められます。
そりゃ~1ドル割引してもらった方がいいでしょ~と普通思いますよねw?
ヘルスケアカード(コンセンションカード)を持っている人で言うと、
Thresholdsに達する人で、1ドル割引してもらわない→
早くPBSが受けられる
(61枚目の処方箋から無料になる)
Thresholdsに達する人で、1ドル割引してもらう→
PBSを受けられるのが、遅くなる
(72枚目の処方箋から無料)
となります。
薬局による
これは、メディケアカード(国民健康保険証)を持っている一般の人にも適応されるようですが、最大1ドル割引するのかしないのかは、各薬局が決めます。
また、とある薬局のサイトを見てみたら、
「うちのケミストは、1ドル割引しますよ~
でも、ヘルスケアカード(コンセンションカード)を持っている人と、引退兵(VeteranAffairs)の人しか、割引しません」
と、書いてある薬局がありました。
割引する対象の人を決めるのも、各薬局が決めるようです。
体外受精の薬代 値上げ?値下げ?
ということで、1ドル割引するかしないかは、薬局の匙加減ですwでした。
2016年は、
1ドル割引してくれる薬局だと$149.20→
$1.60(約¥140) の値下げ
$2.40 (約¥200)の値上げ
となりました。
まとめ
・ Discounting the PBS patient co-paymentで、1ドル割引するか、しないかは、各薬局が決める (割引対象の人も)・ 2016年、体外受精の薬代が、値上げなのか、値下げなのかは、薬局による


