2013年10月

県展後期展始まる。ぜひ会場へ!

女神の絵日記 : pitibo2000のブログ

 後期展の初日、全日空ホテルで授賞式が行われた。中央・特選受賞者
表彰式1




















 10月27日、愛媛県展・後期展が始まった。

 この日、午後1時から全日空ホテルで授賞式および祝賀懇親会が催された。
来賓・受賞者・美術会会員等約350人が出席。今年は着物姿の女性受賞者が
多く、会場は華やかな雰囲気に包まれた。

 130名を超える受賞者に表彰状を授与するのは初めての経験。やや緊張気
味で壇上に立ち、約50分かけて、丁寧に心をこめて手渡した。

 私のグループからは2人が受賞。福島和幸氏は3年連続の特選に輝き、森実
寿子さんは2年続けて推奨受賞。お弟子さんに授与した時は、さすがに万感胸
に迫るものがあった。
 
 続く祝賀懇親会はリラックスし、うちとけて楽しんだ。新会員紹介、受賞者への
インタビューと、趣向を凝らして盛り上げていただいた司会の亀田日生・理事、
本当にお疲れ様でした。
 
 なお、授賞式の進行は桧垣哲一理事が担当。その他、繁多な業務を、吉田青
雲理事長、藤岡抱玉事務局長、森本泰二郎会計主任以下、理事・事務員が手
分けして円滑に進めてくださった。
 
 みなさん、大変お世話になりました。

 後期展の初日(27日)、たくさんの入場者でにぎわう洋画の会場
洋画会場

















 変化に富んだ作品が並び、充実した版画の展示場
版画会場



















 制限いっぱいの大きな作品が並び、迫力十分の写真会場 
写真会場

















 デザインの作品は若さがいっぱい。中央が愛媛新聞奨励賞「デザイン」伊藤早希作
デザイン3点
















 私の出品作 「ガンダーラ浮彫」
   異時同図法というインド古来の表現方法を使って、
   青年の過去・現在・未来を一つの画面に表した
ガンダーラ浮彫





















 

  




















 

秋季県展開幕・随所に新しい息吹き

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 開展式でテープカットが行われ、いよいよ入場
テープカット




















 10月16日、台風一過、爽やかな朝を迎え、松山市の堀之内公園は秋色輝く。
愛媛県の秋を彩る県民総合文化祭・第62回秋季県展が開幕した。

 同日、会場の県立美術館・南館では、来賓をはじめ出品者や関係者が多数出
席して、盛大に開展式が催された。

 最初に、主催者を代表して私があいさつ。続いて愛媛CATV会長・神山充雅氏
が来賓を代表して祝辞を述べられた。
 開展式の締めくくりとして、愛媛県美術館館長 岩国 元氏以下6名によるテー
プカットが行われ、いよいよ入場。待ちかねた出席者が足早に会場へと進んだ。

 報道関係者も多数取材に訪れた。写真はNHKによる作者インタビュー
NHK取材

 


















 今回も2部制で実施され、前期は日本画・彫刻・工芸・書道の4部門の作品、合
計1,186点が展示されている。
 
 1階には、陶芸・染色・木工・人形等様々な工芸作品がずらりと並び、変化に富
んで、目を楽しませてくれる。鈴木功一作、美術会大賞の「網代彫壺」に強く魅か
れる。
 壁面には日本画の作品が展示されている。会員優賞 「青い目の人形たち」
岸本章子作や、美術会大賞「幾星霜を経て」 曽根すず子作に注目。

 2階には書道の大作がぎっしりと並び圧倒される。その中で美術会大賞を受賞
した宮内良秀作の横額「行雲」が面白い。
 彫刻は17点と少ないが、話題作揃い。美術会大賞「生きるということ」 増本達
彦作のとぼけた味が妙に懐かしい。前期の作品の中でも出色の出来栄え。

 以下、各部門の話題作を掲載する。
 前期展は10月24日まで開催されている。ぜひ会場でご覧下さい。

 工芸の受賞作。左下が鈴木功一作 美術会大賞の「網代彫壺」
工芸大賞



















 日本画。中央が美術会大賞「幾星霜を経て」 曽根すず子作
日本画大賞



















 美術会大賞「生きるということ」 
 増本達彦作 (彫刻)
彫刻大賞

 

















 書道の受賞作。美術会大賞 宮内良秀作の横額「行雲」(左下)                   
 書道受賞作                                                                               

準備着々、第62回秋季県展

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 第62回愛媛県展のポスター
県展ポスター
























 超多忙な1ヵ月が始まった。
 
 昨年までは、なかば傍観者の立場で眺めていた県展の準備作業だが、今回
から責任者として内部に入ってみると、“裏方さん”の大変な苦労が、実感とし
て身にしみた。

 9月29日の事務所開きで、現場作業が開始された。
 
 10月1日~3日まで作品搬入が行われた。大きなトラックで次々と作品が運び込まれる。理事や事務員、アルバイト生、運送会社の作業員が手分けして
受け付け、整理する。まさに戦場のような混雑ぶり。

 3日間で受け入れた作品は、8部門合わせて2,513点。このように多くの人
が応募してくれるのは嬉しい限り。県展が、県民の文化の祭典として親しまれ
ている証しだと思う。

 搬入の現場に立ち会って作品を垣間見た感じでは、各部門ともなかなか力作揃いで、審査、展示の充実を予感させるものであった。

 10月1日、作品搬入初日の活況ぶり
県展搬入2



















県展搬入1



















 続いて、10月6日、7日の両日、審査を実施。
 開会のあいさつで、私から審査員に、「入選率の見直し、公平・公正な審査」の2点について強くお願いした。

 8部門、全会場を回り、審査状況を見せてもらった。どの部門も熱気にあふ
れ、真剣な協議が行われていた。

 審査結果は、1,684点が入選、入選率は82.3%となり、昨年に比べて2%強、狭き門となった。このうち入賞者は133人。13人に1人という難関を突破
して栄誉を手にした。

 入選および入賞結果は、13日(日)の愛媛新聞紙上で発表される予定。
 楽しみにお待ちください。


   【お知らせ】

  県展に関する各種情報は、愛媛県美術会のホームページに逐次
  掲載します。ぜひご覧ください。

   
http://e-kenbi.jp/




 
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