「愛媛県教育文化賞」の受賞決まる(愛媛新聞掲載)
R2愛媛県教育文化賞




















今年私は「傘寿」を迎えた。数え年80歳である。

人生、長く生きていると、思いがけない僥倖に恵まれることがある
ものだ。数日前、愛媛県庁から「愛媛県教育文化賞」受賞の知らせ
が届いた。

同賞は、愛媛県における文化部門最高の栄誉で、漠然と受賞を夢見
たこともあった。それが現実のものとなり、人生の区切りの年にご
褒美をいただいた心地がして、正に感無量である。

画業60有余年、幸い健康に恵まれて、ひたすら描き続けた。休むこ
となく好きな道に邁進できたのは、美しい自然と文化の香り豊かな
郷土愛媛県に育まれ、友人・知人・家族の援助に恵まれたおかげで
あった。

20年前、還暦を迎え、40年務めた会社を定年退職した時、これから
は社会に恩返しをしなければならないと心を入れ替え、愛媛県美術
会の様々な役員を歴任し、郷土の為に尽くした。

特に、2014年から3期6年間、同美術会会長を務め、美術会の組織
改革、財政健全化施策の実践、県展の活性化等に注力した。その他、
愛媛県の文化部門の各種要職を歴任した。

今回の受賞はそれらの功績が認められたものである。

「情けは人の為ならず」と言われる。人様の為になればと、ボラン
ティアのつもりでやってきたことが、回り回って自分に返ってきた。
まことにありがたいことである。

授賞式は、11月3日文化の日、愛媛県庁にて催される。夫婦同伴、
私は礼服(モーニング)、妻は和装(色留袖)着用と、いやはや大
仰なことである。

と言いつつ、お祭り・式典の大好きな私のこと、その日の訪れを今
や遅しと待っている。

 現在の心境を表した最新作「石鎚孤雲」(50号)
69秋季「石鎚孤雲」






















 










上記作品「石鎚孤雲」は、現在の私の心境を表したものである。

スカイラインを終点付近まで上り、石鎚山を望むと、頂上が三角錐
状に切り立って見える。追えども追えども届かぬ目標のごとき厳し
さだ。

私はというと、すべての公職を離れて、自由気ままに浮遊する孤雲
のようなもの。されど、心は澄み切って白雲のごとき清々しさであ
る。

この作品は、現在開催中の第69回秋季県展にて展示されている。
前期展の会期は27日(火)まで。ぜひ会場にてご覧ください。

 第69回秋季県展始まる。上記作品は前期展にて展示中            
69回秋季県展






































 私が主宰する「グループどんぐり」副会長・福島和幸の出品作
69秋・福島2




















 同グループ幹事長・安達和幸の出品作「道」
69秋・安達2