「シリコン製品ってよくないよ...」

過去に美容師にいわれたことありませんか?

ググってみれば膨大な件数がヒットします。
あなたのシリコンのイメージって何でしょう?

シリコンオイル?シリコンコート?豊胸?鼻にシリコン入れました??




私たちはあなたの大切な髪を扱う美容師です。


美容師として、シリコンについてのお話をしたいと思います。





シリコン樹脂(正確にはシリコーン)はケイ素(Si)を含む高分子化合物です。

化学反応によって作られる完全人工物です。


床のワックス、ガラスの撥水コート剤などによく使われています。
先の豊胸や鼻もそうですね。

化粧品、頭髪の業界にも使われています。
界面活性剤で乳化して混ぜ込みます。

構造的に非常に安定しているため、劣化しづらく吸着性にすぐれています。



髪に対しては?

安くて便利なシャンプーの洗浄剤を使うと、触感やツヤが劣り、次第に髪は傷んできます。

そこを補うために使われます。


ダメージを受けた髪も、ワックスやニスでコートされた状態になるので、一時的につるっとサラッとしっとりと仕上がります。



しかし,根本的に修復したり保湿したりしているわけではなく、表面を覆っているだけ、肌にファンデーションを塗っているような状態です。


それで本当に髪が良くなったといえるのでしょうか?



そしてその安定した性質故に、いつまでも髪にくっついています。



するとパーマがかかりづらくなったり、カラーが染まりづらくなったりします。



なにが起こるかというと、

パーマだと強い薬の使用や時間延長ムラなかかり具合


カラーだと従来の基本タイムより時間がかかる、ムラになったり思った色合いにならない

などここ数年このようなケースはよく耳にはいるし、私も経験しました。


トリートメントは、髪の中に入れるタイプのものは、まったく弾かれてしまう、入らない場合がある


この話をきいたら解かると思いませんか?



そしてブラッシングや摩擦,シャンプーなど物理的な力で
キューティクルを一緒に剥がしながら,とれていきます。




髪を守る鎧であるキューティクルがなくなっていくので、水分保持力が弱くなり乾燥や枝毛、切れ毛の原因になっていきます。


次は待望の地肌への話!↓
シリコンのおはなし2