流星都市

音楽と言葉と心の風景と。

イギリスBBC制作の『刑事ヴァランダー』というドラマが好きで、私のスマホの着信音は、ケネス・ブラナー演じるヴァランダー刑事と一緒です。
ブラナーは、今年9月に公開された映画『ダンケルク』にも、ボルトン海軍中佐役で出演していました。
ケネス・ブラナー監督・主演
そのケネス・ブラナーが、アガサ・クリスティーの傑作、『オリエント急行殺人事件』を監督し、エルキュール・ポアロを演じるということで、映画の封切りを楽しみにしていました。
オリエント急行殺人事件
オリエント急行がイスタンブール駅を出発していくシーンで、すぐに映画世界に引き込まれました。ジョニー・デップがアメリカ人のギャングを演じ、ジュディ・デンチ(近年の『007』のM)がドラゴミロフ公爵夫人を演じ、デイジー・リドリー(『フォースの覚醒』、『最後のジェダイ』の主役レイ)が家庭教師のメアリ・デブナムを演じ、その他、ミシェル・ファイファー、 ウィレム・デフォーなど、たいへん個性的な俳優たちが、素晴らしい演技を見せてくれます。
オリエント急行殺人事件
アガサ・クリスティーの原作は、もう何年もKindleで読み続けていますが、いまだに24%までしか読み進められていません。今回、それが幸いしたというか、私、1974年の映画も見ていないし、本当に『オリエント急行殺人事件』の結末を知らなかったんです。わくわくどきどきしながら、2時間を過ごすことができました。

有楽町の無印良品(有楽町インフォス)の1階で、昨日から開催されている『ビートルズ展』に行って来ました。
the beatles
ビートルズの歴史を俯瞰する、というよりも、1964年から1966年までのアメリカツアーの衣装や楽器、チケットやパンフの展示が中心です。 リンゴ・スターのドラムレッスンコーナーというのがあり、開場直後でお客さんも少なかったので、ドラムセットに座って、ヘッドフォンをつけて、モニターのリンゴに8ビートの叩き方を教えてもらいました。
ポールのジャケット
シェイ・スタジアムでポールが着ていたミリタリージャケットが展示されていました。綿素材で、かっちりと仕立てたジャケットで、真夏のシェイ・スタジアムで着るには暑かったろうなと思いました。 ライブ・フィルムを見ると、ジョンは、ジャケットの前をはだけて、下は黒Tシャツで、大汗をかいて、『アイム・ダウン』のオルガンを弾いています。なるほどと思いました。
ジョン・レノンミュージアム
以前、さいたまスーパーアリーナにあったジョン・レノン・ミュージアムには、ビートルズ関連の本当に素晴らしい資料が展示されていました。そのイメージで今回のビートルズ展に出かけていくと、少しがっかりするかもしれません。となりの『ロックの殿堂ジャパンミュージアム(ROCK & ROLL HALL OF FAME JAPAN)』の方が主で、ビートルズ展はその特別展といった位置づけなのかなと思いました。
有楽町や銀座へお出かけの用事でもあれば、お立ち寄りいただくのがよろしいかと思います。

WindowsのPCの宿命というか、長いこと使っていると、どんどんと動作が重くなってきて、インターネットのホームページの閲覧にすら時間がかかるようになってきます。家人の許しが出て、新しいノートパソコンを買うことにしました。

乃木坂のCMが好きなので(爆)、mouseにしようと思ったのですが、光学ドライブを別に買わなくてはならず(まあ、光学ドライブはDVDを見るときにしか使いませんが・・・・・・)、ThinkPadかDELLか、そのあたりを検討して、割り引きのキャンペーンハガキが来ていたこともあって、DELLの『Inspiron 15 5000プレミアム・フルHD・SSD搭載』という機種にすることにしました。

Inspiron 15 5000

インテルCorei5プロセッサーと8GBメモリの組み合わせは、僕なんかが使うにはオーバースペックでありますが、このタッグの実力を実感したのは、Googleのストリートビューを見たときです。すーっと画面が回転して、前にも後ろにもストレスなく場所を移動することができて、これはよいと思いました。
それから、SSD(ソリッドステートドライブ)は、当然のことながらまったく無音で、瞬時にアプリも立ち上がり、もうこれに慣れてしまったら普通のHD(ハードディスクドライブ)には戻れないだろうと思いました。

Kingsoftのオフィスとセキュリティを入れて、一太郎とATOKを入れて、ブラウザをChromeに変えて、すでに快適に使っています。とりあえず、初期不良というものは無いようです。

nihon no ie 01
という展覧会が、東京竹橋の国立近代美術館で開催されています。
自分はマンション住まいですが、昔から、建築家が設計した個人住宅というものが好きで、テレビ朝日で放映されている『建もの探訪』は、もう何年も見続けています。

nihon no ie 03
広い土地に、坪単価を気にせずに家を建てれば、それは立派な邸宅が完成することでしょう。
そうでなくて、限られた土地に限られた予算の中で家を建てるのですから、建築家と施主が知恵を出し合い、話し合い、削ったり加えたりをくり返し、最後に、思い切りとあきらめのバランスの中で竣工を迎えるのだろうと思います。だから、上手く作られた個人住宅には、住む人と作る人のライフスタイルや思想が色濃く表れ、そこが面白いと思うのです。

nihon no ie 02
この展覧会は、けっこう難易度が高いと思います。一つ一つの建築が思想の表現ですから、写真や模型の前で立ち止まって、何故この間取りなのか、自分だったらこの家で心地よく生活していけるか、等々、いろいろと考えます。
駅から近い静かな場所に、狭い土地を探して、夫婦で住める小さな家を建てられたらいいなと思います。

ブログも書かず、仕事もせず、この夏に何をしていたかといえば、ひたすらYouTubeでSCANDALの動画を見てました。
2008年10月のブログを再掲します。

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Scandal Doll
昨日のMステに「SCANDAL」が登場。10月22日にメジャーデビューを果たし、今、SME(ソニー・ミュージックエンタテインメント)が強力にプッシュしている女の子4人のバンドです。

HARUNA(1988年8月10日)ボーカル・ギター担当。A型。愛知県出身
TOMOMI(1990年5月31日)ベース・ボーカル担当。A型。 兵庫県出身
MAMI (1990年5月21日)ギター・ボーカル担当。AB型。愛知県出身
RINA (1991年8月21日)ドラムス・ボーカル担当。B型。奈良県出身

このプロフィール見ても何にも分からない(笑)
「女子高生じゃないじゃん」とか、そういうことも言わない。

とにかく、昨日のMステ、かっこよかった!
ボーカル、コーラス、曲の構成、楽器の構え、ルックスなどなど、ロック好きの琴線に触れる仕掛けが、やたら沢山ちりばめてあるのですよ。
つまり、「キュートなルックスだけでは終わらない骨太でアグレッシブなバンド・サウンドと、怖いもの知らずに突き抜けるポップなキャラクターを持つガーリー・ガレージ・バンド」というコンセプトがまず先にあって、それを彼女たち4人が完璧に演じているんだと思うんだけど、なあに、プリンセス・プリンセスだって、パフィーだって同じだったじゃないですか。
久々面白い子たちが出てきました。期待大大大です。

えっと、You Tube で彼女たちのパフォーマンスを見ることができます。
デビュー曲「DOLL」は、PVよりも昨日のMステの方が良いです。

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Scandal 10th Anniversary Book 02
自分の目利きに間違いがなかったことを嬉しく思います。
だれもが知っているヒット曲というのがないので、世間的には「まだやってるの」みたいな反応が返ってきますが、SCANDALは、10年の間、確実に成長し続けました。ガールズ・バンドというのは日本に特有の文化のようで、海外でも評価が高く、YouTubeのコメントは、外国からの投稿がほとんどです。

「コンセプトがまず先にあって、それを彼女たち4人が完璧に演じている」と書きました。10年たって、気がつけば、彼女たちは、ロックの方程式を自分たちで解くことができるようになっていました。4人それぞれに個性があり、且つビジュアル的に優れていて、鉄板すぎる比喩ですが、ザ・ビートルズみたいだと思います。

この1曲というのはなかなか決められないのですが、2015年の「ROCK IN JAPAN」出演時の「SCANDAL BABY」を紹介します。デビュー当時の曲で、ファン投票ではいつも1位となる曲です。



さらに10年後のアラフォーSCANDALを見てみたい、と思います。

アルチンボルト展
NHKの『日曜美術館』でアルチンボルトの特集を見ても、何とも気持ち悪い絵という印象は拭えず、見に行くことはないだろうな、アルチンボルトについて書くことはないだろうなと思いつつ、上野へ出かけていって今こうして感想を綴っています。
春
たいへん面白い展覧会でした。まず、いちいち解説を読まなくても、そのまま絵を見て、口元はサクランボかとか、あ、ザリガニがいるとか、そういう風にびっくりしていくのがこの人の絵を見る正しい方法のようで、ハプスブルク家の王族達もそうやって彼の絵を楽しんだことでしょう。
それから、アルチンボルトの卓越した技量に舌を巻きます。画面構成や色使い、筆運びなど、国立西洋美術館でぜひ実物をごらんになることをおすすめします。

今年の冬に伊香保へ出かけ、眠れぬままにFMを聞いていました。箭内道彦(やないみちひこ)さんの「風とロック」という番組で、NakamuraEmiさんというミュージシャンの「大人の言うことを聞け」という歌がかかりました。パーソナリティの箭内さんは曲が終わった後に大きなため息をついていました。「大人の言うことを聞け」は番組の最後にもう一度かかりました。


声と小柄な容姿からNakamuraEmiさんをすごく若い人だと思っていたのですが、1982年生まれの35歳、2016年1月20日に「NIPPONNO ONNAWO UTAU BEST」でメジャーデビューを果たしました。
「子供と大人の真ん中のこの曲も聞いて捨てろ」
NakamuraEmiさんの歌には実(じつ)があります。人に何かを伝えたり、励ましたり慰めたりするのは難しいことですが、僕みたいなおじさんにも彼女の歌はすとんと落ちます。有り難いことです。

昨夜の「風とロック」はディーン・フジオカさんがゲストでした。何故ディーン・フジオカと思いましたが、7月5日リリースの「Permanent Vacation」は良質のロック・ミュージックでした。この人はいい人だと思いました。

出光美術館
都内の美術館では丸の内の帝劇ビルにある『出光美術館』が好きです。家から乗りかえなしで行けること、地下鉄有楽町の駅にほとんど直結していること、それでこれが大事なんですが料金が安いことが理由です。
きのう、『水墨の風 ―長谷川等伯と雪舟』という展覧会を見てきました。出光美術館が他の美術館と比べて秀でていると思うのは、館の収蔵品だけで展覧会が構成できることです。今回も、長谷川等伯と雪舟を中心に、出光美術館所蔵の水墨画の名品をたくさん見ることができました。
水墨の風
日本画とか水墨画とか、これまであまり興味もなかったのですが、出光美術館に通ううちに、だんだん「よいもの」は分かるようになってきた気がします。静かに水墨画を見て、テラスで無料のお茶を飲みながらソファに腰かけて皇居の深い緑を見ていると、「こころのリラクゼーション」という言葉が浮かんできます。


今日はAmazonプライムビデオで『海街diary』を見ています。これから何度もくり返して見る映画になりそうです。広瀬すず演じる浅野すずが男の子の自転車のうしろに乗って桜のトンネルを抜けていく場面で涙が出てきました。これは僕が年を取ったということなのかもしれませんが、やっぱり「リラクゼーション」なんだろうなと思います。

あ、これはマーチンではないですか。
martin


YouTubeでイーグルスの動画を見て、「アメリカはふところ深い国だな」と思いました。“ふところ深い”と思い、オバマ大統領のとなりに年を取ったドン・ヘンリー、ジョー・ウォルシュ、ティモシー・B・シュミットが座っていることに、まさに彼らの曲の“時は流れて”を思いました。ボブ・ディランはノーベル文学賞を受賞し、ロック・ミュージックはすっかり成熟しました。
ジョン・レノンやマイケル・ジャクソンのように早世したミュージシャンの音楽がいきいきと聞こえるのは当然のことなのでしょう。

この映像はイーグルスだけですが、2016年は、マルタ・アルゲリッチ、アル・パチーノ、メイヴィス・ステイプルズ(ステイプル・シンガーズ)、ジェームス・テイラーもケネディ・センター名誉賞を受賞しています。センスとバランスを感じます。

このブログに「Drive My Car」というカテゴリーがあり、2005年5月に車を購入したときのあれこれについて書いています。
LEGACY

・おそらく、子どもたちは、それぞれに自分の生活を送るようになっていて、車には、妻と二人で、あるいは私一人で乗ることが多くなっているでしょう。それならば、車の付加価値ではなく、「走る」「止まる」「曲がる」といった基本性能の優れた車を選択すべきだろうと考えました。

12年が過ぎて、そのときに購入したレガシィ・ツーリングワゴンは、7万5千キロを走りました。いま、12年前に書いたとおりの生活を送っています。レガシィは、こすったりへこませたりということはありましたが、「走る」「止まる」「曲がる」という基本性能には何の問題も無く、しっかりと僕と家族の生活を支えてくれました。
で、リタイアをひかえた今年、レガシィに感謝しつつ、維持費が安く、いまの時代の安全性能を備えたクルマに乗りかえようと思いました。

雑誌『ザ・マイカー』6月号を買ってきて、国産全車を見渡して、「乗りたいクルマがないなあ」と思いました。理想はVWゴルフのGTIなんですが、400万以上しますからね。唯一、HONDAの軽自動車のN-ONEは、発売当時から好印象を持っていたこともあり、「乗ってみたい」と思いました。
honda N-ONE

近くのディーラーで、ターボのついた Premium Tourer ローダウンという、少し車高の低いモデルに試乗させてもらいました。「これはいい」と思いました。
2600回転で104Nm(これニュートンメートルと読むのですね)のターボエンジンのドライブフィールは、フィットと同等だそうです。開発担当は、元F1スタッフです。応対してくれた営業の方も、こちらがなぜN-ONEのようなクルマがよいと思っているかを理解してくれて、何を聞いてもちゃんと答えてくれて(これ、関越で最高速何キロぐらい出ますかね云々)、「この人から買おう」と思いました。

ローダウンでないターボ付きモデル、Premium Tourerのグレー・メタリックを買うことにしました。納車は9月、まだ先です。妻に「おもちゃみたいなクルマね」と言われました。言い得て妙、そうだな、これは、大きなおもちゃを買うようなものだな。

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