2010年11月

2010年11月29日

突然、声が…

4日前から、突然、声が出なくなりました。その前日、朝起きると、喉が痛くなっていました。どうやら風邪を引いてしまったようです。ここ数日、急に寒くなってきたにも拘わらず、ついうっかり身体の芯まで冷やしてしまったようです。

私が風邪を引いた場合、はじめのうちは喉が痛み、やがてその痛みが和らいでくると、喉の奥がムズムズしてきて活発に咳が出る、これがいつものパターンですが、今回は、思いつきで購入した市販の風邪薬のせいか、咳が出る前に、声が出ないのです。

いや、無理に声を出そうとすれば、出ないわけではありません。ただ、その声は、まったく調整を欠いた情けない「音」に過ぎず、言葉ではありません。頭の中ではどんなに聡明な「賢者の言葉」を語ろうとも、発するのは「愚者の音」…まるでそんな調子なのです。

突然といえば、その数日前には、腰痛に見舞われました。こちらは、過去にも経験がなく、3日程我慢した挙げ句、近くの整形外科で診察して貰いました。撮影したレントゲン写真を前に、医師から丁寧に説明を受けましたが、こちらの方は特に心配なさそうでした。

「こんな風に両子寺参道、突然、我が身にガタが来るなんて…」
と嘆きながら、ふとこの1年間、私同様、トラブルの多かった愛車「ロシナンテ」のことを思いました。走行距離11万㎞超で、来月、試練の5回目の車検を迎えるのです。
そのロシナンテですが、最近は、すこぶる元気です。週末の日帰りドライブも、文句を言わずにこなします。先日の勤労感謝の日は、国東半島の両子寺に紅葉狩りに出掛けました。この日は、まさに紅葉の見頃で、大勢の観光客や写真愛好家たちで賑わっていました。

あ1ん1国東半島に数多く見られる仁王像の中でも、両子寺の仁王像はさすがに堂々として見応えがあります。このロケーションを含めると、文句なしに仁王像の最高傑作と思います。                                                                               
                                                     
ところで、仁王像の顔を、じっくりと眺めたことがあるでしょうか?私は仁王像を見る時は、何よりもその顔をじっくりと見るのです。そうそう、「能面はそれを見る人の心を映す」といいますね。能面は、それを眺めるその人の、その時の心の有り様によって、その表情を様々に変えるといいます。

あ2ん2そうであるならば、しっかりと眺めさえすれば、仁王像のかすかな表情の変化も見えなくはないはずです。

私の心をも映しながら、仁王の表情は、刻々と変化していき、それまでは聞こえもしなかった仁王の声が、突然、大音声となって深閑とした周囲に響き渡る…。そのような瞬間を、私はひたすら待つのです。

plaisir874 at 23:38|Permalink 日記 

2010年11月24日

京都から孫娘が来ました

日曜日の朝、京都から息子夫婦が孫娘を連れて帰省しました。
関西汽船のフェリーに乗り、はるばる14時間の長旅です。1歳3ヶ月の孫娘にとっては、初めての大冒険かも知れません。

晴天に恵まれたこの日、弁当を持って別府郊外の志高湖へピクニックに出掛けました。私たち夫婦にとっては、しばしば足を運ぶ、「とっておきの場所」ですが、果たしてこの新しいファミリーにとっては、どのように写ったでしょうか?

由布・鶴見志高湖1湖には、白鳥やアヒルの姿をしたボートがあり、早速、新しいファミリーにも乗って貰いました。
                            

白鳥志高湖2勿論、本物の白鳥やアヒルもいます。エサを貰うのを期待してか、ボートに寄ってくるのです。                                          

                         
あんよは上手湖畔のベンチ湖畔のベンチでお弁当を広げて、みんなで楽しく食べました。まるで絵に描いたように幸せな1日でした。



plaisir874 at 00:47|Permalink 日記 

2010年11月07日

愛すべき仁王たち

長らくご無沙汰しました。久し振りのブログ掲載ですが、私はすこぶる元気にしています。今は身体も気力もすっかり回復し、休日ともなれば、相変わらず〈美味しいもの〉を求めてドライブを楽しんでいます。

そんな私ですが、ドライブの途中、どうしてもそこを素通りできないほど魅力を感じるものが幾つかあります。今日はそうした中から、私の飛び切りのお気に入りをご紹介することにしましょう。あうん2

ご紹介するのは、大分県宇佐市安心院町山蔵にある大年社(おおとししゃ)の仁王像です。
宇佐市安心院町の中心部から県道42号を山香方面へ進み、途中、佐田郵便局があるT字路を左折して2kmほど進むと、左手にこの仁王像が見えてきます。

それは、大年社の細長い階段下に並んだ仁王像で、サイズもそれほど大きくなく、ほぼ等身大。でも何故かとても愛らしく、思わず目を奪われてしまいます。

あうん1ん1あ1





駐車場は特にありませんが、道路脇には車2台分ほどのスペースがあり、もしその気になれば、そこに車を寄せて、ゆっくりとこの仁王像を鑑賞することが出来ます。
意外なことに、大年社は寺ではなく、実は神社で、神社にこうして仁王像があるのもまれなことですが、これも古来、宇佐・国東半島の文化が「神仏習合」であったことに由来しているのでしょうか?
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そもそも、二対の仁王像のうち、阿形(あぎょう)は怒りの表情を顕わにし、吽形(うんぎょう)は怒りを内に秘めた表情を表すといわれています。


あ2ん2
また、阿は口を開いて最初に出す音であり、吽は口を閉じて出す最後の音であることから、それぞれ宇宙の始まりと終わりを意味しているといわれています。

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ここに安置されてどのくらいの時が経ったのでしょうか?風雨の害も進んでいますが、国東半島に散在する仁王像の中でも、出色の出来だと私は思います。





plaisir874 at 21:51|Permalink 日記