スマートフォンに替えました母を送りました

2011年06月03日

旧友からの電話

 昨夜、学生時代の友人から電話がありました。
毎年、年賀状くらいは交換するものの、私は九州・大分県、彼は神奈川県に住んでおり、遠く離れて暮らすうちに、互いに出会う機会も少なくなり、もうかれこれ40年もの長い年月が経過しています。

学生時代、彼とは大学のキャンパスばかりでなく、アルバイトを共にしたり、本郷追分にあった私の3畳一間の安アパートに彼が来たり、時には私が横須賀の彼の実家に泊まりがけで遊びに行くなど、かけがえのない親友としてのつきあいをしていたものです。(彼のご両親には随分とお世話になりました)

「すっかりご無沙汰して…、どう、元気にしてる?」
そう云う彼の声は、いかにも彼らしく明朗で溌剌として、あの頃の声とさほど変わるところがありません。
「いやいや、懐かしいな」と早速、互いの近況を述べ合います。

定年退職後の仕事のこと、現在の健康状態、家族のこと、そしてあの3月の大震災当日のことなど…。40年の年月を瞬時に遡り、まるで学生時代のように止めどなく二人の会話は
弾みます。
そしてひとしきり話が済んだところで、彼がこう切り出したのです。

「ところで、実は、Hが亡くなったんだってよ」
Hとは同じ大学の同級生で二人の共通の友人です。鹿児島県の出身らしく気っぷがよく、仲間の誰よりも、酒、タバコ、麻雀に強く、女性にも(多分)もてました。そのくせ優しい目をした、とてもシャイな男でした。

「なんだって!」
「今朝、Hの奥さんから自分の職場に電話がかかってきてね、彼があっけなく心筋梗塞で逝ったと云うんだ。5月27日だったというから奥さんもさぞかし大変だったろう」
驚きました。あのHがもうこの世にいないなんて。

Hとは同じ九州なので、20年以上も前のことですが、私は鹿児島、Hは大分へと、互いにマイカーで子供連れの家族旅行をしたことがあります。私たちの鹿児島旅行の折は、Hと奥さんには心からの歓待を受けました。ところがここ数年、いつの間にかHからの年賀状が途絶えて、私の出した年賀状が転居先不明で戻ってくるようになっていました。

そこで、旧友の携帯電話の着信履歴から、Hの奥さんの電話番号を教えて貰い、早速、私はお悔やみを述べるために電話をしました。
けれども、どうしたことでしょう、何度かけても繋がらないのです。

「この電話は、現在、お客様の都合で…」


plaisir874 at 21:46│ 日記 
スマートフォンに替えました母を送りました