2017年09月10日

昨日はドラえもんが終わってから22時過ぎに眠ったが、1時頃汗だくになって一度起きてしまい、Tシャツを着替えて再度目を閉じて4時半に目が覚めた。
僕は細切れに眠っているようだ。しかし具合はよくなっているようだ。
体温を計ると、熱は下がっていた。
もしかしたら薬が効いて来たのかもしれない。

僕はオレンジ味のキャンディーを口に放り込む。
6時の散歩の時間が来るまではベッドの上で静かにしている。
イヤホンで「真心ブラザーズ」を聴いている。
今まであまり人に言ったことがないが、僕は真心ブラザーズのドラマーが大好きだ。
ドライで小気味よく、快活で饒舌。
テクニカルでありながらも、歌ものにもずばりと合わせてくる。

これまでの自分のドラミングにもかなり影響を及ぼしていると思う。

しかし、今まで真心のドラマーが一体誰なのか調べたことはなかった。
多分、真心のお二人が気に入った何人かが叩いていているのだろうなと勝手に思っていた。
そしたらひょんなことからひとりの人が叩いていることを知った。
先日そのご本人にお会いしたのである。
須貝直人さん。
そういうわけで改めて真心ブラザーズを聴き直すが、やはりドラムが最高に気持ちいい。
実際に叩いている人を知ってから聴くと、キュートにも感じる。
とてもいいなぁ。

6時になって散歩する。
今日も世界はまことに美しく、とても清々しい。
ん?そういえばお腹がそんなに痛くないような気がする。
前傾姿勢にならなくても歩けるし、お腹にズンズン響く感じもない。
これは多分薬が効いているのだ。
間違いない。

主治医の先生が病室を訪れる。
僕は状況が好転していることを告げる。
それを先生は嬉しそうに聞いてくれる。
「よかった。このままさらに様子を見ましょう。明日採血してデータを取ってみるね。」
「わかりました。注射はあまり得意じゃないけれど。」
子供じゃないんだからと先生は笑いながら退室した。

それが午前中のはなし。

談話室に行ってみると新しく入って来たと思われるおじさんがテレビを見ていた。
おじさんといえば僕もおじさんなのだが、入院しているのはおじいさんばかりなので、僕は自分が若いのではないかと錯覚し始めた頃であった(苦笑)
おじさんは小柄で痩せていて、髪の毛は短く真っ白だった。多分僕より少し年上くらいだろうか。他の患者さんは病院から支給されたブルーの寝間着を着ているが、彼はアメリカンなTシャツを着て派手なジャージをはいていた。ちなみに僕もTシャツにジャージという格好だったからお互いに目線を交わすことになる。
おじさんはテレビを見ながら電話をかけていた。
「ええ、スケジュールはそのまま続行していただいてかまいません。僕は行けませんが、ええ入院しているのでね、しかしうちのものが同行しますから問題はないはずです。はい。料金的な部分は先日打ち合わせたとおりで結構です。ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。」
彼は別のところに電話をかけると同じようなセリフを繰り返し、次に電話をかけると、
「話はついてるからきちんとやってくれよ。俺がいないと物事が進まないんじゃ意味がないからな。」とテレビを見ながらいい、電話を切った。
多分何かの会社の社長さんなのだ彼は。
なんとなく水をあけられたような気分になった。
僕がどこかに電話するにしても、せいぜいリハーサルの日取りを代えてもらうくらいである。
誰かに指示を飛ばしたりするような用事はない。

看護師さんが点滴のパックを取り替えるためにやってきた。
「ここでやっちゃいますよ。あら?チューブの中の血が固まって来たのかしら、液の動きが少し遅いわね。立井さん、針を入れ替えるからこっちに来てください。」

僕の腕には注射針が刺さりっぱなしになっており、そこから短いチューブが出ている。
点滴するときや抗生剤を投与する時は、そのチューブに接続するのである。
しかし血が逆流したりするのでがチューブの内部が少し汚れて来たようだ。
右手に刺さった注射針を抜き、左側に新たに刺す。
針が刺さる時、ちくりと痛みが走る。
その瞬間ドキッと心臓が萎縮する。
やっぱり僕は注射があまり得意ではない。

閑話休題。
僕は手首や指に装飾品をつけるのが好きだ。
若い頃はブレスレットやミサンガや指輪などをじゃらじゃらとたくさんつけていた。
しかし、ドラムを叩く時にそれらは非常に邪魔になる。
場合によってはブレスレットや指輪の隙間にスティックが引っ掛かってプレイに支障をきたすこともある。
だから演奏する時にははずすわけだが、元々僕は几帳面な性格でないため、はずした装飾品をやたらとなくすのだ。
今までに一体いくつの指輪とブレスレットとネックレスを失ったか見当もつかない。
そういうわけで、僕はここ十年くらい、装飾品をつけることを自粛している。

今、左の腕には注射針と短いチューブが接続されている。そしてそれは点滴のパックへと繋がっている。
じっと見ているとなんだかかっこよいような気もしてくる。
例えば攻殻機動隊のように身体の一部がサイボーグ化しているようにも見えるし、エヴァンゲリオンのアンブリカンケーブルのようでもある。またはエルガイムの有線キャノンだとか、仮面ライダースーパーワンのファイブハンドだとか。

まったくねぇ。考えることが子供なのだ。
まあでも点滴しているだけなのに、これだけ楽しめるのだから我ながら楽天的なんだなぁとも思う。

夕方小田急線が燃えたというニュースを見た。
電車が通過するポイントにある格闘ジムから出火し、そこから電車の屋根に火が燃え移ったのだそうだ。
今の僕は電車に乗らないが、結構一大事だよなと他人事のように思う。

しかしそろそろ普通の生活に戻りたいなぁとも思う。なにしろもう退屈なんだ。

エルガイムか。僕はガンダムも好きだったが、エルガイムもザブングルもダンバインも大好きだった(全部ロボットアニメです)
主題歌のレコードも全部持っていた。
大体B面(終わりの歌)がいいんだよな。
退院したらサンライズのファンクラブに入ろうかなと真剣に考えてしまった。

それが午後のはなし。

夜は音楽を聴いて、またドラえもんの映画を見た。

まったく、子供じゃないんだからねぇ(苦笑)

この記事へのコメント

1. Posted by shinochi   2017年09月19日 12:59
お体大丈夫ですか?
更新がないので、密かに心配しておりました。
ハナちゃんの記事にちょっと驚き、その後の記事でびっくりしました。
古いものは危険ですよ❗️
もう退院されたのでしょうか?それともまだですか?
お大事にしてください。
2. Posted by みきや   2017年09月23日 13:19
shinochiさん>ご無沙汰してました(苦笑)現在はもう退院していますよ。日記の続きで書きますね。もう痛んだものは食べないようにします(笑)ありがとうございます。

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