2007年01月30日

美しいもの

もしかして、よく言われていることなのかもしれないけれど。

美しいものとは、ある純粋な思考や哲学で貫かれた存在のことを言うのではないかとふと思って、あれこれ考えてみたらけっこううまく説明できるように思えた。
あるいは、純粋な思考や哲学が目に見えるものとして存在し得た状態、と。

美しい造形物、美しい動き、美しい文章、美しい数式、そして美しい人など。

すべからく全てのもののその出発点は、ある純粋な思考や哲学ではあって、だけれども、その思考とか哲学が何か現実世界のものにそのかたちを変えていくときに、その純粋なままで在ることができるかどうか。それはとてもとても難しいことだと思う。現実というのは、純粋なものが純粋なままであることを阻もうとする。現実的制約やら、人の思惑やら何やかやで。
純粋さを保てなくなれば、美しさは損なわれる。


そして、そう考えると自分が美しいものが好きな理由がしっくりして、だからこそやっぱり僕は美しいものが好きなんだなと納得した。


純粋に、シンプルに、超然と存在するもの。

planke at 23:58│Comments(4)TrackBack(0) なんとなく思う 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by nobe   2007年01月31日 06:59
少しずれるけど、
We must change to remain the same.
とも関わることなのかも。。。

あと、「ある純粋な思考や哲学」の、特に「ある」の部分が何なのかということも重要なのかと思いましたわ。
2. Posted by oki   2007年01月31日 10:31
>nobeさん

>少しずれるけど、
>We must change to remain the same.
>とも関わることなのかも。。。

うん。これは書いていて僕もそう思いました。
純粋なままであることを阻もうとする現実に対抗するために変わる、と。

>あと、「ある純粋な思考や哲学」の、特に「ある」の部分が何なのかということも重要なのかと思いましたわ。

ある、の部分かー。
芸術だと「深淵」とか「高尚」とか、って言葉がはまるのかもしれないけど、人だとその限りではないような。「素朴」だとか「自然」だとか、もっと単純なものでもあり得るんじゃないかと。
いずれにせよ「深みのある」とかそういうことなんだろうな、と思います。

言葉の使い方とか意味の正確な表現がもっとうまくなりたいです...。
3. Posted by yashy   2007年01月31日 12:41
ひさびさに日記書いてると思ったら何かいいこと書いてますねw
個人的には「超然と」というのが気に入りました。
知ってるけど普段あまり遣わない言葉なので。
4. Posted by oki   2007年01月31日 19:06
>yashy

お。珍しくコメントありがとう。

>ひさびさに日記書いてると思ったら何かいいこと書いてますねw

そりゃどうも(笑)。

「超然と」なんて僕もめったに使いませんよ。響きが仰々しいから。
だけど、だからこそ言葉の意味にはまっていて、ここぞで使いたくなる言葉です。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔