2019年05月05日00:23

Ahwooo「おにがしま」の戯曲を読みました。(中嶋)#あうみか

中嶋です。

「あうみか#1」の大阪公演まであと5日。

今回はAhwoooの「おにがしま」の話をしたいと思います。

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先日、Ahwoooの中野そてっつより、台本の第2稿を頂きました。
第2稿と言っていましたが、実際にデータを開いてみると第4稿と書かれてあるので、実際は何度も何度も手を入れては直し、を繰り返しているのだろうと思いますし、これを書いている今も、どんどん作品進化していっているのだろうなと思います。

中野さんはいつも、平穏な暮らしの中の息苦しさを描きます。
その原因は社会情勢ではなく、正義と悪でもなく、いつだって、目の前にいる、人。
今目の前にいるあなたと私はどうして分かり合えないのか?ともがき、時におかしな行動をとったりします。

今回の「おにがしま」もそうです。

中野さんのホンの面白いところは、このおかしな行動が「気がついたら」そうなっている、というところにあります。登場人物も無自覚だし、観客も知らないうちに船に乗せられます。

きっと、Ahwoooのお芝居が好きな人や、Ahwoooの作品に出たいという俳優の皆さんはきっと、いつの間にかどこかに連れていかれるこの感覚を楽しみにしているんじゃないかと思います。少なくとも私はそう思っているファンの一人です。

しかし、そこは決して楽しい世界ではないのですね。
Ahwoooらしく、絶対に(見えない)首輪で繋がれるし、その首輪がなんせキリキリと締まる。
この首輪の正体が何なのか。鬼なのか犬なのか?いいから饅頭くれよわんわん。
旅の途中で見つかればハッピーエンドが迎えられるかもしれませんが、まあなんせ嵐とかきますし、
中野さんはそう簡単に教えてくれません。登場人物が、俳優が、人生の最後までのたうちまわりながら探すことになります。

そこで「目の前にいるあなたとどうしてわかり合うことが出来ないのか?」という問いに戻ってくるのですが、この部分に関しては、実際に戯曲をお互いに書き始める前によく話をしたというのもありますが、私と中野さんはとても近い見解を持っているのではないかと思っていて、偶然にも私たちの「イオンでいいや」と同じ方向性を示しながら幕を降ろします。これ本当にたまたまなんですけど、そういう意味もあってラストは特に興奮します。

とはいえ、戯曲は戯曲なので、実際に舞台で見られるものがそうとも限りません。こういってる今もどんどん進化を続けているのだと思います。読んだ印象を大事にしながら、本番の日を楽しみにしたいと思います!!!!







plasmamikan
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