2020年09月23日08:08

「エンゲキの危機」(寺川)

プラズマみかんファンの皆様、お初にお目にかかります。
神戸で蠢いてます “劇団風斜” の寺川昌宏と申します。
この度、ご縁ありまして、プラズマみかんさんの「ワーニャのパンツと洗えない」に出演させていただくこととなりました。
そして、通過儀礼の一環として(笑)、ブログ書かせていただきます。

まだまだ以前のような環境に戻せてない演劇界隈。我々もマウスシールドをつけて稽古してます。しかし、違和感はまだまだ拭えません。
で、「この違和感は何やろ?」と考えてたところ、かつて流行った「KY」なんて言葉が浮かんできました。
一般的には「(場の)空気を 読め」等の意味で使われてた「KY」。
でも僕的にはこれを「(相手の)“呼吸”を 読め」と解釈してみました。

通常、喋るためには吐く息を使いますよね。
てことは、喋るためには息を吸わなきゃならない。
そして、喋るためには、喋りたくなるほどの感情の高ぶりがなきゃならない。
つまり人は、感情の高ぶりに乗せて息を吸いお喋りするわけです。だから、息の吸い方には『喋る人の感情が現れてくる』わけです。

一方、聞く側は、喋ってる側の息の吸い方や表情から相手の 感情 を、喋った言葉から 情報 を得て、それらを総合的に勘案して相手の 意図 を想像しています。

ところが最近、マスクやシールドの着用によって…
・喋る側は、思ったような呼吸ができなくて、感情の高ぶりも制限されてしまってる
・聞く側は、それこそ相手の呼吸が読みにくくなって、感情の読み取りに不都合を生じてる
…ように思えるのです。
日常でこれですから、呼吸をよりダイナミックにより緻密に扱う演技にとっては、コミュニケーションが取りづらい…正に大問題なわけですよ。

演劇に限らず、ライブの良いところは、舞台に立つ表現者の感情を呼吸を通して、共演者は勿論お客様もライブで読み取って呼応するところにあると思うんです。

今回の公演、対策を徹底してる分、以前ほどではないかも知れませんが、役者たちの呼吸を聴きに来てください。我々も精一杯呼吸して演じていきたいと思います。
そして、呼吸に呼応して心が揺さぶられる楽しさをお互いに再認識してみたいと思います。


[寺川昌宏扱い 予約フォームはこちら]
https://www.quartet-online.net/ticket/plamika11?m=0bcbjde

plasmamikan
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