2022年10月23日12:00

『潔白なセイレーン』終演の御礼と小道具創作ノート(せせらぎ)

ご無沙汰しております、プラズマみかんのせせらぎです。
9月2日-4日に布施PEベース様で上演いたしました『潔白なセイレーン』が無事に幕を開け・降ろしてから早くも1ヶ月経ちました。
早い…ぞっとするほど時間が経つのが早い…
改めて皆様に終演のご挨拶と応援いただきました御礼を綴らせていただきます。
本当にありがとうございました。

今回はWEBアンケートも取り入れたこともあり、より多くの感想をいただけました!
内容についてや初挑戦の同時手話通訳公演についてのご意見、どれも貴重で「やってよかった」・「次はこうしていこう」、そういう次に向けての足場が見えたような、そんな思いです。
ご感想を寄せてくださった皆様ありがとうございました。
舞台の内容についても、改めて『舞台を観る目線』の多彩さを感じ、時期が時期ならアフタートークなどで観客の皆さんと話せたらよかった…!と思う次第です。作り手の無意識・意識、観客の気付き・考察、今回の公演はよりそういったことが作品にも観ていただいた方のアンケートにも表れる裾野の広い作品になったなと思います。
改めまして、本当にありがとうございました。

今回の公演は配信(※10月20日(木)〜11月30日(水)まで)もいたしております。
配信は舞台手話通訳付きの千秋楽公演と、手話通訳なしの9月4日(日)11時半公演をご覧いただけますので是非プラズマみかんのオンラインストアで配信チケットをお買い求めください^^b

🏠 https://plasmamikan.stores.jp/ 🍊


さぁまだまだ終わらない『潔白なセイレーン』、その世界を彩った小道具を本日はご紹介します!
観ていただいた方もこれからの方にも楽しんでもらえたら幸いです♪

まずは漫画家サザエが弟のカツオと過去の名作の不適切な表現(人を傷つけたり不快にしたりする表現)を適切な表現(人を傷つけない安心安全な表現)に書き換えを行うシーンで出てくる海の生き物たち!(どういうこっちゃ!?って思った方は、是非配信でどんなシーンか確認ください^^)

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スライド2


海の生き物たちの被り物の素材は段ボールです。後ろはゴムにしていてかぶる感じです。
作成時のこだわりは何といっても色付けを『アクリルガッシュ絵具』を使用したことですね。乾きやすく、滲みにくい。また、おでこにイラストではなくくりぬき型にしたのは、カニの鋏を人間の手でやりたかった一心です。浦長瀬さんが上手にバルタン持ちしてくれました^^
しかし、大先輩の条さんにこんな被り物をお願いしちゃって、改めて見直すと貴重なシーンに!

スライド1


そして手に持っているのがサザエの修正原稿。『天才バカボン』を修正しているのを海の生き物たちが分かりやすくやって見せてくれてます。
これも四苦八苦した、いやこれが一番四苦八苦。最初、磁石の力でくっつけようとしたのですが、修正後のイラストの素材が柔らかいのか、芝居の中でくっつけるのは鬼難しく剥がれ続けていました。
最後の手段は毎回養生テープで貼り付け、剥がし、破れた個所は塗りなおし修正する、という手間のかかるもの。ですが、やりたいを叶えるために毎ステージ直しました。本番中の袖へのデリケートなプリセットと壊れの修正、演出助手の大妻さんがいなければ叶わなかった。本当に感謝してもしつくせない。。

お次はサザエさんの家族のお面をつけた人物たちが出てくるシーン。
これは漫画のシーンの再現になっていて、お面人物以外に効果音係がいます。

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スライド3


漫画を再現なので、お面を付けた俳優たちは正面を向き続けないといけないわけです。視界が悪くても下目で足元を見つつ、ずっと正面向きを意識する俳優たち。楽し気なシーンの裏の大変さ。
この小道具はサザエお面は中嶋さん作、効果音札は浦長瀬さん作。そしてこのシーン、創作最中にサザエたちのお面がいるのでは?と言ってくれたのは宮崎さんアイデア。総力戦でできたシーン。
ただこの画像だけでは分かりませんが、実はこのシーンは明るいシーンってわけじゃないんですよね。重たいシーンこそ軽い小道具を使用する、ちぐはぐな組み合わせというのは小道具作りでこだわっている部分でもあります。例えば人がたくさん死ぬシーンで出てくる凶悪兵器とあったら『豆鉄砲』を小道具として提案します。核兵器を作って舞台で起こる残虐さをそのまま表現するのも一つの手段かなと思うのですが、『打つ』『多くの人が死ぬ』は変わらないのならそのフォルムはリアルなものよりどこか『それで!?』という非現実さを入れたくなるというか。そういうのを面白いと思ってしまうので私の作る小道具は『買えば早いやん!』みたいなものも手作りしていたりするという。そういう諸刃でもあっていやはや、演出のシマコには毎度小道具作りで挑戦する度に根気強く信じてまかせてくれるから本当にありがたい。。

ひぃ、長くなってきた!ので、今回のブログでは小道具紹介はここまで!
まだまだあるこだわり小道具、次回は11月頭に再び小道具紹介△箸靴謄屮蹈阿膨屬蹐Δ隼廚い泙后

お別れはこの画像で、『猫長瀬さん』!(※マスクで作った魚咥え鼻口)

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