3月12日 Functioning Perfectly
だとしたらそんなに尊厳否定でもなかったのだろうか。
再び『アリとキリギリス』についてなのですが、
そういえば、前回の想定どおりこのアリが働きアリなのであれば
夏場にキリギリスがアリに向かって放った軽口、
「真面目に働くなんてバカバカしい」という文言が持つ意味合いが
ちょっと、いやかなり変わってくるのではないか、と思うのです。
普通の人間の労働者に対して「働くなんてバカらしい」と言うのとは
明らかにその重みが違う。なんせ働きアリなのだ。
働くために生まれた、働くことだけが存在意義の生き物なのだ。
そんな相手に向かって「働くという行為そのもの」に唾を吐くというのは
アイデンティティの否定、尊厳を著しく傷付ける行為だと言えるのではないだろうか。
画家に対して「芸術という概念そのもの」を無価値だと言うのと同じかそれ以上の大問題発言だ。
アリはこんなことを言った奴をよく許して助けてやったものだと思う。
普通なら言われた瞬間に「一生許さない奴リスト」に入れて
助けを求めてきても「いい気味だ」と追い返すだろうし、
なんなら軽口を叩かれた直後に殴り掛かっていても不思議ではない。
それぐらいの暴言だ。アリはなぜ我慢できたのだ。
このエピソードが物語化されることをアリは予見していたのだろうか。
今我慢すれば後世に善の存在として取り扱ってもらえる、と思って耐えたのだろうか。
そういう知恵が、もしくは勘が「働いた」のだろうか。
働くことしかできなくてもそういう感じで意外と柔軟にいろいろやれるのだろうか。
だとしたらそんなに尊厳否定でもなかったのだろうか。
再び『アリとキリギリス』についてなのですが、
そういえば、前回の想定どおりこのアリが働きアリなのであれば
夏場にキリギリスがアリに向かって放った軽口、
「真面目に働くなんてバカバカしい」という文言が持つ意味合いが
ちょっと、いやかなり変わってくるのではないか、と思うのです。
普通の人間の労働者に対して「働くなんてバカらしい」と言うのとは
明らかにその重みが違う。なんせ働きアリなのだ。
働くために生まれた、働くことだけが存在意義の生き物なのだ。
そんな相手に向かって「働くという行為そのもの」に唾を吐くというのは
アイデンティティの否定、尊厳を著しく傷付ける行為だと言えるのではないだろうか。
画家に対して「芸術という概念そのもの」を無価値だと言うのと同じかそれ以上の大問題発言だ。
アリはこんなことを言った奴をよく許して助けてやったものだと思う。
普通なら言われた瞬間に「一生許さない奴リスト」に入れて
助けを求めてきても「いい気味だ」と追い返すだろうし、
なんなら軽口を叩かれた直後に殴り掛かっていても不思議ではない。
それぐらいの暴言だ。アリはなぜ我慢できたのだ。
このエピソードが物語化されることをアリは予見していたのだろうか。
今我慢すれば後世に善の存在として取り扱ってもらえる、と思って耐えたのだろうか。
そういう知恵が、もしくは勘が「働いた」のだろうか。
働くことしかできなくてもそういう感じで意外と柔軟にいろいろやれるのだろうか。