1月18日   Before Benefit

勝手のわからない土地に参入するよりはいいのかもしれない。


近所の空き地に重機が入って建設工事が行われていました。
ほう、何か建つのか、ここはかれこれもう丸二年くらい空き地のままで、
てっきり放置され駐車場代わりに使われるお決まりのコースだと思っていた、
何が建つのだろう、空き地になる前は大手チェーンの飲食店で
僕もよく来ていたから無くなったときは悲しかったな、
またそういう気軽に行けるタイプの飲食店だと嬉しいな、
コンビニでもいいけど既にすぐ近くにあるからそんなに有り難みはないし、
スーパーやドラッグストアを建てるにはちょっと敷地が狭すぎるかな、
まあ、これもいつものパターンではあるが、
あまり期待しすぎるとただの住宅だったり
僕とは縁遠い店だったりといったものになってしまったときのガッカリが大きいので、
程々に楽しみにしつつ経過を見守ることにしよう、と思った次第です。

ぶっちゃけ一番嬉しいのは空き地になる前にあったのと同じ店がまたできることだが、
その店は潰れたのではなく別の場所に移転したために無くなったので、
わざわざ更地にまでしておいて二年後にやっぱりもう一回建てて出店というのはちょっと考えにくい。
それは縁遠くない店だが経営サイドの思考回路が僕と縁遠すぎる。怖くて行けない。

1月17日   Tumbling Eggs

何の話だ。


ソースカツ丼が名物の食堂で、裏メニューから人気になったという
「醤油カツ丼」についての記事をネットで見ました。
ソースではなく醤油をベースに使った和風ダレに
一口サイズのカツをくぐらせてごはんに乗せたものであり、
温泉卵をトッピングするとさらに美味しい、と書かれていたのですけれども。
ふむ、確かに美味しそうではあるが、
しかしそれはもうソースカツ丼の変化形というより
ノーマルの卵とじカツ丼にむしろ近いのではないか。
なにせ醤油で卵なのだ。これはノーマルカツ丼の根幹を構成する要素だ。
卵でとじているわけではないしカツも一口サイズだしで
確かにソースカツ丼っぽい要素も残ってはいるが、
しかし味の基礎部分が完全にノーマルカツ丼寄りなのだから
この醤油カツ丼の親権がどちらにあるかDNA検査で争ったなら
ノーマルカツ丼のほうに軍配が上がるのではないかと思う。

いや、ノーマルカツ丼とソースカツ丼は別に争っているわけではないから、
たとえるなら、ずっと田舎の小さな村でソースカツ丼に育てられていた醤油カツ丼が
あるとき何かのきっかけで世界に憧れを持ち、旅立ちたい旨をソースカツ丼に告げたところ
「やはり血は争えないな」って本当の親である英雄ノーマルカツ丼の話をされる、という感じかもしれない。
そういう冒険譚の序章を今まさに我々は目撃しているのかもしれない。

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