9月16日   Charged Spec

魔性。


近所に飲み物の100円自販機があります。
筐体側面に蛍光色でデカデカと「100円」の文字が直接塗装されており、
遠くから見ても「どうやらあそこにステキな機械があるな」とわかる仕上がりなのですが、
残念なことに実際に陳列されている商品はほとんどが100円ではなく
110円以上の値段が付けられているものばかり、という現状になっています。
看板に偽りありとはこのことだ。
最初に設置して「全品100円で売ろう」って決めた頃に比べ
当然消費税や物価も上がっているのだろうし、
ペットボトルやらちょっとリッチな缶コーヒーやらといった
普通の缶ジュースと同じ値段では売れない商品も増えているだろうから、
100円ではない商品が1つ増え2つ増えと漸増してしまうのはやむを得ないことではあるのだろうが、
だとしてもその割合が全商品の半分を超え7割に迫ろうとしている今、
もはや「100円」の看板は誇大広告とすら言えるのではないのではないか。
正直に「110円自販機」を名乗れば良いのに。
そうなったって周りの他の自販機と比べたらずっと安いし、
嘘をついていないという事実が加わることでさらに魅力的になるのに。

ただ、その自販機でなぜか売られている
200円のエナジードリンクが持つ背徳感ゆえの魅力はほんの少し薄れる。
100円を名乗る自販機でわざわざこんな2倍の値段の物を買うなんて、というイケナイ感覚は
その倍率が2倍を切ることで僅かに少なくなる。もどかしいところではある。

9月16日 確固として決まってるのかそちらの業界では

「外壁をリフォームしたいなあ」 
「だいぶ塗装がハゲてきてるもんなあ、でも地のコンクリートの色と混ざり合って
 わりと格好いいハゲ方だぞ?ブルースウィリスまでは行かないけどジダンぐらいには格好いい」

尺度がよくわからない。

9月12日   Damon Core

何の話だ。


「放火魔」「切り裂き魔」「盗撮魔」などといった具合に
犯罪者を表すとき「魔」という呼称を使うことがありますが、
そういえばそんな中にあって、殺人だけは「殺人魔」とはあまり言わず
専ら「殺人鬼」と呼ぶなあ、とふと思った次第なのです。
なぜだろうか。殺人は最も凶悪な犯罪だから「魔」より格上の「鬼」を使っているのだろうか。
いや、放火や切り裂きが結果として殺人に繋がってしまうことは容易に想像できるし、
実際に刑法でも放火は殺人と同じかそれ以上に重い罪とされているから、
罪の重い軽いの度合いで決まっているとは言いがたい。
それに、そもそも「魔」より「鬼」のほうが格上というのもどうなのか。
確かに鬼のほうが字面のパッと見は強そうだし怖い気もするが、
しかし地獄の「鬼」から見たら上司にあたるであろう閻魔大王は「魔」なのだから、
これも一概に怖さの度合いで格が決まっているとは言えないだろう。
いったいどうして殺人だけ「魔」ではなく「鬼」が使われているのだろうか。
「殺人魔」や「放火鬼」「盗撮鬼」という呼称でも別に支障は無いのではないか。

性犯罪者や性欲異常者の人を「色魔」と言うが、
これが「色鬼」ではいけないのはなんとなくわかる。
それだと特殊ルールの鬼ごっこのようだからだ。楽しいやつだからだ。
「公園で近所の子供たちに混ざって色鬼をやった」というおじさんが
可哀想なことに即座に通報されてしまうのだ。元々の意味でも結構ギリギリではあるけどもだ。

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