2003年05月

5月31日   Amazon

手続き。


土地区画整理のために、僕の棲んでるアパートの住所が変わるんです。
アパートの位置は変わりませんが町名や地番が変わるので、
金融機関だとかに住所変更の手続きをして回らねばなりません。難儀です。

公共機関やライフラインへの手続きはともかくとして、
何より面倒なのはネット通販の変更手続きです。
地方在住人の常としていろんなものをネットで買ってますから
いちいち全部の登録情報を弄って回る必要が出てくるのです。
こんなネガティブな全国行脚もなかなか有ったもんじゃありません。

そんなわけでブックマークの通販フォルダを見てうんざりしているところです。
いえ、登録数の多さではなく、対象物のインドア臭さを改めて実感して。
本とゲームと酒しか買ってないじゃないかこのオットコマエめ!


5月30日   Marionette

やるんじゃなかった。


会話を、それも見知らぬ相手との会話を盛り上げるというのは
ともすれば並ぶものが無いほどに酷く難しいことでありますが、
しかし話術を探求する者としては避けて通れない道でもあるのです。

会話において下手を打ってしまえば、不適切な発言をしてしまえば、
楽しく発展させられる会話の場も針のムシロと化してしまいます。
居ながらにして心理的に取り残されてしまうのです。
捨て犬や捨て猫のように取り残されてしまうのです。

会話を盛り上げるためにはやはり面白いことを言うのが一番でしょう。
斬新で、知的で、キレの良い笑いを。
かつ少しの品の無さを含ませることで、親しみやすい笑いを。たとえば。

「アジャンターSEXシーン!」

居ながらにして心理的に取り残されてしまうのです。
チロルやトリエステのように取り残されてしまうのです。


5月29日   Recycle

時事オチ。


三食のうち一食を日本食に→バランスのいい食生活です。

三食のうち一食をサプリメントに→褒められたものではありません。

三食のうち一食をプチシェイクに→ダイエットできます。

三食のうち一食を自炊に→家庭的に見えます。

三食のうち一食を御粥に→お大事に。

三食のうち一食を吉牛に→単身赴任です。

三食のうち一食をニンニクに→嫌われるでしょう。

三食のうち一食を野草に→哀れまれるでしょう。

三食のうち一食をハクビシンに→取材がいっぱい来るでしょう。


5月28日   Ding Dong

エネルギー保存の法則。


中学くらいの理科で出てきたエネルギー保存の法則。
運動エネルギー・位置エネルギー・熱エネルギーなど
エネルギーは多くの形態を持っているのですが、
これらの総和は常に一定であり、つまり何らかの仕事に使用されたエネルギーは
別のエネルギーに姿を変えて存在し続けている、という法則です。
文系学徒なのでこの説明にも自信がありません。違っててもつねらないでください。

つまり、我々がボーッとゲームしたりネットしたり懐妊したりして
「なんと無為に時間ばかりが費やされていることか」などと感じていても、
実際にはそこに費やされたエネルギーに相当する量のエネルギーを持った
何かが生まれているということになります。

とすると、この日記を書くのに費やされたエネルギーも消滅してはいないのです。
さればいったい、何処へ。
日記を書くために消費された時間とキロカロリーはいったい、何処へ。
それほどのエネルギーが姿を変えているのならこんな駄文ではないはず。
全ての人に感動と笑いと偏頭痛を与える文章が書けているはず。

前提:物理法則にのっとり全てのエネルギーの総和は一定である。
前提:この日記を書くのにも多くのエネルギーが費やされる。
前提:にも関わらず出来上がった日記からはエネルギーの欠片も感じられない。

結論:僕は物理法則を超越している。ってええー!(ノリツッコミ)


5月27日   Key to My Heart

一応満漢全席の食材だそうですよ。


SARSの原因がハクビシンかもしれないと言われていますね。
ハクビシンってあれですよ、イタチに似た妙チキリンな動物。
そのハクビシンからSARSウイルスに似たコロナウイルスが検出されたそうです。

こんな仮説が広まってしまうと、万一それが間違っていたとき、
ハクビシンとSARSには何の関連も無かったと証明されたときが大変です。
いわれの無い風評被害を受けたとしてハクビシン業者が激怒。
ハクビシンを扱う問屋が潰れたりハクビシン愛好家が訴訟を起こしたりと大わらわ。

O-157のときにカイワレを、狂牛病のときに焼肉を食べてみせたように、
今回はSARSの安全を宣言するためにハクビシンを食べる坂口厚生労働大臣。
しかも踊り食いで。しかも踊り食いで。しかも踊り食いで。(三回)


5月26日   Hope Town

あるんだなあ。


苦心のあまり号泣しながら課題レポートを書き上げた午前5時、
朝御飯くらいはガッツリ取ろうと近所の吉野家へ向かいました。

学生街ともあって深夜にも客足の絶えない吉野家ですが、
さすがに夜明け早々はガラガラです。
いつになくゆとりを感じさせるU字テーブルにつき牛丼が出てくると、
僕は上品この上ない感じに貪り始めました。

その時です。切羽詰ったような表情をした青年が一人入店してきました。
そして持ち帰りコーナーに向かって「大盛りネギだくギョク」と言い放ったのです。
あの口調で。ゴノレゴでお馴染みのあの口調で。

たぶんなんかの罰ゲームなんだろうな、などと笑いを噛み殺しつつ、
稀有な状況に遭遇させてくれた課題レポートに
感謝の祈りを捧げたりするのでありました。明日もいい日でありますように。


5月25日   The Lonely Rhythm

三大。


「三大○○」「三○○」と称されるものは数えるのが不可能なほど存在します。
やはりまとめる上でキリがいいからでしょうか、
それは規模が世界的であれ局地的であれ変わりません。

たとえば思いつくものをざっと挙げていくだけでも、
世界三大珍味(トリュフ・キャビア・フォアグラ)、
日本三大珍味(からすみ・このわた・うに)、
日本三景(松島・宮島・天橋立)、
世界三大夜景(香港・ナポリ・函館)、
三都物語(神戸・大阪・京都)、
世界三大聖人(キリスト・釈迦・孔子)、
世界三大美女(クレオパトラ・楊貴妃・ヘレネ)、
中国三大悪女(呂后[漢]・則天武后[唐]・西太后[清])、
スクウェア三大悪女(リノア[FF8]・ヨヨ[Bahamut Lagoon]・アリシア[Live A Live])、
京都三大祭(祇園祭・葵祭・時代祭)、
三人祭(石川・加護・松浦)、
森三中(大島・村上・黒澤)、
などなど、枚挙に暇がありません。

しかし「三大○○はこれとこれとこれ」とばかりに、
誰かが三つ選んだからこそこうして三大○○が流布しているのでしょう。
なら僕が勝手に何かを三つ選出し声高に「三大○○だ」と宣言すれば、
意図的に三大○○をこしらえることができるかもしれませんね。
三大ジゴロは「僕・石田純一・嘉納治五郎」!

広く受け入れられる、というのも三大○○の条件だと思いました。


5月24日   Battle Field

エスビー食品が製菓業から手を引くそうですね。


エスビーといえば「インド人もビックリ」のフレーズを生み出したことで
あまりにも有名であり、その実主要産業はカレーなど香辛料なわけですが、
製菓業においてもそこそこの人気商品を抱えていました。

もちろんカルビーや湖池屋に比べれば見劣りもしますが、
控えめな中に魅力を見出す商品がいくらもあったのです。
その一番手はなんと言っても「8分の5チップ」でしょう。

一番手の名前からして控えめですね。


5月23日   Wheel of Fortune

製作サイドの意図が掴めない。


石川テレビ(フジ系)土曜正午0時から
1時間の情報番組「とくもり!元気王」。
石川県の気になるホットな情報を茶の間に届けてくれる番組です。
今週の目玉は「甘いもの特集:つぶあんvsタルト!」

異種格闘技か。


5月22日   Table Game

煙草と雑誌と。


夜11時以降も稼動する煙草の自販機が近所にあったのですが、
ちょっと前に撤去されてしまいました。
以来深夜に煙草が切れると遠くのコンビニへ行かねばならず、難儀しています。

僕はコンビニでレジ奥にあるもの(煙草、ホットフード、贈答品など)を買う際に
それ「だけ」を買うのがどうにも憚られてならない系の人です。
なのでコンビニで煙草を買うときには雑誌やらお茶やらをレジに持っていき、
「あくまでついでなんだよ」とばかりに煙草を注文します。
何かが恥ずかしいとかそういうわけじゃないんですが、
煙草だけ買うのが何やら妙なことに感じられてしまうのです。
だから今夜も煙草と雑誌をぶら下げて家路につくのです。

肌色の多い雑誌が部屋に増えてゆく言い訳じゃないですよ、決して。


5月21日   Wilderness

猫が。


僕の部屋から程近い場所に野良猫の集会場があるようで、
夕方になると複数匹の鳴き声がウャーウャー聞こえてきます。
サカリの時期は過ぎていると思うのですが、
高く間延びしている引き攣れたキャットヴォイスが大変かしましいです。

犬派か猫派かと言われれば猫派の僕ではありますが
(アウトドア派かインドア派かと言われればインドア派)
(米食派かパン食派かと言われれば米食派)
(山岳派かジロンド派かと言われれば山岳派)
夕方だけならともかく夜半に鳴き出されるとちょいと困ります。

できれば余所へお移り願いたいところなので
水入りペットボトルでも置いてこようかと思いましたが、
あいにく手元にあるペットボトルは醤油のものだけです。
しかも中身がまだ半分以上残っていますので、
猫の御機嫌を伺いに行くのはだいぶ先になりそうです。

もっと大人しい鳴き声になるように遺伝子を組換えてやりたい!(醤油だけに)


5月20日   Warm Love

売れないマジシャンみたい。


棚の整理をしていたら、いつどこで入手したものなのか
市販の花の種が一袋だけ出てきました。

その説明書きによると、この花は蒔時は春蒔と秋蒔の二通り可能、
箱蒔き床蒔きの両方に適し、やわらかめの土で育てるのが肝心とか。
何故かナス科の植物の跡地に植えられることを嫌いますが、
立ち枯れ病などに強くたいへん育て上げやすい花です。
色はパステルミックスの鮮やかな混合種、
花言葉は「美しい追想」となんともキューティ極まりない花のようであります。

品種名、アスター松本。

誰ですか。


5月19日   都道府県ディスカッション・県庁が有名編

あとは神戸とか金沢。


「お前の名前って横浜だっけ?」
「違うよ神奈川だよ」
「ああ、悪い、勘違いしてた」

「お前の名前って名古屋だっけ?」
「違うよ愛知だよ」
「ああ、悪い、勘違いしてた」

「お前の名前って津だっけ?」
「わざとだろう、それは」


5月18日   Last Judgment

やめときゃよかった。


『夏休みの課題図書がどれも驚くほどつまらなかったのも、
 文化鑑賞の名目で見せられた映画や演劇が眠気しか誘わなかったのも、
 全てその後に感想文が待ち受けているからである、と言って差し支えありません。

 それが課せられた義務だから退屈なのだ、という部分も確かにあるでしょうが、
 義務の中にも楽しいものはいくらもあるはずです。
 感想文の控えた行為はしかし、どれも間違いなくつまらないのです。

 ところが後々純粋な興味に基づく読書の対象物として課題図書を紐解けば、
 案外、いやほぼ確実に面白く読めるものがほとんどなのです。
 逆に普段から楽しんでいるもの、漫画やドラマなどに触れる際に
 「見終わったらこれについての感想文を書かねば」と心に置いておけば、
 きっと何も考えずに接したときの半分も楽しめないでしょう。
 実際、後に不安で嫌なことを抱えていてはエンタテイメント性も薄らいで当然です。

 だいたい感想文を書けと言う側は何を期待しているのでしょう。
 学校の推すものに対して「つまらなかった」「眠かった」などと書いたところで
 教師の心象を悪くすることはあっても利益などあるはずがありません。
 結局「感動した」「考えさせられた」「己を反省した」「カップが上がった」などと
 心にも無いことを書くしか道はないわけです。
 感想文を書かせる教育は小学校低学年から既に始まっていますが、
 それによって子どもが会得するのは自分の飾り方だけなのです。
 生の感想を隠せば隠すほど評価されるとは、とんだ感想文もあったものですね。』


という内容の感想文を昔書いたことがあります。
後日居残りくらって超書き直しさせられました。良い子は真似しないでネ。


5月17日   Utopia

就寝前の思考。


夜寝る前にいろいろなことを考えます。
今日一日の反省(活かされません)、
明日一日の予定(為されません)、
来たるべき未来への展望(叶いません)、
猥褻な妄想(総天然色)、といったことです。

そんなことを考えながらもいつの間にやら眠りに落ち、
翌朝になれば有益無益問わず綺麗さっぱり忘れているわけですが、
たまに思考が深く現実的な部分に及んでくることがあります。
そうなると面白いように目が冴えてしまい、
ある程度考えがまとまるまで眠ることができなくなってしまいます。

最悪の場合一睡もできずに朝を迎えることになり、
ようやっと眠気を催してきた身体を引きずって登校する羽目に陥ります。
すると自然講義中に睡眠態勢に入るわけですから、
大学にいるにもかかわらず猥褻な妄想(総天然色)が開始されてしまうのです。
教室移動だと?放っといてくれたまえ、立ち上がれるわけがないだろう!


5月16日   The Dreadnought

レタス。


レタスという野菜があります。
よくキャベツと混同され、「えー、どっちがどっちだっけー?」などと言う女性が
可愛く見えたり見えなかったりするあのレタスです。
あるいは「レタスが採レタスー!」などと言うおっちゃんが
可愛く見えたり見えなかったりするあのレタスです。

事実キャベツと同じように、生以外にも
煮たり炒めたり御浸しにしたりしても美味しいレタスですが、
キャベツとは根本的かつ決定的な違いが有ります。
レタスは絶対に包丁で切ってはいけないのです。

包丁で切ると包丁の鉄分にレタスの切り口が反応し、
赤茶けた食欲をそそらない色に変色してしまいます。
食べられないわけではありませんが宜しいことだとは言えないでしょう。
レタスは手でちぎるのが基本にして絶対なのです。


ところが今日食べたサラダバーに千切りレタスがあったんですよ。
キャベツじゃなくてレタスが千切りだったんですよ。
その千切りレタスがまあ面白いくらいに汚い茶色だったんですよ。

おかわりしましたよ。

2003年5月

50万ヒット達成ありがとうございます。一区切り。
しかしそんなことよりも界隈における損失が大きかった月だったように思います。一区切り。



5月31日 ブレンデッド

「そのペットボトルの中身なに?お茶?」
「いや、ジョニ黒」

学校に何を持って来てるんだ。






5月30日 山手線11

「古今東西、飛ぶもの!」

パン パン!

「意識!」


危ないなオイ。






5月29日 懐かず

「俺って動物に例えるとなんだろう?」
「飼いたくない」

何を言い出す。






5月28日 ワイルドネス

「あなたの彼女を芸能人に例えると?」
「和製インリン」

褒めてるのかそれは。






5月27日 未開の

「最近ちょっと気になる娘がいるんだけど」
「そうなの?誰?どんな娘?何族?」

何族!?






5月26日 鍋物

「部屋の芳香剤をシトラス系に替えてみた」
「ほんとだ、ゆずポンの匂いがする!」

台無し。






5月25日 贈答用

「お気に入りのTシャツはどんなのですか?」
「白地に小さな青の水玉」

カルピスかお前は。






5月24日 蚊

「なぞなぞ。『世界』の真ん中にいる生き物といえば?」
「俺」

自己中か。






5月23日 吸引

「俺、プリンをストローで食えるぜ」
「俺、ラーメンをストローで食えるぜ」

負けた。






5月22日 やさしく香る

「お前のコロン、いい匂いだな。どこの?」
「ファブリーズ!」

なぜ誇らしげに。






5月21日 過去あり

「なぞなぞ。切っても切っても切れないものってなーんだ?」
「戸籍上の親子関係」

切ろうとしたのか。






5月20日 気になる

「おい起きろ、居眠りしてる場合じゃねえ!」
「ん・・・な、なんだなんだ?」
「お前、北枕だぞ!」

放っといてください。






5月19日 トップ

「お前のシャツ部屋干しだろ、匂うぞ」
「んー、部屋干しっていうか、アロマテラピー?」

断じて違う。






5月18日 わるだくみ

「日記つけ始めたんだって?」
「うん、『罪の日記2003』」

何をするつもりだ。






5月17日 焙じろと

「紅茶と日本茶、どっちがいい?」
「ブラックで」

人の話を聞け。






5月16日 特選素材

「あれ、その手の包帯どうしたんだ?」
「料理してたらちょっと」
「切ったのか?」
「漆にやられて」

何料理だ。






5月15日 大オチ

「料理の『さしすせそ』、『す』はなんだ?」
「スリル!」

お前もう料理するな。






5月14日 過去に何が

「料理の『さしすせそ』、『せ』はなんだ?」
「責任感!」

大事だけどさ。






5月13日 注意深く

「料理の『さしすせそ』、『し』はなんだ?」
「賞味期限!」

気になるけどさ。






5月12日 ある意味正解

「料理の『さしすせそ』、『そ』はなんだ?」
「ソルト!」

腑に落ちない。






5月11日 腹痛が前提

「料理の『さしすせそ』、『さ』はなんだ?」
「サクロン!」

ネガティブすぎないか。






5月10日 うつろ

「おう、随分と久しぶりだな。俺のこと覚えてるか?」
「・・・・・・死んだおじいちゃん?」

し、しっかりしろ!






5月9日 下劣

「特技はなんですか?」
「シチューを食いながら平気で嘔吐の思い出話ができる」

嫌われろ。






5月8日 クローゼット

「お前の服のスソ、穴開いてるな。どっかに引っ掛けたのか?」
「いや、ヒメカツオブシムシ」

冷静だな。






5月7日 語呂

「昨日お前見慣れない娘と歩いてたな。あの娘とどういう関係?」
「アパレル関係」

いや、そういうことでなくて。






5月6日 味音痴

「普段から心がけていることは何ですか?」
「カロリーハーフのマヨネーズは量を普段の倍使う!」

何への反抗だ。






5月5日 置き換える

「そういえばさ、なんで5月4日って休みなの?」
「3日と5日が祝日だろ?
 祝日同士に挟まれた日は休日になるんだよ」
「なるほどわかった、オセロと一緒だな」

わかってないだろう。






5月4日 催事場

「あそこに新しくできたデパート、どんな感じ?」
「あの店はすげえぞ、2階が婦人服売り場じゃないんだ!」

どこに衝撃を受けてるのか。






5月3日 ひよこ

「この公園ってハトがいっぱいいるんだな」
「ほんとだ!布亀のCMみたい!」

たとえがわかりにくい。






5月2日 危篤

「なんかダルそうだな、大丈夫か?」
「大丈夫大丈夫。でも一応CTスキャンとってくるわ」

そんなにも。





5月1日 教養

「水質汚染は気になるけど、つい合成洗剤を使っちゃうんだよな」
「馬鹿野郎、人間の70%は水なんだぞ!」

うん、直接関係無いよね。

5月15日   Break into Fragments

コン。


男性が「当方はロリコンである」と述べれば、
その瞬間から彼を取り巻く視線は悪意に彩られ、
近所の小学校が集団下校を実施したりします。
また「当方はマザコンである」と述べれば、
奇異と好奇と少しの哀れみを含んだ眼差しを向けられ、
ママさんバレーの会場に入れなくなったりします。

ところがです。
女性が「当方はショタコンである」と述べたところで
ひとつの個人的な嗜好であるとしか捉えられず、
それどころか「お姉さん属性」の獲得さえも有り得るのです。
「当方はファザコンである」と述べても同じことで、
何だったらお父さん思いのいい娘さんであるという印象を抱かれた上に
やはり「妹・幼な妻属性」の獲得に至ることがあるわけです。

これはどうしたことでしょう。
男性と女性では同様の性癖を持っていても
迫害と歓迎とに対応がピッチリ分けられてしまうのです。
こんなことがあっていいのでしょうか。

男性の持つ性癖はだいたいわかりやすくて下劣なものです。
女性の性癖はこの「わかりやすさ」と「下劣さ」がもう一つピンと来ないのです。
だからショタコンなどには「下品なものである」というイメージが先行せず、
むしろ崇高なもので迫害すべきではない、となってしまうのかもしれません。

とすれば逆に、男性もショタコンになることができれば
下品さから遠ざかれるかもしれませんね。僕は嫌ですけどね。


5月14日   僕は面白いと

「素のよしもと」の流れで見る。


古くはクイズダービーで、今はスマスマでお馴染みの、
「♪ロートロートロート、ロート製薬~」というCM。
大阪市は生野区にあるロート本社ビルが印象的なアレですね。

あの歌が「♪嘔吐嘔吐嘔吐、嘔吐接客~」に聞こえる呪いにかかってしまいました。

嘔吐してるのに接客するなんて、みたいな。
製薬会社のCMなのに不健康なことを訴えるなんて、みたいな。
それより嘔吐の事実をこんなに朗らかに歌い上げるなんて、みたいな。

あんまり面白くなかったですか。


5月13日   One's Belief

炙焼叉焼麺。


誰に言っても理解してもらえないけれど、
しかし自分の中ではどうしても譲れないこと。
そんなことが誰の心にもひとつふたつはございましょう。
とかく世知辛い世の中でございましょう。

日清GooTaの粉末スープだけを入れた状態の匂いは
しばらく掃除してないニワトリ小屋の匂いに似ていませんか?

そんなことが誰の心にもひとつふたつはございましょう。
とかく世知辛い世の中でございましょう。


5月12日   A Peaceful Day

母の日ですね。


「母なる」という連体修飾語が持つ意味からもわかるように、
母というのは全てを産み出し育てる究極の存在であり、
しかしきわめて近しく陰から見守る支柱でもあります。
母の日という機会が無くとも感謝すべき存在なのは明らかです。

親元に居る方は贈り物や手伝いで日頃の母の労を労いましたか?
親元を離れている方は感謝の言葉を乗せて電話の一本も入れましたか?
すでに親の亡い方は在りし日の母の偉大さを再確認してみましたか?
母という字が苺という字に似ていることに興奮した方は頭大丈夫ですか?


ああ、僕ですか。僕は勿論家に電話をしましたよ。

「はいもしもし(1オクターブ高く)」
「もしもし、僕やけど」
「なんやあんたかいな(オクターブ戻る)。何か用事か?」
「いや、用事は無いけど、母の日やから」
「ああ、そういえばそうやったね」
「日頃の感謝を伝えようと、電話を」
「電話代もったいない。感謝してるんやったらなるべく早よ切り」
「ええー」


5月11日   Step to Tomorrow

天使待ち。


皆さんは何かのアイデアを考える際、どのようにしておられるでしょうか。
こういった日記の中身を考えるというのも勿論ですが、
夕食のおかずを考えたりレポートの書き出しを考えたり
プレゼンの企画を考えたり行き交う人のあだ名を考えたりと、
連続的ではなく突発的な思考の閃きを待つことは少なくありません。
そんな時、どんな態勢・状態をもって考えておられるのでしょうか。

僕はと言えば、とりあえずその為すべき作業から離れて
煙草をふかしたり本を読んだり奥義を習得したり外をぶらついたりします。
根詰めるとロクなことにならない、という性分を持っていますので、
逆に為すべきことをいったん頭から引き離した方がうまく行ったりするのです。
このサイトの表裏の日記も日々そうやって書かれているのですよ。

そうやっても閃かなかった日は今日みたいな日記になるのですよ。


5月10日   高い不味い愛想が悪い

個室。


近所に餃子屋があります。
美味くもないのに流行っているという店で、石川県の七不思議のひとつです。
その餃子屋ですが餃子屋の分際で大きな店舗を構えており、
2階は全フロア客席、ボックスの個室まで備え付けられています。

しかし餃子屋に個室とはいかなる了見でしょうか。
だいたい個室の中ですることといえば、
第三者に見られて恥ずかしいものであると相場が決まっています。
餃子を喰らうことが恥ずかしいとは考えにくいですから、
個室の中ではめくるめく官能の世界が繰り広げられているに違いありません。
カップルが倒錯の世界に浸りこんでいるに違いありません。

そう、たとえば餃子プレイとか。
皮で包んだり包まれたり。餡を塗ったり塗られたり。
タレをつけたりつけられたり。ラー油をこぼしたりこぼされたり。
熱い熱い。臭い臭い。辛い辛い。粘い粘い。ゆらめく中華のセレナーデ。
中国四千年の神秘に触れて誰もが昇りつめていくわけです。

あー、だから美味くもないのに流行ってるのかー!(違います)


5月9日   涙雨

秀頼公に黙祷。


本日5月8日は1615年に大坂城が落城した日です。
太閤の忘れ形見が志半ばに炎に隠れられた日です。
忌々しい三河の古狸が豊臣政権を完廃した憎むべき日です。

このところちょっといい気候が続いてるからって、
いい気になって浮かれてる場合じゃありません。
今日はこのように貴い犠牲が払われた日なのです。
黙祷をなさい黙祷を。
その後大坂城の方を向いて寿司を丸かぶりなさい。
若干違う風習が紛れ込んでいることには目を瞑りなさい。
そして春の陽気に浮かれていたことを泉下の太閤閣下に詫びなさい。

って書こうとしたのにすごく寒いんだもんな今日。


5月8日   都道府県ディスカッション・北海編

ほんとになんでですか。


「なあ北海道」
「ん?」
「なんでお前だけ北海道なんだ?」
「意味が分からないよ」

「いや、他の奴らはさ、
 例えば大阪府だったら『大阪』、青森県だったら『青森』って、
 ケツの都道府県の部分のとこは省いても意味通じるだろ」
「ああ、うん」
「でもお前だけはちゃんと北海道って言わないと通じないじゃん。
 『北海』とか言わないだろ。それイギリスだろ。油田だろ。
 『北海出身です』なんて奴いたら怖いだろ。海洋生物だろ」
「広げすぎじゃないかな」

「んー、確かに。『北海』って呼ばれることは無いね」
「なんで?」
「さあ…そういえばそんなの考えたこと無かったなあ」
「『北海』だけだとすごく寒い感じがするから、とか?」
「えー、僕はそんなに寒くないよ。ほんとにどうしてだろう?
 あ、北海『どう』だけに『どう』してだろう?ってね。あはははは!」
「…寒いじゃないか、じゅうぶん」


5月7日   敗者

後ろ向きの前向き。


「信号が変わった」という表現を聞いて、
赤信号から青信号になったと思う人はポジティブな人、
青信号から赤信号になったと思う人はネガティブな人、
ランプからダイオードになったと思う人は変な人です。

もちろんこれはあまりに単純すぎて信頼性に乏しい心理テストですが、
言わんとするところはなんとなくわかるでしょう。
要するにすべての事象は前向きにも後ろ向きにもとれ得るということです。
だったら意識して前向きにとった方が何かと善いですよね。

たとえば何か嫌なことがあったとしても、
それによって被る恩恵、どんな小さく本末転倒なことでも恩恵を考えれば
怪我の功名地獄に仏、常に晴れ晴れとした気分でいられるのです。
寝坊して教室までダッシュするハメになったけど運動できて身体に善かった。
学食が異常に込んでて昼飯を食いっぱぐれけどダイエットになって善かった。
自販機横の溝に100円落としたけど1000円落とさなくて善かった。
いつも心の片隅に「善かった探し」を置いておけば前向きに生きていけるのです。

まずそんなん考えないかん時点で後ろ向きだ、という根本的な指摘。


5月6日   どうしたんだGoogle

造ってる人にも探してる人にも。


超ごめん。

※2003年5月6日時点では、「姜維 同人」でGoogle検索すると
 当サイトが一番上に表示されてしまっていたのです。
 すっごいいっぱい人飛んできて、すっごい申し訳ない気分になりました。



5月5日   反響が微妙

都道府県。


ここ2、3日の突然の都道府県ディスカッションは、
実家の田植えに参加して困憊のあまり会話ネタに逃げた結果です。
会話ネタは長かれ短かれラクチンであります。

しかしまあ、せっかくなのでシリーズ化して、
機を見ては新しく書いていけたらいいなと思っています。
1コンテンツにしてしまうのも手ですがそれはまだ先の話です。
ゆくゆくは全国津々浦々網羅できれば言うことありませんけれども。

こういうものを書くときは何よりもまず「県民性」という果実に飛びついてしまいます。
最近はその解説をした本なんかも広く出回ってますね。
僕のシリーズにおいてもそれだけでキャラ付けのできるベンリなシロモノですが、
言われる本人(そこの出身者)からすればあまり気分のいいものではないでしょう。
ええそうです。滋賀出身者の恋愛が淡白ってなんだこの野郎。

中学レベルの地理感と桃鉄程度の特産品知識しか持ち合わせない僕が、
色眼鏡で見た県民性を有効活用してシリーズを続けたいと思っています。
なのでシリーズが進むごとに僕は敵を作るような気がするのですが、
各地出身の閲覧者様方は広い心で接してくださるようお願い申し上げます。

とりあえず北陸三県と新潟・岐阜の方に謝っておこうと思います。陳謝。


5月4日   都道府県ディスカッション・越越編

新潟は関東にかぶれすぎだと思います。


「ねえ新潟君」
「ん?ああ、富山か。何だ?」
「前々から思ってたんだけどさ、あんたデカすぎ」
「…いきなりそんなこと言われても」

「そんだけデカかったらもう佐渡島くらい私にくれてもいいんじゃない?」
「だ、ダメだよ!何言い出すんだよ!」
「いーじゃない金鉱石もロクに出ないし。面積分けてよー」
「ダメだってば!ほら、トキ!トキ居るしダメだよ、大事だよ」
「あ、トキ欲しい」
「あげないよ!
 君のことだからトキも沖漬けにして食っちゃうんだろ!」
「食うか!」


5月3日   都道府県ディスカッション・北陸編

担任は日本海先生。


「よーし、そんじゃ帰りの会始めるぞー。
 今日一日でなにか気になったことのある者、いるかー?」
「はい先生」
「ん、富山」

「石川君に言いたいです」
「え、僕?何か悪いことしたかなあ?」
「石川君の形が今日もどこか卑猥で嫌でした」
「い、いきなりなんてこと言うのさー!」
「先生もそう思う」
「ええー!」

「せ、先生までそう思ってたんですか!?」
「うーん、いや、なんかお前いつも先生の方に突出してるだろ。気になるんだよ」
「そ、そんなこと言われても…」
「ははは、石川の奴、卑猥がられてやんの」
「お前も十二分にエロいぞ、福井」
「ええー!」


5月2日   都道府県ディスカッション・没個性編

さりげに時事。


「ふぅ……」
「おい滋賀君、浮かない顔をしてどうしたんだい?」
「ああ、岐阜君か。
 いや、どうして僕はこんなにも影が薄いんだろうと思ってね」

「そんなに目立たないかなあ?
 君んとこには琵琶湖だってあるじゃないか」
「うん…でもそれだけなんだよね。例えて言うなら、
  『4丁目の高橋さんって知ってる?』
  『高橋…?さあ?』
  『ほら、大きい犬を飼ってる』
  『ああ、セントバーナードの居る家か!』……みたいな。
 どうも僕自身への注目度というか認知度は相当低そうなんだ」
「ああ……なるほどね。でも、それはそれでいいんじゃない?
 持ち物でもなんでも、人より誇れるものを一つでも持っていれば、
 それだけでじゅうぶん立派な個性だと思うよ」
「岐阜君……ありがとう」

「そういえば岐阜君はどんな誇れるものを持ってるの?」
「ああ、実を言うと僕も君と同じように影の薄さに悩んでたんだ。
 でも最近ようやっと誇れる個性を得て解放されたんだよ」
「…最近って?」
「ほら、白装束」
「アレ誇りなの!?」


5月1日   Always Together

玉葱。


玉葱の中には蔗糖の五十倍以上の甘度を誇る物質、
プロピロメルカプタンが秘められています。
そしてそれは極限まで熱することにより発揮されます。
カレーの時に玉葱を飴色になるまで炒める、というのはこのためで、
玉葱の上品な甘味を引き出すことで仰天のコクと旨味が生まれるのです。

つまり玉葱を使う甘い料理に砂糖を使うのは三流なのです。
玉葱の下拵えをしっかりすれば甘く美味いものが作れるのに、わざわざ
砂糖を加えて下品な甘さとカロリーを獲得するなど正気の沙汰ではありません。

たとえば肉ジャガです。
具として用いる分とは別に用意した玉葱をどろどろに煮溶かし、
それをジャガイモなどの具とともにコトコトやっつけます。
あとは普段どおり醤油・味醂・日本酒で味付ければ、
驚くほどの甘味と旨味を湛えた絶品肉ジャガができるのです。
玉葱の甘味、底力を目一杯引き出した肉ジャガ、
名づけて「肉ジャガのプロピロメルカプタン風」!

美味そう不味そうっていうか、強そう。

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