2004年06月

6月30日  Greatful Tower

おごり高ぶってないっつーの。


神話の時代、人間界には言葉が1種類しかなく、
そのため偉業を為せば全世界に名を上げることができました。

そこで、バビロンという街に住む人々は
巨大な塔を建てようとしました。
彼らは神の住む天界にまで届くような塔を作ることで、
自分たちの力は神にも等しい、と誇ろうとしたのです。

しかし、これが神の怒りに触れました。
神は人間の使う言葉を様々な種類に乱し、
意思の疎通を混乱させることで、
塔の建設の中止を余儀なくしてしまいました。

互いの言葉が通じなくなった街の人々は、
やがて言葉の通じる者同士集まり、世界中に散り散りになってゆきます。
人々はあまりに大きすぎる代償を支払い、
「おごり高ぶってはいけない」ということを知ったのでした。
建設中途で放置された塔は「バベル(混乱)の塔」と呼ばれています。


帰宅した僕を出迎えて呆然とさせてくれたのは、
窓際に積んでおいた各種書類の塔、
膝の高さほどにはなっていたはずの紙の塔が見事に倒壊したのであろう、
床も見えないほどに紙が散乱した風景でした。

紙の怒りです。


6月29日  Namesake

帰ればよかった。


今日受けた授業は非常に退屈なものでした。
なぜなら去年も同じことを聞いたからです。(再履修です)

あまりに退屈だったので、同じ境遇で隣に座る友人と謀り、
講義室に集った人たちを観察しては
似ている有名人を探し当てはめる、という失礼極まりない遊びをしました。
あそこに座ってる娘は綾瀬はるか。
その2つ隣にいる彼は佐藤隆太。
左端列の前から6番目の女の子は日ハムのセギノール。

案の定途中で飽き、最後のほうになると
「黄色いシャツだから『カレー』」とか当て始める始末でした。
この人もカレーだけどさっきの「カレー」より背が高いので「大盛りカレー」。


6月28日  In Smooth Water

同じような容器に詰め替えるから。


もともと湿気の多い土地である上に雨続きの日々。
自然、洗濯物は部屋干しが中心にならざるをえません。
となれば気になるのは部屋干し特有の生乾き臭です。

僕は年頃の少女ですので悪臭はぜひ防いでいきたいものです。
ここに棲んですでに4度目の梅雨ですからそれなりに心得たもので
ファブリーズをこれでもかとかけることで対応していますが、
それでも本当に匂いがついていないかが心配になります。
あと今思い出したのですが、僕は年頃の少女ではなかった気がします。

ほんとにもう、早く梅雨明けてくれないものでしょうか。
間違えてアイロン用スプレーをかけてしまったため
パリパリになったトランクスを揉みほぐしながら切にそう思うのです。


6月27日  Rumbling Hearts

興味の無い人にはわからない話をする日です。今日は。


あの事故が起こらない未来があるとしたら、
僕たちはどんな関係を紡いでゆくのだろう──

──ということで君望FDです。
こんなコピー書かれたら尻尾を振ってついていくしかありません。
正直アージュ様はどれだけ君望を引っ張るのかとも思いますが、
そこにまんまと乗る僕のような人間がいるから引っ張ってくださるのでしょう。
「儲」という字は「信者」という二文字から成り立っているのです。

もともとプラッチックは君望レビューを書きたいがために作られたサイトです。
ということはいろんな意味で君望が僕の大学生活を狂わせたことになり、
つまるところ僕が落ちこぼれに成り果てたのは君望のせいだということになります。
どのように訴え出れば勝てるでしょう。上沼相談員はどうお考えですか。

そして今、君望にボーナストラック(君望FD)が出て、
僕の大学生活にもボーナストラック(留年)が産まれているというこの奇跡。
僕はどこまで引きずり込まれればいいのでしょう。上沼相談員はどうお考えですか。


6月26日  Wait and See

マニュアルにあったりなかったりするみたいですね。


レジで前の人がたくさんの品物を購入したりして時間がかかったときは
順番を待つ身としてちょっとイライラしてしまうものです。
ですがそこで自分の番になった時、
レジ係さんに「お待たせしました」などと言ってもらえると、
ああこの人は悪くないのに謝ってくれてる、と逆に清々しい気分になり、
負の感情がすうっと消え失せて救われたりもします。
まこと人の世の潤滑油は気遣いと誠意とエロチシズムであると思います。

しかし、明らかにレジ係さんの不手際が原因で時間がかかったときに
「お待たせしました」などと言われると、これは違和感があります。
「待たせぬよう精進なさいませ、わりゃそれでもプロか」
と叱り飛ばしたくなる衝動を抑えるのが精一杯です。
待たせて当たり前であるかのような物言い、断じて許せません。
僕は実直な田舎の子ですから曲がったことが嫌いなのです。

昨日はレジが屈強な男性だったので、
「とんでもございません、いくらでも待ちます」という気持ちになりました。
今日はレジが可憐な女性だったので、
「全然待ってないよ、むしろ僕が早く来すぎたね」という気持ちになりました。
僕は実直な田舎の子ですから臨機応変に適応するのです。


6月25日  Apology Not Enough

苺ましまろ。


夢の中で煙草でも吸っていたのでしょう、
右手の平を軽く開き、人差し指と中指を唇に当てている状態で目が覚めました。
ちょうどレモンなキッスに驚いている少女のような格好です。
何をやってもセクシーになってしまう僕のつらいところです。

眠りに落ちる前に意識したことというのは意外と夢にも出てきますので、
今度はキッスオブファイヤーな夢が見られるのだろう、とばかり二度寝に落ちます。
念のために指はしっかり唇を押さえたままです。
目標のためにできることはどんなことでもすべてやる主義です。

そしたら煙草の吸殻を灰皿からゴミ箱に移す夢が見られました。
誰がこんなときに限ってさっきの夢の続き見せろ言うたか。


6月24日  Tempura Donburi

たぶん寝たら治る。


今朝起きて以降、左腕の手首から肘にかけての部分に違和感があります。
痛みは無いのですがスジが軽く引き攣れたようになって不愉快です。
たぶんナターシャを抱きしめすぎたのが原因です。ナターシャは掛け布団です。

とは言え日常生活にほとんど障りは無く、
物を持ったりするとちょっと気になるかな、という程度だったのですけれど、
この日記を書く段になってその違和感が本領を発揮しました。
座椅子に座って机の上のPCに腕を伸ばし日記を書いているのですが、
腕の問題部分がちょうど机のヘリに当たるのです。
痛みや痺れではない、表現しにくい気持ち悪さが如何ともしがたく。

とりあえず腕と机の間に布を敷いてごまかしました。
日記のためならこんな腕などどうなってもかまうものか!
テキストサイト大好きー!(スピードワゴン)


6月23日  Feel on Edge

痛みは無いのだけどそれも良いのか悪いのか。


ここのところとみに指先が荒れてきています。
もともとササクレのできやすい体質ではあるのですが、
最近は気付くたび指先の皮がセクシーに起き上がっています。

滑らかで美しいゆびさきミルクティーを取り戻すため
あれこれ手は尽くしているのですが、
なかなか目に見えた効果がありません。
ちなみにですが今「指先」に「手を尽くす」でなんとなく掛かりました。天才です。

で、ちょっとちゃんとした治しかたを調べてみたところ、
ニベアみたいなものを指先につけ、
上からバンソーコーか何か巻いて保護、
その状態で1日なり2日なり過ごせばだいたい治るということがわかりました。

得たりとばかりさっそくその処置を施し、
さっきまでそんな状態を保っていたのですけれど、
この日記を書くのにキーが打ちづらくてすごく邪魔だったので外しました。
日記のためならこんな指などどうなってもかまうものか!
テキストサイト大好きー!(スピードワゴン)


6月22日  Tell Me to Do

米はいっぱいあるんだ。


魔都金沢にも良いところがたくさんあります。
ちょうどヤンキー学校にもそれなりに優等生がいるのと同じです。

その良いところの一つが「水道水がうまい」ということです。
関東、関西の各所から集った駄目大学生たちが
口を揃えて「ここの水はうまい、でも土地は住みにくい」と言います。
唯一長野県からやってきた友人だけは「ここの水はまずい」とわめき散らしますが、
そういう時は耳元で「脱ダム宣言」と囁いてやれば静かになるので安心です。

カルキ臭さが少ないだけでなく、夏もしっかり冷たいというのがポイントです。
一番喉の渇く時期に蛇口を捻ればうまい水が出る、というのは
王侯貴族並みの贅沢であるとさえ思えます。
僕はもうこの水道水があれば他には何も要りませんね。
水をオカズに米を食べて月末を乗り切ることだってできますよ!

水をオカズに米を食べて月末を乗り切ることだってできますよ!(言い聞かせてる)


6月21日  Opportunist

これで明日大雨とかやってられんな。


灼熱の太陽がぎらぎらと照りつける日曜日、
掃除日和と言わずしてなんと言う、ということで部屋の掃除を思い立ちました。
行動が天候により決定されるあたりが農民の血です。

掃除をするからには窓を開けねばなりません。ウィンドウ、オープン。
窓を開けるからにはクーラーを止めねばなりません。スイッチ、オフ。
するとどうでしょう、途端に部屋が屋外と同じ状況になったではありませんか。
アズスーンアズ、マイルーム、ハブビーン、ライクアウトサイド。
英語から離れて久しい人の手による多重音声でお送りしています。

今日のような天候の屋外で肉体労働など
僕のニューロンとシナプスがかたく戒めるところです。
誰だこんなんを掃除日和とか言った奴は。(僕です)

というわけで掃除は準備段階で頓挫しました。
だって、ほら、ねえ、UVとか怖いですもの。
ウルトラバイオレットですよ?ものすごい必殺技みたいでしょう?


6月20日  Did Not Recognized

星新一の世界。


ナマモノが傷みやすい時期になりました。
僕はナマモノではなくナマケモノなので傷まなくてよかった、と胸をなでますが、
こんな掛け言葉を考え付いている時点で頭が傷んでいるように思えてなりません。

この時期は冷蔵庫といえど信用できたものではありませんので、
肉や野菜などは買ってきたらとりあえず調理してしまうのが賢いやり方でしょう。
火さえ通してしまえば保存も容易になりますし、
食事のたびに調理をする手間も省けて一石二鳥です。
できたての食事と眩しい笑顔に迎えられて帰宅するのはもう諦めました。

ベッドのそば、枕元の横あたりにテーブルがあります。
さっき買ってきた食材を一石二鳥の精神で適当に調理してテーブルに置き、
起きたらこいつで晩飯にしようとばかり、怠惰に任せて昼寝。

唐揚げの匂いですごくうなされました。狙って悪夢も見られるので一石三鳥。


6月19日  Blanket Bombing

いいと思います。


うちのアパートのベランダ側は大きな道に面しており、風を防ぐものがありません。
そのため高い階の人の洗濯物が地上に落ちていることなどがよくあります。
落ちてくるのが天女の羽衣ならば趣もありますが、
だいたいおっさんの靴下とかなのでロマンスもへったくれもありません。

ここ数日天気の良い日が続いているためでしょうか、
見上げれば布団やカーペットなどの大物を干している部屋が多く眼につきます。
そしてそれはすなわち地面に落っこちる大物も多いということです。
現に今日も小さめながら分厚いジュウタンが1枚、砂にまみれていました。

しかしよくよく考えてみればこれも危ない話で、
もし落下物の真下に人でもいようものならたいへん危険です。
小さな衣類ならいざ知らず、こんな重たそうなジュウタンですから。


これがほんとのジュウタン爆撃ー!


うん、まあ、たまにはこういうオチでもいいんじゃないですか。


6月18日  Clenched Fist

いい匂いですよ。


僕の部屋の裏手には100円ショップがあるのですが、
最近ちょっとリニューアルしよったようです。
今までの所帯じみたアイテムが中心だったラインナップから
こじゃれた小物がたくさんの品揃えに変わって若者に迎合しています。
内装も華やかになり、僕のような古武士には居心地が悪いです。

そんな古武士はその店では乾電池しか買ったことがなかったのですが、
今日は鮮やかな店内の様子に気分が高揚し、いろいろ見て回りました。
古武士は基本乗せられやすい性格をしています。

女子供向けの可愛い商品ばかりだったことに辟易した僕は、
なんだかよくわからない棒状のお香を一箱買いました。
古武士は見栄を張りたがる性格をしています。

お香を焚くための専用の台は持っていないので
吸殻のフィルターにお香を刺し込み、灰皿の中で焚いています。
古武士は中途半端に適応能力に優れています。


6月17日  Extra Extacy

僕は断然日本人派です。


例の事件を受け、どこだかのPTAがアンケートを実施したそうです。
内容は「インターネットで見聞きしたことを親子の間で話題にするか否か」。
「今日はパツキンのパイオツをたくさん見たよ!」とかそういうことでしょう。

で結果はと言えば、4割の子どもが「話題にしない」と答えたとのこと。
このアンケートを取り上げていたニュースでは
「親の目の届いていない子どもが4割にものぼる、しっかりと監督を云々」
というような結び方をしていましたが、果たしてそうでしょうか。

僕のような不健全な人間からすればむしろ、
6割もの子どもがネット上の出来事を親に話していることのほうが仰天です。
パツキンのパイオツをはじめとして、ネットには
親にナイショで見るべきであろうもののほうが遥かに多そうに思えるのです。

ややもすれば当サイトの内容も親子の会話に上っているかもしれません。
「母者人、今日もフロンツは愚かでありました」などと言われているかもしれません。

なので、このままではいけないな、
幼子にさえも安心して読んでいただける文章を書かねばならないな、と
身の引き締まる気持ちになったニュースだったのですが、
それを受けて書いた日記がパツキンのパイオツなのでもう手遅れだと思いました。


6月16日  Kabuki

自戒。


うちのアパートの周囲には数匹の猫が棲み付いているのですが、
彼奴ら同士の仲が最近どうも不和なようです。

夕刻近くになると複数の猫がウーウーと唸り合いを始め、
そのうち1匹が他の猫を威嚇する甲高い声が響き渡ります。
そしてしばらくするとまた唸り合いが再開され、
この「唸り合う→威嚇→また唸る」のローテーションが明け方まで続くのです。

しかも彼奴らはしばしば僕の部屋の物干し場で諍います。
眠れる森の僕は頭をそちらに向けているので、
夜中に騒がれた日には諍いがそのまま僕の安眠の妨げとなります。
窓を小突いて追い払ったところでそれはその場しのぎに過ぎず、
根本的に解決するためには彼らが仲直りしてくれるのを待つしかありません。

ああもどかしい。
いったい彼らの争いを止める手立ては皆無なのでしょうか。
いったいこんな時に僕は何もできないのでしょうか。
うちの舞見て戦しもてくれはらへんやろか~?

わかる人にしかわからないネタをオチに使うのは良くないと思います。

6月15日  Surpass

企業同士は合併しないことにさっき気付いた。


近鉄とオリックスの合併話が持ち上がっています。
スポーツ観戦なら野球派(政治信条ならポルポト派)な僕としては
今後の野球界全体を含め事態の行方が気になるところです。
もし合併が実現した場合どうなるのか考えてみましょう。

◎オリックスの社員が電車で通勤する
◎借金取りが電車でやってくる
◎人材派遣を頼むと借金取りが派遣されてくる
◎しかも電車で派遣されてくる
◎レンタカーを借りに行くと「電車で行ったほうが」とたしなめられる
◎みどりの窓口が借金取りなので怖くて買えない
◎車掌が借金取りなので怖くて検札で寝たふりができない
◎鉄道警察が借金取りなので怖くて痴漢が激減する

あら、最後のはちょっと良いんじゃないかしら。


6月14日  To Kill Time

プチ人間魚雷。


プルルルル プルルルル ピッ
「はいもしもし」
「ちょっと!おたくのスシにわさびが入ってたんですけど!」
「そうやね、スシてそういうもんやからね」

「で、何やのよ」
「いや、何でもないねんけど、人待ちの間ヒマやから相手してもらおかなと」
「勝手やな」
「お前に電話すれば30分は持つかな思て」
「チュッパチャップスか僕は」
「人にも舐められがちやしちょうどええよな!」
「ぜんぜん面白ない」

「うっとおしいさかいもう切るわ」
「なんやねん、待てよ、相手しろよ、俺ヒマやんけ」
「知らん」
「もっと俺のほうをかえりみてちょうだいよ!」
「嫁かお前は」

「切るわな」
「待て言うねん、怒るぞ、俺怒らすと怖いぞ」
「何が怖いねんな」
「今後お前へのあいづちを全部『かつみさゆり』で返すぞ」
「どういうこと?」
「ほんまやねー」
「『かつみさゆり』の返しってどういう」
「ほんまやねー」
「ん?」
「ほんまやねー」
「…」
「ほんま」ピッ


6月13日  Mellow and Rich

こんなんばっかりか。


コーヒーメーカーを持ち合わせているのでホットコーヒーはまあ良いのですが、
この時期飲みたいアイスコーヒーをメーカーで拵えるのはなかなかに面倒です。
なのでインスタントコーヒーの中で美味しいのはどれであろうかと探しています。

こういう、制約の有る中で自分のお好みに合う何かを探す行為。
ちょうど電車の中などで一番可愛い人を探すのに似ています。心が躍ります。
探し当てたところでその先何も無いとか、そんなことはもうどうでもいいんだ。

店では商品棚にいろいろなインスタントコーヒーが並んでいます。
キュートなミニチュアサイズ。手の平に余るくらいの大き目サイズ。
淡くすっきりなテイストのもの。大人の味わいなビターのもの。
さっぱりして馴染みやすい風味。クセや苦味の強い個性的な風味。

可愛さの説明ではなくコーヒーの説明ですが、そんなことはもうどうでもいいんだ。


6月12日  Mew Mew

萌えますか。


他人のパソコンを拝借して文章を書いたところ、
「n」を二回押さないと「ん」を認識してくれない変換システムだったため、
語尾の「んよ」が全部「にょ」になりました。

「居ませにょ」。
「ありませにょ」。
「そんなものは要りませにょ」。

皆様も変換システムはちゃんと確認しないといけませにょ。


6月11日  A Satsuma

果汁も出るんですよ。


好きな形容詞は「小ぶりだが形の良い」です。
日本人として、現代人として、そして男として
これほどに心が昂ぶる形容表現は他に見当たりません。

好きな動詞は「まろび出る」です。
新鮮な光景で、これからへの期待で、そして男として
これほどに脳髄を刺激される動詞表現は他に見当たりません。

小ぶりだが形の良いみかんを剥いたところ、美味しそうな実がまろび出て来ました。
明日も良いことありますように。


6月10日  Careless Miss

よかった乾いてて。


活動が活発なためお盛んな僕にはティッシュペーパーが必需品です。
活動が活発なのは花粉です。お盛んなのは鼻水です。

その必需品を近所のドラッグストアで買って来たわけですが、
しかしティッシュの箱が連なったパックをぶらさげて歩く姿は
どうしてこうも不格好なものなのでしょうか。
ネギが飛び出た買い物袋を提げて歩く、というのはむしろ様にさえなりえますが、
ティッシュばかりはさすがの僕もセレブな持ち方を思いつきません。

歩く姿が無理ならせめて歩き方だけでも、と思いモデル歩きをしたところ、
足元への注意が疎かになって踏んではいけないものを踏みました。
ティッシュが原因で引き起こされた不幸な事故ですが
こうした事態に対応するためにもティッシュは必要なのです。困ったものです。


6月9日  Lactic Acid

SYBSの出ない藪は神。


ラジオで阪神戦を聞いていました。
普通ならメガホンを振り回しながら応援するのですが、
僕が御嬢様座りでオッチンしているベッドと
メガホンを掛けてある壁はほぼ部屋の対角線上にあります。

せっかく座ったのに立って取りに行くのもなんだかなあ、という感じだったので
近くにあるものを振り回して代用することにしました。
新聞紙でもスプレー缶でもなんでもいいから、手の届くとこになんかないか。

結果、僕が試合終了までの小一時間ぶんぶんしたのはボディーブレードでした。
ラジオを聞いていて腕がパンパンになるというのはレア体験だと思います。


6月8日  Put a Mark

逆に狙われることもあるので自己責任で。


チャイムや郵便受けのあたりに鉛筆でバツ印をつけておくと、
訪問販売や新聞勧誘などをある程度撃退することができるようです。
地域によって違う印だったり小さなシールだったりするようですが、
ご近所を観察してみてそれらしいものがあったら真似てみるのも手だと思います。

僕の部屋のチャイムの上にもバツ印があります。
今年の頭に訪問販売を断った時に書かれたもので、
はじめは腹いせに落書きをされたのかなと思っていたのですが、
やたら来るはずの春先の新聞勧誘が今年はほとんどありませんでした。
セールスマンや宗教の勧誘なども軒並み激減していますし、
先週末など隣の部屋に挑んでいた勧誘が僕の部屋には来ませんでした。
きっと「この家は誘っても駄目な奴が住んでる」みたいな共通のサインなんでしょう。

えいくそ、なにが駄目な奴だ。
親から貰ったこの身体、
父の精、母の血、なに一つ駄目なことなどあるものか。
無駄にすること断じてまかりならんぞ!

落としどころがわからないときは夏侯惇のモノマネに限ります。


6月7日  Pretty Cook

ビデオ返しに行きたいのになあ。


東日本も梅雨入りし、さらに今日は6月6日です。
これで雨が降らないほうがどうかしています。

ということで実際全国的に雨ザーザーだったようですが、
ここ金沢はこんな日に限ってカンカン照りでした。
あいかわらずこの土地の空気読めてなさっぷりは尋常ではありません。

しかしまあ、初夏特有の日没後の清々しさというのもまた稀有なものでして、
これは気持ちよく晴れた日でないと味わうことができません。
全国的な雨ザーザー傾向に屈せずにその機会を与えてくれたわけですから、
せっかくのなので湯冷ましがてらに深夜徘徊と洒落込みたいと思います。

と思ったら日付も変わろうかという今になって
湿った風で木立がざわめき始めました。
やはりこの土地は空気が読めてません。なんなんだほんとに。


6月6日  Make Good Use

のうのうと。


ジュースを買って来てくれるよう頼むと、必ずウケを狙って
冷たいおしるこなどの珍奇な飲み物を買ってくる友人が居ます。
それでは笑いは取れないばかりか非難されるのだ、ということを
いいかげん学習して欲しいなあと思っています。

しかしそんな悪癖も悪いことばかりではありません。
たとえば梅ソーダが素晴らしくカレーに合うことなど
彼が居なければ一生涯わからなかったでしょう。
また予想通り不味かったり合わなかったりしても、それはそれで
「この飲み物はやはり駄目だ」という知識を得ることができます。
要するに、どんな悪いものにも何らかの良い部分があるのだ、という話ですね。

僕という存在は無駄なものである、ということがわかっただけでも
僕という存在は無駄なものではないのです。まだまだ頑張れそうです。


6月5日  Arrived Arrived Arrived

ははあ、遺伝か。


女房と畳は新しいほうがいい、旦那とキッチンは新しいほうがいい、
などという言葉もあるぐらい、我々は古いものより新しいものに魅かれます。
古いものには古いもので味がありますが、
新しいもの、それも「できたて」「したて」のものの魅力には抗いがたいところです。

炊きたてのごはんを見れば日本人の血が騒ぎます。
採れたての野菜は見た目にも瑞々しさが伝わってきます。
洗いたての車に乗るとまだ見ぬどこか遠くへ行きたくなります。
買いたての電化製品はとにかく弄くり回してみたくなります。
おろしたてのシャツに袖を通すと心までも軽くなり、
生まれたての仔馬のモノマネをすればどんな場でもだいたい面白いです。
なぜこんなにも、新しい「~たて」のものは素敵なのでしょう。

思うに、新しいものには未来があるからではないでしょうか。
さあこれからどうなるのだろう。
さあこれからどうしてくれよう。
味わうにせよ見届けるにせよ、あるいは奪い去るにしてもそうなのですが、
そこに将来への展望と輝ける前途があるからこそ、
新しいものは我々を魅了してやまないのだ、と僕は思います。


今年の春に大学に入った母方の従兄弟に近況を尋ねたところ、
1年前期も半分を過ぎ、「単位を放棄し始めた大学生」になりたてだそうです。
先が楽しみです。すごく楽しみです。こっち来たらええねん。


6月4日  Express

というもの。


「ネスカフェは『ネスカフェ』という飲み物だ」という言葉があります。
インスタントコーヒーが出回り始めた頃、
「こんなものコーヒーではない」と言う人をやり込めた文句です。

たいへん深く、使いまわしのきく言葉だと思います。
安易に「ツッコミどころ満載です!」などと言われているものは
あらかたこの言葉で救済できるのではないでしょうか。
豆乳は乳じゃないけど「豆乳」という飲み物。
カップ焼きそばは焼いてないけど「カップ焼きそば」という食べ物。
タラバガニはカニの仲間じゃないけど「タラバガニ」という生き物。

留年しても授業には出ないけど「大学生」です。


6月3日  Home Discipline

サキュバス。


肩凝り解消のため就寝前の筋トレもどきを続けています。
肩の軽さがいい感じに続く喜びで僕の愛らしい胸はいっぱいです。

とはいえこの筋トレもどき、まだ完全に習慣化できていないので
実際問題としてなかなか面倒なものではあります。
かと言って眠気に負けて筋トレをせずに寝てしまうと
翌日に反動が来たかのような肩凝りに襲われてしまいますので、
寝るためには面倒なステップを踏まねばならない、というのが現状です。

ところで、犬や幼児のしつけで大事なのは条件付けだと言われています。
たとえばしてはいけない場所で粗相をした場合、
たとえば社会生活においてふさわしくない行動をとった場合、
監督する人間はそれに対して叱ったり叩いたりと制裁を加えなくてはいけません。
それを繰り返すことで「これをすると痛い目に遭うのだな、怖いことだな」と学習し、
やがてやってはいけないこととして認識するようになるのです。

ということで最近の僕は寝るのが怖いです。
「寝るのが怖い」って字面だけ見てるとなんとなくセクシー。


6月2日  Alternative

あ、昨日、そういえば、あー。


昼食時、お茶のペットボトルの蓋を外した友人が
お茶のほうではなく蓋のほうを口に運んでしまう、という一幕がありました。
決まり悪そうに「こういう左右の手って使い間違うことあるだろー」と言う友人を
僕たちは「どんくせー」などとさんざっぱら笑い飛ばしました。

そんな楽しいひとときを終えて帰宅した僕は、
冷蔵庫でドロドロに溶けたクーリッシュと、
冷凍庫でカチカチに凍ったウィダーインゼリーを発見するのです。


6月1日  Cards Exchanging

肩書き。


なにやら最近名刺を頂く機会が増えたのですが、
僕は貧しくしがない美大生(美しい大学生)ですから
自分の名刺など持ち合わせておらず、お返しすることができません。
その時に「名刺無いです」と謝るのが恥ずかしいやら申し訳無いやら。
就職活動さえしない落伍者にまさかこんなところで社会の洗礼があるなんて。

なのでここはひとつ名刺を作ってやろうかと計画しています。
小洒落た紙片にわかりやすく名前と連絡先、
そして僕という人間が一目でわかる肩書きを添えて。
その肩書きとは、そう、「留年生」!

名刺を出してもどのみち恥ずかしいのでこの計画終了。

2004年6月

梅雨です。もともとジメジメな土地に住んでいるので鬱陶しさもひとしおです。
湿気の多さに悩まされます。このサイトが比例するように湿気っているのもそのせいです。



6月30日 かけられない

「コーヒーと紅茶ならどっちが好き?」
「どっちもごはんに合わないから嫌い!」

なんて基準だ。






6月29日 そういうゲン担ぎ

「占いとか風水とか信じる?」
「それは信じないけど乳毛は伸ばしてる」

ええー。






6月28日 祈りながら

「ウナギをさばくときは固定するために串を刺すんだよ」
「あ、知ってる!頭に2発、体の真ん中に2発でしょ!」

それは違う。






6月27日 細く長く

「へー、明日の誕生日で20歳になるのか」
「うん、インスタントラーメンに換算すると約350万個分生きた」

なんでそんな換算した。






6月26日 いけにえ

「合コンの時に使える必殺の口説き文句とか持ってる?」
「『俺と付き合うと今年君んとこの県は五穀豊穣だよ』」

なんて食いつきの悪そうなジンクスだ。






6月25日 じゃあなんで三回言う

「あっ、流れ星だ!」
「特に願いは無い!特に願いは無い!特に願いは無い!」

ええー。






6月24日 業者なお星様

「あっ、流れ星だ!」
「部屋の掃除!部屋の掃除!部屋の掃除!」

自分でやりなさい。






6月23日 アピール

「あっ、流れ星だ!」
「晩飯おごってくれ!晩飯おごってくれ!晩飯おごってくれ!」

直接言えそんなこと。






6月22日 衣服も奪うよ

「昔話をしてやろう」
「うん」
「昔々あるところに、狼がおばあさんを食べていました」

よりによってそこからか。






6月21日 履かされた猫

「昔話をしてやろう」
「うん」
「昔々あるところに、ペットにも靴を履かせるマダムがいました」

つ、つまらなさそうー。






6月20日 ドキュメンタリー

「昔話をしてやろう」
「うん」
「昔々あるところに、つづらの中でスタンバる化け物がいました」

そっちは描写しなくていい。






6月19日 石上中納言

「昔話をしてやろう」
「うん」
「昔々あるところに、燕の糞と貝の判別もできない人がいました」

かわいそうすぎる紹介をするな。






6月18日 先生お願いします

「『手術中』って言える?」
「言えないけど大手術に耐えるだけの強い覚悟はある」

今そんな意志いらん。






6月17日 医者だから

「『手術中』って言える?」
「言えないけど手術はできる」

すげえー。






6月16日 百鬼夜行

「家に帰ってドア開けても誰も居ない生活ってやっぱイヤだよなー」
「あー、うちも話し声とか聞こえるのにドア開けたら無人だよ」

それはまた違うイヤさだ。






6月15日 全部です

「趣味が月の観測?」
「うん、俺の実家家具屋だから」

うわー、どこからボケなのかわかりにくい。






6月14日 折れないだけ

「おごり賭けてダーツ勝負する?」
「俺超得意だぞ?なんせ俺の苗字毛利だからな!」

その話関係なくないか。






6月13日 真似するな

「大発見!網戸用虫除けスプレーって超ワキ制汗する!」
 

なんでそんなこと試した。






6月12日 軟骨

「10回クイズ!『肘ピザ』って10回言ってください!」
 

なんだそのグロい料理。






6月11日 甘受しにくい

「え、おごってくれるの?やったー」
「うん、汚い金が入ったからさ」

口に出して言うなそんなこと。






6月10日 証拠物件

「アーモンドチョコってアーモンドだけになるまで舐めたりするよね」
「そうしないと異物入ってたとき困るもんね」

いや、そんなきな臭い理由では。






6月9日 そんな言い方する必要ないよな

「悪い、頼まれてたパン売り切れだった」
「パンが無ければ違う店に寄って買えばいいじゃない!」

うん、まあ、普通の意見だよな。






6月8日 昼ごはんなのに

「悪い、頼まれてたパン売り切れだった」
「パンが無ければケーキを買ってくればいいじゃない!」

いいのか?






6月7日 最高の夢見

「あれ、携帯どうしたの?」
「枕の下にパンチラ写メール入れてたら潰れた」

アホやー。






6月6日 基準

「たまにすげー鼻の良い人いるよな」
「あ、俺そう。俺の嗅覚は犬の数千分の一!」

大したことなさそうに聞こえる。






6月5日 正攻法では無理だから

「合コンの時に使える必殺の口説き文句とか持ってる?」
「『これ飲みなよ、何にも変なものとか入れてないよ』」

口説きっていうか、もうあれか、犯罪か。






6月4日 僕のそばに

「・・・確かに声が聞こえたはずなのに、隣には誰も居ない!」
「俺も気付いたらよく放ってかれてて誰も居ないぞ」

怪談を悲しくするな。






6月3日 膨張色

「・・・ふと目を覚ますと枕元に、白い服を着た女の人が!」
「白が似合う人っていうのはほんとにスタイルがいい人だぞ」

今そんな知識いらん。






6月2日 玄関先で何やってんだ

「・・・自宅のドアを開けると、床にはおびただしい量の血が!」
「ぜ、全然怖くねーし!どうせイチゴシロップとかだろ!」

それもある意味怖いな。






6月1日 ちょっとしたパーティーに

「・・・すると、誰もいないはずなのに微かなピアノの音色が!」
「すげえ、便利じゃん!」

かもしれんけど。

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