2007年02月

2月28日   Key to My Heart

二人の仲を引き裂こうとするキーボードの陰謀。


うちのパソ子さんはノートパソコンなのですが、
購入直後に本体キーボードのご機嫌を損ねてしまったため、
わざわざ外付けのキーボードを繋いで使っています。
縦に二つキーボードが並んでいる景観は、意味もなくサイバーで心が躍ります。

ところがこの外付けキーボード、
頻繁に使うキーであるところのバックスペースキーのすぐ隣、という
ものすごい場所にPowerキーが配置されています。
無効にするなり配置を変えるなりしたほうがいいのだろうなあ、と思うのですが、
ついそのまま放置してしまっているものですから、
ぼんやりしていたり焦っていたりすると、まだぜんぜん作業中なのに
うっかりパソ子さんの電源を落としてしまうことがしばしばあるのです。
開いていたブラウザやアプリケーションが
まともに保存もされないまますごい勢いで終了されていくのを見るたび、
あ、ああー、へえ、そう、と呟きつつ、
去りゆくパソ子さんを引き留められない無力感に苛まれています。
なんだか恋が終わるときの感じに似ています。もう恋なんてしない。

ただ、いざ去ってももう一回キーを押せばすぐ戻ってきてくれるあたり、
パソ子は男の失敗を優しく包容してくれる、よくできた子であるとも言えます。
もう恋なんてしないなんて言わないよ絶対。


2月27日   Eyes on Me

起きたら転がってる。


今年の異常気象クラスの暖冬も原因なのでしょう、
早くも花粉が本領発揮するようになってまいりまして、
花粉症の人間としては憂鬱な気分に苛まれています。
ああ、目玉を裏返してざぶざぶ洗いたいな、と思うのです。

だから、目玉親父と枕返し、あとは小豆洗いあたりを
モンスター配合して合体させられればいいのにな、
寝てる間に目玉をひっくり返して
ざぶざぶ洗ってくれる妖怪が居たらいいのにな、と考えたのですが、
やっぱヤだな、特に洗ったあと戻してくれなかったらヤだな、と思い直したのです。


2月26日   Burn Our Bridges

作り物を用意するほうがむしろ難しいような気がする。


かのブルース・リーは、映画で毒蛇を捕まえるシーンを撮影する際、
作り物の蛇を用意しようとしていたスタッフに対し
「本物の生きた毒蛇を用意しろ」と怒ったそうです。
リアリティを追求するためならば命の危険さえもいとわない、
崇高で素晴らしい精神であると思う所存です。

誰か、僕に本物の生きた袖余りを用意してください。
リアリティを追求するためです。
妄想で素晴らしさを語ったりモチベーションをなんとかしたりするのは
もうそろそろ限界なのです。ほら。早く。どうしましたか。


2月25日   In All Probability

根本的に間違えています。


たとえば、サイコロを2回振って2連続で1の目が出る確率は、
6分の1の2乗で36分の1です。
しかし、すでに1回1の目を出している状態から、
次も1が出る確率はいくらか、といえばこれはそのまま6分の1なのです。
ややこしいですが、この先まとめてどうなるか、と考えるなら前者の計算方式を、
今までこういう結果だったけどさて次は、と考える場合は後者の計算方式を
それぞれ使えばよい、と言ってよいでしょう。

今までの感じと人生の全体図とを兼ね合わせれば
そろそろモテ期なり儲かり期なりに入ってよいはずだ、と思ったのですが、
よく考えるとこれは後者の発想であり、良い時期に入れる確率が
日々リセットされていることになってしまいます。
そろそろ入れるはず、なんてありえないため、戦慄せざるをえません。
なぜ生まれた瞬間に構想しておかなかった僕。
ダメ期が連続する確率を低いものにしておかなかった僕。


2月24日   Cream off That Enemy

釣り合わせる。


ここ石川県は、人口に対する喫茶店の数が
全国でもトップ3に入るぐらい多いらしいのですよ。

他のトップ3は、愛知県、あるいは岐阜県など東海の県ばかりで、
いわゆるモーニングに代表される喫茶店文化ががっちり根付いてる地域ですから
そりゃ喫茶店の数自体も多かろう、と思うのですが、
石川県ではそういうサービスがあるわけでもありませんし、
なぜたくさんの喫茶店があるのか、理解しかねるところです。
まあ、僕のように馴染みの喫茶店を作って用も無いのに入り浸り、
安いコーヒーで一時間以上粘るようなことをしょっちゅうやってる人間にとっては
喫茶店の数が多いことはありがたいに違いないのですけれどもね。

もしかすると、魔都の神通力に魅入られ、
僕のように喫茶店で管を巻くダメな大人がこの街に増えているのかもしれません。
だから喫茶店の数も自然と多くなるのです。
需要に供給が合わせに行ってるのです。
神の手ならぬ魔都の手です。たぶん感情線が激短です。


2月23日   The Dragon Has Two Eggs

ダメ竜。


画竜点睛を欠く、というときのたとえで
何気なく「卵の入ってない味噌汁みたいなものだ」という言い方をしたら
「入れないよそんなの、入れるって聞いたことない」と一蹴されました。
もともと目の無いタイプの竜を描いたのに
「あ、目入れなきゃ」と騒いでしまったような気分です。

無くてはならない、というほどでもないのでたとえ間違いではあるのですが、
「入れない」とまで断じられるのは
心外であり残念であり僕の食生活を否定するものだ、と危機感を覚え、
いやいや入れるよ美味しいよ、混ぜてカキ玉にしちゃうんじゃなくて、
インスタントラーメンの具にするときみたくポーチドエッグにするんだ、
半熟になったとこを見計らって、
味噌とのハーモニーを楽しみながら食べるんだ、
朝っぱらから栄養満点なお手軽メニューなんだ、と詳しく説明したら、
「さらにありえない、カキ玉風ならまだありえた」と二蹴目を喰らいました。
「そういや竜の目入れるの忘れたなあ」と呟いたら
「え、これビニール紐の絵なんじゃなかったの?」と返されたような気分です。


2月22日   Double Hopper

用法・用量を守らない子。


そういえば、今回の風邪、かなりヒイヒイ言うきついものでしたけれど、
お医者にはかからず市販の風邪薬で治しました。
お金とヒマが無くてかかれなかったのが大きな理由ですが、
市販薬の力を信じていたから、
というか、市販薬で効果的に治す自分流の極意を持っていたからでもあります。
そう、その極意とは「薬は栄養ドリンクで飲むべし」!

え、だって、薬も栄養ドリンクも、どっちも身体にいいじゃない。
風邪引いたとき一番大事なのは、充分な栄養補給じゃない。
良いものと良いものを合わせれば、倍良くなるに決まってるじゃない。
目玉焼きハンバーグの発想。
海苔巻きヌードルの発想。(海苔巻きヌードルは違う)


2月21日   That Name is Hidden

部屋の中心でうわあと叫ぶ。


朝、目が覚めると鼻が詰まっていた。いつものことだ。
苦しいのかどうかさえ、もうわからない。

というような鼻詰まりの状態もようやく脱し、
長引いていた風邪はおかげさまでようやく完治いたしました。
咳や身体のダルさにも困りましたけれど、
やはり風邪で一番うっとおしいのは鼻水ですね。
逐一かんでやれるのならまだマシですが、
寝てしまうとどうしても、その間に溜まって詰まってくれよりますから
寝起きで口がカラカラだったり、息苦しくて目が覚めたりしたものです。
本当にもう、そんなものを蓄えるのに睡眠エネルギーを使ってないで、
エロい夢を見させるとか、そういう有益なことをしろ僕の身体、と思ってましたよ。

そんなこんなで今朝、鼻詰まりもほとんど無く
久々に快適な目覚めを得ることができたのですが、
何気なく鼻をかんでみたら鼻血が出ました。
どうやら、僕の身体は鼻水製造を終えた段階で
ちゃんとエロい夢製造へ自動シフトしていたようです。偉い。(偉くない)


2月20日   Fried Sesami

店内から人が出てきたのを見計らって入った。


お店に入ろうとしたら自動ドアに認識してもらえず、
上のセンサーを睨みつけてみても
下のマットを踏みしめてみてもドアが開かなかったので、
ナチュラルな動きで入り口脇に掲示してあるチラシを眺めに行きました。
ドアが開かなかったからチラシ見てるんじゃなく
ナチュラルに最初からチラシを見ようと思ってたんだもの、と装ったわけです。
さすがは聡明なる僕です。
万一店内や駐車場から見られていたとき、
「あいつ自動ドアに嫌われてるププー」なんて思われないための判断です。

そうして別の人が自動ドアを開けてくれるのを待っていたら、
ほどなく待ち人であるところの次のお客さんが来たのですが、
その人も自動ドアに認識してもらえなかったらしく、
素早い動作で掲示チラシを見に来たので、
ああこれ僕のもバレてる、みんなやることだこれ、って思ったのです。


2月19日   Metallic Flavor

絶縁体。


確か、種類の異なる二枚の金属片で舌を挟み、
そのうえで金属片同士をくっつけると、
舌を通じて電気が流れ、酸っぱい味がするはずなのです。
理科の実験でやったような気がするのです。
なのに、カレー食べ終えて食器を片づけるとき、
手がお皿で塞がっていたため
何気なくスプーンとアルミホイルを口にくわえたところ、
スプーンに残っていたカレーの味しかしなかったのです。

やっぱりカレーはすごいな、という結論に達せざるをえません。
電流なんかものともしないのです。
カレーは万物の法則をも超えるのです。
多少怪しい食べ物でも、カレーに入れれば食えるわけです。


2月18日   Hello Miss.Revolutionist

彦摩呂さんマジック。


魚、特にマグロのトロやなんかを評するとき
よく「牛肉みたいだ」と言いますけれども、
そんな失礼な話は無いと思うのです。

近すぎるジャンルのアイテムでたとえるのは
褒めることになっていない、もしかしたら逆に無礼ですらあるのです。
高級なものだ、あるいは優れたものだ、という意味で、
「車で言うところのフェラーリ」とたとえるのはアリですが、
その言い回しは車をたとえるときには使えません。
「ベンツはフェラーリみたいなもの」ではベンツに失礼でしょう。
それと同じで、食べ物を評するなら、食べ物でたとえるのではなく、
「宝石箱みたいだ」ぐらいまで行かないと褒め言葉にはならないのです。

僕の理想のタイプは、芸能人にたとえるのは失礼かもしれないので
時事用語にたとえますが、IT革命みたいな人です。伝われこの想い。


2月17日   Say Hawk Off

鼻水の話ばかりで申し訳ないのですが。


鼻詰まりの状態だと、鼻を勢いよくチーンとかんでも
残鼻感というか、全部かみきれていない感というか、
またすぐ鼻に鼻水が充填されている感じがするのですけれども、
その鼻水充填時、たまに鼻の奥のほうで
僕にしか聞こえないぐらいの音量でもって「ぴーひょろろ」と音がすることがあり、
おそらくは空気が鼻水に追い出されている音なのでしょうが、
それはおよそ人体が発する音とは思えないクリアな「ぴーひょろろ」なので、
僕の鼻の奥にはトンビが住んでいる可能性があります。
寝てる間に出てきて目玉をくりぬかれたら困るので誰か助けてください。


2月16日   Spread Myself Thin

よく考えたら違うものだし。


風邪が長引いてございまして、
鼻のかみすぎで鼻の下が痛くなってまいりました。
クリームみたいなものを塗ったほうがいいような気もするのですけれど、
あいにくスーッとするやつしか持っておりませんで、
そんなものを塗っては痛いに違いないのです。

なんとかならんか、と調べてみたところ、
要するにあれは擦り傷的なものだから、
米の研ぎ汁とか塗っとくといいらしいよ、という知恵袋情報を掴みました。
なるほどそれはお手軽だしいかにも効きそうだ、
効かなくても最悪身体に悪いということはないだろう、と、
早速ちょうど作ってあったおかゆの上澄み液を塗りつけたのです。

そしたら味付け済みで昆布塩が超染みたので、
こんなならスーッとするやつ塗るべきだったな、
どうせ痛いと知っていれば確実に効くほうを選んだものな、
ていうか傷口から昆布のうまみが体内に行き渡ったら困るな、と思いました。

2月15日   Chocolate Soldier

隠しません。


バレンタインメールをくださった皆様方に、この場を借りてお礼を申し上げます。
心の底からありがとうございました。
でも今年も「チョコと見せかけて、ひし形!」ばっかりだった。業の深いネタだ。

さて、たとえば長いこと着てなかった服を
クローゼットから引っ張り出してきたとき、
その服のポケットに1000円札などが入っていたとしたら、
ものすごく儲けたような気分になるでしょう。
多分もともと自分のお金であるにもかかわらず、です。
自分で入れたことを忘れていただけなのに、です。

ということは、今のうちから部屋のどこかにチョコを仕込んでおけば、
来年の今頃、忘れた頃に発見して、
「女神からの贈り物だ」と喜ぶことができるのではないでしょうか。
神は独り身をお見捨てにならぬ、と最後の砦を得られるに相違ありません。
なんて名案。完全無欠の妙案。早速実行しておかなくては。

この案に問題点があるとすれば、夏場アリが上がってくることです。
チョコを食べられてしまうのはもちろん困りますが、
下手をすると寝てる僕も連れ去られるのです。虫の死骸と大差ないのです。


2月14日   Catch the Heart

病床で考える。


「風邪を引く」は英語で「キャッチアコールド」と申しますが、
「ア」とつくからには「コールド」は可算名詞なわけで、
とすると単数よりもむしろ複数形で語るべき、
ドすげえ症状の風邪を引いてしまった場合、
「キャッチコールズ」と言ったほうがいいような気がするのですけれども、
「キャッチコールズ」だと「コールズを捕まえる」ということになり、
90年代半ばに中日→阪神でプレイした
守備のへたっぴい助っ人外国人をとっ捕まえる感じになってしまうので、
それはちょっとヤだな、「ヤーメーローヨー」言われるだろうな、と思ったのです。
主語はやっぱり「ミスターホシノ」なのかな、と思ったのです。


2月13日   The Rotten Apple

「3時のおやつに」って売ってたけどそれもどうなんだ。


どうにもこうにも風邪を引いたようなのですが、
自分でごはん炊いておかゆ作って、
自分でスポーツドリンクやヨーグルト買いに行って、と
だるい身体を引き摺りながらやってると、
「誰かが看病してくれればなあ」的な考えに至ってしまいます。

体調不良のときくらい恨み辛みを言うのはよそう、と思うのですが、
結果、独り身の境遇を呪うことになってしまってとても疲れます。
やはり、バレンタイン間近で
どす黒く(チョコ色にどす黒く)渦巻いている空気は、
精神的にも肉体的にも、人に悪影響を及ぼすのだな、と再認識する次第です。

あと、「朝食りんごヨーグルト」を寝る前に食べるのは
なぜかものすごく抵抗があるな、
日が昇ってから寝るのと同じ感覚に陥るな、とも再認識する次第です。


2月12日   Super Brown

あの手この手。


オーブントースター用の天板にクッキングシートを敷いておきます。
刻んだチョコレート(60gほど)と無塩バター(80gほど)を湯煎にかけて溶かしたら、
砂糖(60gほど)と溶き卵(2個分)を少しずつ加えながらよく混ぜ、
さらにダマにならないよう注意しつつ薄力粉(80gほど)を加えましょう。
クルミやアーモンドなど、お好みのナッツをクラッシュしたものを混ぜたら、
用意しておいた天板に丁寧に流し込んで、
アルミホイルを敷いて予熱したオーブントースターに入れてください。

あとは焦げないよう、必要に応じて天板の向きを変えたり
アルミホイルを被せたりしながら5分~10分ほど焼き、
串か何か刺してみて何もついてこなければ、
「お手軽チョコレートブラウニー」の完成です。
少し冷ましてから、食べやすい大きさに切ったり、
あるいは可愛らしい型で抜いたりすると良いかもしれませんね。

世の女性方がちっとも僕に手作りチョコをくれないのはなぜか、という議題で
毎年恒例の脳内会議を行った結果、
きっと彼女らは作り方を知らないのだろう、という
誤っている上に無礼極まりない結論を導き出すに至りました。
ので、とりあえず今年は先手を打ち、
ちゃんとしたオーブンなどが無くてもできる簡単なチョコ菓子の作り方を、
こうして世界へ向け公開しておくことにします。
僕の想いを乗せて、いざ、ワールドワイドウェブ。


2月11日   Triple Booking

襟足ですもの。


「エロい人は髪が早く伸びる」などと申しますが、あれは
「髪は夜によく伸びる」
「髪は起きている間によく伸びる」
「髪は想像力の豊かな人ほどよく伸びる」という
三つの俗説を掛け合わせたものなんだそうですよ。
そういう三つの状況を兼ね備えた生活をしている人、
すなわち「夜に、起きて、想像力を働かせている」みたいな人は、
そんなもんエロガッパ以外の何物でもないわい、という結論が出ますから、
転じて「エロい人は髪が早く伸びる」となってしまうわけです。

まあ、前提の三つからして疑わしい話ですけれどもね。
当方、夜型で、想像力を働かせて日記を書いており、
また当然のようにエロガッパでもある、という
髪をスピーディーに伸ばすために生まれてきたような生命体ですが、
そんな実感ありませんもの。
髪が人より早く伸びている気配まるでありませんもの。

年明けに散髪失敗したとこ、まだ目立ってますもの。


2月10日   Not Be Isolationism

言い換えてみよう。


第二次大戦中、ドイツさんによって海上封鎖を受け、
他のヨーロッパ諸国から切り離されてしまった島国イギリスさん。
大陸にある味方の国々とマトモに連携が取れなくなったわけですから
ロンリーであり危急存亡でありしゃれならん状況なのですが、
翌日のイギリスさん国内の新聞には
「ヨーロッパ大陸、孤立す」という見出しが打たれていたそうです。
いやはや、こんな時までユーモアに溢れた言い回しを使ってのけるとは、
さすがイギリスさん、といったところでしょうか。

チョコ貰えそうにないんじゃなくて、貰おうとしてないんです。


2月9日   The Faint Friend

丸め込んでどうにかしよう的な。


たいていの場合、「友人の体験談なんですけど」という出だしで始まる話は、
実のところその話者本人の体験談だったりします。
笑い話や恥ずかしい話を面白おかしく話そうとすれば
当然主人公の恥部を曝け出すことになるわけで、
それが自分である、ということを隠したがるのは自然な感情でしょう。

が、我々日記書きはそれではいけません。
何か失敗すれば嬉々として日記に綴ってこそ、
自分の失敗談を誇らしげに語ってこそ、日記書きの本懐です。
いや、それどころか、本当に他人から聞いた話なのに
それさえ自分の体験談として語ってこそ、
真の日記書きであり、賞賛に値する心構えだと言えましょう。
当方も未熟ではありますが、そうなりたい、そう心がけたい、と思っています。

逆に言えば、そう心がけている日記書きが
「友人の話なんですけど」と切り出していたら、
それはホントのホントに友人の話だと考えて間違いなかろう、
というふうにも言えるかもしれませんね。

友人の話なんですけど、今日うんこ踏んだらしいですよ。


2月8日   Starring Side

ただい魔都。


5日ほどご無沙汰してしまっておりましたが、
本日無事お家に戻ってまいりました。

ご無沙汰の間の日記も、ご承知の通りあらかじめ書かせていただいて
まとめて置いてございましたので、
僕のお目汚し文章を毎日御覧になってくださっている皆様におかれましても、
お目の汚染を止めることなく、汚し続けられていられたかと思います。
いったんお目がクリアになってしまうと、僕の文章は正視に耐えないのです。

が、このまとめ書き方式は、代打日記などと異なり、
後でログを読み返したときに「何日か更新無かったんだ」とわかるものではなく、
その期間僕が普通に家にいて、
普通に日記を書いているように見えてしまう、という欠点があります。
そのため、この「戻ってきましたよ」日記も
「何言ってんだこいつ」な感じになってしまう危険性があるわけです。
そんなの困りますもの。何かのアリバイ工作かと疑われますもの。

それだけならまだしも、フロンツは実は二人いて、
一人が家を空けてる間はもう一人が更新を連続して担当している、という
ものすごい説さえ浮上しかねないのですもの。
へぇ、あんたもフロンツっていうんだ。


2月7日   Gazing Stars

矛盾。


聞いた話なので間違っているかもしれませんが、
なんでも男性が女性を見るときの目の動きは、
女性が男性を見るときの、半分ほどしか無いそうですよ。

これは本能的なもので、交配の相手を観察し見定める能力の差、
「こいつとなら優れた子孫が残せるか」的チェックポイントの数の差らしいです。
男性は、女性が髪型やアクセサリーを変えることに無頓着で、
気付かなくてよく怒られたりしますけれども、
それもこの目の動きによるところが大きいわけですね。
女性からすれば「なんでこんな大きな変化に気付かないの」ですが、
男性からすれば「そもそもそんなとこ言われないと見ねーよ」な変化なのです。

いかな本能とはいえ、男性はこれではいけません。
何よりも女性に対して失礼です。
美人かどうか、あるいは脚がキレイかどうか、
あるいはおっぱい大きいかどうか、ぐらいしか見ていないのでは、
あまりにも怠惰であり残念無念だと言えるでしょう。
世の男性たちは、女性をチェックするときのポイントを、
一つずつでもいいから自発的に増やしていく努力が必要なのです。

もちろん、増やす一個目は袖余り具合のチェックです。
むしろ他に何が要るというのだ。視線一点集中で構わないのだ。


2月6日   Great Onomatopoeia

というかスカスカ。


食べ物の名前の前に擬音がくっついてると、
普段の何割増しにも美味しそさが増すと思うのです。
ただのプリンより、とろーりプリンのほうが美味しそう。
ただのエビフライより、サクサクエビフライのほうが食べ応えありそう。
ただのチョコより、ぱっくんチョコのほうが体力回復しそう。

使う機会が見出せずにかなり長いことうちの冷凍庫に入ってる、
冷凍食品の焼き魚は、たぶんフワフワ焼き魚。
この先もしばらく使う機会無さそうだけど、
いよいよ食べざるを得ないときは
フワフワ焼き魚だと思いながら食べればいいんだからまだ大丈夫。
これは古くなって水分も抜け切っちゃってるからじゃなくて、
そもそもこんな食感なの、と言い聞かせながら食べればいいんだからまだ大丈夫。


2月5日   Make a Place Hot for It

根本的に。


世界で販売されている缶コーヒーのうち、
7割は日本で売れているそうです。
というかそもそも、ホットの缶コーヒーが自販機に並んでいるのは
ほぼ日本だけと言っても良いぐらいだそうですよ。

深夜徘徊を生きがいとする僕のような夜族(ミディアン)にとって、
ホットの缶コーヒーを売る自販機は
特にこの時期、たいそうありがたいものです。
寒い中ふらふら歩いて辿り着いたところに
「つめた~い」しか並んでなかったらと想像すると、文字通り背筋が凍りますもの。
ああ、この国に生まれて良かった。日本人で良かった。

夜族(ミディアン)じゃなければもっと良かった。


2月4日   Never in a Hundred Years

最後関係ない。


節分には豆を年齢の数だけ食べますけれども、
このときの年齢とは数え年のことです。
僕の場合、3月生まれなので、
節分の時点では満年齢に2を足したものが数え年になります。

ときに、3月生まれ、というか誕生日の遅い人間は、
同級生に比べると何かと損をすることが多かった気がします。
免許なんてなかなか取りに行けませんし、
煙草やお酒の正式解禁も単純に人より遅いですし、
お誕生会やろうにも誕生日が春休みに入っちゃってるから
友達みんなどっか旅行行ったりしちゃってて人数集まらないし。

ああ、現代も数え年システムであってくれれば良かったのになあ。
生まれたときからすでに1歳なシステムであってくれれば良かったのになあ。
そしたらこんなふうにして、4月5月あたり生まれの友人たちを
恨めしく思うことも無かったろうになあ。

ついでに、銀行預金も口座作ったときから
すでに100円なシステムであってくれれば良かったのになあ。
そしたらこんなふうにして、900円を引き出せず悩むことも無かったろうになあ。


2月3日   On a Roll

無言なので想像もしやすい。


節分でございます。最近はコンビニの影響で、
恵方巻き丸かぶりの風習が全国区のものになってきておりますね。

しかし、本来恵方巻きとは、七福神に因んで
七種類の具が入った太巻きを指すと言われています。
カンピョウが大黒天でキュウリが弁財天で、などと
各々対応が決まっているわけではないようですが、
とにかくなんでもいいから七種類入っていないと、
七福神に因むという前提が崩れてしまうのです。
コンビニのもちゃんと七種入っているのでしょうか。

もし入っていないのであれば、それは恵方巻きでなくただの太巻きであり、
そんなものを丸ごとかぶりついたところで、
「お行儀の悪い!」と扇子で手首をはたかれるだけに違いないでしょう。
はたかれるのを防ぐには、なんとかして七種の具を得るしかありませんが、
とはいえ何か追加して巻き直す、なんてなかなかできないでしょうし。

となると、万一購入した恵方巻きに六種しか入ってなかった場合は、
もう一種類具が入っている、と想像しながら食べるしかありません。
七種入ってるつもり!うなぎも入ってるつもり!エアうなぎ!(エアうなぎ?)
うなぎは福禄寿のつもり!エアじいさん!(エアじいさん?)


2月2日   Keep My Life on Ice

証人となる。


1月に市内で積雪が無かったのは観測史上初らしいぜ、
すごいぜ暖冬だぜ異常気象だぜ、と
金沢市民を大騒ぎさせておきながら、
31日の夜から猛吹雪になる、この街が僕は大好きです。

31日夜の雪は1月の記録に含まれるものか、
それとも2月1日の記録になってしまうものか、はわかりませんが、
これで仮に「2007年1月の金沢では一度も雪が積もらなかった」と
後々うんちく的に言われるようになっても、
「んなこたないよ」とタモさんのように斬り捨ててやれるのです。
やった。やったじゃない。


2月1日   Lay an Egg

スキレット。


かねてから「そのうち買おう」と考えてはいたものの、
わざわざ調理用品店やホームセンターに行く機会を見出せなくて
なかなか手に入れられずにいた、
小さいサイズのフライパンなのですけれども、
そのニクいアイツを思いがけず百円ショップで見つけたので、
矢も楯もたまらず購入して帰ってきました。

だって、これがあれば目玉焼きを円形に焼ける。
カツ丼や親子丼を手早く作れるし、ホットケーキもキレイに仕上げられる。
小さくて熱の通りがいいから光熱費も削減できる上、
オタマ引っ掛けるとこに収納できるから場所も取らない。
魔法の調理器具ですもの。
使用目的を選ばない、便利な子なのですもの。
今手に入れずしてどうしますか。夢を叶えずしてどうしますか。
ああ、この子で何か作ってみたい。早く使いたい。今すぐ使いたい。

ということで冷蔵庫を開けたら
上の料理のどれを作るにも必要な卵がありませんで、
とりあえず豚肉があったのでショウガ焼きにしてみましたが、
小さすぎて2回に分けないと1パック分の肉も焼けませんでした。
困った。積年の憧れアイテムだったのにもう見抜いてしまった。
この子は意外と不便な子だ。
卵が無いだけで袋小路に突き当たる子だ。使用目的を選ぶこと甚だしい。

2007年2月

今年のバレンタインデーは、重篤な風邪のため憤るどころではなくひたすら寝て過ごしていました。
ために例年より晴れやかな気分ですが、今度はこういうベクトルでしか憤りを回避できないことが無念です。



2月28日 病気になる前じゃないとダメだろう
 
「風邪には大豆がいいらしいよ」
「歳の数だけ食うと無病息災なんだもんな」

効能がまわりくどい。






2月27日 曲線確認
 
「風邪には桃がいいらしいよ」
「剥く前に座薬入れる練習もできるしな」

練習ってなんだ。






2月26日 道端で寝て悪化
 
「風邪にはお酒がいいらしいよ」
「そうだ、飲んで風邪引いてることなんて忘れちまえ!」

根本的な治療はどうした。






2月25日 どこから数え始めたっけ
 
「風邪にはミカンがいいらしいよ」
「皮のデコボコをひたすら数えてると精神が安定するもんな」

元気な人でも気が滅入るわ。






2月24日 ヤリ持ってる
 
「風邪にはニンニクがいいらしいよ」
「虫歯菌は悪魔っぽいから、風邪菌は吸血鬼っぽいのかな?」

前提がおかしい。






2月23日 体内環境をお引越ししよう
 
「風邪にはお茶がいいらしいよ」
「丸めた新聞紙と一緒に摂るとさらに浄化効果が上がるんだな」

掃除か。






2月22日 歯周病有効活用
 
「風邪にはリンゴがいいらしいよ」
「なるほど、病気の悪い血を歯ぐきから出しちゃうわけだな」

よりによってそんなとこから出さなくても。






2月21日 ヴェポラップ
 
「風邪にはハチミツがいいらしいよ」
「知ってる!ノドから胸にかけて塗るんだよな!」

そんなんして寝てたらアリ寄ってくるよ。






2月20日 それはネギです
 
「風邪にはトウガラシがいいらしいよ」
「知ってる!尻の穴に入れるんだよな!」

えらいことなるわ。






2月19日 教育テレビ見とけ
 
「風邪には梅干しがいいらしいよ」
「種舐めてれば寝てる間退屈しないもんな」

どんだけやることないんだ。






2月18日 それだと効きそうじゃないし
 
「風邪には生姜がいいらしいよ」
「じゃあ牛丼食うとき紅生姜いっぱい入れればちょうどいいな」

牛丼食えるぐらいならもう生姜いらんだろう。






2月17日 引かない人から引く人へ
 
「風邪にはネギがいいらしいよ」
「ネギ食うと賢くなるから、むしろ風邪悪化するんじゃない?」

バカ前提で気を回すな。






2月16日 白くてこんもり
 
「風邪には大根おろしがいいらしいよ」
「ふやけてぐちゃぐちゃの冷えピタに似てるから解熱効果が!」

大根と冷えピタに謝れ。






2月15日 おいそれと渡せないように
 
「バレンタインだなあ」
「もうなんか、不動産とか司る聖人を偲ぶ行事ならよかったのに」

聖バレンタインも別にチョコ司ってたわけじゃないけどな。






2月14日 外国人監督
 
「バレンタインだなあ」
「チョコ貰えないなんて、バレンタインだけにシンジラレナーイ」

それは違う人だ。






2月13日 耳が拒絶した
 
「バレンタインだなあ」
「え、なに、バーレーンみたい?」

聞き違え云々以前に何を形容しようとした比喩だそれは。






2月12日 身体にいいってみんな知ってるし
 
「バレンタインだなあ」
「今こそ、チョコの健康効果が煽られて品薄にならないものか」

時節柄もう無理だ。






2月11日 できる満漢全席
 
「猿も木から落ちる、ってどういう意味?」
「ステップ1、木の下に網を仕掛けておく、って意味」

なんでも狩るなあ昔の人。






2月10日 タコの発想
 
「髀肉の嘆、ってどういう意味?」
「腹減ったな、自分のモモ肉が取れて食えればな、って意味」

いくらなんでも追い詰められすぎじゃないか。






2月9日 はんぺん未満
 
「水魚の交わり、ってどういう意味?」
「魚肉を水と混ぜて延ばした飲み物、って意味」

美味しくなさそうー。






2月8日 そしてそれは高いのか安いのか
 
「ゴボウの種まきは柿の葉三枚、ってどういう意味?」
「ゴボウの収穫だったら柿の葉五枚、って意味」

何を雇う相場なんだ。






2月7日 0対0
 
「喉元過ぎれば熱さ忘れる、ってどういう意味?」
「タコヤキみたいでんな、って意味」

福本さんだー。






2月6日 もうすぐ冬終わるよ
 
「待てば海路の日和あり、ってどういう意味?」
「まだだ、まだ虎の子のカイロを使う寒さじゃない、って意味」

無理しないで使おうよ。






2月5日 砂糖の塊に見えた
 
「名物に美味いものなし、ってどういう意味?」
「火山灰とか鍾乳石とか超不味いもん、って意味」

なんでことわざ作るような偉い人がそんなもん食べた。






2月4日 扉の向こう側
 
「無知の知、ってどういう意味?」
「ムチの快感を知ってしまったらもう戻れない、って意味」

戻ってきてください。






2月3日 さまようよろいとホイミスライムの関係
 
「類は友を呼ぶ、ってどういう意味?」
「類は仲間を呼んだ!友が現れた!って意味」

うわー、類から倒さないと。






2月2日 逃げられた
 
「骨折り損のくたびれもうけ、ってどういう意味?」
「当たり屋失敗、って意味」

ほんとに折れちゃったか。






2月1日 できるサバイバル
 
「藪をつついて蛇を出す、ってどういう意味?」
「基礎的な蛇肉入手法の手順その一、って意味」

ワイルドー。

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