2007年11月

11月30日   Image of Crystal

むしろ、なぜか積極的に残そうと脳が働いている。


どこで聞いたものやら、「スワロフスキー」という単語が
頭の片隅に引っ掛かっていて、
でも意味はさっぱりわからなかったので調べるに至ったのですけれども、
あれですね、何か、クリスタルとかビーズアクセサリーとかのブランドなのですね。
オシャレワードだったのですね。完全に予想外でした。
頭に引っ掛かってる間、完全に偉人の名前だと思ってましたもの。

いや、ブランド名はそのまま創業したデザイナーさんの名前ですから
歴史に名を残す人の名前には違いないのですが、
そうじゃなく、なんか科学者とか政治家とか文豪とかそっち系の、
教科書に載ってそうな名前にしか聞こえないのですもの。
「スワロフスキーの左手の法則」とかそんなんあったような無かったような、って
勝手に脳内で考えてましたもの。
なんなら、事実を知ったこれからも、「スワロフスキーの左手の法則」は
僕の中では「実在するもの」として残り続ける勢いですもの。
無いからねそんなの。スワロフスキーはアクセサリーだからね。しっかりしろ僕。
スワロフスキーさんの左手からはアクセサリーしか生み出されないからね。

ああでも、アクセサリーを作るときの手順、みたいな感じで
そんなのあっても不思議じゃなさそうに思えてきた。
スワロフスキーさんが提唱した効率的なビーズの編み方だきっと。
フレミングの左手と同じような形で、
親指と中指にテグスを張って人差し指で作業、って要領だきっと。
慣れたら人差し指がぐいんぐいん動くんだきっと。
ダメだこれたぶん残る。人に聞かれたら僕したり顔で語る。助けて。


11月29日   Queen of the Wife

なんか赤紫のよくわからない小さい植物も食べるー。


江戸時代、将軍家では江戸前の鯛が最高の食材として好まれ、
「大位」と当て字されてもてはやされるほどでした。
かたや、海から遠く、新鮮な海の魚が手に入りにくかった京の宮中では
鯉が「高位」と呼ばれ珍重されていたそうです。
擬人化、というほどでもありませんが、
このように、すでにあるネーミングに
あたかも人間を表しているかのような別の意味を見出し、
また実際にそのように扱う、というのは、
なんともウィットに富んでいて面白いことあるな、と思う次第です。

なので僕も、お刺身のツマを超食べることにします。
「どうせ僕に手に入るのはこっちのツマだけだし」と大事に扱うのです。
なんか生臭いけど食べるー。大根にしては不自然なぐらい白いけど食べるー。


11月28日   Metallic Revolution

現場の実態をあんまり把握してない偉いさんとかのセリフ。


夕方のローカルニュース番組で、ロボットだかマシーンだか、
何かハイテクな工業製品が紹介されていたのですけれども、
VTRへ振るときのレポーターさんのコメントが
「そのロボットには何ができるというのでしょうか」というような言い回しであり、
たぶん、というか確実に「どんな機能があるんでしょうねワクワク」的な意味で
おっしゃったに違いないのでしょうが、
取り方によっては「ロボごときにできることなんてたかが知れてるぜ」
というふうな反語表現にも聞こえてしまう発言だったので、
なんという人間の思い上がり、と思った次第です。
ロボットに自我が芽生える展開を呼ぶセリフだ。反乱フラグだ。


11月27日   Fish Fight

ビンチョウとかならまあありえるけど、だとしても安すぎる。


近所のスーパーの広告を見たのですけれども、
「サンマ」とか「アジ」とかに並んで「マグロ」も
1パックとか100グラムとかでなく「1尾」の単位で売られていて、
おそらくは流れでガーッとチラシを作ったせいで間違えただけだとは思うのですが、
そこに筆文字風の描き文字で振られていたアオリ文句が
「驚きの新鮮さ!」みたいな感じだったので、
いやいやいや、と思いました。
そこじゃないから。驚くのは新鮮さにじゃないから。
安さに、もしくは売り方のアグレッシブさに、
もしくは実際に1尾で買って担いでいく人がいたときのカッコよさにだから。


11月26日   Summon It

FF5の場合。


マダム同士が立ち話をしていらっしゃる横を通ったところ、
そのマダムの会話の中に「オーディン」という語が聞こえた気がして、
「むむむ」と思って耳を澄ませてみたのですがおでんの話でした。
なんだ。アニマルプリントのマダムが
「1分で倒せねーよあんなの」とか悩んでたら面白かったのに。
アドバイスしてあげようかと思ったのに。
魔法剣ブレイク使えば一撃ですよ、って言おうかと思ったのに。

で、今度こそ通り過ぎようとしたのですが、
今度は「イフリート」という語が聞こえた気がして、
またしても「むむむ」と思ったのですが粉吹き芋の話でした。
なんだ。「あの時点でファイラ連発とか反則だろ」とか悩んでたら面白かったのに。
アイスロッドを道具として使えばブリザガの効果があるから
ロッド壊れちゃうけど最悪それで、ってアドバイスしてあげるつもりだったのに。
召喚できるようになったらビブロスやアパンダに使ってね、って言おうと思ったのに。
「イフリートこわいよー」って言って面白いから使ってね、って言おうと思ったのに。


11月25日   Dynamic Moonsalt

地球を見捨てるのか。


寒くたって、不審だって、あたし負けないんだモン!とばかりに、
相変わらず深夜徘徊が趣味なのですけれども、
どうも最近、僕が夜に外を歩くと月が雲に隠れ、
帰宅したり、コンビニに入ったりしてからふと窓の外を見ると
月もいつの間にやら美しく輝き出してる、ということが多々あるように思われ、
かたくなに月のほうが僕を拒否してる感じがするので、
きっと、「愚か者に美しい月は見せない」とか、
エデン法で決まってるのではないかと思います。
27条(侵略者とか反逆者な可能性がある者を拘束するための条項)の次の、
28条ぐらいに規定されているのだと思います。
刑法で言うところの内乱罪とか外患罪とかが含まれる範囲にあたる、
かなり重要な条項なのだと思います。


11月24日   Old Boy

ダブルの意味で居てもらっちゃ困る。


うちのアパートにおいて、我が家の真上の部屋は
今年度一杯空き部屋なはずだというのに、
なんか夜中、たまに天井の上から聞こえてきてるとしか思えない
足音のような物音がしてオロオロするのですけれども、
きっと座敷童だ、幸福をもたらしてくれるんだ、だからいいんだ、と言い聞かせ、
僕は自分を落ち着かせているのです。

でもそのたび、天井のさらに上、ということは
つまり一軒家で言うところの屋根裏にあたるわけだから、
屋根裏に潜むのは貧乏神以外の何者でもない、ということに思い至るため、
僕はオロオロを再開するのです。


11月23日   The Wassail

剛毛っぽい。


サクランボから作る「キルシュワッサー」というお酒があります。
分類的にはブランデーの仲間なのですが、
そのまま飲んだり、カクテルの材料に使ったりするというよりは
製菓用に使われる印象が大きいお酒で、
スーパーなどでも、小さくて可愛い瓶に詰められて
バニラエッセンスやなんかと一緒に並んでいることが多いお酒なのです。

その瓶が、陳列の仕方と僕の位置取りの関係上、
ラベルの「キルシュ」が全部隠れて
「ワッサー」「ワッサー」「ワッサー」とひたすら並んでいるように見えたので、
それは実にモサい感じですね、と思いました。


11月22日   Lover of Rubber

びょーん。


11月22日はいい夫婦の日です。
漫画やゲームなどの登場人物に誕生日が設定される場合、
現実の暦でも何らかの記念日になっている日に設定されることが多く、
また、特に可愛らしい女の子キャラなどは
クリスマスイヴとかバレンタインデーとか七夕とか、
なんとなく恋愛に関係ありそうな日に設定されることも多々あるため、
きっと、いい夫婦の日にも可愛らしいキャラが生まれているのだろう、
いいお嫁さんになりそうな、健やかで伸びやかなキャラが生まれていることだろう、
という考えに基づき、11月22日生まれのキャラを調べてみたのです。

そしたらダルシムの誕生日だったので、
伸びやか違いにもほどがあるな、と思いました。


11月21日   A Profiterole

そこにフランス菓子であるシュークリームの生地を使うからフレンチ。


ドーナツといえばフレンチクルーラーである、と考えているのですが、
そういえば、この「クルーラー」というのは
一体どういう意味であろう、と思って調べてみたところ、
「生地をねじって揚げた、ドーナツに似た菓子」のことだそうで、
僕は大いに衝撃を受けたのです。

ホントはドーナツじゃなかったんだあいつ。
ドーナツじゃないのにドーナツのフリをしてたら、
結果、ドーナツといえば?って聞かれたとき
オールドファッションと並んでトップの知名度を誇るまでになったんだ。
そんなにもドーナツとして有名で、あんなにも美味しいのに、
元々はドーナツでもなんでもなかっただなんて、
美人でセクシーなのに実は元々男だった、みたいなことじゃないか。
カルーセルさんみたいじゃないか。
ああ、カルーセルとクルーラーってちょっと似てる。だからか。(だからではないです)


11月20日   In Its Time

一回タイマーゼロにするともうわからなくなる。


醤油味の煎餅は、ちょっとだけオーブントースターにかけ、
表面を炙って香ばしく温かい感じにして食べるのが好きなのですけれども、
あれはかなりシビアなタイミングが要求される食べ物です。
早いとただ温めただけのぬるい煎餅になってしまいますし、
遅いと醤油がコゲ切って苦いだけの煎餅になってしまうでしょう。
ぬるさと苦さを、もとい、温かさと香ばしさを併せ持った
絶妙な状態を見計らってトースターから出さなくてはいけないわけで、
1秒2秒の誤差も無いよう、庫内にじっと目をこらしていなければならないのです。
片時たりとも目をそらすことなどなく、
経験と感覚に裏打ちされたベストの時間で加熱を止める必要があるのです。

だから、よくわからない組織への勧誘は大嫌いです。
来ないでくれ。ちょうどそういう時にばっかり来ないでくれ。
僕をトースター前から引き離しに来ないでくれ。
僕は明るい未来なんか見なくていいのだから。
オーブントースターだけ見てるのだから。見てなきゃいけないのだから。


11月19日   Wished Good Speed

何の話だ。


急にお寒うなってございますね。
魔都・金沢でも雪なぞ降ってまいりまして、
つい先週までは薄手のシャツとかで充分な気候だったというのに、
完全に一足飛びで冬になってしまった感があります。
確かに立冬は過ぎてますから、
一足飛びも何も、紛れもなく今は冬なのですけれども、
それにしてもこれはいきなりすぎます。
もっと、段階を踏まないとダメでしょうが。
少しずつ寒くなって、朝と夜はコートが手放せないな、ぐらいになって、
木枯らしが吹いて、鍋物が美味しくなって、それからやっと雪でしょうが。
立冬過ぎた!よし!今から冬!雪!全開!ってダメでしょうが。
こんなの出会って電話番号交換した次の日に結納するようなもんでしょうが。
御近所の噂になって、親戚とかにも早すぎるって反対されて、
でも愛さえあれば乗り越えられるさ、なんて言ってても
九割九分破局するでしょうが。よく知らんけどそんな感じでしょうが。


11月18日   Make a Quick Return

魂斗羅スピリッツ。


昆虫のトンボのことを、古称で「秋津」と呼びます。
たとえば「日本」を指す様々な古称(「大和国」とか「葦原中国」とか)の中に
「秋津島」というものがあるのですが、
これも神話において、神武天皇が大和の山の上から国全体を見渡し、
「あきつのとなめせるがごとし(トンボが交尾してるみたいな形っすねぇ)」
とおっしゃったところから来ていると言われています。

近所に、空き巣の被害とそれへの防犯・警戒を訴える貼り紙があるのですが、
完全に文字が褪せてしまっていて
「あきす」って書いてあるんだな、という認識を持った前提で読まないと
どれが何という文字なのかかなり判別が難しくなり、
「あきつにちゅうい!」と読めないこともなくなってしまうので、
多分、近所にものすげえでっかいトンボが出るのだと思います。
人間を抱え上げて連れ去ってゆこうとするので、
そうならないよう注意しながら、火炎放射器で焼いて倒さないといけないのです。
画面の一番上まで連れて行かれると、1機死んでしまうのです。1機?


11月17日   Silver Spoon

オタマとか掛けるとこに収納できるように、なのかなあ。


100円ショップの店内を意味も無くぶらぶらしておりましたところ、
柄の端っこのとこに穴が開いてて
輪っか状のヒモが通されたスプーンが売られているのを見つけたのですけれども、
子供やお年寄りなどが落とさないように、スキーのストックみたいに手に通す、
という感じの使い方をするにしてはヒモが短すぎるため、
このスプーンのヒモには何のメリットがあるのか、と考え込んだのですが、
さっぱりわからなかったのです。

でも、わからないまま置いておくと気持ちが悪いので、
とりあえず、スプーンおばさんが買いに来るのだろう、と結論付けたのです。
きっと、小さくなったときに首から提げるんだろう。
おばさんのアレは確か特別なスプーンだった気がするんだけど
たぶんファッションで、たまに違うのをつけるんだろう。
デートの時にはピンクの柄のスプーンをつけるんだろう。愛され女子なんだろう。


11月16日   The Thing

thの発音が入ってる感じ。


なんだか馴れ馴れしい口調の知らないお姉さんから
勧誘のお電話がかかってきたのですが、
馴れ馴れしさよりも、勧誘の内容よりも、
「今ねー」が全部「島根ー」に聞こえるという
そのお姉さんの舌っ足らずというか
逆に舌が足りすぎてるというか、な喋り方に気を取られ、
僕はお姉さんの話を聞き流しながら、遠く島根県に思いを馳せたのでした。
そうかあ、島根の教材はお買い得なのかあ。(違う)

11月15日   Soap Bubble

罠ではありません。


ごはん屋さんのトイレに入り、用を足し終えスッキリしまして、
さて手を洗おう、と備え付けの液体セッケンを使おうとしたところ、
ものすごくゆるくてシャバシャバだったので、
むむう、これはもともとこういう種類のセッケンなのだろうか、
それとも水で薄められてしまっているのだろうか、
だとしたらそれは、水で溶く手間を省いてあげようという親切心だろうか、
あるいは単純にケチンボゆえだろうか、
というかセッケンの原液を水で泡立てることと、
あらかじめ水で溶いておいたセッケンを手でコネコネすることは
果たして同じことなのだろうか、
本当にコネコネで同じだけの効果を得られるのだろうか、
セッケンを水で薄めたもの、って要するにシャボン玉液なわけで、
シャボン玉液を手でコネコネしたら手は綺麗になると言ってよいのだろうか、
指と指の間でシャボン玉がいっぱいできてメルヘンチックなだけではないだろうか、
などと席に戻ってもずっとモヤモヤ考えていたら、
用を足してスッキリした気分がまんまとノットスッキリに戻ってしまったので、
「しまった、あれは罠だったか!」と思いました。


11月14日   Berserker Soul

いっぱいだけどさ。


昆虫が成長していく過程において、
たとえばチョウやカブトムシのように、
幼虫→サナギ→成虫、と成長することを「完全変態」と呼び、
これに対し、セミやトンボなどサナギの状態を経ない
幼虫→成虫という成長は「不完全変態」と呼ばれています。
この二つは有名ですが、他にも、
昆虫の中でも寄生虫に多いのですが
たとえば寄生前と寄生時でその時々に適した状態に変化する、といったように
同じ幼虫時代においても大きく姿を変化させる昆虫の成長形態を
特に指して言う「過変態」または「多変態」という語もあり、
さらに、昆虫の成虫には飛べる飛べないにかかわらず
たいてい翅(羽根)があるものですが、これが無く、
幼虫と成虫の違いは大きさだけ、といった原始的な昆虫だけが有する
「無変態」という成長形態も存在するのだそうです。新発見。

僕は自分を「不完全変態というよりは完全変態かなあ」と評していたのですが、
それよりは過変態、多変態の可能性のほうが高いな、
少なくとも無変態ではないな、ということに気付きました。
いや、あくまで人間としての成長の話。
未熟という言葉で逃げるのはもうムリだけど
大成してるかといえば全然そんなことはないし、
今の僕は幼虫でも成虫でもないサナギの状態なのだろう、と思ってたという話。
でもやっぱり未熟寄りだから、幼虫の中に段階がある
過変態・多変態のほうがより適切だな、という話。
性癖とかではなくて。変態要素がいっぱいとかではなくて。断じてなくて。
どっちにしても無変態ではないけど。いや、どっちにしてもとかじゃなくて。


11月13日   Not Rule the Roast

家計がファイヤーのカーだから。


光り物の寿司ネタとしてお馴染みのコハダですけれども、
あれは出世魚で、最終的にはコノシロという名前になる魚です。
コハダ、コノシロは寿司ネタとして酢でシメた生のものを食べる印象しかなく、
焼くなど熱を通した食べ方のイメージがありませんが、
これは、焼き魚にしてもあんまり美味しくない魚だから、という理由のほかに、
「この城を焼く」という語呂が縁起が悪いとして
武士に嫌われたから、という理由もあるそうですよ。

僕もそれに倣って、クルマエビや車麩には
火を通して食べないようにしようと思います。
縁起が悪いというか、自虐ネタになるからです。
たぶん香ばしくて美味しいのに、涙の味しかしないだろうからです。


11月12日   Cheesy Taste

どっちも安かったからさあ。


なんと言いますか、好物は何ですか?と聞かれて、
最近たまたま知って、あるいは気に入ってよく食べている、というような、
「ハマってる」程度のマイブーム的なものを答えてしまうのは
少々おかしいことなのではないか、
子供の頃からずっと好きなのだ、
その日の晩御飯がそれだとわかったら
母親に抱きついてジュテームと囁くほどだったのだ、ぐらいのものでなければ
好物と呼ぶべきではないのではないか、
好物とはそんな、1週間・1ヶ月程度のスパンで
入れ替わったり追加されたりする軽い称号ではないのではないか、
「ハマってる」ぐらいじゃ好物とは呼べないのではないか、
というようなことを個人的に提唱するものであります。

じゃないと、僕の現在の好物が
とろけるチーズを乗せて焼いたおモチになってしまうからであります。
完全にC級グルメであまり大手を振って好物とは言いづらいものであり、
またチーズもおモチも両方冒涜してる酷い食べ物な気がするのですが、
いかんせんやめられないとまらないなのであります。


11月11日   Anger in the Field

ここで言う秋は8月とか9月のことなんですけども。


秋にはそもそも雷が多く鳴るものであり、
また、田んぼに落雷があると、その田んぼは豊作になる、とも言われています。
つまり、秋といえば稲と雷が風物詩だぜ、
そしてこの二つは切っても切れない関係にあるのだぜ、ということで、
雷のことを「稲妻」と呼ぶのですね。

今、オンモでものすげえ雷が鳴ってるのですけれども、
これはたぶん、今日僕がゴハンの水加減を間違えて
せっかくの新米をあんまり美味しくない感じに炊いてしまったので、
お米さんのワイフであるところの稲妻が怒っているのだと思います。
奥さんごめんなさい。旦那を辱めてごめんなさい。もうしません。
それにしても、なんという愛されっぷり。米に嫉妬する日が来ようとは。


11月10日   Scissors and Paste

魚いないけどさ。


よく社会科や、あとは家庭科とかの教科書に載っていた話で、
味噌汁やなんかをそのまま川に流してしまうと、
魚が棲める水に戻すためには
風呂オケ何杯分の綺麗な水で薄めなきゃいけないんですよー、
超大量っしょー、だから流しちゃいけないんですよー、というような、
子供を味噌汁恐怖症にするためのものがあった記憶があるのですが、
今日、近所の側溝に味噌の袋が浮いていたので、
これはどうなんだろうな、いいのかな、魚大丈夫なのかな、
ダシや具が悪影響なだけでこれはセーフのかな、
それともやっぱ味噌が一番キツいから超薄めないといけないのかな、
どっちにしても雨が降るとよく溢れる側溝だから
風呂オケ持ち出す間でもないかもしれないな、
ていうかなんでこんなとこに味噌の袋が浮いてんのかな、
まだ中身入った味噌が丸ごと落ちてるほうがわかりやすいな、
マナーの悪い誰かさんが屋外で味噌を詰め替えたのかな、
誰かさんには教科書の風呂オケの話を読ませて
二度と味噌を捨てないようにさせると共に、
正しい味噌の詰め替え方(主に詰め替えに適する場所について)を
教えてあげないといけないな、と思ったのです。


11月9日   According to the Calendar

それはそれで「引っ張りすぎ」って嫌われるタイプな気もする。


立冬でございます。
暦の上ではもう冬、ということになるわけで、
確かに夜など肌寒く感じることも増えてきましたが、
それにしてもさすがにまだ「冬だな」という気はいたしませんね。

そもそもが他の節気にしても同じような感じで、
立春は節分で、立夏はゴールデンウィークで、立秋は8月上旬です。
むしろその季節の風情全盛、といったような時期に
「はい今から次の季節ね」と言われてしまうわけですから、
暦さんの空気読めてないっぷりったらありません。
接続詞に「ところで」「それはさておき」「そんなことより」を多用するタイプです。
他人の話を山場でぶった切って自分の話をしたがる、嫌われるタイプです。
いけませんそんなの。社交性に欠けます。
暦さんは聞き上手を目指し、季節のぶった切りをやめるよう心がけなさい!命令!

そんで年末になってもまだ秋の風情を残しておいて、
ホワイトクリスマスを楽しみにしてるカップルをがっかりさせなさい!指令!


11月8日   Seek My Fortune

緑を見つめた。


雑誌の占いによれば、来週の僕は
複雑な恋愛模様に陥ってしまうカモ!?なのだそうですが、
僕に言わせれば恋愛などというものは、
「恋愛する」「恋愛しない」の二通りしかないのであり、
さらに言うと僕個人に関しては
「何をどうしようが叶わない」の一通りしかないため、
複雑も何もあったものではなくとても安心なので、
僕は雑誌を素早く閉じて、遠くを眺めたのです。
不意に悲しみがこみ上げて来たからではなく、安心したからです。


11月7日   Big Amazing

疲れてうなだれたような。


深夜の通販番組を見ておりましたところ、
ダイエット器具というか、トレーニング器具のようなものが紹介されておりまして、
数名の愉快な外人さんたちが
使い方や効能をニコヤカに説明していらっしゃったのですけれども、
シメの「この番組を最後まで見てくれてありがとう」的な文言が
一番その器具を使って一番目に見えてへこたれてる方にアテレコされてたせいで、
なんか「やれやれ、こんなものを最後まで見るだなんてねえ」という
嘲笑みたいな呆れみたいな意味合いに取れてしまったので、
僕は「なにおう」と思ったのです。


11月6日   Prime with It

新妻は美人だった気がするけどよく思い出せない。


お腹減ってるけど超おネムだからもう今夜は寝るのだぜ、
その代わり、起きたら朝ごはんをしっかり食べてやるのだぜ、と思って
ゆうべは炊飯器のタイマーをセットして寝たのですけれども、
よく考えると、基本的に朝ごはんを食べない子なせいで、
家に帰ってくる時間に炊き上がってるように、とかはあっても
起きる時間に炊き上がってるように、という目的で炊飯器を使ったことが
今まで一度も無かったため、
夢うつつのところにごはんの炊ける匂いが漂ってくる、という非日常に
思わず新婚家庭の夢を見てしまいました。

これからは、朝ごはんをきっちり摂るようにしようと思います。
もちろん、健康のためにです。
新婚家庭の夢がすごい快適だったのにすぐ目が覚めちゃったから
是非もう一回あの夢を見られるように、とかではないのです。断じてです。


11月5日   Welcome to the Club

ある種の通り魔。


毎年今頃から、ズワイガニの漁が解禁されます。
ズワイガニの甲羅にはよく黒い変な粒がくっついてますが
あれはカニビルというヒルの卵です。
ヒルに卵を産み付けられている、などと聞くと
何だか恐ろしくてKY(カニやばい)な感じですけれども、
あれがいっぱいくっついているカニは
最後に脱皮してからかなり時間が経っている、ということになるので、
脱皮にエネルギーを使ってしまっていない、
身入りが良いカニを見分ける基準になります。
また、カニビルは日本海にしかいないヒルなので、
オホーツクとかベーリングとかで獲れたものではないということになり、
国産の安心できるカニである可能性も高くなるのです。
カニビルの卵はカニにとって、良いこと尽くめだと言ってよいでしょう。

でも、じゃあなぜカニビルはカニの甲羅に卵を産むんだろうか、
アニサキスみたいなよくある他の寄生虫と違って、
カニ本体にも、もちろん人体にも悪影響が無いみたいだから
孵化したやつが体液吸ったりするためじゃないっぽいけど、
まさか人間に良いカニを見分けさせるために産むわけじゃあるまいし、
なんでわざわざカニの甲羅なんかに産むんだろう、
と気になって、調べてみたのです。

そしたら、海底には海藻などが無く、地面も泥で産卵には適していないので
他に場所がないからしょうがなくカニの甲羅に産んでいるだけ、なのだそうで、
それはどんな理由よりもカニがかわいそうだな、と思いました。
まだ、孵ったヒルに食われるほうが
「これも自然の摂理だ、やむをえない」と思えるだけマシだ。カニビル超適当だ。


11月4日   The Light of My Eyes

兵士は帰還して普通に別の人と結婚。


我が家の室内灯が、突如壊れて点かなくなってしまいました。
幸い、管理会社に連絡したところ
祝日だというのに迅速に対応してもらえて、
経年劣化ということで無償で付け替えてもらうことができ、
昨日が明日になるぐらいの真っ暗くらいくらい夜を迎えなくて済んだのですが、
それにしても、あまりに意外な、そして突然の別れでした。
なにせ、ちょっとコンビニ行くからって出るときに消したものを、
帰ってきて点けようとしたら点かなかったのですもの。

もしかしたら、「無事に帰ってきたら点けてあげるね」と念じていたせいで
死亡フラグが立ったのかもしれません。
かもしれませんけれども、だとしたら死ぬのは僕なはずです。
婚約して戦場へ行った兵士の、残された恋人のほうがなぜか死んだ感じ。
空襲とかがあったわけでも、病気だったわけでもなく、いつの間にか死んだ感じ。


11月3日   By Thunder

あと吉弘鎮種も最初「誰これ」って思う。


新暦11月2日は、戦国武将の立花道雪さんの忌日です。
道雪さんといえば九州大友家の重臣で、
若い頃に雷に打たれて半身不随になるも
輿に乗って幾多の戦場を戦い抜いた名将として有名ですが、
当初は戸次鑑連(べつき・あきつら)という名乗りであり、
「信長の野望」なんかを古い年代でプレイしてると
この名前でゲームに登場してきて
「誰だっけこれ」「あ、道雪じゃん」となることでもお馴染みなため、
戦国ファンの間で道雪さんは「ベッキー」と呼ばれてたりします。

そのせいで、名前や列伝を見るとどうしても
「ベッキーだよー」「ごきげんカルパッチョー」といった
愉快なフレーズが浮かんできてしまうので、
ゲームやってて配下にできてもあんまり重用できません。
パラメータ高いのに。グラフィックもたいてい渋カッコイイのに。
一萬田鑑実あたりのよくわからない武将のほうが出番が多くなる。無念だ。


11月2日   My Sweet Honey

もし歴史に名を残せたら、系はこのオチにしか行かない。


広島名物として有名なモミジ饅頭ですけれども、
これは明治時代、伊藤博文さんが安芸の宮島を訪れた際、
お茶屋さんで給仕の娘さんの手を見て
「お嬢さんの可愛らしい手を焼いて食べたらさぞまいうーであろう」と
冗談を言ったのがヒントになって考案されたお菓子であると言われています。
もっとも伊藤さんは、掃いて捨てるほど愛人がいたことから
「ホウキ」と仇名されるぐらいの女好きで、
明治天皇からもその素行を注意されるぐらいでしたので、
これが笑える冗談なのかどうかはわかりませんが、
ともあれ、総理大臣になるほどの人物ともなれば、
セクシャルなジョークもイヤミにはならず、
むしろ名産品を生み出しちゃったりするものなのだな、ということがわかるでしょう。

僕ももし総理大臣になることができたら、
給仕の娘さんの袖を「食べたら美味しそうだね」と言いたいです。
そして後世に袖余りの形を模したお菓子を残したいです。
たぶん、求肥かなんかをくるんと巻いたやつだ。
要するにただの羽二重餅だけど別にいいんだ。改名だ。


11月1日   Be Some Pumpkins

オチてないです。


ハロウィンといえばカボチャでありパンプキンですが、
実は、アメリカ英語で言うところの「パンプキン」は、
厳密には皮がオレンジ色の種類のカボチャだけを指す言葉です。
その他の、たとえば日本人が一般的にイメージする緑色のカボチャは
「スカッシュ」と呼ぶのが正しいのですよ。
スペルは「squash」、レモンスカッシュとかのスカッシュと同じスペルです。

なので、かぼちゃスカッシュはスカッシュスカッシュです。
スッカスカみたいですけども。
むしろドロドロで詰まってそうなのにスッカスカみたいですけども。
ただでさえ美味しそうじゃないのに名前まで美味しそうじゃなくなりますけども。

2007年11月

急激に寒くなって、雪まで降ってしまいました。11月というよりまるで12月のようです。
もう11月で今年終わっちゃえばいいじゃない。クリスマスすっ飛ばして正月になればいいじゃない。



11月30日 美味しいけどさ
 
「秋の味覚といったらマグロだなあ」
「素人はトロ、通は赤身、だけど俺みたいな超通はシーチキン」

それしか食ってないだけだろう。






11月29日 まだいける繋がり
 
「秋の味覚といったら鯛だなあ」
「腐っても鯛、落としても3秒以内ならセーフ」

ことわざを自分ルールを同列に。






11月28日 義経クッキング
 
「秋の味覚といったら鹿肉だなあ」
「一ノ谷の崖から馬肉と一緒に落とすと美味しくなるんだろ?」

なんでそんなものすごい混同を。






11月27日 牛乳関係なく太っただけ
 
「秋の味覚といったら牛乳だなあ」
「女にモテたくて背を伸ばすために飲んでたのに、乳が出てきた」

自分が女になることで満足しろ、ってことじゃないかな。






11月26日 別れの硫化アリル
 
「秋の味覚といったらタマネギだなあ」
「擬人化したタマネギちゃんを主人公に、泣ける小説を書こう!」

出オチだー。






11月25日 ジャガイモ扱い
 
「秋の味覚といったらリンゴだなあ」
「お前に芽が出ないのは、きっとリンゴが好きすぎるからだな」

そんなに好きでもないし、酷いことを言われてるし。






11月24日 来年どうすんだ
 
「秋の味覚といったらカボチャだなあ」
「家庭菜園で今年から作り始めたけど、種も蔓も全部美味かった」

なんという無計画。






11月23日 「ひっ」って言う
 
「秋の味覚といったらサクラエビだなあ」
「袋破れてて、冷蔵庫の中で散乱してたときはどうしようかと思った」

謎の赤い虫大量発生みたいな感じになるもんな。






11月22日 仮に肉が無くてもシュンギクではないだろ
 
「秋の味覚といったらシュンギクだなあ」
「すき焼きの主役だものな」

どんなすき焼きを食ってるんだお前は。






11月21日 自己紹介
 
「秋の味覚といったらレタスだなあ」
「『霊だす』に通じて縁起が悪いから俺は食わない」

なまってるー。






11月20日 ママがこっそりやるから効果がある
 
「秋の味覚といったらニンジンだなあ」
「嫌いだからハンバーグに混ぜて食ったけどやっぱり嫌いだった」

自分で作ったらそりゃそうなるだろう。






11月19日 嫌われることも仕打ちも
 
「秋の味覚といったらレンコンだなあ」
「嫌いだからジャム詰めてパナップっぽくしたらもっと嫌いになった」

かわいそうなレンコン。






11月18日 踏み台
 
「秋の味覚といったらゴボウだなあ」
「春入った新人全員に、秋にゴボウ抜かれる感じだものな」

半年あれば尊敬すべき先輩かどうか見抜かれるだろうしな。






11月17日 略語っぽい
 
「秋の味覚といったらナメコだなあ」
「ナメコ見ると、なめんなコラが口癖だった初恋の人を思い出す」

お前の初恋はそれでいいのか。






11月16日 選択肢が一個増えて
 
「秋の味覚といったらタコだなあ」
「あいつら腹減ったら自分の足を食うらしいぞ、羨ましいな」

どんな感想だ。






11月15日 気候に恵まれ
 
「秋の味覚といったらボジョレー・ヌーボーだなあ」
「ボジョレーと風邪は毎年『今年は特にすごい』だな」

いくらなんでも病気と一緒にしてやるな。






11月14日 茹でて干して戻して煮込んで
 
「秋の味覚といったらフカヒレだなあ」
「あの下処理法には木材でも食えそうな無限の可能性を感じる」

確かに。






11月13日 キーワードに反応してついMが出た
 
「秋の味覚といったらカツオだなあ」
「あー、俺もたたかれてぇー」

いきなり何だ。






11月12日 魚卵は全部イクラ
 
「秋の味覚といったらイクラだなあ」
「ロシアンサザエさんではタイコさんもイクラちゃんなのだろうか」

ロシアンサザエさんって何だ。






11月11日 実際には舞ってないわけだし
 
「秋の味覚といったらマイタケだなあ」
「マイタケのように舞い、ハチのように刺す!」

何のどういう状況かわからんけど怖くないなそいつは。






11月10日 るろうに
 
「秋の味覚といったらシイタケだなあ」
「あの飾り切りは、強い怨念を込めて切ると綺麗につくよ」

どこの十字傷だ。






11月9日 うきぶくろ出ますよ
 
「秋の味覚といったら金目鯛だなあ」
「金魚掬いを参考に、金目鯛掬いを提唱したい」

あれ深海魚だから水槽が地獄絵図になるぞ。






11月8日 金持ちが食べるイメージでもないし
 
「秋の味覚といったらカブだなあ」
「株で儲けてカブをたらふく食おう、と洒落込んだら破産しかけた」

洒落込んだ罰だ。






11月7日 マタンゴ
 
「秋の味覚といったらシメジだなあ」
「香りマツタケ、味シメジ、歩く姿は百合のよう、って言うもんな」

どんな化け物だそれは。






11月6日 しおれてたのをどうにか食べた
 
「秋の味覚といったら大根だなあ」
「昨日は、鍋底大根ならぬ、冷蔵庫の隅大根を食べた」

ならぬ、じゃないよ。






11月5日 リアシシャ
 
「秋の味覚といったらシシャモだなあ」
「本物のシシャモは美味いらしいけど、妄想のシシャモも美味いよ」

そういう「本物」じゃないっていうか妄想ならもっといいもん食え。






11月4日 悔し紛れもろとも
 
「秋の味覚といったらイナゴだなあ」
「あいつら俺より頻繁に銀シャリ食っててずるいもんな」

そんな理由?






11月3日 見た目だろうあっちは
 
「秋の味覚といったら花咲ガニだなあ」
「カニですら花咲いているというのに、お前ときたら」

ええー。






11月2日 苦しいのは治らない
 
「秋の味覚といったらカリンだなあ」
「カリンだけに、仙豆みたく苦しい時食ったら、うめき声が澄んだ」

なんという未解決。






11月1日 子供に食わすな
 
「秋の味覚といったら牡蠣だなあ」
「Rのつかない月は食っちゃいけないんだ。いわゆるR指定だ」

違う。

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