2008年03月

3月31日   Final Prologue

プラモ本体はもうだいぶ前から行方不明。


棚を掃除していたところ奥のほうから小箱が出てまいりまして、
それは昔、小物入れとかに使えるのではないか、ととっておいた
何か別の商品が入っていた箱だったのですが、
開けると中から、食玩だか何だかのプラモの、
付け替えできるパーツが10個ぐらいコロコロと出てきました。
元来貧乏性であり人間として三流であるところの僕は、
そういう箱や容器を小物入れとして使うべく保存、
1年後ぐらいに再発見しやはり使わなかったなと思いながら廃棄、という流れを
ものすごい数こなしており、
どうせこれもそんなだろう、中身入ってなくてカラッポだろう、と
油断しきった状態で箱を開けていたため、ちょっとビクッとなりました。

感覚としては、農夫が偶然に謎の物体をたくさん掘り出して、
よく見てみたら実は全てバラバラにされた人体の一部だった、というような
壮大なミステリーの導入部を擬似体験したと言えます。
言えますが、この場合バラバラにした犯人も僕なので、
完全に自作自演であり三流ミステリーです。
三流の人間は疑似体験も三流の内容ということか。そういうことか。


3月30日   Green Eyed Monster

全国的に最近変な気候ではあるけれども。


3月のことを「弥生」と言いますが、
これは「木草弥や生ひ月」が縮められてできた名前だと言われます。
「弥や」は「いや」と読み、「いよいよ」とか「ますます」という意味です。
「木や草がいよいよ生い茂ってくる月」みたいなことでしょうか。

そんな弥生に、ちょっと前に若草色だったはずの、
近くにある中央分離帯の植え込みが
完全に枯れ果てているのを見たので非常に残念でした。
春の暖かさと真冬のような寒さとが数日おきに来る魔都の弥生では、
いかな自然でも生い茂るどころの騒ぎじゃない。
排ガスに晒される中央分離帯に植えられるぐらいだから
慎重に選ばれた強い植物なはずで、
それはつまり人間の叡智と植物の能力とがタッグを組んだということなんだけど
それでも太刀打ちできない。魔都強すぎる。


3月29日   Battle Leaguer

差し入れはしない。


風邪引きさんなので、スーパーでスポーツドリンクを買おうとしたのですが、
値札のとこのポップに「春です!スポーツの季節です!」
みたいなことが書いてあって、
なんだかこれを買って飲む以上は、
家で伏せっていてはいけないような気分になりました。

何かスポーツに親しもうか。
自分で動けないなら、せめて少年野球の応援とか行ってやろうか。
昔、保護者とかでは別にないのに
なぜか頻繁に僕らの試合に顔を出してお茶など差し入れてくれていた、
謎のおばちゃんのようになってやろうか。
そうか、あのおばちゃんも、風邪だったんだ。(違うと思います)


3月28日   Pink Egg

鶏卵でワクチン用のウイルスを培養する、って聞いたことあるしそっち絡みかな。


ドラッグストアへ風邪薬を買いに行って、
それぞれの薬の成分を見比べるフリをしながら価格を見比べていたとき、
いくつかの風邪薬の注意書きに、
「鶏卵アレルギーのある方は服用しないでください」
と記されていることに気付きました。
これはつまり、薬に鶏卵が使用されているということだ、
さすがは完全栄養食品だ、身体にいいどころか病気を治す力まで持ってるんだ、
むしろ鶏卵=薬と言ってしまっても過言じゃないだろう、
高価な薬なんて買わなくても卵食べて寝とけば風邪治るんじゃないか、と
病魔に蝕まれた脳が判断したため、
栄養ドリンク1本飲んだつもり、的な勢いでもって、
僕は帰宅してすぐ生卵を1個割り、そのまま飲み干すに至ったのです。

栄養も薬効も、ついでに味もよくわかりませんでしたが、
なんだかロッキーになった気分で、ちょっとだけ爽快です。
ははん、こういうことか。病は気からだものな。
スタローンが風邪引くとは思えないものな。「ランボー怒りの頭痛」とか無いものな。


3月27日   Dry Cleaning

花粉症と併発だから余計に。


風邪を引いたとき一番大事なのは水分補給、って一体何故なのだろうか、
そりゃ寝汗も普段よりかくに違いないし、
単純に体温が高いぶん水分が必要になるのだろうし、
もしかしたら老廃物や病原菌などを汗や尿として放出するために
多くの水分を使うのかもしれないけれども、
そんな、休養とか薬とか栄養とかを差し置いて
「何よりも水分補給」とまで言うほどのことだろうか、と常々思っていたのです。

でも今回の、鼻水中心の風邪により、その考えをすっかり改めた次第です。
鼻水は水だ。一見当たり前だけど実は盲点だ。
ティッシュ山盛りだもの。一日一箱ペースだもの。
こんだけ体内から水分放出したら、そりゃ補給しないとやってけないもの。
鼻水だから実感沸かないだけで、
他の体液をこれだけの量のティッシュで処理しようとしたら、
そりゃ渇くだろうな、と思うもの。どんな体液かはさておいて思うもの。


3月26日   Cool Down

こんらん。


クシャミと鼻水が出て頭がぼうっとし始めたので、
ああ、いよいよ花粉症が本格的に来たか、耐えねば、と思っていたら、
そのうちセキ、頭痛などを併発するようになり、
なんと今年の花粉症はタチが悪い、と考えていたところへ、
さらにノドの痛みと関節痛をなんとなく感じるようになってきて、
むむう花粉の進化は止まらんな、これも地球温暖化のせいか、と悩んだ挙句、
最終的に、夜に外をフラフラしていたら
銅像というか待ち合わせ用オブジェっぽい場所にいる人が
なんとなくケンシロウっぽく見えてくる、という
現実とファミコンジャンプの違いがわからなくなる事態に陥ったので、
ちょっと大人しくしていようと思います。
駄目だこれ風邪だ。もう自分騙せない。
花粉に意識混濁効果は無いんだから。どくがのこなじゃないんだから。


3月25日   Black Dreams

食べたけど。


甘い物の中で一番好きなのはプリンでございまして、
3つ連なって100円で売られてるような安いプリンも、
ケーキ屋さんとかで売ってるちゃんとしたプリンも好きなのですが、
実は一番好きなのは、贈答用の洋菓子詰め合わせセットなんかに入ってる、
プルトップ式の缶詰みたいになってるプリンです。
てろんてろんすぎない、かといって上等すぎるわけでもない、
一種独特の重厚感を持ったあの感じ。わかるだろうかこの感じ。
実家にいた頃も当然そう頻繁に食べられるものではありませんでしたが、
実家を離れてからは完全に遠ざかってしまっていた食べ物で、
でもこないだ帰省した際、戸棚の隅っこに
「プリン」と書かれたパックがいくつか転がっているのを見つけ、
「これは!」と思って一つもらって帰ってきたのです。

なのに今日、ワクワクしながらパッケージを剥いてみたら、
外の紙にはプリンと書いてあったのに
中身の缶には水ようかんと書かれていたので、
僕は巷にはびこる食品偽装への認識を新たにしたのです。
正直、産地を偽ってようが賞味期限が切れてようが、
食えりゃそれでいいじゃねえか何騒いでんだ、と思ってたけど違った。
「不安」とかではなく「がっかり」をもたらすとは。恐るべき社会問題だ。


3月24日   Wanna Rebirth

変態こと。


3月23日は僕の誕生日です。
同じ日を誕生日に持つ有名人として、
世界のクロサワこと黒澤明さん、打撃の神様こと川上哲治さん、
猛牛こと天山広吉さん、サモアの怪人ことマーク・ハントさん、
栗色の疾風ことタイキシャトルさんらがいらっしゃいます。

偶然にも、その方の特徴を簡素かつ的確に表現した、キャッチフレーズというか
二つ名のようなものを持ってらっしゃる方が多いようで、
なんかカッコいいな、僕もそういうのが欲しいな、
誰か僕のことを二つ名で呼んでくれないかな、とちょっと思ったのですが、
僕の特徴を簡素かつ的確に表現すると
どう考えてもただの悪口になるので、やっぱ呼んで欲しくないな、と思ったのです。


3月23日   Stand on the Defensive

ただい魔都。


数日間お休みをいただいて、滋賀の実家のほうに帰っておりました。
まあ、運転免許を更新するための帰省だったので、
帰りたくてたまらなかったから帰った、とかでは全然無かったのですけれども。

当方、花粉症でございまして、
今年も顔面が体液まみれになる季節に入ってしまったため
戦々恐々としていたのですが、
実家は田んぼや森林に囲まれた田舎であるにもかかわらず
帰省中にほとんど花粉症の症状が出なかったのです。
ために、おや、もしかして今年はあんまり花粉飛ばないのかな、
結構大丈夫な感じなのかな、と思っていたのです。

そしたら、魔都金沢戻ってきて街に出てみて、最初に目についた人が
メガネにマスクにツルッツルの服、という完全臨戦体制だったので、
今になって実家に帰りたくてたまらないです。
駄目だ。あんな防備去年も見なかった。今年の春はこの街にいたくない。
花粉症ってちょっと気の持ちようみたいな部分もあるのに酷いじゃないか。
あんなん見せられたらもう太刀打ちできる気がしないじゃないか。


3月22日   Sweet Seasons

用途を考えるとそうなる。


春のお彼岸でございまして、牡丹餅のシーズンです。
同じあんこ餅のことを、春には牡丹餅、秋にはおはぎと呼ぶ、というのは
わりとよく知られた雑学ですが、
実は夏と冬にもあんこ餅を指す言葉があり、
夏は「夜船」、冬は「北窓」とそれぞれ呼ぶといわれております。
牡丹餅は普通のお餅と異なり
臼と杵でぺったんぺったんと音を出して作るものではないため、
隣に住む人にはいつついたのか分かりません。
そこで「つき知らず」から「着き知らず」「月知らず」に引っ掛け、
夜は暗くて船がいつ着いたのかわからないことから「夜船」、
東→南→西と移動する月を見られないのは北側の窓なので「北窓」と
それぞれ異称がつけられたのだそうですよ。
全く同じものなのに季節によって各々呼び名があるとは、
さすがは四季折々の風情に溢れる日本、なんとも情緒深いことではないですか。

情緒あるものであり、季節それぞれに違う魅力があるところの袖余りにも
四季折々の異なる名前をつけてみようと思ったのですが、
「刺青隠し」とか「UVカット」とかにしかならなさそうなのでやっぱりやめます。


3月21日   Represent a Word Phonetically

満たされるかな、とちょっと思った。


「石清水八幡宮」といったように、
「石」と書いて「いわ」と読むことがあります。
「石」という文字にそもそも「いわ」という読み方があるのかもしれませんが、
普通に考えるとこれは「岩」の代用、当て読みだと言えるでしょう。
それも、本気と書いてマジと読むようなものとは違い、
どちらかというと小さいイメージのある「石」に
大きいイメージを持つ「いわ」の読みを与えているというのは、
何とも言えず面白いものであるな、と思います。

これを応用すれば、「美形」「金持ち」「知的」などを
それらの言葉が持つイメージとは真逆の存在である
「フロンツ」と読ませることもできるような気がします。
気がしますが、そうなると
「金持ちは本当は金持ちではない」などの文章が成り立ってしまう、
「心が貧しい」とかそういう深い意味があるわけじゃなく普通に成り立ってしまう、
という事態になるので、提言するのはやめておこうと思います。


3月20日   Stars in Her Eyes

何の話だ。


1184年の新暦3月20日(旧暦2月7日)は、
一ノ谷の戦いが行われた日です。
源義経が、馬で崖から駆け下りるという作戦でもって
平家の軍勢を打ち破った有名な戦いであり、
この戦いにおける熊谷直実と平敦盛の一騎討ちは、
「人間五十年、下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり」
のフレーズでお馴染みの幸若舞「敦盛」の題材になっています。

ちなみに、3月20日はパーマン1号須羽ミツ夫の誕生日でもあります。
会えなかった辛い期間がパーマン3号星野スミレにとっては夢幻に思えるぐらい
充実した日々を再会してから送れるよう、
早くバード星から帰ってきてあげてほしいと願っています。


3月19日   Looking Blue

カバー掛ければいいんだけどさ。


そういえば、青は男性の色、ピンクは女性の色、というイメージがありますが、
どうやら昔はこれは逆だったようですよ。
20世紀初頭の書物に、青は「優美で繊細」な色、
ピンクは「はっきりして力強い」色、と評した記述があり、
当時は青が女性的な、ピンクが男性的な色として
一般的に扱われていたみたいなのです。

掛け布団を新調しようかなあと思っているのですが、
近所のお店を覗いたら、サイズが合っててかつお手頃なのは
キュート極まりないピンク色のものだけだったので途方に暮れている次第です。
もうあれでいいかなあ。オッサンだけどピンクにくるまれて寝ていいかなあ。
これは昔は男の色だったんだ、と思い込むことによって
昔の男性に、前世になった夢が見られるかもしれないものなあ。
たぶん前世も駄目な人間(もしくは人間ですらない駄目なもの)だろうけどなあ。


3月18日   Lose Color

デトックス。


少し古いニュースですが、サントリーフーズさんが遺伝子改良により開発した
「青い花を咲かせるバラ」が今年に入って一般に栽培できるようになり、
来年にも青いバラが市場に並ぶ運びになったそうです。

「Blue Rose」でそのまま「叶わぬ望み」を意味するスラングだったぐらい
青いバラは実現不可能なものだと言われていました。
ではなぜこれができないとされていたか、
また、なぜ今の技術をもってしても品種改良では無理で、
遺伝子改良までやらないとできないことなのか、といえば、
品種改良でできるのは
「全ての色は色の三原色によって作られるものなので、
 既存のバラが持っている色から赤などを徐々に抜いて青に近づける」
というような手法だったのですが、残念なことに
「バラはそもそも青い色素を持っておらず、
 他の色を引いていったら色が無くなるだけ」
ということが判明してしまったからなのだそうですよ。

僕は怠惰、無知、無能、貧乏、深爪などマイナスの性質を多く持っていますが、
それらを直したいと考えるのはもうやめようと思います。
「それらが無くなれば良い人間になれる」とは限らず、
むしろ良い人間の素質を最初から持っていなかった場合、
それらを無くしてしまうと僕自身が消滅する可能性があるからです。怖い。


3月17日   Spring Has Come

ひかってるぜ。


何年か前に聞いた話なので今は違うかもしれませんが、
「感銘を受けた本ランキング」をアンケート取って調べると、
だいたい一位は夏目漱石さんの「こころ」になるのだそうです。
感銘を受ける以上、読んだことがなければいけないので、
単純にベストセラーになった本とかよりは
学校の授業で読まれる機会が多いもののほうが有利には違いないのですが、
その中でも「舞姫」「羅生門」「スイミー」などなど
名立たる教科書的名作を抑えて一位になるということは、
やはり、話の中から含蓄のようなものを感じ取り、
「俺も精神的に向上心を持たなくては」などというふうに、
人生の指針とした方がより多かった作品だから、なのでしょう。

僕は教科書の話の中では「おれはかまきり」が好きだったので、
あの話から感じ取れることを人生の指針にしようと思います。
暑いときも元気でいよう。
夏か冬かで言えば断然冬派で、その冬がもう終わっちゃうけど気を強く持とう。


3月16日   To Each My Own

悪用。


バレンタインデーが、形式は異なるとはいえ全世界的な行事であるのに対し、
ホワイトデーは日本独自のイベントです。
これは、ホワイトデーが日本の飴業者さんにより作り出されたものだからですが、
ではなぜ他のどの国でもなく
日本でこんなイベントが発祥したのか、といえば、
「バレンタインのお返し、やっぱどっかでしないとまずいんじゃないの」という
いかにも日本的な風潮が存在したからではないか、と僕は推察します。
結納だったりご祝儀だったりの風習、
何か与えられたなら、自分も与えられる機会には与え返さねばならない、
しかも貰ったものより良いものを返さねばならない、という精神が
すでに土台としてあったからこそ、
飴業者さんたちも簡単に乗っかることができたのだ、と考える次第なのです。
貰いっぱなしではなく、ちゃんと誠心誠意お返しをする。
私が嬉しく思ったので、あなたにも同じ思いをしてもらいたい、という気持ち。
これぞ支え合いの精神。日本人の美徳。素晴らしいではないですか。

僕は袖を余らせて暮らすので、皆さんも余らせてください。
支え合いだろうが。してもらったらして返すのが礼儀だろうが。
袖余りの人を見てハッピーになったなら
自分も余らせて他の誰かをハッピーにしてあげるべきだろうが。
そうして最終的には国民全員袖余りになるべきだろうが。
日本人の美徳は無いのか。さあ。どうした。

3月15日   White Base

やっぱり世知辛い。


バレンタインのほうの「友チョコ」は既にだいぶ浸透した感がありますが、
最近はどうやらそれと同じようにして、ホワイトデーにも
「もらったとかもらってないとか関係なくない?」
「ていうか男からとか女からとかっていうのももういっそ関係なくない?」
「友チョコと同じように、普通に親愛の情を示す感じで贈り合う日にしない?」
みたいなムーブメントが起きたり起きなかったりしているようです。

だとすれば、本当ならホワイトデーにはお返しをする立場
(もっと本当ならもらってない以上無関係な立場)である僕のとこにも、
もしかしたら親愛なるどなたかから
プレゼントが届くかもしれないわけです。
2月に愛は芽生えませんでしたが、
1ヶ月遅れで友情が、愛に匹敵する素晴らしいものが
芽生えている可能性は否定できないのです。

そう思って、とりあえず郵便受けを開けてみたら、
電気料金の請求書が入っていました。
バレンタインのときにも入ってたなこれ。
施されたいと思ってるときに限って搾取しようとしてくるなこれ。


3月14日   I am a Candy Ass

神のみぞ知る。


ホワイトデーでございます。
バレンタインメールを送ってくださった皆様方に、この場を借りて、
改めて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

今宵は、皆様のことと、キャンディーのことを
同時に考えながら眠ることにいたします。
うまく組み合わさり、かつうまく予知夢になってくれれば、
いつの日か皆様は、何らかの形でキャンディーを手に入れることになるでしょう。
頑張って強い思念を持とうと思います。

ただ、うまく組み合わさらず、なのに予知夢になった場合は、
その効力が、何らかの形でキャンディーを手に入れそこなう、
キャンディーが嫌いになる、道でキャンディーを踏む、
飴細工職人への転職の道が開ける、などのように発現する可能性がありますが、
それはやむをえません。不可抗力だ。


3月13日   Plain Clothes

安くて古くてコーディネートが間違っている。


テレビで、どなたかが服を説明する際に
「キンキラキン」で「ルンルンルン」な服だ、とおっしゃってて、
色や形ではなく服を擬音で表現するとは新しいのではないか、
実はすごくオシャレなことなのではないか、と思ったので、
今着てる僕の部屋着も表現してみよう、と全身を見てみたのですが、
「あーあ」というものしか出てきませんでした。
擬音ですらないのにホントにそれしか出てこなかった。
いろんな意味で残念な気持ちになった。


3月12日   Garlic Cannon

くそったれー。


アサヒさんとカゴメさんが共同開発した、
ドリカムさんのCMでもお馴染みの野菜のカクテル「ベジーテ」が、
近所のスーパーで売られていたのですが、
手書きのポップというか大きい値札のとこに
太い文字で豪快に書かれた商品名が、
完全に「ベジータ」だったので、
僕は思わず笑いながら崩れ落ちそうになったのです。
このポップ書いた人、おまえがナンバーワンだ。


3月11日   Item Creation

シークレットタレント開花。


炊飯器に残ったごはんが、保温したままで置いといたり
ラップにくるんで冷凍したりするには少なすぎるんだけど、
今パパッと食べきっちゃうには多すぎる、という微妙な量で、
どうしたものか、と考えた結果、
とりあえず戯れにおにぎりにしてみたのです。

料理はわりとやるほうなのですが、おにぎりとなると
これは小学生のとき家庭科でやったかなどうだったかな、ぐらいで
自分で握ったことなどほとんどなかったのですけれども、
今回こうして握ってみたところ、
どうやら僕はおにぎりを握るのがやたら上手いようだ、ということがわかりました。
なぜだ神様。どうしてこんな才能を僕に与えた。
天賦の才なんて一人で何個も持てるものじゃないだろうに、僕のはこれなのか。
もっと知性とか、運動神経とか、美貌とか、芸術的才能とか、あっただろう。
手先のことにしても、細かい作業ができるとか、楽器弾けるとか、あるだろう。
なぜこれにした。いいお嫁さんとかステキなお母さんとかに与えるべきスキルを
なぜよりによって真逆の存在であるところの独身男性に付与した。
なんだこの綺麗な三角形。
誰に見せるでも誰が食べてくれるでもないのに綺麗な三角形。
美しいものを見て「もののあはれ」を感じる、ってこういうことじゃないだろ。
哀愁とか情緒とかのことであって、可哀相さとか気の毒さとかじゃないだろ。


3月10日   Hollow Man

のぞけないから。


男子ですので、透明人間になりたいな、と思うことがあります。
いえ、強力な兵士として、特殊な任務を帯びて
お国のために役に立ちたいという願望からです。
それ以外に何の意図があろうか。

でもこないだ、透明人間になってしまうと、
当然眼球やその他視覚に関わる部分も透明になり、
対象物から反射してくる光を受け取ることができなくなるので、
透明人間になると何も見えなくなってしまう、という話を聞いたので、
やっぱ透明人間にはなりたくないな、と思ったのです。
いえ、そのような状態では
いくら感覚が研ぎ澄まされていたりレーダーを持っていたりしても、
特殊任務の遂行には支障が出るだろうと感じたからです。
それ以外に何の意図があろうか。


3月9日   Mechanical Revolution

あと行方不明の缶切りも怒ってくると思う。


缶詰を食べようとしたところ、
台所の壁のとこに引っ掛けてあるはずの缶切りが
なぜか見当たらなかったのですが、
昔、旅行に行ったときに買ったキーホルダーの十徳ナイフのことを思い出し、
棚の隅っこのほうから引っ張り出してきて、
なんでこんなん買ったんだろう、と思って忘れ去っていたものを、
買っててよかった、と再評価したのです。
でも、そのちゃっちい缶切りをガシッと差し込もうとしたとき、
缶の裏にプルタブ式のフタがついてることに気付いたので、
なんだよ、結局この十徳ナイフ要らないものだったんじゃないか、
元の場所に戻すのすらもう面倒くさいよ、とまた評価を暴落させたのです、

無機質なものが人間に対して一斉に反旗を翻す日が来たら、
僕は真っ先にこの十徳ナイフに殺されるのだろう、
コルク抜きのとこで心臓をくるくるっと抜き取られるのだろう、と思います。
僕の都合だけで利用しようとしたり不当に賤しめたりした。身勝手に扱った。


3月8日   Cat Walk

発見。


猫は、高いところから投げ落としても
うまいこと足から着地する、という習性を持っています。
また、バターを塗ったパンを絨毯の上に落とすと、
必ずバターの面のほうが絨毯に接する、というマーフィーの法則もあります。
で、ならば猫の背中にパンをくくりつけ、
上(猫の背中に接していないほう)にバターを塗って
それを猫ごと高いところから絨毯へ向けて落とすと、
いったいどのような結果が得られるのだろうか、
どちら向きにも着地できない以上、
猫とパンは空中で永久に回転し続けるしかないのではないか、という考え方を、
「バター猫のパラドックス」と呼ぶのだそうです。

近所のパン屋さんで売ってる、猫の形をしたパンには
実はそういう意味があったのかもしれない、と驚愕することしきりです。
あれは可愛いからとかいう理由であんな形なわけじゃないんだ。
どう見ても子供用なのに、なんでジャムとかチョコとか入ってない
プレーンなパンなんだろう、って思ってたけどそういうことなんだ。
背中部分にバター塗る用なんだ。そしたら落とさないんだ。
永久機関なんだ。100円しないのに永久機関なんだ。すごいな。


3月7日   Critical Attack

アクアブレス。


友人と会話していたところ、
小話的なちょっと笑えるエピソードが語られ始めたのですが、
それは僕も前に聞いたことのある話だということに
かなり最初のほうで気付いたのです。
でも、まあ指摘して空気壊すのもな、と思った僕は
微笑ましく聞き続けることにしたのです。

そしたら、前に聞いたとき僕が発したツッコミというか茶々の部分が
話の中に取り込まれて一つの笑いポイントを形成していたので、
とてもやるせなくなったのです。
しまった。甘やかしてはいけなかった。
僕の技をラーニングされてそのまま使われた気分だ。キマイラの気分だ。


3月6日   Bubble Bobble

炭酸ガスが効く。


試供品で貰った、泡が出るタイプのタブレット型入浴剤を使って、
気持ちよく入浴していたのですけれども、
普段から自分で買って使っているわけではないため忘れていた事実、
ああいうものは、最初はお湯の底に沈んでいるにもかかわらず、
最後のほう、小さく薄くなってくると
思い出したように急激に水面へ浮いてくる、という事実に改めて気付いたので、
あれを使うときは、もう二度と、溶けきらないうちに
湯船に浸かったまま外へ身を乗り出したりしないでおこう、
タオルを取るのは溶けきってからにするか、
面倒でもちゃんと湯船を出てからにしよう、と誓ったのです。
浮いてきたのが股間に引っ掛かかると「おおう」となるのです。


3月5日   White Pain

因果関係が。


最近たまに、腰がズキンというかピリッという感じで軽く痛むのですけれども、
重いものを持つ、ブリッジして腹の上に成人男性を載せる、などといった
ダイレクトに腰を痛めるであろうような行為をした覚えが無いので、
とりあえず、なぜ痛むのか、どうすれば治るのか、を知るため、
具体的にどのようなシチュエーションで、何をどうしたときに痛むのか、を
まず逐一チェックしてみようと思ったのです。

そしたら、それこそ痛風ではないですが
風が吹くと痛むことがあったので、
チェックを断念して大人しく湿布を貼ることにするのです。
風が吹くと痛むことを知って、それからどうすればいいんだ。
そんなのどう治せばいいんだ。
桶屋になるぐらいしかないじゃないか。
儲けて痛みを忘れる、という対処法しかないじゃないか。


3月4日   Refresh Time

そういう意味の言葉ではありません。


雛祭りに飲むことでお馴染みの白酒と、
冬にストーブの上で温めて飲むことでお馴染みの甘酒とは、
果たして同じものだろうか、違うものだろうか、
違うとしたら何がどう違うのだろうか、と疑問を抱き、
夜も眠れないほどだったので調べてみたところ、
原料や製法も違いますが、一番大きな違いは、
白酒はアルコール度数が10近くあるれっきとした酒であるのに対し、
甘酒はほとんどアルコールが含まれず、
分類上は清涼飲料水にあたるものだ、という違いがあることを知ったのです。

疑問は解決したのですが、なぜかスッキリせず眠れぬ夜は続くのです。
甘酒は清涼飲料水じゃないだろう。
少なくとも清涼じゃないだろう。清々しくも涼しくもない、もっちゃりした液体だろう。
ていうか温まるために飲むのに清涼じゃ困るだろう。なんなんだほんとに。


3月3日   My Sweet Home

後半ただの不満。


5月5日の子供の日、端午の節句は祝日なのに、
3月3日の雛祭り、桃の節句は祝日ではありません。
これは戦後、新しい祝日を作ろうとして、
この両候補のどっちかを1個祝日にしよう、となったとき、
最終的に「5月のほうが気候がいい」ということで
桃の節句ではなく端午の節句が選ばれたからだ、と言われています。

そんな理由で祝日を決めていたら、
魔都金沢に祝日は存在しません。
気候のいい時期なんか無い。
春も秋も冬も寒い。夏は暑い。よく雨が降る。よく雷も鳴る。
年中湿度が高い。関東にも関西にもアクセスが悪い。微妙に物価が高い。


3月2日   Nice Boat

ルーさんは特に関係ないです。


スーパーで、世界一ナイスなスティックであるところの
ヤマザキのナイススティックが一本、
おつとめ品コーナーに置かれて半額になっていたため、
これは実にナイスだ、買わなければ、と思ったのですが、
どうせ僕しか目をつけてないだろう、と余裕ぶっこいて
確保することもせず他のおつとめ品を物色していたら、
その隙に件のナイススティックを
後から来たお兄さんにスッと持っていかれてしまったので、
僕は、なんだよ藪からスティックに、と思いました。


3月1日   Devil May Cry

お世話になってるいい名前だからだ。


「しのうかさん」という、怪談話というか都市伝説というか、
何やら怖げな話を友人から聞かされました。
詳しい内容は御興味のある方だけ自己責任で幸せ検索していただくとして、
不条理系で純粋に怖い内容、
この話を聞いたお前にも不幸が降りかかるのだぜ系のおぞましい怖さ、
そして「死のうか」に通じるそのダイレクトに怖いタイトルにもかかわらず、
なぜか僕はまったく怖いとは感じなかったのです。
怖い話が取り立てて苦手なわけではないですが、
言うほど得意ということでもないですし、
おかしいな、まあこういうこともあるのかな、
たまたま僕の心の琴線に触れなかっただけかな、と思ったのです。

でも、その理由は帰宅してすぐわかったのです。
うちのアパートの管理会社が「志乃丘さん」だからだ。
半期に一回ぐらい、その名前で普通に電話かかってくるからだ。

2008年3月

3月23日は僕の誕生日です。25歳になりました。
両親が僕をもうけた年齢に並ぶまであと1年しかないことに気付き、両親の偉大さを感じています。



3月31日 網代えません炭足しません
 
「焼き肉のうまい店、どこか知らない?」
「焼き肉は焼きにくい、がキャッチコピーの店なら知ってる」

語感のためだけにかなり大事なものを犠牲にしたなその店。






3月30日 大将何かに開眼
 
「天ぷらのうまい店、どこか知らない?」
「アイスクリームの天ぷらの専門店なら知ってる」

なぜそんな事態に。






3月29日 サンドイッチ伯爵
 
「サンドイッチのうまい店、どこか知らない?」
「マスターが伯爵を自称してる喫茶店なら知ってる」

よくわからないがめんどくさそうだ。






3月28日 第三の勢力
 
「お好み焼きのうまい店、どこか知らない?」
「大阪風がいい?広島風がいい?インド風がいい?」

ただのカレー味を一ジャンルとして確立させるな。






3月27日 ドジッ子焼きすぎ注意報
 
「焼き魚のうまい店、どこか知らない?」
「タタキを頼むと焼き魚が、焼き魚を頼むと炭が出てくる店なら」

どこの新妻だ。






3月26日 本当なら超迷惑な店だ
 
「ドーナツのうまい店、どこか知らない?」
「うますぎてドーナツ化現象を起こしてる店を知ってる」

流行最先端みたいに言ってるけども。






3月25日 できれば鮮魚の情報を
 
「お寿司のうまい店、どこか知らない?」
「超うまい店知ってるよ、俺アボカドしか食ったことないけど」

実に信用できない。






3月24日 すごい通り越して嘘臭い
 
「おでんのうまい店、どこか知らない?」
「それならあっちのローソンよりこっちのローソンのがうまい」

何を極めてんだ。






3月23日 採算を考えてしまった
 
「サラダのうまい店、どこか知らない?」
「『シェフの気まぐれサラダ』が実は毎日全く同じな店なら」

気まぐれきれなかったか。






3月22日 メニューにあるなら察してよ
 
「フォーのうまい店、どこか知らない?」
「生春巻き、フォー、って頼むと生春巻きが4人前出てくる店なら」

だいぶアホだなその店。






3月21日 抜きで、って言われたら終わり
 
「ハンバーガーのうまい店、どこか知らない?」
「数々の具材の中でも特にピクルスにこだわった店を知ってる」

一番報われない感じの部分にこだわっちゃったか。






3月20日 常連大変だな
 
「ステーキのうまい店、どこか知らない?」
「あの店はステキなステーキを出す。帰りに必ずステッキもらえる」

ステッキいらないなあ。






3月19日 手順が一個致命的に違う
 
「トンカツのうまい店、どこか知らない?」
「薄切り肉のトンカツを何枚も重ねて出す店なら」

惜しい。






3月18日 誕生秘話
 
「ビーフシチューのうまい店、どこか知らない?」
「あの店はそれより裏メニューの肉じゃがのほうがうまい」

東郷平八郎かお前は。






3月17日 おかゆかなんかか
 
「リゾットのうまい店、どこか知らない?」
「あの店のがうまくて、リゾットだけに一気にぞぞっと食っちゃう」

うまそうに食え。






3月16日 錦糸玉子切ってないだけだぞ
 
「オムライスのうまい店、どこか知らない?」
「それより卵で麺をくるんだオム冷やし中華が全く新しくてうまい」

騙されてるぞ。






3月15日 俺の居場所はここじゃねえ
 
「パスタのうまい店、どこか知らない?」
「あの店のたらこコンキリエうまいぞ」

うまくてもたらこの気持ちを考えると不条理感があるな。






3月14日 楽しさではあるけど
 
「ギョーザのうまい店、どこか知らない?」
「知ってるぞ、あの店よりこの店のほうが羽根がでかい」

ギョーザのうまさってそんな単純なことじゃないよ。






3月13日 自分が手を加えると価値が下がると思ってるよ
 
「チャーハンのうまい店、どこか知らない?」
「あの店のチャーハンは、うまい上にライスより安い」

もっと自信を持つよう店主に言ってあげたほうが。






3月12日 そればっか出るから
 
「ラーメンのうまい店、どこか知らない?」
「あの店のラーメンは冷やし中華始まる前に食っとけ」

始まるとあからさまにやる気なくなるのか。






3月11日 衣と油がおいしい店
 
「ハンバーグのうまい店、どこか知らない?」
「あの店、ハンバーグはイマイチだけどメンチカツがうまい」

肉部分を否定したことになるけどいいのか。






3月10日 お母さんが料理上手なだけだよね
 
「カレーのうまい店、どこか知らない?」
「あそこの本格インドカレーの店がふるさとの味って感じでうまい」

お前のふるさとどうなってんだ。






3月9日 それはそれで味あるけど
 
「フレッシュジュースのうまい店、どこか知らない?」
「老舗のお茶屋のおばあちゃんが作るジュースがうまいぞ」

うまいかもしれんがフレッシュじゃない感がすごい。






3月8日 さよなら繊細な風味
 
「日本酒のうまい店、どこか知らない?」
「うまい日本酒を出し、おつまみのカレーが絶品な店を知ってる」

どうしてそんなことに。






3月7日 3月3日付参照
 
「焼酎のうまい店、どこか知らない?」
「小中同級生だった奴の店でしょっちゅう焼酎飲んでる。ヒルいる」

なぜお前の行く店には常にヒルが。






3月6日 Wiiスキー
 
「ウイスキーのうまい店、どこか知らない?」
「飲みながらWiiのスキーゲームできる店なら」

悪酔いするし、それ以前に全くおいしい店っぽくないな。






3月5日 アウェー
 
「ワインのうまい店、どこか知らない?」
「田んぼと麦畑とホップ畑の真ん中に建ってるワイナリーなら」

なんだその孤立無援っぷり。






3月4日 持って帰られる
 
「カクテルのうまい店、どこか知らない?」
「甘くて飲みやすいのに強いお酒を出す間接照明の店なら」

僕をどうする気だ。






3月3日 語感はいいけど行きたくなくなったぞ
 
「ビールのうまい店、どこか知らない?」
「ビル氏経営のビルでビビるほどうまいビール飲める。ヒルいる」

最後のは何だ。






3月2日 紅茶のおいしい喫茶店
 
「紅茶のうまい店、どこか知らない?」
「それは知らないけど柏原芳恵の情報は結構知ってる」

関係ありそうでないし、それ以前にいくつなんだお前は。






3月1日 モーニングコーヒー
 
「コーヒーのうまい店、どこか知らない?」
「それは知らないけど近所のブラジル人とは最近朝よく会う」

なにそのいらない情報。

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