2011年09月

9月30日   Determined Execution

美味しかったです。


レンジアップで作るタイプの冷凍うどんを食べようと
パッケージ裏の調理法を見たところ、
付属のピリ辛のタレは油が入ってて固まってるから
お湯で温めてから使え、という指示が書いてありました。
それでは意味が無かろうが、
鍋でお湯を沸かすことすら面倒臭いときにちょうどいいからこそ
革命的なレンジアップ方式が編み出されたのではないのか、
結局お湯が要るのなら前と変わらないではないか、
画竜点睛を欠くとはこのことだ、何をやっているんだ全くもう、と
はじめ強い不満を感じたのですが、
ああ、よく考えたらそうじゃないな、小袋を温めるだけだから
ポットのお湯でもいいし電気ケトルのお湯でもいいし、
それこそ蛇口を赤いほうにひねって出てくる程度の温度のお湯を
少し器に溜めてそこに浸けるだけでも構わないんだもんな、
鍋にお湯を沸かして麺を茹でるのとは手間が全然違うな、
僕が間違ってた的外れな不満だったごめんよ、と思い直したのです。

そうして調理を終え食べ始めたら、
一口目でピリ辛のタレが完全に気管に入ったので、
冷凍うどんの神様はバチを当てるボーダーラインが低すぎると思います。
謝ったのにか。すぐさま勘違いに気付き反省したのにか。厳しいな。


9月29日   Out of the Loop

いらないけどさ。


かつて、雪は無色透明でありました。
それを悲しんだ雪は、植物たちのところへ行って
あなたたちの花の色を少し分けてほしい、と頼みましたが
植物にとっては辛い季節である冬を連れてくる雪に
なんでそんなことをしなければいけないのか、とけんもほろろな扱い。
がっかりして帰ろうとする雪、しかしそのとき
それを見かねたフキが声をかけ、こんな地味な色で構わなければ、と
自らの花の白い色をほんの少し分けてあげたのでした。
以来、雪は白いものとなり、冬には全てを白一色に覆い尽くしてしまいますが、
フキノトウが生える場所だけは、恩返しのために
覆ったりせず空けておくようになったのだそうです。

アパートの集合郵便受けを見に行ったら
全ての郵便受けから同じでかいチラシがはみ出していたのに
うちのところにだけ入っていなかったので、
たぶん僕はビラ配りの方に恩義をかけたことがあるのだと思います。
覚えも心当たりも何も無いがそう思うしかない。
会ったこともない人が避けるほどの負のオーラを我が家が放っているとか、
たまたま1枚だけ足りなくてじゃあどっかだけハブろうってなったとき
20戸前後ある中から選ばれてしまうほど運が無いとかは思いたくない。


9月28日   Crunch on Gravel

冊に切るから説もあります。


ウナギとキュウリを和えた酢の物に
「うざく」と名付けた人のネーミングセンスはすごいと思うのです。

名前から料理の内容が推測できる要素の乏しさったら無い。
「う」はウナギのウだけど、ウのつく食べ物いっぱいある。
「う巻き」みたいにウナギをウとしか言わない料理が他にもあるから
何とか理解できるだけでその糸の細さったら無い。
「ざく」からも「何かざくざくした食感もしくは切り方のものが入ってるんだろうな」
ということしかわからない。キュウリはウナギと並ぶ主役のはずなのに
これではキュウリが入ってることすらわからない。ニュアンスしか伝わらない。
それらを酢で和えるという料理法に至っては完全に無視されている。
ウナギとキュウリまでは推理力を全開にして察せるかもしれないけど
それを焼くのか煮るのか何味なのか、ということはさっぱりわからない。
潔すぎる。他の料理がこれに倣ったらえらいことになる。
エビフライは「えサク」、カレーライスは「ごドロ」になってしまう。大混乱が起きる。

それどころか、高級なウニをふんだんに使ったあんをかけて食べる
中華風おこげなんかは全く同じ「うざく」になってしまう。
味の好みはさておきこっちのほうが料理として格上だから、
こっちを注文したつもりなのにウナギとキュウリのほうが出てきたら
たぶんお客さんをガッカリさせてしまう。
本家うざくなのにガッカリさせてしまう。何という悲劇なのか。


9月27日   Fist Of The North Star

元気の子。


携帯で着メロサイトを見ていました。
そのサイトには「今見ている曲に関連性があると思われる曲」を
自動でリストアップしてくれる機能がついており、
たとえば「Get Wild」のページには、TMネットワークさんの他の曲や
シティーハンターの歴代OP・ED曲が表示される、といった具合になるため、
これは良い機能だな、「忘れてたけどそういえばその曲もいいな」と
迷うことができる楽しい悩みを提供してくれるな、と感じた次第です。

でも「愛をとりもどせ!」の関連曲に
エリンギまいたけブナシメジでおなじみなほうの
「ホクト」のきのこの唄を表示させるのはどうかと思います。
どういう仕組みで検索してるのか知らないけどなんでそんなことに。
世紀末にはエリンギも簡単に手に入らないだろうになんでそんなことに。


9月26日   Our Natures

前々から送ってきてたとこなので関係ない。


携帯クーポンが欲しければこのサイトに無料お試し登録しやがれ、
すぐに退会してもいいからとにかく一旦しやがれ、と指示されたので、
ネットで注文してポストへ返すタイプの
レンタルDVDサイトに唯々諾々と登録しました。
せっかく登録したし1ヶ月無料らしいし何か借りようかな、
でも映画にほとんど興味無いから
「前からあれ観たかったしちょうどいい」的なの特に無いんだよな、
一応、肌色の出力が多いやつも借りられるみたいだけどさすがにそれはな、
ただでさえこういう無料登録って個人情報がどうなるか怖いのに
趣味というか癖というかそんな分野の個人情報まで
ホイホイ渡してしまうのはちょっとな、
バラエティとかお笑いのDVDでも借りることにしようかな、
まあ1ヶ月あるし、そのうち何か思いついたら借りよう、ということで
とりあえず何もせずに携帯を閉じたのです。

そしたらそれから数分も経たないうちに、僕の好みのタイプに
キャラ設定されたサクラさんから出会い系スパムが来たので、
早くも個人情報が漏れた!と思ったのです。
何も入力してないのに漏れた。テレパシー的なもので漏れた。恐ろしいサイトだ。


9月25日   Now the Next Speaker

各自適宜考案してください。


落語家さんが話をオトした後、一番最後に言う
「お後がよろしいようで」というフレーズがありますが、
これは本来「次の出番の人の支度が完了したようです」という意味であり、
つまり大トリだったりそもそも独演会だったりで
次の出番の人がいない状況のときには使えない言葉です。
ですから、日常生活でもちょっとうまいことを言ったときなどに
この「お後がよろしいようで」を使う人がいますが、
それは誤った使用法なのだ、後に続く人間がいないときには
使うべきではない言葉なのだ、と注意を喚起したい次第なのです。

で、喚起するだけでは何なので
一つそれに代わる使いやすい言葉を考え提唱しよう、と思ったのですが、
元のものに近いフレーズを、となると
「お後には誰もいません」とかになってしまい、
僕のように独り身をこじらせている人間が言うとお家断絶感がすごくて
せっかくのうまいこと言った感が那由他の彼方へ飛んでいく気がするので、
力及ばず無念ですが提唱は諦めることにするのです。


9月24日   Fullmetal Alchemist

ある意味でそっちも伝説。


1541年の9月24日は、中世の錬金術師・パラケルススさんの忌日です。
謹んでお悔やみを申し上げます。

「賢者の石を持っていた」「ホムンクルスを作った」など
我々がイメージする錬金術師をドンピシャで体現するかのような
さまざまな伝説に彩られているため、
現代のファンタジー作品にもしばしば登場したりする
この「パラケルスス」というお名前ですが、
実はペンネームというか何というか、要するに偽名です。
本名はホーエンハイムさんというのですけれども、
そもそもお医者さん、科学者さんとして名の通った方であり、
あるとき「自分はもう医者としては最高レベルになった」として
古代ローマの有名なお医者さん「ケルスス」さんを「超えた」という意味で
「パラケルスス」と自ら名乗るようになったのだそうですよ。

他人の名前をそのまま使って「それよりさらにすごい」を表現してるお名前を
わかりやすくたとえるべく、日本で言うと誰だろう、と考えてみたのですが、
新加勢大周さんぐらいしか思いつかなかったのでたとえるのは断念するのです。


9月23日   Known All Over the World

予定は無い。


秋分の日でございます。
何かの記念日とかではなく天体の運動により日付が決まる流動的な祝日、
とは言いつつも、ここ数十年の間は
ずっと9月23日に完全に固定されてきたこの秋分の日なのですが、
実は来年、2012年は22日が秋分の日になるらしく、
23日以外になるのは24日が秋分の日だった1979年以来33年ぶり、
22日になるのはなんと1896年以来116年ぶりなのだそうですよ。
まだ伊藤博文さんが総理大臣だったり
樋口一葉さんやジョン万次郎さんがご存命だったりするぐらいの年から
今に至るまで一度も起きていなかったことが来年起こるわけで、
現象としては祝日の日付がたかだか1日ズレるだけとは言え、
そう考えるとなんとなくワクワクいたしますね。
つい歴史ロマンに思いを馳せてみたくなります。
ええい、来年まで待ってられない。今からでも馳せてみようか。

違う。来年を先取りして馳せてまで暇潰ししきゃいけないほど
この三連休に予定が無さすぎるわけじゃない。
思い立って矢も盾もたまらず馳せたくなっただけだ。
信じてくれ。嘘じゃない。本当だ。ええい。


9月22日   Saint Angel

そっちじゃない。


違法コピーのCDやDVDを「海賊版」と呼ぶのはなぜだろう、
海賊がなんか関係あるのかな、とふと疑問に思い、検索してみたのです。
そしたら、もともと英語の「パイレーツ」には
「海賊」のほかに「略奪者」という意味があり、
剽窃や盗作をする人も「知的財産に関する略奪者」と見なして
同じようにパイレーツと呼んでいたこと、
音楽や映像メディアの違法コピーも同様に知的財産権の侵害であることから
それらは「パイレーツエディション」と呼ばれるようになり、
それを日本語に訳したとき「パイレーツ」を「海賊」としたために
海を駆け巡るいわゆる海賊とはおよそ無関係な
「海賊版」なる言葉が誕生してしまったこと、がわかり、
なるほどそういうことだったのか、納得だな、
疑問を解決し新たな知識を得ることができたな、と思ったのです。

でもその旨を解説する文章が「だっちゅーの」で締めくくられていたので、
新たな知識を得たはずなのに90年代の古い知識を得た気分なのです。


9月21日   Gold Selection

20なんかひよっこ。


北陸のテレ朝系列局である北陸朝日放送ことHABさんは
今年が開局20周年なのだそうで、
それはどうもおめでとうございます、と思う次第なのですが、
そのキャッチコピーが「AKBは48、HABは20」なことについては
それはいかがなものかしら、と感じている次第なのです。
なにしろ単位が違う。語呂はいいけど単位が違う。
数字しか言ってないから有耶無耶になってるけど
その後に続くであろう言葉が「人」と「周年」で違う。
下手したら逆流してAKBさんのほうが48周年だと思われかねない。
48歳の集団、いや、結成48周年ということはもっと年行ってるはずだから
なかなかのマダムの集団ということになってしまう。
そんな集団が国民的人気アイドルになるというのは考えにくい。
ジャンケンもそんな一生懸命やらない。センターは決めない。
今日のランチのお代を誰が出すかぐらいしか決めない。
勝負がついても泣いたりガッツポーズしたりしない。「オホホホホ」しか言わない。


9月20日   Recording of a Relayed Broadcast

録画なのにdボタン押してみたりとか。


昔読んだSF系のショートショートに、
テレビが大好きで毎日ずっと家でテレビを見続けていて、
でもCMやつまらない部分は早送りで飛ばしたい、という願望を持った男が、
全部の局の全部の番組を録画したうえであえて自分の時間感覚を狂わせ
昨日のテレビをあたかも今日のテレビであるかのようなのつもりで見ることにより
それを実現させている、みたいな内容の話がありました。
当時はVHS全盛、2番組同時録画すら夢のまた夢、という時期でしたから
これも未来極まりない状況下でのお話でしかありえませんでしたが、
考えてみれば、大容量で多機能な録画機が出揃った現在では、
ずっと家にいてずっと見てるというのは無いにしても
「とりあえず片っ端から録っといて面白そうなとこだけ見る」みたいな
この話に近い視聴スタイル自体は可能になっている、
それどころか既にある程度一般的になってすらいるわけで、
10数年前にはドラえもんレベルのことだと思っていたような未来が
分野によってはもう来ているということなのだな、
改めて技術の進歩はすごいな、と思う次第なのです。

ただ、リアルタイムの番組を録画と勘違いして早送りしようとして
リモコンの変なとこ押してチャンネルが変わってしまってワタワタなる、という
僕のような愚かな人間を見るにつけ、
残念ながら人間のほうの進歩がついていっていないな、と思います。
そのショートショートのオチは、そんな生活を続けてた男は
時間感覚が狂いすぎていつ録画した番組をどう見てるのかわからなくなって、
ふと気付いたら男の家であるシェルターの外は
核戦争により滅びてしまっていた、という
ある種の人類の愚かさを示唆するものでしたが、
そういうのとはだいぶ違う愚かさに日常的に悩まされているのです。


9月19日   Desert Everybody

そんな記念日があるかどうかは知らない。


かつて敬老の日は9月15日に固定であったため、
「敬老の日にちなんで」と同じ9月15日に制定されていた
お年寄りや長生きに関する他のいくつかの記念日が、
ハッピーマンデー法が施行され敬老の日が移動して以降も
15日に残り続けてしまっています。
一応、現在の9月15日は「老人の日」ということになっているため
ちなむに足る理由が無いわけではないのですが、
しかしそれはやはりちょっと酷なお話であろう、
一緒に移動させてやるわけにはいかなかったのか、と思う次第なのです。

そんなことがしばしば起こるようでは、「袖余りの日」を制定したくても
うかつに他の記念日にちなんだ日付を選ぶことができません。
「セーターの日」とかにちなんで同じ日付にしたら
そのセーターの日のほうが別の日付に移動しちゃって、
「なんでこの日に?」って疑問に思われるから困るもの。
それどころか、セーターの日が出て行った後に
「ノースリーブの日」かなんかが移ってきたりしたらすごく困るもの。
それが「みんなでノースリーブを着ましょう」みたいな日だったら
よりによって袖余りが見られない率が極めて高い日が
「袖余りの日」になってしまうもの。阿鼻叫喚とはこのことだもの。


9月18日   Critical Temper

火加減が肝要なのだ。


「魚は殿様に焼かせよ、餅は乞食に焼かせよ」ということわざがあります。
魚を焼くとき強火で頻繁に突っつき回しながら
急いで焼こうとしては美味しくなくなってしまうので、
鷹揚で器の大きい殿様にゆっくりじっくり焼いてもらうのが良い、
一方お餅は絶えずひっくり返し続けながら
強火で一気に焼き上げると美味しく仕上がるので、
せかせかしている乞食に焼かせるのが良い、という意味の言葉で、
要するに「適材適所」を説いたことわざなのです。

マルシンハンバーグを美味しく焼ける人が
殿様なのか乞食なのか、それ以外だとしたら何なのか、気になるところです。
僕は超絶妙に焼けると自負している。
大好物で回数こなしてて経験豊富だから強く自負している。
それがわかれば僕が潜在的に何に向いているのかが知れるかもしれない。
物が物な時点でなんとなく殿様ではない気がするが
でもまだわからない。諦めずに有識者の意見を待ちたい。


9月17日   Secret and Ultimate Weapon

まあいつ見てもそれだけ明らかに減ってなかったしな。


果物の中で最も美味しいのは結局どれであろうか、という話をすると、
アンケートサイトなどではだいたいにおいて
1位争いは梨と桃の一騎討ちとなり、
メロン、ぶどう、マンゴーあたりがそれに続く、という様相を呈するのが
お決まりのパターンだと思うのですけれども、
個人的には、もっとみんなビワを評価していいんじゃないのか、と思うのです。
そのポテンシャルは充分あるはずだ。
酸味や好みの分かれる食感などマイナスに働きそうな要素は見当たらないし、
他の果物が上位互換の位置にいる類のものでもないし、
1位だ、とまでは言わないけど上位争いの集団には入っていいはずだ。
ただ少しマイナーというか、果物を考えたとき
ぱっと思いつくものではあんまり無いだけの話で、
たとえば、梨や桃がうまいに決まってるじゃないか、と思ってる人が
「そういえばビワはどうだろうな」と思い至りさえすれば
もっと人気のあるフルーツの座に躍り出る可能性を秘めているはずだ。
あとはそれだけだ。もうちょっとなんだ。

具体的に何が言いたいかというと、
僕のお気に入りだったゼリーのラインナップから
特にお気に入りだったビワゼリーをピンポイントで外した
近所のスーパーはきっと後悔するぞ、ということです。
人気が爆発しうる商品だったんだからな。もうちょっとなんだからな。


9月16日   Act of God

常時発動系の能力みたいな。


「不可抗力」という言葉の字面のカッコよさは異常だと思うのです。
何といいますか、妙に厨二心をくすぐられるといいますか、
日常的に誰もが普通に使う言葉のわりには
よく見ると「不可視光線」ぐらいのインパクト、
「なにそれすごそう」感を持つ構成になってるといいますか。
伝わりますでしょうかこの何とも言えない魅力。

伝わってないとしたらそれこそ不可抗力です。
僕の文章力不足のせいとかではない。断じてない。ないはず。
おのれ不可抗力め、褒めてやってるのになぜ僕を貶めようとする。

9月15日   A Guest Spot

そんなわけで帰り道にある田んぼにやってきたのだ。


カエルは状況によって複数種類の鳴き声を使い分けることが知られています。
印象的なのは繁殖期にケロケロ合唱する声ですが、
あれだけでも自分の存在をアピールする「アドバタイズコール」や
他のオスが縄張りに入ってこないように威嚇する「テリトリアルコール」、
お近付きになれたメスに愛を囁く「マッチングコール」などなど
様々な種類が入り乱れてあの大合唱が構成されているのだそうで、
そうなのか、単にひたすら求愛してるだけでは無かったのだな、
状況に応じて言葉を尽くさなきゃいけないのだな、
人間と同じぐらいカエルの恋模様も大変なのだな、と思った次第なのです。

調べてたら「リリースコール」と呼ばれる鳴き声もあり、
それは「メスと間違われたオスが他のオスに抱きつかれたとき出す声」だったので
むしろ人間よりカエルのほうが
大変度合いは上かもしれないな、と思い直すのです。
出す声が決まってるということは
当然そういうことが起こるだろうと最初から想定されてるわけで大変だ。
それほどのレベルでそんなことが日常的に起こるとか超大変だ。


9月14日   Withered Silver Grass

ロマンスグレー的な魅力とかならいいけど。


ススキといえば、薄茶色の穂に細い茎、どこか儚げな雰囲気を持つ
お月見の名脇役みたいなイメージが強いですが、
実はそれは秋になって気温が下がって枯れてしまうからであり、
秋冬でも充分に暖かいような環境で育てれば、常緑のまま
高さ数メートルの逞しいものに成長しうる植物だと言われています。
実際、沖縄に生えている種類のススキは、長さといい太さといい
サトウキビと見紛うぐらいのサイズになることがあるのだそうで、
それはすごいな、枯れなければそんなことになるんだな、
でもそれでは「秋を感じる風流な植物」という扱いにはならなかっただろうな、
お月見のとき団子の横にサトウキビ飾ろうとは思わないものな、
本気を出せないままあえなく力尽きることによって
むしろ魅力を見出されるとは面白い話だな、と思います。

僕がモテるようになるためのヒントになるのでは、
自分でも気付かない潜在的な魅力を引き出せるのでは、と思いましたが
そのためには「枯れる」必要があると気付いたので別に何でもないのです。
魅力が出たところで老い先短い状態になってしまっては意味が無いし、
そもそも魅力が出ずに枯れるだけという最悪の事態になる可能性もあるし、
というかススキと全く同じことが起こった場合
「お月見のとき隣にいると心地良い」タイプの男になるけど
それがモテることに繋がるとは思いがたい。
需要が少ないうえ秋が終わったら捨てられる。おそらくモテないより辛い。


9月13日   Being the Apple of My Eyes

恐ろしい話だ。


マッキントッシュという品種のリンゴがあります。
日本ではさほど馴染みがありませんが
アメリカではかなりポピュラーなリンゴなのだそうで、
何を隠そう、アップル社のパソコンであるマッキントッシュも
開発に携わった方が「このリンゴが好きだったから」という理由で
そういう名前になったのだそうですよ。
今や「アップル」で「マッキントッシュ」と言われたら
おそらくリンゴではなくパソコンが思い浮かぶ人が大多数であるに相違なく、
そういう意味ではマックがアメリカで作られたもので良かったな、
もし日本で同じようなことが起こっていたら
「ふじ」や「つがる」がパソコンの代名詞になっていたかもしれないものな、
それはなんかピンと来ないものな、と思います。

あと、日本のリンゴの品種名は赤く可愛らしいイメージを強調するためか
「茜」「涼香」「姫小町」「アルプス乙女」といった具合に
女の子にちなんだ名前のものが結構あるので、
そういう意味でもパソコンの代名詞にならなくて良かったな、と思います。
「茜で猥褻な画像を鑑賞する」みたいなことにならなくて良かった。
それは非常に背徳的というかなんというかな感じなので良かった。
そんなことばっかりしてたらパソコンの付喪神に祟られると思うので良かった。
山の女神も女連れで登山したら祟るのだ。
パソコンなんて登山とは比較にならないぐらい頻繁に接するものに祟られたら
何をされるかわからないのだ。突然キーが目を狙って飛んで来かねないのだ。


9月12日   Life as a Garnish

将来について相談などすべきだったか。


現在、カレーライスの付け合わせといえば
福神漬けやラッキョウが一般的ですが、
明治時代後期、カレーが大衆食堂のメニューに載ったり
カレー粉やカレールウが市販されたりするようになってきた
庶民にもカレーがお馴染みになったかしらどうかしら、ぐらいの時期には、
カレーライスの付け合せの定番といえば
「もみ海苔」や「たたみいわし」だったのだそうです。
我々のイメージするカレーのお供、酸味や甘味のあるものとは
だいぶ印象の違うトッピングではありますが、
考えてみればそれはそれでうまそうであるな、
特に蕎麦屋にあるような和風カレーとかにはよく合うだろうな、
機会があれば僕も一度試してみたいな、と思う次第です。

ゆうべテイクアウトして帰ってきたカレーライスに
ついてるはずの福神漬けの小袋がついてなかったので、
あの店員さんはテレパシーの使い手なのだと思います。
僕がそういう変わった付け合わせでカレーを食べたがっていることを見抜いたか。
蕎麦屋でもないし和風カレーでもないし、
というかそんなの「いつかやってみたい」ぐらいしか考えてなくて
そのときは普通のカレーを普通に福神漬けで食べるつもりだったのに見抜いたか。
そんな長期スパンのことを見抜けたか。ある意味ではすごく占い師向きの人か。


9月11日   Glamourous Grammar

あの手この手で。


「グラマー」という言葉には「女性的な魅力」という意味と
「英語の文法」というかけ離れた二つの意味がありますが、
実はこの二つは同じところに語源を持っているのだそうですよ。
昔のヨーロッパにおいては、文字を読み書きできる人間は
聖職者か王侯貴族の人間に限られており、しかも女性でとなると
それは相当に教養のあるお嬢様だということに相違ありませんでした。
あの娘読み書きができるんだってよ、てことは超のつくお嬢様だぜ、
魅力的だぜお近づきになりたいぜあげぽよだぜ、ということで
文法を心得ている女性は総じて魅力的である、となり、
もともと存在した「文法」という意味の単語が
いつしか「魅力」という2つ目の意味を孕むようになったのだそうです。
なんとも面白いエピソードであるなと思います。

「袖余り」にも同じ理由で「魅力」という意味を持たせてもいいと思うのですが、
気になるのは「グラマー」がその後「2つの意味をわかりやすくするため」と
それぞれ違う綴りになってしまったことです。
「袖余り」の字面が変わってしまったら嫌だものな。
「袖余ら」とかになられても困るものな。
ラ行変格活用に革命を起こしてしまって
「ら抜き言葉」に否定的な人々に「またラ行か」ってうんざりされてしまうものな。


9月10日   Charisma of Beauty

まぼろしー。


高校生クイズを見ていました。
僕らが高校生の頃は、高校生版ウルトラクイズといった趣の
ゲーム性やバラエティ要素が強い番組であり、
「僕らも出てみたいな」などと軽く言えるような存在でしたが、
数年前にリニューアルされてからは
純粋に知力だけが物を言う超本格派クイズ番組になり、
高校生とは思えない天才たちの独壇場といった様相を呈しています。
いやはやこれはもう「僕も出たい」なんて言おうとも思わないな、
僕らの頃とは全く違うベクトルの面白さを持った番組になったな、
すなわち次元の違う超人たちの紙一重のバトル、
神であるか鬼であるか、人外魔境の戦いを描いた番組だと言えるな、と
感心しながら見ていたのです。

そしたら準々決勝、高校同士の1対1の早押しバトルのところで
実況のアナウンサーさんが放った「1校対1校」という言い回しが
僕の脳内で「IKKO対IKKO」としてリフレインしたので、
「なるほどやはり人外の戦いであったか」と思ったのです。
神でも鬼でもありませんがともかく何か人外の存在には違いないのです。


9月9日   Find Out Who is Responsible

頑張れ政治負けるな科学。


9月9日付けで、表プラッチックは開設10周年を迎えました。
10年といえば子供が「10年後の私へ」と
タイムカプセルに手紙を入れるレベルの期間であり、
そんな、10年前から見ると確実に「未来」と呼んでよい地点に達するほどの
長い時間を僕は無為で虚無なサイトに注ぎ込んだことになります。
誰かに責任を取ってほしいですが、
もう行政クラスじゃないと背負いきれない責任な気がします。

開設何周年、というのは一応の節目であり
ある意味では誕生日みたいなものでもあるのですが、
さすがにここまで長く続けていると
「1周年だぜよく頑張って続けたぜ僕」みたいな
区切りにおける感慨のようなものはほとんど沸いてこず、
ご年配の方が「今さら誕生日って言ってもねえ」とおっしゃるのと
どこか似たような気分を抱いている次第です。
10年前の、開設当初の僕に「必要以上に老け込むので開設はやめておけ」と
手紙を届けることができる逆タイムカプセルの開発が待たれます。

ある程度続けていたことを止めるのには何かしらの理由が要る、とすれば
このサイトの場合は行政が責任を取ってくれるか
逆タイムカプセルが発明されるかのどちらかがそれにあたるのだろうと思います。
その日までということになりますが、今後ともなにとぞご贔屓にお願いいたします。


9月8日   Warm Current

死の海みたいじゃないか。


日本海流のことを「黒潮」、千島海流のことを「親潮」と呼びます。
日本海流は暖流で植物プランクトンが少なく水が澄んでいるため
空から見たとき青黒く見えるということで「黒潮」、
千島海流は寒流でプランクトンが豊富なため魚がよく育つ、
まるで子を育む親のような存在だからということで「親潮」と
それぞれ呼ばれているわけですが、
個人的に、それはややこしいだろう、片方はただの見た目なのに
もう一方は主観的なイメージってどうも統一感が無いだろう、
イメージなら両方イメージにしたほうが、
日本海流もイメージから来る別名にしたほうが覚えやすいだろう、と思う次第です。

でも、親じゃないほうだから黒潮改め「独り身潮」にしようとかなったら
海流も嫌だろうし独り身としても別に嬉しくないので
やっぱり今のままでいいのかもしれない、とも思う次第です。
「栄養が少ない独り身潮」とか解説されたら泣きそうになるのです。


9月7日   The Screenplay

さっそく。


たとえば価格の交渉をするとき、
売り手が「1万円で売りたい」と思っていた場合には
最初から「1万円で」と提示するよりも
まず1万2千円ぐらいの価格を提示しておいて、その後交渉の中で
「わかりました、では1万円でどうでしょう」とするほうが
結果同じ額を通すにも圧倒的に通りやすくなります。
これは単純に値引きのオトク感があるからというのに加え、
買い手側が「あちらが譲歩してきたならこちらも応じなければ」というふうに
一種の強迫観念を抱くためであると言われているのです。
こういう、まず断られる前提で大きく提示し、
その後で実は本来の目的である小さな提示を通す、という手法のことを
心理学用語で「ドア・イン・ザ・フェイス」と呼ぶのだそうですよ。

女性はみんなオバQのハカセみたいな袖にするといいと思います。


9月6日   Trespasser Toward the End of Summer

入って何をしようとしたのかはわからない。


朝起きたら玄関ドアのカギが開いていました。
特に何者かに侵入されたりした形跡や気配が見当たらないこと、
僕が生来のオタンコナスであること、などを考慮に入れ
考えうる可能性からありえないものを消していった結果、
どうやら僕がゆうべ閉め忘れただけだろう、
閉め忘れた記憶は無いけど確実に閉めた記憶も無いしそういうことだろう、
そして幸い夜の間には何事も起こらなかったのだろう、という結論に達し、
そんなドジなことは認めたくはないが仕方ない、
物騒なことでなくて良かった、しかし気をつけなければな、と思ったのです。

でもドアを開けたらすぐ前の地面でセミが死んでいたので
「もしかしてこれか?」と思い直したのです。
カギはちゃんと閉めて寝たのに、夜中このセミが侵入しようとしたのか。
でもカギを開けたところで運悪く寿命が来て
侵入までは果たせないままこうして死んでしまったのか。
推理においては不可能なものを消していって残ったものが
どんなに信じられなくても真実、って某高校生探偵も言ってたから
否定できる根拠が見つかるまではこれが真実だと考えざるをえないのか。
少なくとも僕の閉め忘れと並ぶ二択ではあるのか。
怖いな。是非積極的に閉め忘れを認めたいな。


9月5日   Very Slight Difference

ちょっとは考えた。


天気予報を知るべく携帯で検索してサイトを見ていたところ、
そのサイトは有料登録すれば、雷やにわか雨など
注意を要する突然の気象変化について
その都度逐一メールでお知らせしてくれるサービスもあると知りました。
なるほどそれは良いサービスであるな、
僕も登録してみようかな、と思った次第なのです。

もちろん、気紛れな天候事情を持つ魔都において
四六時中天気予報とにらめっこをせずとも
その気紛れに対処しうる情報を得られるのが便利だと感じたからです。
恋人とかいないせいで携帯があんまり鳴らないから寂しくて
何でもいいから鳴らしたいとかではないです。
魔都だから急な気象変化いっぱいあるし、ということは
メールもいっぱい来るわけでおあつらえ向きだ、とかでは全然ないです。
何を言ってるんです。言い掛かりもほどほどにしてほしいです。
そんなこと考えてないです。ちょっとしか考えてないです。


9月4日   Add a Little Season

それが僕に課せられた使命と心得る。


サッカー中継において、ロスタイムと呼ばれていたものが
最近ではアディショナルタイムと呼ばれるようになってきています。
いろいろ理由はあるようですが、
一番は「ロスタイムは和製英語で日本でしか使われてないから」らしく、
世界標準に合わせるべく、呼び換えが進んでいるのだそうですよ。
そういえば野球中継でも、投球カウントの表示が
ストライク先行からボール先行になりましたし、
世界標準、基準となる概念を世界と同じところに揃える、という作業は
独自の文化を持つ島国日本においてもやはりこれからの時代
いろんな場面で重要になってくるのかもしれません。

「袖余りが美しい」という概念は揃える必要が無いので安心です。
揃えるまでもなく絶対的なものだからだ。世界的にだ。断固そうだ。
というか仮に揃えた結果、万が一美しくないとこに置き直されても
それは僕がこっそり直すから大丈夫だ。
どこに忍び込んで何をすれば世界標準が直るのか知らないけど
とにかく身命を賭して直すから安心だ。
たぶんグリニッジ天文台だ。知らないけど世界の基準はだいたいそこだ。


9月3日   Also Serving

信念ならば貫くべきだ。


タルタルソースに入れる茹で卵について、
あまり大きく刻むのはどんなものであろうかな、と思う次第です。
茹で卵自体は否定しない。
タルタルソースの味と食感に素晴らしいアクセントを加えてくれる。
でも大きすぎるとそれはもう卵の味になってしまう。
あくまでマヨネーズとピクルスの味がタルタルソースの本分なはずなのに、
たまにやけくそかと思うほど大きいのが入ってて、
それはもう卵にマヨネーズつけて食ってる味になってしまい
本来の役割である料理の味を活かすものにならない。
それではいけない。オシャレ気取ってるのか
刻む係の人がやる気ないのか知らないけどそれではいけない。
何をやってんだ。「大は小を兼ねる」が普遍的な真理だとでも思ってんのか。
そんなことないぞ。実は時と場合によるしなかなか無いことなんだぞ。

ていうかそれが真理だと思ってるなら
卵よりもそのソースをかけるチキン南蛮のほうを大きくしてほしいぞ。
うちの近所のごはん屋さん、あなたに言ってるんだぞ。聞いてるのか。ねえ。


9月2日   Liberty of Entrance

テレビゲームやったことない人に弾幕STG薦めるみたいな。


近所のスーパーの野菜売り場においては、
やや目新しい存在の、使いどころが難しそうな野菜について
値札のところに小さな字で具体的な調理法が添えてあります。
ルッコラであれば「サラダやステーキの付け合わせに!」という感じで、
何に使ったらいいのかわからないし
大根やタマネギと違って安売りしてるというだけでは買えないなあ、
ああよく見たらここに調理法が書いてあるな、
なるほどそういうふうに使えばいいのか、ならば買ってみるか、と
顧客心理を誘導できる、ナイス作戦であると思う次第です。

でもエシャロットのところに「味噌をつけて丸かじりで!」と書いてあるのは
それはどうかしら、と思ったのです。
それはメインの調理法ではないんじゃないか。
香味野菜としてフレンチに使う調理法がまずあって、
それにも飽きたな何か変わった方法は無いかな、という人がやる食べ方であり
「何この知らない野菜」な段階の人に薦めるものではないんじゃないか。
それとも僕が知らないだけで、むしろこっちがメインの調理法なのか。そうなのか。
でも味噌をつけて丸かじりがメインの野菜って
なんかもう古来から日本に自生してないとおかしいレベルじゃないか。どうなのか。


9月1日   Flightless Bird

何が起こってるかわからないが楽しそうだ。


9月1日は語呂合わせで「キウイの日」だそうです。
キウイフルーツはサルナシという木の実を
さらに食用に適するように品種改良して作られた果物ですが、
このサルナシはマタタビの仲間であるため、
なんとキウイフルーツもネコに与えるとマタタビと同様、
酩酊したような面白い様子になるらしいですよ。
そういえば昔、実家の近所に
家庭菜園サイズの蔓棚でキウイを自家栽培しているお宅がありましたが、
そのあたりには野良ネコがたくさんいた記憶があります。
餌付けでもしてらっしゃるのかしらん、と思い
僕ら子供連中はそのお宅を勝手に「ネコ屋敷」と呼んでいましたが、
今にして考えると彼らはキウイに集まっていたのかもしれず、
「キウイ屋敷」と呼んだほうが適切だったのかもしれません。

それだとニュージーランドの飛べない小さい鳥が集まってる家みたいなので
やっぱり違うかもしれません。
「ネコ屋敷」の字面から漂う怪しげな印象がだいぶ変わってくる。
日本のどこにでもある田舎でそれは怪しいっちゃ怪しいけど
魔性な感じがすっぽり抜け落ちるから変わってくる。

2011年9月

開設10周年です。ありがとうございます。結婚生活ならスイートテンダイヤモンドを贈るべきところです。
そんな余裕は無いので良かった。テキストサイトブームに乗って結婚したのでなくて良かった。



9月30日 稲葉山攻略
 
「雑学。サルビアは岐阜市の市花になっている」
「織田信長の配下のサルがビアーッて攻めてきたからかな」

何だその擬音。






9月29日 どんな花だ
 
「雑学。クレマチスは『ツル植物の女王』と呼ばれている」
「へえ、トゲがあるとか、ボンテージが似合いそうとか?」

女王という単語へのイメージがおかしい。






9月28日 しっかりした生乾き臭
 
「雑学。藤袴の葉は乾燥させると桜餅みたいな匂いがする」
「うちの乾燥機は何時間回そうと服からカビの匂いがする」

知らん。






9月27日 全否定
 
「雑学。クズの葉につく害虫で、クズノチビタマムシというのがいる」
「酷い名前だ、アダ名で人につけたら問題になるぞ、ムシだなんて」

そこじゃないだろう。






9月26日 男子率が高い
 
「雑学。キンモクセイには雌雄があるが、日本にはオスしか無い」
「工業国だもんな日本」

工業高校みたいに言うな。






9月25日 タラシのリンさん
 
「雑学。リンドウの花言葉は『悲しんでいるあなたを愛します』」
「失恋直後の女は落としやすいって言うしな」

キレイな言葉なはずが女性の敵みたいに。






9月24日 テキにカツ
 
「雑学。梅に鶯が付き物なように、ハギには鹿や猪が付き物」
「そんで負けられない勝負には牛と豚が付き物」

そうだけどこの流れで言うことじゃないな。






9月23日 むしろ破るときがある宣言
 
「雑学。オミナエシの花言葉は『約束を守る』」
「酔ってなくて懐が暖かくて機嫌がいいときの俺にぴったりだな」

条件多いなあ。






9月22日 ゴールデンウィーク帰省
 
「雑学。キキョウは戦国武将の土岐氏の家紋としても有名」
「明智光秀もそうだよな、キキョウのときは五月かな、とか何とか」

単に5月に帰郷する人になったけど。






9月21日 挨拶のできる子
 
「雑学。スイレンは『睡蓮』と書くが、ハスの仲間ではない」
「俺も値引き品ばっかり食ってるけどごちそうさまって言う」

偉い。






9月20日 要するに何なんだ度が急上昇
 
「雑学。サルスベリの木で猿が滑ることはほとんど無い」
「名が体を表してなくて可哀相だな、サルスベラズに改名すべき」

もっと可哀相だろそれ。






9月19日 捨てなさい
 
「雑学。トリカブトは日本三大有毒植物の一つと言われている」
「あと二つはうちの冷蔵庫に半年入ってるレタスとキャベツだな」

ずいぶん偏った三大だ。






9月18日 謎の関西人登場
 
「雑学。ダリアの花は食用菊と同じように食べることができる」
「刺身に乗せたら『こんな悪戯したのは誰や』って怒られるだろうな」

やかましい。






9月17日 もうやめてあげて
 
「雑学。ヒガンバナには千個以上の別名がある」
「俺のアダ名も同じぐらいいっぱいあるけどだいたい悪口」

可哀相に。






9月16日 手の届かない食用菊
 
「雑学。菊の花言葉は『高貴』」
「確かにお刺身は高貴すぎて値引きされてないと買えない」

高貴のボーダーライン低いな。






9月15日 春も一緒
 
「雑学。ナデシコは夏にも秋にも咲くので『常夏』とも呼ばれる」
「なら夏も秋も同じTシャツな俺もそう呼ばれる権利があるな」

それは着る物にも季節感にも無頓着なだけだ。






9月14日 具体的に何なのか
 
「雑学。ススキの葉は魔除けになると言われている」
「ああいう葉で指とか切ると超痛いもんな…何か気の毒だな、魔」

随分ぼんやりしたものに共感したな。






9月13日 モテない男たちの心を癒せよ
 
「雑学。チョコレートのような香りがするコスモスがある」
「どうせなら2月中旬に咲けよ」

どうせならって。






9月12日 ギンナンが生るのはメスだけ
 
「雑学。イチョウにはオスの木とメスの木がある」
「匂いフェチのオスばっかりってことか」

生き残るための自然の知恵をフェチ扱い。






9月11日 落葉樹の気持ちを察する成人男性
 
「雑学。カエデには常緑の種類もある」
「皆抜け落ちて坊主になるのにそいつだけフサフサってずるいな」

何に共感して何に怒ってるんだろう。






9月10日 ひねくれて
 
「雑学。バッタは群れで育つか単独で育つかで見た目が違ってくる」
「孤独な奴は、人間と一緒で猫背で魚の腐った目の豚野郎に」

虫なのに。






9月9日 後片付け大変
 
「雑学。イナゴは地方によってはオカエビとも呼ばれている」
「てことはエビフライ頼んで店にイナゴ放されても文句言えないな」

誰が得をするんだそのメニューは。






9月8日 意気込み
 
「雑学。ウマオイの名前は馬を飼う人の掛け声のように鳴くから」
「さあ今日も頑張ろう、みたいな?」

草むら中からそんなん聞こえたら超うっとおしいぞ秋。






9月7日 一番お手頃なのでそればっかり食うという
 
「雑学。クツワムシは一種類の草しか食べない」
「グルメなのか、逆にその草が海苔弁的存在なのかどっちだ」

なんだその存在。






9月6日 お高めだしね
 
「雑学。ヒグラシはガに寄生されていることがある」
「『その日暮らし』と『モス』ってなんか相容れない響きだな」

いいじゃないか別に。






9月5日 前提は守ろう
 
「雑学。ツクツクボウシの鳴き声には方言がある」
「やっぱり京都や博多のメスゼミが魅力的だったりするのかな」

言いたいことはわかるがメスは鳴かない。






9月4日 贅沢な悩み
 
「雑学。キリギリスは脚が長すぎるせいで脱皮が苦手」
「巨乳は肩が凝りやすいみたいなもんか」

脱皮失敗したら死ぬからそういうのとは違う気が。






9月3日 あいうえお
 
「雑学。赤トンボは寒い地域にいるものほど赤色が濃くなる」
「アメンボ赤いな寒いほど、って言うもんな」

言わないし、アメンボの話になってるし。






9月2日 涙雨
 
「雑学。コオロギの鳴き声で気候を測ることができる」
「こいつ延々鳴いてるけど一向に求愛が実らない…明日は雨か」

そういうことじゃない。






9月1日 いるのにいない
 
「雑学。鈴虫の声は電話を通すと聞こえなくなる」
「え、何それどういうこと?怖い話?」

違うし、そうだとしても怖くないだろう鈴虫の霊。

↑このページのトップヘ