2019年11月

11月30日   Seed of the Power

マイコプラズマの仲間。


植物に被害をもたらす病原菌の一つに「ファイトプラズマ」というのがいるのだそうです。
むしろものすごく元気が出そうな名前だ。
なにせファイトでプラズマだ。エネルギーに満ち溢れていそうだ。
ゲームのパワーアップアイテムとかにありそうな名前だもの。
きっと使うと攻撃力が上がるのだもの。オーラ的なものを纏うのだもの。

実際には元気どころか植物を枯死に誘う悪い奴なのだが、
それすらも「元気の出し過ぎで生命力を使い果たしてしまうのでは」と思ってしまうほどだ。
だから正確に言えばパワーアップアイテムというよりは
真の意味でのドーピングアイテムだ。使ったときは能力が上がっているようでもそのたび寿命を縮めているのだ。

11月30日 郵便物来なくなっちゃう

「家を建てるなら落ち着く家がいいな」
「人間はトイレにいるときが一番落ち着くから
 表札を『御手洗』にすれば家全体が落ち着ける空間になるのでは」

違う人の家になっちゃう。

11月28日   Seedless Shield

ハズレを引いた。


野菜や果物を食べたり調理したりするときに
「種がジャマだ」「種が無ければ良いのに」みたいなことを言いますが、
改めて考えるとそれって外道極まりない思考だな、と思ったのです。
だって、実の部分というのは種を守るものだったり
種を動物に運ばせるために美味しくなったものだったりするわけで、
ジャマも何もそもそも種のために実が存在しているのだ。
人間にたとえれば、可愛いデザインのベビー服を着た赤ん坊を見かけて
「写真撮りたいけど中身の赤ん坊がジャマだな」と言ってるようなものだ。
親御さんは赤ん坊に着せるためにその服を買ったのであって、
それを捕まえて「服は可愛いんだけど赤ん坊ジャマなんで脱がせてくれませんか?」とかどうかしてる。
種はジャマどころか、あなたのおかげで美味しい実が食べられました、とむしろ感謝すべき存在なのだ。

だから、僕も今日買ったアボカドの種が異様にデカくて
なんて効率の悪い食べ物だ、って思ったけど反省しようと思う。
美味しい実をありがとう。正確に言うと、美味しさを充分に感じられるほど実がなかったので、
たぶん美味しいのであろう実をありがとう。たくさん集めればという仮定のもとありがとう。

11月28日 包囲殲滅陣

「家を建てるなら自然に囲まれた家がいいな」
「新築の翌日には全方位の軒先にスズメバチの巣ができてるとか」

建材からフェロモンかなんか出てんのか。

11月26日   Choosing Distance

脳に埋め込まれたチップのAIが読んでくれるだろうか。


物事に長い時間が掛かることを「長丁場」と言いますが、
この「丁場」はもともと街から街への道中のことを指していたのだそうです。
それが長いということは到着までに時間が掛かる、
出発前に準備や計画をしっかりしておかないと、ということで
「長丁場」の語が生まれたと言われているらしいのですが、
しかしそうか、本来は時間というより距離が長いことがメインだったのだな、
現代では、もちろん移動が伴う長時間にも使うが
「長丁場の会議」などというふうに距離は関係なく単純に時間が掛かることにも普通に使う言葉だ、
でも算数の「はじき」の法則を思い出してもわかるように
そもそも時間と距離は全く別の物なわけで、
元々の意味とは少し違ってきているのだな、と感じた次第です。

もしかしたら、さらにずっと先の未来になると「はじき」の残り一つの「速さ」も巻き込まれ
単純に速いことを評して「長丁場」と言うようになるかもしれない。
速いなら時間は短くなるはずなのでややこしいが、
そのあたりは行間を読んで何とかしていくのかもしれない。
ずっと未来なのに行間を読むってなんかアレだけども。
全身タイツみたいな服でサプリだけ食べて空飛ぶ車に乗ってるような人らが行間読むとは考えにくいけども。

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