2020年07月

7月30日   Salty Sugar

贅沢品だから無条件に嬉しい、とか言うほどのいにしえではあるまいに。


熱中症対策を兼ねられる、ということで
スイカに塩をかけて食べる人が増えているのだそうですよ。
品種改良が進み、昔と違って余計なことをしなくても
そのままで甘くて美味しいのが当たり前になったスイカ、
塩をかけることで甘味を引き出すといういにしえの手法は
おそらくこのまま消えてゆくのだろう、と思っていましたが、
ここにきて別角度からの需要を得、まさかの復活を果たした、ということになります。
ふむ、こんな一発逆転があるのだな、他のいにしえの食べ方たちも
身体にいいとか美容にいいとかいうことになってアプローチが変われば
再びスタンダードになりうるのかもしれない、と感じる次第です。

例を出そうと考えてみたが、グレープフルーツに砂糖、
トマトに砂糖、麦茶に砂糖、ぐらいしか思いつかなかった。
この糖質制限ブームの時代にそれはちょっと厳しいと言わざるをえない。
ていうかいにしえの人は何でもかんでも砂糖かけすぎだ。逆にスイカにはよく塩かけてたな。

7月30日 仲間入り

「車を買うならとにかく安い車がいい」
「いっそのことめちゃくちゃいわくつきの事故車とかがいいかもな、
 代々の持ち主が事故ったせいでオバケ何人も出るから逆に賑やかで怖くないかも」

それ僕も事故るだろ。

7月25日   Suddenly Impact

サプライズ。


買い物に行く途中で雨に降られてしまい、少ししっとりした状態でスーパーに入ったところ
冷房が寒くて凍えそうになった次第なのです。
これは厳しい。長居してたらあっという間に風邪を引く。
さっさと夕飯の買い物を済ませて帰りたいところだが、
道中考えていた、暑いから冷やし中華とアイスでも、という目論見は
この寒さで一気に消え去ってしまった。今はそんな冷たい物は欲せない。
だが、だからといって身体が温まるようなものを買うと
いざ実際に家で食べる段階になったとき暑くてやはり欲せないだろう。
どうすればいい。何を買って帰るのが正解なんだ。早く決めないと。

貼ってあるチラシを見て安いやつを適当に買おうか、とも思ったが、
夕方5時からのタイムセールがどうこうという文字が目に入ったので
まじまじと見ることができなかった。
5時まであと10数分あるのだ。店内で待つ気になってしまったらどうするのだ。
本当に倒れるぞ。衝撃プライスとか言ってる場合じゃない衝撃が起こるぞ。

7月25日 興味は無いこともないが

「車を買うなら馬力のある車がいい」
「俺の知り合いがこないだ車買い換えて以来
 万馬券が当たりまくりだって言ってたけど興味ある?」

馬の力が宿った車の話ではなく。

7月20日   Rough Control

ケーシング。


同じメーカーの二種類のソーセージについて、
「あらびき」を謳うものがそうでないものより割高だったので、
改めて考えるとこれはどういうメカニズムなのだ、と思ったのです。
「あらびき」なのだから、仮に通常10回挽いてるならこれは5回しか挽いてないということ、
普通のものより作業工程が省かれているということであるはずだ。
ならばそのぶん割安でもおかしくないのに、実際は逆の現象が起こっている。
素材の味がより強く出るので実はそのぶん良い材料を使っている、とか
単純に「あらびき」のほうが美味しそうに感じるので
需要が高くなることを見越して値段も強気に付けている、とか
いくつか理由は思い浮かぶが、どうにも道理に反している感が拭えない。
たとえば「包装を簡素化してそのぶん安くしている」みたいな商品がよくあるが、
作業工程を省いているという意味では「あらびき」もそれと同じなはずなのだ。
これは包装を簡素化したにもかかわらず前より高くなってるようなものなのだ。

ソーセージの包装を簡素化したら肉丸出しになるので
たとえとしてちょっとアレではあるけれども。
そんな商品はさすがにあらびきにも程があるけれども。

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