2007年02月20日

変わらない日本人の防犯意識

銭湯専門女ドロ逮捕…被害総額1000万円
銭湯の脱衣場荒らしをしていた無職の女が19日までに、窃盗の疑いで愛媛県警伊予署に逮捕、送検された。大阪や愛媛などの公衆浴場ばかりを狙った30回近い盗みでの被害総額はなんと約1040万円相当。ダイヤモンドの宝石など880万円分の“一獲千金”も経験。捜査員も「聞いたことがない」と驚きだった。
公衆浴場でコツコツと盗みを重ねていたら、とんだ“大金”を手にしてしまった。
逮捕されたのは、住所不定、無職の井上恵子容疑者(48)=窃盗罪で公判中=。昨年11月、愛媛県松前町の銭湯で現金を盗んだとして御用となっていた。
調べを進めたところ、井上容疑者は銭湯荒らしの常習犯だったことが判明。05年10月から06年11月にかけ、愛媛のほか、大阪市や奈良市の公衆浴場で、計29回もの盗みを繰り返した。
手口はいたってシンプル。入浴客を装い、まずは獲物を物色。“あたり”をつけた客にさりげなく近付き、髪を洗うなどのスキを見て、ロッカーの鍵を奪取。あさり終わると、何食わぬ顔で浴場を後にしていたという。
少額の現金などを盗む日々が続いていたが、ある日、“大漁”に巡り合った。昨年7月1日午後4時ごろ、大阪市浪速区の健康ランドで、同市に住む60代の女性客のロッカーを荒らしたところ、出てきたのは高級ブランド、カルティエの腕時計やダイヤモンドの指輪など総額880万円のお宝だった。
1度にして“金銀財宝”を手にした井上容疑者だったが、「宝石を売ると足がつく」と、換金せず、自分で使用した。コソ泥らしからぬ、派手な身なりとなったが、目先の生活費を稼ぐため、その後も各地を転々とし、銭湯荒らしを続けた。
宝石などは逮捕時に警察が押収。今年1月に女性の元に返還した。女性は「身内の形見や夫からの記念品で、盗まれた時はショックだった。ありがとうございます」と涙ぐんでいたという。捜査員も「銭湯の窃盗でこんな被害は聞いたことはない」と驚きながらも一件落着でホッとしていた。

なんというか、呆れるような話です。
とても気になったのは、この宝石類の被害にあった人のことです。
いったいどこの世界に、銭湯に行くのにわざわざ880万円相当の宝石類を持ち歩く人がいるのでしょうか?
この記事では「無事に返ってきてよかった」というニュアンスで書かれていて、この盗まれた人自身のことにはあまり触れていませんが、あまりの能天気ぶりに呆れてしまいました。

まず、そんな貴重品を銭湯に持っていくという感覚がおかしいでしょう。
そんな大事なものは自宅の金庫か銀行の貸金庫にでも入れておくべきものですね。
仮に何か事情があって銭湯に持って行ったとしても、貴重品はフロント(番台)に預けるのが普通です。
それを脱衣所のロッカーに入れたのであれば、その鍵は肌身離さず持っているのが当たり前でしょう。
銭湯のロッカーの鍵はたいていゴム輪がついていて、手足につけておくことができるようになっています。つけておけば取られる心配はありません。
しかしどうも記事を読むと、洗い場に置いたままそこを離れたか目を離したかしたようです。考えられない無用心さですね。
さらには、取られてもすぐに気づかなかったようです。もうここまでくると、ぜひ取ってくださいと言わんばかりの能天気さです。

はっきり言って、こういう人は盗まれて当たり前、当然です。完全に自己責任の範囲ですね。防犯意識が低すぎます。盗まれても文句は言えません。

日本も昔に比べて治安が悪くなったといわれていますが、まだまだ一般の防犯意識は相変わらず低いようです。
このままでは国際的な窃盗団などのいいカモにされるだけですね。

platinumfox at 15:43│Comments(0)TrackBack(0)社会 | 事件・事故

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