ゲームのまな板

yatasanは、ゲームとスワローズが大好きです。

2010年10月

2010年ドラフト会議が、昨日行われた。
我らがヤクルトスワローズは、早々に斎藤祐樹を指名することを明言していた。斎藤選手は3年頃から打たれることが多くなり、実力に疑問符はあったが、人気は絶大で、毎年集客に悪戦苦闘しているヤクルトにとっては喉から手が出るほど欲しい、スター性のある選手だ。
が、彼を抽選で外してしまい、全ての予定が狂ったわけだが…。

1位 山田哲人(履正社高)
右投右打:遊撃手

2位 七條祐樹(伯和ビクトリーズ)
右投右打:投手

3位 西田明央(北照高)
右投右打:捕手

4位 又野知弥(北照高)
右投右打:外野手

5位 久古健太郎(日本製紙石巻)
左投左打:投手

6位 川崎成晃(熊本ゴールデンラークス)
右投右打:外野手

育成枠

1位 北野光貴(神奈川大学)右投右打:外野手

2位 上野啓輔(香川オリーブガイナーズ)
右投右打:投手

3位 佐藤貴規(仙台育英高)右投左打:外野手

高校野球やアマチュア野球は、あまり見ないので、選手の将来性云々は言えないが、ヤクルトの方向性は明確に見えたドラフトだった。
1順目で、速戦力を期待できる斎藤・塩見を外したことは、先発の5・6番手が不安なヤクルトにとってはかなり痛い。しかし、長距離砲として期待できる、山田選手を取れたのが救い。他に西田、又野と、ヤクルトにしては珍しく大型野手を獲得した。昨年まで、バカの一つ覚えみたいに、三拍子揃っている触れ込みの選手ばかり取っていたが、結果的に青木をスケールダウンした選手ばかりが量産され、ここ数年は深刻な長打力不足に悩まされた。
今年は、2軍コーチに池山が就任したことも契機となったか、ようやく弱点を補う指名をしたことは評価できる。モノになるのは、まだまだ先だろうが、楽しみだ。

驚いたのは、2順目指名の七條選手。まだ南選手という好投手も残っていたが、あえて回避して獲得した選手。
ヤクルトお得意の、独自路線臭がするが、これで成功したことはほとんどないんだよなぁ。04年に、無名の山田を2順目で指名したが、結局全く目が出ないまま終わってしまい、この負の印象が、俺の中では強烈に残ってる。
まぁ、斎藤・塩見が取れなかったから、速戦力として急遽獲得したんだろうね。スカウト陣の眼力を信じよう。

うーん、やっぱり斎藤選手を獲得出来なかったのは残念だなー。神宮球場を満員に出来る唯一の起爆剤だったんだけど。
獲得した選手自体は小粒かもしれないが、方向性としては正しいドラフトだったと思う。

気がつけば、ブログを開設して1年が経ちました。
始めたキッカケは、女神転生SJがもうすぐ発売するということで、そのことについて語りたかっただけなんだけど、良く考えたら自分は女神転生があまり好きじゃないことに気付き、脱線に脱線を重ねて今に至る。

最初はちっとも読んでくれる人が増えず、何度も止めようかと考えましたが(一ヶ月アクセス数が0の期間もあった)、とにかく一年は続けようということで更新してきました。
かなり飽きっぽい性分なんで、一年続いたことに自分で驚いてます。
少しずつですが、読んでくれる人が増えているのは嬉しいかぎり。これからも細々と続けていきますんで、よろしくです。

第1戦、阪神は巨人の堅い守備に再三阻まれ敗戦。後がない状況に追い込まれた。
一方、巨人はシーズン最終戦の嫌な流れを引きずらず、3連覇を経験した自信を胸に勝者のメンタリティを発揮した。
追い込まれた阪神、追い込んだ巨人。結末はあまりにドラマチックだった。

巨 0 0 0 0 2 0 3 2 0 7
阪 2 1 0 0 1 2 0 0 0 6

勝 越智1勝
S 山口2S
敗 藤川球1敗

巨人の先発は朝井。阪神は久保。
巨人はまだ1敗できる余裕からか、内海という大方の予想を覆し、朝井を先発に持ってきて阪神を困惑させる手段に出た。実際、阪神は左の内海を想定したスタメンで臨んでおり、完全に出し抜かれた格好となった。
原監督はしてやったり。しかし、そう簡単にうまくいかないのが野球。左、右関係ないとばかりに阪神打線は朝井を捉え2点を先制する。
一方、負けられない阪神の先発は久保。
初回は難なく抑えるも、2回以降は綱渡り。コントロールが甘く、再三のピンチを迎えるが味方の守備に支えられ何とか抑える。
しかし、5回。併殺打の打球をセカンドの平野が盛大に弾いてしまう。あれは、あと少し鳥谷の身長が高かったらキャッチ出来てただろうなぁ。
これが起因となって2失点。3ー2と1点差に迫られた。
巨人は先発の朝井を1回で諦め、グライシンガー、マイケル、高木と、一体どこの球団だよとツッコミたくなるリレーを展開。
俺が忌み嫌っているグライシンガーが失点し、歓喜。あいつに勝ち星が付かなくて良かった。
さらに、マイケル・高木が3失点。1点差に迫られただけに阪神にとっては非常に大きい3点だ。しかし、結果的にこの得点が2010年阪神の最後の得点となってしまった。
7回。真弓監督は久保を降ろし、久保田を投入。この継投から、久保田か藤川を2イニング行かせることは容易に想像できるわけだが、藤川は終盤に不安要素を露呈してるだけに、逆に終盤にかけて調子を上げてきた久保田を2イニング投げさせたかったはずだ。しかし、久保田が3失点したことで、この青写真は砕かれてしまった。
6ー5となった8回。焦った真弓監督は藤川を登板させる。この人は感情がもろに表情に出るから面白い。特に信頼してる投手が打たれた時にそれは顕著に現れる。監督の顔が歪むのは、この回のことだった。

今日の藤川はよほどストレートが走ってなかったのか、コントロールされてなかったのか、とにかくフォークの連投。何とか脇谷、坂本を打ち取るも坂本に対しては、ほとんどストライクゾーンに球が決らなかった。
次の亀井には、粘られて四球を出してしまう。さらに小笠原が2ベース。2死2、3塁となり、ここで迎えるは、ラミレス。
ラミレスはこういうところで打つんだよなー、と思っていたら、2ー0とあっさり追い込まれる。藤川はフォークで決めにかかるが、ラミレスはピクりとも動かず2ー1。一発を捨てたラミレスほど厄介な打者はいない。
そして運命の4球目。藤川の投げたフォークが甘く入った。ラミレスはそれを見逃す打者ではない。見事にセンター前に運び2者が生還。この試合、初めて巨人がリードを奪った。
こうなると阪神打線はガチガチ。8、9回とあっさり終わり、終戦。金本が出る幕すらなかった。
7ー6で巨人が勝利。CSファイナルの進出権を手にした。

今日の試合は阪神らしいとしか言い様がないね。
ポストシーズンで勝てないトラウマ、最後まで藤川に拘った、粋ともプライドとも信念とも言える執着。ここ数年の阪神を集大成したかのような試合だった。
結局、真弓監督が中継ぎ陣を久保田と藤川しか信頼できなかったことで全て破綻してしまった。中継ぎがもう一枚足りなかったのだ。結果的に、藤川を2イニングという手段を取らざる得なかった。しかし、今の藤川の状態を考えるとそれは自殺行為だ。
藤川が終盤にあれだけ打たれたのは、ただの偶然ではない。ストレートが衰えてきたという警鐘だった。
ご存知の通り、藤川は阪神の絶対的な抑えだ。変化球・コントロールは人並みの彼が、いくつもの修羅場を切り抜けてこれたのは超一級品のストレートがあってこそだ。このストレートだけで何年も戦ってきたことは驚嘆だが、いつかは衰えもくるのが現実。そして今年の藤川のストレートは明らかにいつものキレがなかった。
それでも阪神の藤川にかける期待は変わらない。それはファンも同じだろう。藤川が阪神にもたらしたものと、今日の敗戦は単純に天秤にかけられるものではない。
藤川が今でも阪神の切り札なのは言うまでもない。藤川が打たれるということは、もう後には何も残ってないことを意味する。そして、その藤川が打たれて阪神は負けた。
阪神らしい悲劇的で美しい散り様だった。

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