ゲームのまな板

yatasanは、ゲームとスワローズが大好きです。

2011年08月

後半戦が始まってからというもの、ヤクルトは負け続けている。後半戦が始まるまでは二位と8ゲーム差あったが、現在は下三チームと3、5ゲーム差。
偶々打線が繋がらなかっただけ、偶々抑えが打たれただけ、偶々青木が不調なだけ、偶々相手の調子が良かっただけ、
と負ける度に言い訳を用意して何とか自分を納得させることに努め、キッカケを掴めばまた強かったヤクルトが戻ってくるはず、と希望を抱き続けてきたが、
水曜日の中日戦から今日の阪神戦までの試合を見て、ようやく俺も現実と向き合うことが出来た。
ヤクルトスワローズは弱い。巨人よりも阪神よりも中日よりも広島よりも今のヤクルトスワローズは弱い。
前半は巨人、阪神、中日の調子がイマイチだった為に勝ち星を稼げていたが、後半になって三チームが本来の調子に戻ると全く太刀打ち出来なくなった。
今にして思えば、信じられないような勝ち試合が前半は多かったが、ヤクルトが実力を出していたというより、相手の自滅によって助けられていた部分が大きかった。
あの時の俺は勝てばそれで良いと楽観視していたが、やはりチームの地力という面で見ると、Aクラス慣れしている三チームとは大きな差があり、その差がここに来てモロに出てしまっている。
ゲーム差は3、5。貯金は僅かに8。今まで何とか保っていたゲーム差4と貯金9の壁を崩してしまった。ここから一気に落ち込む恐れもある。

今のヤクルトは弱い。それは事実として認めなければならないし、チームの力も巨人と阪神と中日より下回っている。
しかし、ヤクルトというチームは実力度外視に勢いで勝つチームだ。09年もそうだし、昨年の後半もそう。今年の前半もまさにそれ。落ち込むと長いが、一度勢いがつくと手が付けられないチーム、それがヤクルトスワローズの特性である。
前にヤクルトへの熱意が失われつつあると書いたが、ここにきて再び情熱が戻ってきた。優勝をかけて戦う試合がこんなにも熱くて面白いものだとは思わなかった。
この10年は後半戦になると一位とヤクルトの差は凄まじく開いていたため、優勝は半ば諦めその日その日の試合結果に一喜一憂してるような状態が続き、ここ数年は応援するモチベーションも薄れていた。
しかし目標が優勝となると、やはり応援する方も力が入る。このような体験をさせてくれるヤクルトに感謝したい。
ともすれば、この切迫した状況も一種のエンターテイメントとして楽しめれば良い。一抜けなんかつまらないじゃないか。今年のペナントの主人公はヤクルト。ここまでの流れは他チームを引き付けるだけ引き付けといて、終盤に一気にブーストをかけて引き離すためのフリだと思えば良い。一ヶ月前までは二位に8ゲーム差を付けていたチームだ。それだけの力は持っている。

という希望的観測をむねに、また現実逃避してしまうのが最近のトレンド。
本当のところを言うと怖くて怖くて仕方がないんだよ。いつ抜かれてしまうのか、まだペナントは終わらないのかとビクビクしながら試合を観てる。確かに力を入れて試合を見るようにはなったけど、極端なまでに勝利主義者になってしまったというか、本当の意味で野球を楽しめていない自分がいる。
余裕だった7月から一気に落ち込んだ8月。あれだけあったゲーム差がどんどん縮まっていくことによる焦燥感。ヤクルトの優勝を夢見て10年間応援してきて、ようやく手が届きそうになったところでの失速と他チームの追い上げ。
いつも横になると順位表が頭から離れない。あと残り何試合で何勝すれば・・・というシミュレーションばかりやっている。今年優勝を逃したら数週間立ち直れないほどショックを受けるのは間違いない。
一ファンの俺がこんなにプレッシャーを感じているのだから、選手の方はもっと凄いと思う。Aクラスさえろくに経験したことがないメンバーが多いだけに尚更。

今年も弱いヤクルトと強いヤクルトの両方を見てきた。いや、前半のヤクルトが本当に強かったのかは今となっては分からない。前半に勝てたのは他球団の調子が悪かったからだけではないと思いたい。そう信じたい。これから先で証明して欲しい。

残りは40試合弱。ここからが本当の勝負。巨人、阪神、中日は前半戦とは比べ物にならないほど力を付けている。この三チームに勝てなければ首位の資格はないし、いずれ首位から引きずり降ろされるだろう。
ヤクルトが強いということを見せてくれ。前半戦のヤクルトの強さが本物ならきっとここから巻き返せるはずだ。

前に言ったと思うけど、ヤクルト戦を観に神宮球場まで行って来ます。
日帰りの弾丸スケジュールなため、東京に滞在出来る時間は僅か6時間程度。一方、移動時間は青春18切符を使うので、大体18時間程度。お値段はチケット込みで7000円ほど。
我ながら低予算っぷりが酷いが、別に東京行っても神宮以外行きたいところないし、これで良いかなと。こんな強行スケジュールに付き合ってくれる友人に感謝感謝。

明日は今日に続いての中日戦。ヤクルトの先発は前回初回持たずに8失点KOされた七條、中日の先発は前回8回途中まで完全試合だったチェンということで、どう考えても勝てる気がしないのだが、
俺が観に行った試合の勝率は8割を超えているので、きっと何とかなるだろうと希望を持つことにした。これだけ苦労して観に行って、完封負けでもしたら哀し過ぎる。大いにあり得そうだけどさ。
完封負けより怖いのが天候。明日は昼から天気の調子が悪いらしいので嫌な予感がしてならない。雨天中止だけは本気で勘弁。

初めての神宮球場。いつも甲子園で阪神ファンに囲まれ、アウェイ感がある中でしか野球を観れなかったので、とても楽しみです。試合が終わったあと、東京音頭が歌えるような展開になれば良いなと思う。

あ、ありのままに今起こったことを話すぜ・・・「9点差付けられたと思ったら、いつのまにか同点になっていた」
な、何を言ってるか分からないと思うが、俺も何が起きたのか分からなかった。流れだとか勢いだとか、そんなチャチャなものじゃ断じてねぇ・・・
ベイスボールの片鱗を味わったぜ・・・

横 8 0 0 1 1 0 0 0 0 10
ヤ 0 0 0 4 4 2 0 0 0 10

ベイスボールが発動したとしか言いようのない試合なんだけど、追いついたあとの一死二、三塁場面で押せ押せムードにも関わらず、ホワイトセルと森岡が連続三振で最低限すら出来ずに結局同点で終わってしまったところを見ると、
やっぱり野球はそんなに甘くないということと、9点差を追い付いたとは言え、ヤクルトもまだ本調子じゃないことが窺える。

経験上、大量得点差を逆転しきれなかったチームは、たとえ追い付いても最終的に負けることが多く、7回以降の打線の沈黙を見て、何となく嫌な予感がしたのだが、中継ぎ陣が嫌な流れを物ともせず良く踏ん張ってくれた。バーネットもここ数試合は打たれていたが、今日は完璧だった。

野手に関して言うと、今日は田中が起点になったと思う。4点取り返した直後の5回に一点を失い敗色濃厚の雰囲気が流れる中、尚もピンチの場面でスレッジの打球を好捕。ピンチを脱すると、その裏に先頭打者として立ち、追いこまれてから渋とくヒット。まだ諦めてないぞという姿勢を見せ、チームを鼓舞した。
いくら粘り強いヤクルトとはいえ、流石に9点差は無理だろうと思っていたけど、この前の阪神戦で7点ビハインドから9回に6点取って追いすがったことでチーム内に、諦めなければ何点差だろうとも何とかなるという雰囲気が流れてる。今日は田中が起点となってその流れを盛り上げてくれた。
とは言え、やっぱり追い付いて、更に一死二、三塁まで舞台を整えたんだから勝って欲しかったよなー。ホワイトセルは力み過ぎだっつーの。

まぁ、とにかくこれで打線は完全に復調したね。特に青木とバレンティンに復活の兆しが見られるのは大きい。バレンティンは完全に春先の頃に戻ったね。バットの軌道が真っ直ぐになってる。そろそろ6番あたりに戻して良いと思う。突然スランプに陥る人だから怖いけど。青木も走り打ちをしなくなり、下半身を据えて打てるようになってきた。

明日は館山。とにかく明日勝って、久しぶりにカード勝ち越しを達成して欲しい。
現在、7カード連続で一勝止まり。あと一歩というところでカードの二勝目が挙げられない。それは今日も同じで、限りなく負けに近い状況から追い付いて、勝利までもう少しというところで打てなかった。粘り強さは戻ったが、まだ悪い流れは断ち切れていない。明日勝てば一気に波に乗れそうな気もするが、負けるとまだグダグダしそう。
そういう意味でもとにかく大事な明日の一戦。何としても勝ってくれ。

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